ロシアン・ドールズ

2006年05月31日(水) 18時19分
シャンテシネのあらすじより抜粋しますが、結構、こんなところまで行っちゃっていいの?ってぐらい展開を書きすぎてます。

この手の映画は、あらすじよりも、映像の使い方や、セリフなんかに注目するところなので、いいのかな?と思いつつも、物語を大切に映画を観るという人は、読まないほうが賢明かも。

あらすじ:(シャンテシネのHPより抜粋。)
バルセロナで多国籍の男女とアパートで共に過ごした、はちゃめちゃな学生生活から5年。久しぶりにロシアのサンクトペテルブルクで再会したスペイン時代の仲間達の中に、グザヴィエ(ロマン・デュリス)がいる。
仲間の一人であるウィリアムの結婚式に出席するためだ。そして今、グザヴィエの人生においても大きな事件が起ころうとしていた・・・。

時は遡って1年前。パリ在住で、雑誌向けにラブ・ストーリーを寄稿する作家だが、苦闘しているグザヴィエ。今ではTVの脚本を頼まれることもあるが、自分が表現するものと求められるもののギャップに行き詰まりを感じていた。
祖父から「お前のフィアンセにはいつ会えるんだ?」と毎回せがまれるグザヴィエは、自分にとってパーフェクトな女性を探すことがもはや使命となっていた。かつては恋人同士だった子持ちのマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)とは今でも仲良くしながらも、彼女の服を買ったお店の販売員カッシアに、自分の電話番号を渡す。その後、カッシアから電話があり、二人の関係は親密になっていく。

そんなある日、住んでいたアパートを出て行かざるをえなくなったグザヴィエは、スペイン時代からの親友でレズビアンのイザベル(セシル・ド・フランス)の家に居候することになった。世界的に活躍するマルティーヌとは対照的に彼女の息子の子守をする自分に嫌気がさし、グザヴィエは彼女やさらにはカッシアともケンカ別れをしてしまう。

クージョ

2006年05月28日(日) 14時43分
スティーブンキングの"クージョ”を読みました。

文庫の背表紙に書いてある説明どおりがほぼ話の内容そのまんま。

背表紙に書いてあるあらすじ:子供好きの忠犬クージョは、体重が200ポンドのセントバーナードだが、コウモリにひっかかれて狂犬病をうつされた。理由のない腹立ちに苛まれて、心ならずも飼い主を襲う犬。たまたま訪れたドナとタッド母子は、炎天下、故障した車に閉じ込められた。人の不和、不安の象徴とも思えるお化けの影の下、狂った強健と容赦ない灼熱に悩まされる恐怖を克明に描いて、ひたすらコワい長編。

だけど、すごく不思議なのが、あらすじはわかっていて、結末も多分、こうなるんだろうな〜とわかりつつもついつい引き寄せられてしまうのがSキング。
もう、しつこいよー、わかったよーというシーン連発だけどあのしつこさが、余計にクージョへの怒りをかりたてるし、その他、クージョを野放しにした家族に対する憤りもあったり。
ほんとに上手い。

Sキングは、連続殺人犯をヒントに狂犬病の犬に例えて、微細なまでに家族という細かい襞まで描き出している。

キングが伝えたかったくだりがあったんだけど、何もしるしをつけてなくて、今見た限りすぐにみつけられなかった。

この作品を面白い、と言ってしまうのは問題かもしれないが、物語にひきつけられ最後まで時間を忘れて没頭してしまう作品の1つという感じだろうか。

ナイロビの蜂

2006年05月26日(金) 19時25分
最初から、突っ走っている感じでした。
もう、ずーっとひきつけるような展開と内容。

あらすじ:
それは、しばしの別れのはずだった。ジャスティンは、ナイロビの空港からロキへ旅立つ妻テッサを見送った。「行ってくるわ」「じゃ2日後に」それが妻と交わす最後の会話になるとも知らずに…。ジャスティンに事件を報せたのは友人のサンディだった。テッサは車で出かけた湖で殺された。彼女は医師アーノルドと共に、スラムの医療施設を改善する救援活動に励んでいた。今回もその一環のはずだったが、同行したアーノルドは行方不明、警察はよくある殺人事件として事件を処理しようとする…。

ピンクパンサー

2006年05月22日(月) 21時15分
期待して行ったんだけど、私の笑いのツボではありませんでした。
でも、笑っている人も劇場内は多かったし、裸の銃を持つ男あたりのアメリカンジョークが好みの人には楽しい映画なのかもしれないです。

こういう映画にストーリー性とかそういうことを求めてはいけないんでしょうが、その前に観たアンジェラがあまりにも良すぎたので、同じフランスが舞台だっただけに、こちらが軽くなってしまいました。
ほんとにお気楽にぱーっと観たいときにはいいかな。

あとビヨンセが、とっても美しくてかつSEXYでした。

これしか感想がない・・申し訳ない。
ほんとにつまらなくて帰ってしまいたくなる映画があるけれど、そんなこともないのに、感想は、以上のとおりです。

しかし最近、同じテーマ同士が続いて、ここ数日はずーっとフランスが舞台の映画ばかり。
偶然とはいえ、先日は、リバーティーンと寝ずの番、みたいな。

ダヴィンチコード

2006年05月20日(土) 21時45分
もー映画館すごい人でびっくりしました。
そして私もほんとに珍しく、前売り購入の旦那と一緒に映画です。

原作にひきつけられて普段、映画館でほとんど映画を観ない人も今回のこの映画には皆さん行く人も多いのでは?うちの旦那さんもそんな1人だし。

ただ、原作のあれだけヴォリュームある内容をどれだけ省かずに原作の良さを伝えられるか。
考えると、至難の業のようにも思えます。
どうやって、映画にするのか。映画になると聞いたとき、おいおい、大丈夫かよ、と心配しちゃいましたよ。

さてさて、感想としては・・

やはり、というか仕方ないけど、ここの部分はもうちょっとしつこかったし、そのしつこさが物語の重厚さを表しているのに、というところは否めません。仕方ない。
でも、要所要所はポイントとして押さえているようにも思います。
個人的には、この部分はもうちょっとやって欲しかったとかは多々あり。

そして、原作を読んでなかったら私には理解できなかったんだろうなーという内容でした。

それから原作とちょっとだけ違うところがあって、私は、そこはすごく大切な部分のように思えていたので少し残念です。
それにしても、よく作ったと思います。

絶対に原作を読んでから行ったほうが断然、楽しめます。

アンジェラ

2006年05月19日(金) 17時41分
リュックベンソン、6年ぶりの監督作品。
宣伝を見たときは、あんまり、そそらなかったんだけど、リュックベンソンだし、とりあえず。

白黒の映画となっているけど、映画で使う反則技?というかいろいろな技でしかけてきてます。
白黒でなかったら、これだけたくさんの反則技は使えなかったような感じもします。
ある意味、今だから使える技法を白黒で使う斬新さが新鮮だった。

これは好き嫌いある映画だしもしかしたら一般的には評価は高くないかもしれないけれど。
私は、1つのストーリーの中に、くすっと笑えるユーモラスとほろっとくる切なさが、とても好き。
久しぶりにもう1度、観たいな、と思った作品です。

ただ、ラストが気に入らなかったけど。ラストは、何度も何度もリュックベンソンが観客を裏切り続けてるのよーー。
それも最後の数分の間に!!

ラストが気に入らないのに、すごく好きになった映画。とっても不思議。

あらすじ:リュック・ベッソンが約6年ぶりに監督を務めた壮大なラブストーリー。人生を諦めかけた男が、ある不思議な美女に出会ったことで、愛と人生について再認識していく物語。主演はフランスの人気コメディアンのジャメル・ドゥブースと、彼を魅了する謎の美女アンジェラにスーパーモデルのリー・ラスムッセンがふんする。全編白黒で撮影された映像が、パリの町並みをより美しく幻想的に描き出している。

リュックベンソンに限らずフランス映画は”この監督は何を伝えたかったのか?”っていうのを考えながら(ほんとは考えずにスマートに頭の中に入ってくると嬉しいんだけど。)観るようにしてます。
それからフランス映画の醍醐味は、バランスの妙も楽しい。
例えば、主人公とアンジェラ身長のバランスの悪さとか、白黒だからトイレの中は白黒が大いにいかせるインテリアや壁の模様。
すごく計算されています。

そしてニキータと同じコスチュームで、登場のアンジェラには笑っちゃったな。

RENT レント

2006年05月11日(木) 20時31分
またもやミュージカル映画ですが、これは有名なミュージカルが映画になったものです。

あらすじ
演劇界のアカデミー賞であるトニー賞など、数々の賞に輝く伝説のミュージカルを映画化。'90年代のNYを舞台に繰り広げられる、芸術家の卵の青年たちの物語を、歌にのせて描く。
NYのイーストビレッジ。ミュージシャンを目指すロジャーは、エイズ・キャリアで元麻薬患者。ゲイの映像作家の卵マークと同居している。寂しいクリスマス・イブを送っていた彼らの元に階下のミミが訪れ、ロジャーは恋に落ちる。

基本的にはミュージカルってあんまり好きなジャンルではない(と言いつつ、わりと観てて、大好きな映画はヘドウィッグですが)んですが、ストーリーとしてもなかなか良くできていたと思います。

ほんとに舞台から映画になった、という感じと映画にしたんだぞ!という映像表現(例えば、マークが写した映像を8mmっぽく写すあたり)もあります。

ミュージカルベースになると私の場合どうしても、ストーリーに入り込めないところがあるんですが、これはわりとすんなりストーリーに溶け込めました。

それから観た映画館が東劇で観たので、大きい分、音楽を楽しむことができたところが自分なりに成功です。

あまり笑ったり泣いたりというさまざまな種類を一気に味わうことが映画で、できないことが多い中、喜怒哀楽が激しい隣のマダムが大笑いしたり、泣いてみたりして、結構、そっちが私気になっちゃったりして。。

このミュージカルを舞台で観たいな・・。

ただ、皆が大絶賛してるほど入り込めなかったのは、ミュージカルだと入り込めない性質だからかな。

GO

2006年05月09日(火) 9時20分
この映画観てないんだけど、原作を読んで観たいなーと思った。

すごく主人公の男の子がかっこいい。ほんとに。
でも・・
少しね、自分の持ってる知識をひけらかしすぎで、そのあたりはかなり退屈だった。
恋した杉原という女の子と付き合い始めてどんなことで2人がデートしたかってことだったんだけど、なんかどうでもよくて。(笑)
どっちかっていうとこの恋愛の部分よりも、親子関係の部分が良かったと思う。
この話では、恋愛、友情、家族の部分を中心に書いてるわけだけど、やっぱ父と子の、最後の大喧嘩してもう、死ぬ寸前まで殴りあうところは、最高に面白い。

この人の話って、徹底的に愛のムチで死ぬ直前までやるところが笑っちゃうのよね。
なんか熱いとさめてるところの極端さがいいの。

フライダディフライは、映画しか観てないけど、この映画も面白かったな。

小説というよりもあくまでも娯楽本としてさらーっと読めます。

ヴァイブレータ

2006年05月09日(火) 9時11分
メタローグ:壊れを抱えた時代と心と言葉にシンクロし、共鳴して震えている作品である。神経を病みかけた女が元不良のトラックの運ちゃんと旅をする典型的なロードノベルだが、語り口ではまったく新境地を開拓している。自らの傷を掘り、切り開いた痛みを味わい、身体に耳を澄ませ、その壊れの通路から他者とつながる道を初めて見いだしている。しゃにむに問いつづけ、求めつづけるその文章は当然、不安定で不定型だ。いわば「作家」の文章という地位に居すわっていない。それがむしろこれからの作家の重要な資質の条件だという気がする。(清水良典)

amazonで、評価をみるとわりと高いんですね。
びっくりしました。
確かに感情を綴っているので、入りやすいし読みやすい。

この本って共感できた人は、良かった、と実感するのかもしれないのですが、なんというか、私は共感する部分が少なかったし、得るものもなかったので、ごめんなさい、という感じです。

作者の自由な文章、ってことも話題らしいけど、今、ブログとかで個人で自由な言葉で書いている人も多いし、新鮮味はないです。
多分、発売された当初に読んでいたらもしかしたら、衝撃があったのかと思うけど、今の時代では、こういうのってよくありそう。
映画も観る気、全くなし。ごめんなさい。酷評で。

自由な文章、自由な言葉、なら町田康のほうが、すごいと思うな。

草の花

2006年05月05日(金) 19時22分
これは本屋大賞だったんですか??
家にあって買ったかうちの旦那さんが私に貸したのかもさっぱり覚えてなかったんですが、文庫本で読むものが欲しかったので、とりあえず、という感じです。

最初の導入の部分はとても衝撃的で。

作りとしては、最初は、主人公汐見の病気と病棟での生活が綴られています。
その中で、”私”が出てきますが、彼は主人公汐見の病院での友人?という設定です。

汐見は、手術をその病院の名医に依頼し、最終的には”実験台としてでもいいから手術してくれ”と懇願します。