ウォーリー

2008年12月18日(木) 18時19分
解説: 西暦2700年の荒廃した地球と広大な宇宙を舞台に、独りぼっちで地球に残された“地球型ゴミ処理ロボット”WALL・E(ウォーリー)の恋と冒険を描くファンタジーアニメ。ウォーリーが初恋のロボット、イヴを救うために宇宙へと冒険の旅へ出る。ディズニー/ピクサーによる製作で、監督は『ファインディング・ニモ』でアカデミー賞を受賞したアンドリュー・スタントン。地球環境が危ぶまれている今、壮大で美しい宇宙と対比して廃虚となった地球の姿が切ない。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続ける“地球型ゴミ処理型ロボット”WALL・E(ウォーリー)。ある日、地球にイヴという名のピカピカのロボットが現れた。ずっと孤独だったウォーリーはイヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい……。(シネマトゥデイ)

インターネットでチケットと座席を購入して、なかなかよい位置だったのに、左右はカップル、前後は女子高生グループ、と皆、わいわい楽しそうな雰囲気で、一人で観にきた私を久しぶりにさみしいと思いました笑

それから、字幕を選んだのですが、小学生ぐらいのお子さん連れと、幼稚園のお子さん連れがいて、わかるのかな?と思ったのですが、ほとんどセリフもないので、大丈夫だったと思われます。

私の後ろに座っていた女子高生グループがいちいち「きゃーかわいい!」とか反応しまくりだったんですが、確かに愛くるしいのです。
ロボットのくせにウォーリーって。
これがまさしくディズニーとピクサーマジックで、ロボットに表情を注ぎ込んでしかも女子高生に「可愛い!」とまで言わせてしまうこのマジック。
さすがというしかありません。
女子高生のように「きゃー」と口には出しませんでしたが、私も母性はくすぐられましたもの。

ウォーリーはともかく、どうみても無機質なアイボのようなイヴ。
このイヴがね、感情がまるでなさそうなロボットのくせに、映画の中では大奮闘。
ウォーリーよりもこの無機質そのもののまんまロボットに感情移入するほどまでにキャラクターを作り上げたディズニーとピクサーにはただただ脱帽です。

そして何といっても、CGのすごさ。
もう、年々、すごさが増してきて、「宇宙ぐらい軽く表現できる」というのをまざまざと見せつけられたという感じでした。
とにかく視覚というのでしょうか。
長年、画家が苦労して作った遠近法だとか空の色だとか、素晴らしいほどリアルに作り上げているのです。

しかも実写がほとんどないので、変なCG感がないのも成功の秘訣かと。

で、ストーリーは?
ということですが、至って平凡、ありきたりな話でして、このCGとウォリーとイヴの表情があるからこそまあそこそこの話でも素晴らしく感動してしまうといった感じでしょうか。

訴えてることはいつだってディズニーは優等生だしね。

このCGを駆使したウォーリー。
是非、映画館で堪能ください!

★★★☆☆


宮崎駿監督が、ポニョをあえてCGを使わずに作成した話のほうがなんとなしにかすごいな、と感じてしまうのは私だけでしょうか。