スノーデン

2017年02月08日(水) 20時53分
解説:名匠オリヴァー・ストーン監督が、アメリカ政府による国際的な個人情報監視の事実を暴き世界を震撼(しんかん)させた「スノーデン事件」の全貌に迫る人間ドラマ。CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員だったエドワード・スノーデン氏がキャリアや恋人との幸せな人生を捨て、重大な告発を決意するまでの過程を描く。スノーデン氏をジョセフ・ゴードン=レヴィット、その恋人をシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、オスカー女優メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソンらが脇を固める。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:2013年6月、元CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の内部告発により、アメリカ政府がひそかに作り上げた国際的な監視プログラムの存在が明らかになる。そこに至る9年の間、国を愛する平凡な若者はテロリストばかりか民間企業や個人、同盟国までも対象とされ、全世界のメールや携帯電話での通話が監視されている現実に危機感を募らせていた。 シネマトゥデイ (外部リンク)

なかなかタイミングがあわずでしたが本日ついに行けました。
以前にあったドキュメンタリー映画は観てません。
ドキュメンタリー作品を観てみておけばよかったと反省。

作品自体はさすがのオリバーストーン。
抜け目なく作り上げています。
主人公を演じたジョセフ・ゴードンはすごくよい演技。
スノーデンがラストに出てくるのですが
口調やしぐさもそっくりです。
婚約者も作品だけかと思いきや実物も可愛かったですねー。
しかも彼女はこんなに繊細でセンシティブな仕事をしている彼を
ずっと支え続けているところに非常に好感が持てますし
女性としての芯の強さ、賢さを感じます。
普通、あんな状態なら愛想をついてしまう人の方が多いと思います。
それ以上にスノーデンが若者らしい実直さと人間性に魅力が
あったのかもしれませんが。

作品自体はドキュメンタリーであり
世界を震撼させた話です。
しかし日本ではあまり話題にならず
知らない人も多かったはず。
オリバーストーン監督作品でありながら
あまり上映している映画館が少ないのも残念です。

彼はなぜ告発に踏み切ったか。
彼ぐらいの優れた能力があれば
仕事を辞め別の職に就き
恋人とひっそり家族を持ちながらつつましく生活ができたはずなのに。

私のような一市民で特に何も悪いことをしているつもりもない人間にとって
世界中の人間が監視されていると言われても
どうせつまらない人間なので、といったところで・・
ことの重要性がイマイチぴんと来ないといえばぴんと来ないような。

作品の内容は事実であるので
それをどのように映画作品とするか、となると
素直に作品としては引き込まれ楽しめました。
オリバー・ストーンとは相性が良いというのもありますが
彼がわざわざスノーデンを映画にする意味とは何か。
そんなことを思いました。

2016年の作品ですが
ラストのクレジットの1つにトランプ大統領が(恐らく選挙前のはず)写されていました。
さてこれからのアメリカはどうなるのか。
オリバー・ストーン監督の作品のラストまで手を抜かないところさすがでした。

それにしても頭が良いというのは
生きていくのに
単純作業ができないものなんですね。
あれもこれもそしてああしたらこうなって、と考えてしまうもんなんですね。


★★★★☆

ストーリーがどうというよりも映画として楽しめました。