ゴールデンスランバー

2010年02月02日(火) 20時52分
解説: 人気作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』に続き中村義洋監督が映画化したサスペンス。巨大な陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の濡れ衣を着せられた宅配ドライバーの決死の逃避行をスリリングに描く。主演は、中村監督の『ジェネラル・ルージュの凱旋』でも共演している堺雅人と竹内結子。そのほか吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、柄本明といった実力派キャストが顔をそろえる。
シネマトゥデイ(外部リンク)


あらすじ: 凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。


伊坂幸太郎作品=中村監督が定着してきましたね。
あ、ジェネラルルージュも中村監督ですが。
そして出演メンバーも中村監督の好みが出てきています。

堺雅人はここ最近では中村監督作品によく登場。
竹内結子もジェネラルルージュにも。

そして「フィッシュストーリー」と「アヒルと鴨・・」の濱田岳も今回登場。


伊坂作品自体が大どんでん返しだとか
小道具づかいが上手な作家だし
読んでいてもぐいぐいと吸い込まれるような作風。

動機よりもトリックに重点をおいています。

「火曜サスペンス」のように、殺人犯の動機なんかではなくて
最終的に何かを一致させて「そこでこの人とこの人の仕事がいきる」とか
「この人とのつながりがここでくる」みたいな
そんなところです。


原作を非常に愛している人には原作に忠実と言う意味で、
高評価のようですが、
私は原作は今回読まずにいました。

伊坂作品はトリックがキモ。
それが原作でわかってしまうと映画の面白さが半減してしまったという
経験が以前にあったから。

「アヒルと鴨・・」なんてまさにそうです。

そして私は、そこそこに楽しめました。

細かいところをあげたらきりがないけれど
この人の作品は、ありえないような事実を登場人物に渡して
登場人物がそれによりラストに向かって行動を起こす、みたいのが
多いのだけど
今回もいつものパターンでした。

細かいところを見ると、
真犯人は誰だとか真意はどこにあるとか言いたくもなるのだけれど
この作品は、ラストで、トリックが解ければ良いわけでして。

単なる娯楽作品、というわけですな。

日本映画らしくない突っ走りぶりと
話の展開は良かったのではないでしょうか。


一種の娯楽ものとして割り切って鑑賞し、
自分に何かを投じてくれる深刻なものではなないので、
映画に何かを求めるなら薄っぺらく思えるかもしれません。


そういうこと、そういうことですか。

とラストで感じれれば良いのかと思います。



というわけで私はそれなりに関心させられましたし
展開の中ではらはらドキドキもさせてもらったかな。



★★★☆☆


お葬式は2回も仲間の中であったのかなー。
とかそんな細かいこともふと思ってみる。