水曜の朝、午前三時

2006年04月30日(日) 16時45分
作者は絶対に女性かと思っていたんですが、作者名を見たら男の人でびっくり。
結構、有名な話なのに、知らずにいました。恥。

話の作り方としては、癌におかされ、余命いくばくかしかない直美が、自分の娘に手紙と言う形式で自分の恋愛をメインにした人生観や考えを綴った形式。

恋愛というのがメインのように思えるけれど、そうでもなくて、1970年代における女性の立場としての苦悩なんかも切々と語っている。
この時代に才能と実力を持った有望な女性が時代という中で何人潰されたか。
そう考えると悔しい思いもある。でも、そういう女性がいたことで日本はまだまだ男女差別が厳しいけれど、30年以上経った今、漸く、社会進出の兆しが見えている。

リバーティーン

2006年04月29日(土) 9時52分
これも、やっとこさ行くことができました。
あーあ。やっぱり水曜にいけないのはつらいっすねー。

あらすじ:個性派俳優ジョニー・デップが、自由を愛し短い人生を駆け抜けた、17世紀の実在の詩人ジョン・ウィルモットに扮したドラマ。ウィルモットと3人の女性の愛の物語が描かれる。
才能を持ちながらも、国王の親族の前で卑猥かつ政府批判を含んだ詩をよみ、追放されていたウィルモットがロンドンに戻ってきた。彼はある日、小さな芝居小屋で駆け出しの女優バリーと出会い、彼女を育てようと決める。

これ、Jディップの魅力というかSEXYさが思いっきり出てて、ファンだったらたまらないはず!
もう、かっこいい
なんか、Jディップって一癖ある役しかやらないところが彼の持ち味の1つだけど、やっぱりあの素敵できれいなお顔で、愛をスクリーンの中でいいから語って、語ってって思っちゃうの。
その観点からしたら、ネバーランドの未亡人を見つめる瞳も最高でしたけど(おほっ)

しかし、これもなかなかの曲者の役どころ。
Jディップが脚本の3行でこの役を決めた、というのは有名な話だけど、導入の語りの部分は、確かに今までにない伝記の作り。
「自分のことを愛するものはいない・・」みたいな。正確には覚えてないんだけど。

うーん・・
でも、作品としては、Jディップは確かに、個人的な趣味でかなり良かったけど、映画全体としては、昨日書いた、寝ずの番と同じ日に見たので、なんだか偶然とはいえ、同じ下ネタ系な感じで、人間ってやっぱりそっちなの?と思わずにはいられなかった。

ネタバレありの追記・・

寝ずの番

2006年04月28日(金) 17時44分
マキノ雅彦(津川雅彦)初監督作品として、話題にもなっていた寝ずの番。
映画館での宣伝もかなりインパクトある笑いで宣伝してました。

私はどっちかっていうと、マキノ雅彦監督作品ってことに興味がなくて、中島らもの原作の寝ずの番が映画になった、ってことに興味がありました。
この原作は、大好きらも作品なので、もちろん読んでましたが、あまりのばかばかしさに、笑ってしまった作品。
セリフが多いし、もともとのらもさんらしさが出てて、下品だけど「もう、やだー」っていう女っぽさを捨ててくすっと笑っちゃうような原作が好きだったの。

映画になったときは、ずるーい。原作があんなに面白いんだもん、映画にしたら面白いに決まってる!と映画館の宣伝で周囲が笑ってる中で一人、怒り。

と言いつつ、やっぱり観にいかなきゃで、やっと高い金出して行って来ましたよ。

でね、感想は、ほんとにありがちな感想で悪いんだけど、やっぱり原作の方が面白かった。

なんかね、あーここは笑うところなんだろうなーって場面がいくつもあるんだけど、間が私と合わなくて、どうも、笑えなかった。
そもそも下ネタをおかしい、って思わない性質だからかもしれないんだけど。
1000円、レディースデーじゃなかったから、なんか損したかも。1000円なら、これぐらいでも納得したけどね。

でも、原作は面白かったよ。らもが亡くなってしまったことが本当に哀しく思えた。
らもの原作と映画ですごく良かったのは「お父さんのバックドロップ」かな。
あれは、らも独特の笑いと涙がぎゅとつまった感じ。

津川さんの娘さんが出てたけど・・やっぱり彼女って女優向きじゃないのよね。
あの2人から産まれたのに華がないつうか。
この作品に出てた女優さんたちは、かなり捨ててたところがすごかった。
やっぱマキノ雅彦の作品に出たかったのかなー。
高岡早紀、なんかすげかった。あんまり好きじゃなかった木村佳乃(名前忘れて、今、HPを急いで探しました。)が私の中でランク上げ。
私の中でランク上げされてもね・・名前忘れちゃってるしね。

ぼくを葬(おく)る

2006年04月26日(水) 19時55分
あらすじ:「あと3ヶ月―。いや、1ヶ月かもしれない。」
31歳、気鋭の美しきフォトグラファー ロマンがある日突然受けた死の宣告。
そこから始まる本作、我々は動揺と絶望に揺れながら死に向かうロマンの
旅路に付き添い、彼が自分の運命に抗い、やがてはそれを受け入れていく
過程を共に体験することになる。
突然、命の期限を告げられたとき、人は悲劇にどう折り合いをつけ、
どこに生の意味を見出し、何を選ぶのか?
リアルに、そして真摯に‘死’を見つめることで‘生’を輝かせ‘愛’を讃える
『まぼろし』('01)を凌駕する感動作がここに結実。
果たして彼は自身の死とどう向き合い、
自身の亡い未来に何を残そうとしたのか―?
ロマンの生き様が、我々の心にいつまでも消えない希望の灯をともす。

感想:
なんとなくテーマがありきたりというか・・ほんとは生きているうえでこういう状態に直面したら、大変な出来事だけど、映画のテーマの題材としてはなんとなくよくある話。
でも、フランソワ・オゾン監督だから観てみようというか。

全体的にはオゾンっぽさが諸所にあって私はなかなか気に入りました。
ラストは、まさに、フランソワーズ・オゾンだ、どうだ!!って感じです。

そして、なんと言ってもセリフが、洒落ているの。

例えば父との会話。
父:「母さんに心配させるな。」
ロマン:「それ、父さんが思ってることだろ」
父:「あ、こういうの癖なんだ

次に暇そうなレストランでのウェイトレスとの会話
ロマン:「暇そうだね」
ウェイトレス:「静かなところでしょ。気に入ってるの」

追記は、大いにネタバレ。

リトル・イタリーの恋

2006年04月19日(水) 20時40分
ラブストーリーと聞いていたので、ちょっとだけ期待はしていなかったのとネットで見たロゼッタ(アメリア・ワーナー)の顔のアップ写真がちっとも魅力がないし、単館系だから、もしかしたらつまんないかもな、なんて。

私の率直な感想を書くと、こういうの好き。
かなり私の中では、高順位です。(評価は分かれてるみたいですが)
出てくる登場人物1人ひとりに味があってどれも「憎たらしい、こいつ!!」というキャラがいないのが特に好き。
周囲は皆暖かくいい人に囲まれた設定で、人間ってやっぱり長所も短所もあるし、そういう部分の人間のささやかな部分が上手にかみ合った作品だと思う。
ちょっと、できすぎじゃないー??というところもあるけれど、そのできすぎ感が、やすらぎというかほほえましさすら覚えた。

兄弟が頭を良いタイミングで「ぽか!」とこつくときがあるんだけど、その間がなんとも言えず良くて、そのたびに笑ってしまいました。

どうなっちゃうの、どうなっちゃうの?とこの安らぎ系の映画ももちろんあるわけで、それでも余計なストレスを感じずに観れる映画って好きだな、みたいな。

女系家族

2006年04月16日(日) 14時00分
ドラマになった女系家族。
なんとなくその宣伝などを見てると、すごくどろどろした印象。

まさにこの小説も、人間の本当に醜く卑しい部分がたっぷりとえががれている。
あそこまで人間、醜くなれるものかと思うほど。
しかも血縁関係のある者同士が、あそこまで腹の中の裏の裏まで探りあい、化かしあいだましあい、本当に回りに信用できる人など世の中にいるのか、という気分にまでなってしまいます。

しかし山崎豊子氏の小説は、描写がとにかくうまい。
場面がぱっと思い浮かぶし、登場人物がどのように視線を動かしたか、なんてことまでわかってしまう。

これだけ人間の嫌な部分ばかり出した小説に、ドラマ出演したよなーと関心。
誰が主役かさっぱり本ではわからないし、実際、登場人物全員が主役級で灰汁が強いので、ドラマのHPはもし本を読むなら読まないほうが面白い感じがする。

ネタバレありなので後は、追記で。

あらすじ:大阪・船場の老舗矢島家は代々跡継ぎ娘に養子婿をとる女系の家筋。その四代目嘉蔵が亡くなって、出もどりの長女藤代、養子婿をむかえた次女千寿、料理教室にかよう三女雛子をはじめ親戚一同の前で、番頭の宇市が遺言書を読み上げる。そこには莫大な遺産の配分方法ばかりでなく、嘉蔵の隠し女の事まで認められていた。…遺産相続争いを通し人間のエゴと欲望を赤裸々に抉る長編小説。

プロデューサーズ

2006年04月15日(土) 18時14分
あらすじ:落ち目の舞台プロデューサー(ネイサン・レイン)と小心者の会計士(マシュー・ブロデリック)は、必要以上に資金を集め横取りするために、失敗間違いなしの最悪の駄作をブロードウェイで上演する計画を練るが……。

ユマサーマンがすごく楽しみで行って来ました。
今回のユマサーマンは、キュートで可愛いくてセクシーです。
とにかく手足が長くて、細くて、うっとり。
おそらく、舞台プロデューサー(ネイサン・レイン)と小心者の会計士(マシュー・ブロデリック)が小さくてユマサーマンが頭一つ分ぐらい大きいんですね。
そのアンバランスも良かったりします。
それから、真っ白な部屋にユマサーマンがペンキで色を塗り替えるんだけど、その真っ白になった部屋とユマサーマンの水色のワンピースがすごくきれいにマッチしていたな、と。

さてさて、肝心のストーリーと感想です。

うーんと、私、アメリカンジョークって苦手なんだけど、今回は、なかなかくすっと笑えるところが多く楽しめました。
あくまでもミュージカルのコメディちっくな内容なので、ストーリーに内容とか深みとかそういうことはあまり期待せずに、ミュージカルとコメディーば部分に視点を絞ればまあまあ良かったかな、という感想。

やはりこの映画は、ドールビーデジタル?みたいな音響がしっかりしている映画館で是非、楽しんでもらいたい映画だな、と思います。

なんだか感想というかそういうのはほとんどないっぽい感じだけど。
そうなの。
観て楽しんで、笑って、というのがこの映画かな。

あとは、ユマサーマンのスタイルの良さとか、バランスの良さとかそこも見所かな。
シカゴとはまた違うと思うけど、うーん・・この映画のほうが好きかも??しんない。
シカゴ、どんなんだったかストーリーの部分は忘れてしまったって事もあるんだけどね。

痩せゆく男

2006年04月01日(土) 17時02分
映画に比べて本はペースが遅いにゃー。反省。

本日は、リチャードバックマン痩せゆく男というのを読み終わりました。
リチャードバックマンとはご存知スティーブンキング様なんですが、なぜにわざわざ変更してるのか私的には謎。多分、きちんとした理由もあると思うんですが私は知らないんで、謎。
別にキングが読めればいいので、どうでもいいっちゃいいんですが。

キングに関して言うと、翻訳しか読めないんで、非常に物によっては読みにくいものが多くて。
今回も少しそのあたりが心配だったりしたんですが、これに関しては、その心配は不要でした。

テーマがわかりやすかったことと登場人物があまり出てこないところが良かったのかもしれないです。

とにかく、痩せてゆく・・というフレーズがすんごく気にいちゃって。

総合的には、私はなかなか楽しめたという感じです。たまーに長編かつ読みにくくて、いつになったらこの話って終わるの??ということが稀にキングさんの場合あるんだけど、これはそういうのなし。
通勤以外でも、すぐに読みたくて寝る前も読んでました。

ネタバレになるので追記します。