2007年 ベストムービー

2007年12月29日(土) 20時20分
もう今年も終わりなのかとベストムービーを出す頃にやっと実感中です。
今年はとにかく忙しくて映画館での鑑賞できる時間が少なくて、観たくて観たくて我慢した映画もありました。

さて、それほどたくさん今年は観ておりませんが、(劇場鑑賞50本、DVD23本)ベストムービーを選ぶことにいたします。
こんだけしか観てないのに、何がベストムービーだよ、つう意見もあるが、毎年恒例だし。

でね、今年もどれが一番良かった、というダントツの作品はないので、ランキング形式ではありません。

鑑賞した順で。

エントリーNo1
リトルミスサンシャイン過去記事
とにかくシニカルな感じが非常に
それ、笑うところというのが、少しずれちゃったら、KYでねぇか?ってなぐらいな微妙な空気と登場人物、すべてのキャラクターが個性的でした。




エントリーNo2
ブラックブック過去記事
この時代の映画は時に切なく辛く真実をつきつけられ、観ているのが苦しくなってしまうことがある。
とにかくよーくできた脚本で、とことん主人公を追い詰めることにより観客は苦しくてたまらない。
どうやって主人公が満足できる人生を歩んでいくか、進んでいくか闘っていくか・・。
二転三転するストーリーの展開なのにわかりにくくないこと、誰が味方で誰が敵か?最後までハラハラドキドキの展開。本当によくできた脚本だと思いました。
カリス・ファン・ハウテンが美しすぎます。


エントリーNo3
河童のクゥと夏休み過去記事
夏休み、子供ばっかりの中で一人鑑賞。
1人で観て大正解。久しぶりに映画を見て大泣きした作品。
これ、子供向けというカテゴリーにおさめてしまうのはもったいないほど、胸を打つ言葉にはっとさせられた。
どれか1つベストムービーを、というなら2007はこれかもしれない。
千と千尋よりも私は、好き。

カンナさん大成功です!

2007年12月28日(金) 13時03分
解説: 鈴木由美子の同名コミックを映画化し、韓国のアカデミー賞“大鐘賞”で最多12部門ノミネートを成し遂げたラブコメディー。身長169センチ、体重95キロのヒロインが、全身整形で美貌(びぼう)を手に入れ、スター歌手としてサクセスしていく。監督は『オー!ブラザーズ』のキム・ヨンファ。主人公のカンナを本作で大鐘賞主演女優賞を受賞したキム・アジュンが演じる。自分自身と向き合えないヒロインの葛藤(かっとう)をコミカルに描き、誰もが笑って泣ける感動作に仕上がっている。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 身長169センチ、体重95キロのカンナ(キム・アジュン)は、美声を生かして音楽業界に入ったものの、舞台裏でスター歌手の声を当てる日々。ある日、思いを寄せるプロデューサー、サンジュン(チュ・ジンモ)が「カンナには才能はあっても美ぼうがない」と言っているのを耳にしたカンナは、美ぼうを手に入れるために大手術を決意する。(シネマトゥデイ)

今年最後の映画に行ってきました。
この題名、聞いたことがあるなと思ったら、鈴木由美子氏の漫画が原作なんですね。
ここ数年、韓国への日本文化解禁により、思わぬものが映画になったりして面白いです。
日本では、映画なんてありえないけど、韓国のからの視点からすると「これは映画でいける!!」ということで作品かしてるんだろうな。と思います。
それでもって映画化したものもそれなりに良かったりして。

さて、この映画ですが、鈴木由美子さんの漫画はある意味ギャグちっくなものがメインで、その笑いは、女の本音と建前みたいなところ。

というわけで、この作品も鈴木由美子さんの漫画らしい?コミカルな笑いを誘いつつ、セリフで、思いっきりずっしりくることを言ってます。

評価としては、非常に難しくて、まあ、話としては普通。
でも、女だからかな?どうにもずっしりと胸にくる切なさとかやるせなさとか想いとかそんなものがずっしりくるところもあって、涙してしまったシーンもありました。

★★★☆☆

とはいいつつも、すべてにおいて、賛成できるわけではなかったので、まあ、普通にしとこう。
韓国では整形は当たり前のように言われているのに全身整形への思いなんかを聞くと、だからこそ韓国で映画化されたのではないかな、と思います。

あ、ちなみにここに出演しているチュ・ジンモはキムタクそっくりでした。
かっこいい。
キムタクは嫌いなんだけど(好きな人ごめん。だって、全部、演技一緒なんだもん)チュ・ジンモはこれから期待かな。

輝ける女たち

2007年12月22日(土) 19時43分
ニースにあるキャバレー"青いオウム"のオーナーであるガブリエルの突然の死。
葬儀後、彼の遺言により、小さな誤解から疎遠になっていたファミリーが再び集まることになる。ガブリエルを父のように慕い、昔一世を風靡したマジシャンのニッキーの予想に反して、"青いオウム"の相続はニッキーではなく、彼の子供たちの手に渡ることに。そんな"青いオウム"で人気の歌姫ア、かつてニッキーを愛した元妻アリスとシモーヌ。彼女たちもガブリエルの死をきっかけに、それぞれが過去に置いてきた秘密や今抱えている問題を見つめ直し、忘れかけていた自分らしさを取り戻す。そして、ほんの少し前向きに歩きはじめることに…。

この作品が2007の最後かも知れないなー。
DVD鑑賞は多くなったけど映画を劇場で観る時間が驚くほど少なかった。
映画館に映画を観に行けるときにはしっかりと行かないと。
そして映画を観に行く時間と気持ちの余裕に感謝せねばと思う。

さて、こちらもDVD鑑賞。
わりと楽しめました。
ただ、誰と誰が親子で、誰と誰が恋仲で誰と誰の子供が・・というのを理解するのに時間がかかりました。
エマニュエル・ベア-ルが、あんまりSEXYに見えないし、ニッキーは女にもてるような設定なのにちっとも魅力的でないので感情移入ができなかった。
それに、ガブリエルの女装もなんだか不気味だったしな。

全体的にストーリーとしては歌あり踊りありとありがちなテーマをより複雑化するという手法としては成功なのかもしれない。
けど、セリフでの説明が多く、聞き逃すと、登場人物の関係やら考えがわからなくなってしまう。
そのあたりがマイナスで、どの女性の生き方にも共感できなかった、というとこともマイナスですな。

★★★☆☆

恋愛睡眠のすすめ

2007年12月20日(木) 20時20分
【ストーリー】
仕事も恋愛も何一つ上手くいかずパッとしない人生を送ってきたステファンは、
父の死をきっかけに、長年暮らしていたメキシコから母のいるパリに帰郷する。
そんな時、ステファンの部屋の隣にも新しい住人が引っ越してくる。
引越し作業中に、運搬屋の不注意でケガをしたステファンは隣人ステファニーに手当してもらうが、
引っ込み思案でシャイなため隣に住んでいることさえ言えない。
やがてステファンは、クールで知的なステファニーを好きになるが、なかなか恋は上手くいかない。
そんな現実から、せめて眠っている間だけでも彼女に会うため、理想的な夢ばかり見るようになる。
夢の中でのステファニーとの恋愛は完璧な形で展開していく。
だが次第に、ステファンは夢での出来事を現実だと思い込むようになっていって・・・。


この映画ずっと今年に入って観たかったわけですがなかなかチャンスにありつかずやっと、見ることができました。
このDVDを借りるにも貸し出し中ではないのに、なかなか私の手元に入らなかったDVD。
まず、TSUTAYAに行ったら、会員カードが2日前に期限切れ。
身分証明書なんか持って歩いてなかった私はその日は帰る。
気を取り直して、会員カードを作り直してさあ、準備万端、とはりきったら、なんとセーフガードを店員が取り忘れ、観ることができず。。
TUSTAYAの人が家まできて、セーフガードととってくれました。
バイトさんの名札に「見習」のバッチがついてたけど、今日が初日だったのか。。彼女はこっぴどくしかられたのかな?

さて、肝心の映画ですが、これは好みがほんとに分かれそう。
私は、好きです。

★★★☆☆

なんか、夢と現実の中をうまく渡ることができず朗々と生きているステファンがとてもキュート。
こういう役柄って、下手すると観てる方が、うんざりきちゃって、「もうお前はいいから」となってしまうところをそうではなくて、憎めないキャラに仕立ててくれてるんですよね。

その夢の中がものすごくロマンちっくでおとめチック。
きっと恋愛してる時はいつでもこういうステファンのような妄想とか空想とかがいっぱいで、ありえないだろ、という内容や映像なのに思わず「あーこういうのってある」って素直に思えてしまう。

それからセリフもとても粋なものがたくさん。
是非、こんな粋なセリフをと思える瞬間があるなら使いたい。
それがくさくないのよ。なんかあのステファンが言うと。
本心でこんな言葉が出ちゃったんだろうな〜と思えてしまう。

ステファン「君のことが好きだ」
ステファニー「ロマンティックに好きなの?」

とか、

ステファン「今じゃなくていいから70歳になったら結婚してくれ」とか。

すごく控えめだけど、ほんとに片思いしてる、恋愛してると出てきてしまいそうな言葉。

「ロマンティックに好きなの?」ってなかなか言葉に出てこないよね。

「女として好きなの?」って聞いちゃうもん。

まだまだたくさん恋愛をする機会が多い世代の人に思いっきりファンタジックに恋愛気分に陶酔して、片思いの甘くてせつないを別の角度からのこの映画を是非、鑑賞してもらいたい。

私は好きなタイプの映画です。

チャーリーとパパの飛行機

2007年12月06日(木) 9時06分
解説: 大好きな父の死に直面した少年チャーリーが、父からの最後のプレゼントとともに奇跡を巻き起こす感動のファンタジー。ベルギーのバンド・デシネ(コミック)の人気シリーズを基に、少年が父の死を受け入れるまでの喪失と冒険を描く。監督は『ロベルト・スッコ』のセドリック・カーン。心温まるストーリーと、最も難航を極めたチャーリー少年役を演じた、ロメオ・ボツァリスの愛くるしい瞳と大人顔負けの繊細(せんさい)な演技に注目。(シネマトゥデイ)
あらすじ: パパ(ヴァンサン・ランドン)からのクリスマスプレゼントを楽しみにしていたチャーリー(ロメオ・ボツァリス)だが、期待していた自転車ではなく、手作りの白い模型飛行機をプレゼントされてがっかりする。そんな中、パパが突然の事故で死んでしまい、ママ(イザベル・カレ)とチャーリーは途方に暮れる。(シネマトゥデイ)

★★★☆☆

とてもファンタスティックなストーリーで、チャーリーの愛くるしい顔が印象的です。
ストーリーは、先にも書いたとおりファンタスティックで、ありえないようなあり得るような話。

私としては、近所の女の子、メルセデスの破天荒な感じが気に入りました。
他は、ファンタジー、ファンタジーと割り切って観ると楽しめるかも。

父親の死をなかなか受け入れられない母と子がどんな風に父親の死を受け入れこれから生きていくのか。。
少しテーマとしては暗いけど観終わった後、爽快な気持ちになる作品でした。

映画ではチャーリーじゃなくて、シェリーと言ってる気がしたんですが??
違ったかな?

いのちの食べかた

2007年12月05日(水) 19時57分
解説: 誰もが毎日のように食べている肉や野菜が食卓に並ぶまでの過程を追い、世界中の映画祭で大反響を呼んだドキュメンタリー。現代社会の食を支えるべく、大規模な機械化によって生産・管理される食料生産の現場の実態に迫る。監督は、ドキュメンタリーを中心に活躍するオーストリア出身のニコラウス・ゲイハルター。効率を徹底して追求し機械化された農業や、淡々と映し出される食肉処理の光景に、あらためて食や生きることの意味を考えさせられる。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 誰もが毎日のように食べている大量の食品は、どのような過程をへて消費者の手に届くのか? 現代人の命を支えながらも、ほとんど知られていない食料生産の現場に密着。ベルトコンベヤーに注ぎ込まれるヒヨコの群れ、自動車工場のように無駄なく解体される牛など、大規模な機械化により生産・管理された現場の実態が映し出される。(シネマトゥデイ)

本当にドキュメンタリーで、解説や会話などもほとんどなく会話も字幕がないのでわかりません。
映像だけでどれだけ、いろいろなことが伝わるか・・。

映画を見ているときはあまり感じませんでしたが、家でご飯を食べているときにこれは、あんな風にああなって、こうやって生産されて私が食べているんだ、と実感しました。
日本とは違う方法とは思うけれど(たぶん、日本よりダイナミックではないかと思う)食べながら食の元を考えるようになった。
食のもと・・という視点もあるけれど、あれで、お肉や魚を食べるがなんとなく憚れた人もいたように思います。

人によっては退屈な内容かもしれませんが、いろいろなことを考えさせられたという意味ではなかなかのドキュメンタリーだと思います。

★★★☆☆

ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007年12月02日(日) 21時01分
解説: 日本アカデミー賞ほか数多くの映画賞を総ナメにした感動の大ヒット作『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編。前作終了から4か月後、昭和34年に春の夕日町三丁目に住む人々の姿を描く。パワーアップしたVFX技術により東京駅、羽田空港、日本橋、また当時開通した、こだまもリアルに再現。情緒あふれる風情で物語を引き立てる。キャストは前作に引き続き吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希ら豪華な面々が勢ぞろいする。VFX技術と俳優の熱演が融合し、あらゆる世代が共感できる感動のドラマに仕上がっている。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 昭和34年、東京オリンピックの開催が決定し、日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに、実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。(シネマトゥデイ)

前作がなかなか良かったし、評判もそこそこだったので行ってきました。
お金かかってるなーというのを感じましたね。
CGを駆使してということもあったりしますが、とにかくあの時代設定に合わせるために決して手を抜いていないところがこの映画をより盛りたてるんです。
この映画を見る人は、この世代に生きた人々も、もちろん観ます。
というかその世代がこの映画を見て、懐かしんだり、「あーこれあったよね」とか「車、こんな感じだった〜」と当時を懐かしんで、同じ思いに馳せることが大きなところだとも思います。

映画の内容は心あったまる、ほんわかとした内容で、つめこみすぎもあるし、こうすればいいんじゃないの?っていうのもあるけれど、そういう気持ちも一切払いのけて、「ま、こうだからこうなるんか」と文句を言いたくなくなってしまうほんわかさ。

主役級の俳優さんばかりなので、それぞれにエピソードをつけていて、少し内容をつめこみすぎてる感じもしましたが、それでもまとまりがないだとかそんなことも思わせないあったかさがよかったな、と思いました。

★★★☆☆

というわりには、★3つですが。
なかなか意見に賛成できないところも多かったりしたので。