運び屋

2019年03月13日(水) 12時39分
解説:「The New York Times Magazine」に掲載された実話をベースにしたヒューマンドラマ。麻薬を運ぶ90歳の男に待ち受ける運命を描く。監督と主演を務めるのは『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』などのブラッドリー・クーパー、『マトリックス』シリーズなどのローレンス・フィッシュバーンらが共演する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:90歳のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、家族を二の次にして仕事一筋に生きてきたが、商売に失敗した果てに自宅を差し押さえられそうになる。そのとき彼は、車で荷物を運ぶだけの仕事を持ち掛けられる。それを引き受け、何の疑いも抱かずに積み荷を受け取っては運搬するアールだったが、荷物の中身は麻薬だった。
シネマトゥデイ (外部リンク)

イーストウッド作品は重くて辛い時があるので
少しためらいましたがこちらはどよーんとした気持ちにならなくて良かったです。

何よりもイーストウッドが作品に主演しまだ映画作品を生み出していることが感動的。
90歳の役柄がぴったりだしまだしっかりと歩き車も運転し
100歳まで生きてもっともっと味のあるものを作ってほしいと思いました。

作品はあらすじのとおりなおですが
ちょっとしたジョークなんかも入り暗いだけの作品ではなく
今のアメリカでも悪者扱いのメキシコ人の本物の悪党たちと
少しずつ心を通わせていく姿なんかも
なんだかしんみりします。
でも、主人公アールの一番心を通わせられなかったのは家族。

イーストウッドもやはり「家族」あってこそ。
そうこの作品は家族愛がテーマです。

最後に出てくるメキシコ人の下っ端は
アールになんとなく祖父のような感情を抱き始め
アールも孫のようにアドバイスをします。
そのメキシコ人は孤児で
ボスに拾われ親のように育てられた現在があります。
やはり悪いことでも裏切れない。

そんなちょっとした男同士や血縁関係のない親子関係も
うまいこと作ってますね。さすがです。

で、メキシコ人の大ボスはなんとアンディ・ガルシア。
めちゃセクシー。
殺されちゃって車のトランクに入れられちゃうけど
イーストウッドの作品だから引き受けたのかもなーなんて思います。

警察官はブラッドリークーパー。
最近では常連のように出ています。
彼の演技が好きなのかな、イーストウッドは。

手腕と慣れてるけど丁寧な作り込み
感情の持って行き方などはさすがです。

まだまだこの作品を見る限りでは監督としてもいけそうな感じなので
元気でたくさんの作品を作ってほしいと願います。

イーストウッド並みに俳優から映画監督でここまで成功してる人って
いないですよね?

いつもより辛く重くなくでも
メッセージは深くそんな作品。

おすすめ。

★★★★☆