アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

2016年12月28日(水) 20時42分
解説:ドローンを使い、戦場から遠く離れた場所で進められる現代の戦争の闇を描く軍事サスペンス。罪なき少女を犠牲にしてまでテロリストを殺害すべきかという究極の決断を通し、真の正義やモラルを問い掛ける。キャストにはオスカー女優ヘレン・ミレン、『ニード・フォー・スピード』などのアーロン・ポール、『ハリー・ポッター』シリーズなどのアラン・リックマンらが集結。監督は『ツォツィ』などのギャヴィン・フッド、プロデューサーをオスカー俳優コリン・ファースが務める。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:イギリス軍諜報(ちょうほう)機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ケニア・ナイロビ上空の偵察用ドローンからの情報を基に、戦地からほど遠いロンドンでアメリカとの合同軍事作戦を指揮している。大規模な自爆テロ計画の情報をキャッチした彼女は、アメリカの軍事基地にいるドローンパイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃を命じるも、殺傷圏内に少女がいることが判明し……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

今年最後の映画かな。
無理矢理行ってきました。
劇場がすごく混んでてびっくり。
私のような仕事が終わった人が多いのか
大掃除が疲れたのか驚きました。

作品はドローンで攻撃する
きっとあるだろうな、という感じです。
ただ戦場にも行かないのに軍服を着てるとか
突っ込みどころもありますが
そのぐらいないとやはり事件は会議室でおきてるんじゃない、って感じに
なっちゃいますから。

責任のなすり合いをしつつも
でも死なないよね?君たちは。
バッシングを受けても戦場で死ぬことはない。
そんな矛盾を感じつつも
サスペンス調でドキドキする。

1人の少女の存在だけが
「生」という存在です。
それを最初から最後までひぱって
うまくサスペンス調にしています。

こんな風に遠隔操作し
人間の生命をコントロールしてしまう時代が
もう来てるかと思うとぞっとします。
なんとなく遠隔ではゲームの上手いだけの人が
体力やメンタルを鍛えている人よりも
戦場を支えてしまう時代が来てるのですかね。

作品としては楽しめます。

★★★☆☆(3.5)


この世界の片隅に

2016年12月11日(日) 19時23分
解説:「長い道」「夕凪の街 桜の国」などで知られる、こうの史代のコミックをアニメ化したドラマ。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。監督にテレビアニメ「BLACK LAGOON」シリーズや『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直、アニメーション制作にテレビアニメ「坂道のアポロン」や「てーきゅう」シリーズなどのMAPPAが担当。市井の生活を壊していく戦争の恐ろしさを痛感する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ひっそりと公開され
今や私の地元の映画館でまで上映することになったほど
じんわりと話題の作品です。

有名な人が一人も声優をやっていない、かと思いきや
主役は「のん」(本名能年玲奈)さん。
彼女の少女らしさと子供らしさが一緒になった声は主人公にあっていましたね。

ストーリーは戦前、戦後を生きる
1人の女性すずを通した物語。

ドキュメンタリーのように
特に誰かの感情がメインに出てくることも少なく
淡々と当時がぼんやりしたアニメーションで繰り広げられます。

すずはぼんやりしていて絵の描くのが得意な子。
自分の意思をはっきり持つわけでもなく
なんとなく昔のしきたりで
見たこともない人と結婚し
初夜を迎え普通の人生を送ります。
家族との絆、当時の炊事、洗濯、そして戦争と
時代は流れ時の流れに流されるすずの中にも
少ないながらの感情表現を
山場でぼっと爆発させます。

私は1カ所だけ泣けたかな。
なぜこんなことになってるのか。
押しつけがましいお涙頂戴ではなく
すずの率直な言葉に涙があふれました。

他は淡々と進みます。
戦争が、原爆が落とされたらそのタイミングで
このストーリーは終わるのか?それでも
戦後も生き残った人の人生は続き
アメリカの占領下での日本をラストの数分で表現し
静かながらに力強く生きていこう、家族とみんなで手をとって。

そんな静かながらの確実なメッセージが
じんわりと伝わり終わります。

どうということもない作品にも思えますが
これが映像豊かな宮崎駿監督だとまたちょっと違う。
君の名は、でも違う。

また新たな日本のアニメーションが生まれたのかな、と思いつつ
多くの人が
エンドロールまで座っているのがこの作品の底力を感じました。

なんとなしや最後まで座ってしまう、そんな作品。

このまま穏やかにのんびりと暮らせたらどんなに良いか。
愛する人と大笑いできるだけの日々だったらどんなに良いか。

そんなささやかな忘れてしまう現在の日本を
もう一度生活を通して鑑賞できる作品でした。

★★★★☆

マダム・フローレンス! 夢見るふたり

2016年12月07日(水) 20時58分
解説:ニューヨーク社交界の顔にしてソプラノ歌手でもあった実在の女性、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにしたドラマ。絶望的な音痴であるにもかかわらずソプラノ歌手になる夢を追う彼女と、それをかなえようと奮闘する夫の姿を描く。監督は、『クィーン』などのスティーヴン・フリアーズ。アカデミー賞の常連メリル・ストリープと、『アバウト・ア・ボーイ』などのヒュー・グラントが妻と夫を快演する。インパクトのある歌唱シーンや、夢を持つことの尊さを訴えた物語に魅せられる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ニューヨーク社交界のトップとして華やかな毎日を送る一方、ソプラノ歌手を目指して活動しているフローレンス・フォスター・ジェンキンス(メリル・ストリープ)。しかし、その歌唱力は音痴というしかないレベルであった。夫シンクレア(ヒュー・グラント)は、マスコミを買収したり、理解者だけを集めた小規模なリサイタルを開いたりと、病を抱えながらも夢を追う彼女を支えていた。そんな中、フローレンスがカーネギーホールで歌いたいと言い始め……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ヒュー・グランドとメリル・ストリープ。
年齢からしても夫婦にしても離れすぎていて
おまけにヒュー・グランドが役の中で
別の女性と住んでることに最初はついていけませんでした。
いつになったら二人の関係がわかるのか、と
思いましたが
本当に夫婦だったんですね。

作品の中にある何かは
メリル・ストリープの演技があるからこそ。
お金持ちの道楽のようにしか見えなかったりもします。
お金でなんでも買えるんだ、って。
夫はそんな彼女のために奔走します。
愛というか養ってもらってる風にも見えます。

でも彼女のあのおおらかで憎めなくキュートな性格は
夫も本当に彼女を愛している違いないのです。
ビジネスとは思いつつも
彼女の良きマネージャーとして
彼女が傷つかないように楽しく生きられるように
そんな細やかな配慮のできるかっこいい男。

どうしてもやっぱりお金かなあ、とか思っちゃったりもします。
でもやっぱり優しくて気の利いて奥さんに尽くす男性は素敵。
ヒュー・グランド、年をとりましたがかっこよく見えました。

ピアニストのゴズメも良かったです。

コメディでなんだか最後にほんわか。
安定したキャスティングで観れます。

普通に楽しめます。


★★★☆☆(3.5)



マイ・ベスト・フレンド

2016年12月03日(土) 9時22分
解説:『ローラーガールズ・ダイアリー』などのドリュー・バリモアと『リトル・ミス・サンシャイン』などのトニ・コレットが共演したヒューマンドラマ。幼少期から仲がいい2人の女性が、不妊治療を経ての妊娠や、乳がん発覚という人生の局面に向き合いながら、友情をかみ締めていく。監督は『トワイライト〜初恋〜』などのキャサリン・ハードウィック。『ニード・フォー・スピード』などのドミニク・クーパー、『マクベス』などのパディ・コンシダインらが共演。友情だけでなく、命の終わりと始まりを深く見つめた物語に胸を打たれる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:小さなころからの親友で、お互いのことは何でも知っているジェス(ドリュー・バリモア)とミリー(トニ・コレット)。ある日、ミリーが乳がんに侵されていることが発覚する。時を同じくして、不妊治療を続けてきたジェスの妊娠も判明するが、彼女は命に関わる病を背負っているミリーに打ち明けることをちゅうちょしてしまう。これまで隠し事などしないでファーストキスや初体験のことまで語り合い、喜びも悲しみも分かち合ってきた二人だったが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

まさに私の同世代。
予告を観たときはなんだかちょっと暗雲のたちこめる
印象のストーリー。
でもすべてのSATC世代へ!ったあるし
ドリュー大好きだし軽い気持ちで劇場へ。

SATCとは全然違います・・全然とまでは言わないけど
軽く恋愛、セックスってわけじゃないですね。

あらすじのとおりのストーリーではあるのですが
二人の親友が家族、現実と向き合いどうやって
生きていくか、そんな話。

自分がもし末期がんだったら。
どうやって人生の最期を自分らしく生きられるか。
自分の親友が末期がんだったら
どうやって親友の家族、親友と関わるか。

そんなところがテーマです。

末期がんでも同じ世代なので
まだまだ「死」と向き合うには早い年齢。
子どもも小さいしまだまだやりたいこともいっぱいある。
そんな気持ちでどんどんがんのステージが悪い方向へ進むミリー。

それとは対象的にがんが発覚したタイミングで
待望のベイビーをさずかったジェス。
なんとなくこのあたりは仏教でいう「輪廻」を感じましたが
そのあたりはあまり触れてなかったかな。
仏教ならそこで女の子が生まれて名前を「ミリー」をつけた、とか
ありそうだからね。

女性客がほとんどで皆さん、泣いてましたが
私はそれほどまで感情が掻き立てられなかったかな。

同世代だし、しっかりと検査して
いつどうなるかわからない世代に差し掛かったことを
感じました。


★★★☆☆

インフェルノ

2016年11月25日(金) 20時37分
解説:人気作家ダン・ブラウンのベストセラー小説を映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第3弾。主演のトム・ハンクス、監督のロン・ハワードが続投し、これまで数々の歴史や名画の謎を解明してきた宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が、詩人ダンテの「神曲」の「地獄篇」に絡んだ世界を揺るがす陰謀に挑む。ラングドンと共に謎を追う医師を『博士と彼女のセオリー』などのフェリシティ・ジョーンズが演じるほか、『ジュラシック・ワールド』のオマール・シーとイルファン・カーンらが共演。 シネマトゥデイ (外部リンク)
あらすじ:記憶喪失状態でフィレンツェの病院で目覚めたロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は何者かに命を狙われるも、医師のシエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)の手引きで事なきを得る。やがて二人は、人口増加を危惧する生化学者バートランド・ゾブリスト(ベン・フォスター)が人類の半数を滅ぼすウイルス拡散をたくらんでいることを知る。彼らは邪悪な陰謀を阻止すべく、ゾブリストがダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」に隠した謎の解明に挑むが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

レビューがたまりまくってます(^-^;

こちらは先々週に鑑賞済み。
ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズは
本も大好きで
他のものも鑑賞済み。
ただこのシリーズも随分と前からやっていて
トム・ハンクス扮するラングドンも随分と年をとってきましたね。

ミューズはラングドンに好意を持つように見せかけて
男性としての扱いではないですしね。
相手役も随分とお姉さん。
これが若いとむしろラングドンに偏見を持ってしまうけど
同世代の女性でほっとしたような
華やかな美しい女性が恋のお相手であってほしかったような。

話もだんだんとマンネリ気味かな。
ただありきたりな大ぶりなハリウッド映画よりも
サスペンス色が強い
アクションもの。
その中にダヴィンチの謎が混じり
興味と知性がそそられます。

このシリーズもトム・ハンクスの年齢と共に
そろそろ終了かもしれません。

★★★☆☆(3.5)


余談ですがやはりこの手は本も映画も1番最初が一番良い。
今、ちょうど「ミレニアム」の「4」を読み始めましたが
「1」が抜群におもしろかったなあ、と思います。


ガール・オン・ザ・トレイン

2016年11月24日(木) 20時24分
解説:ポーラ・ホーキンズの小説を基にしたミステリー。通勤電車の窓から人妻の不倫現場を目撃したのを機に、殺人事件に巻き込まれる女性の姿を追う。メガホンを取るのは、『ジェームス・ブラウン 〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜』などのテイト・テイラー。『プラダを着た悪魔』などのエミリー・ブラント、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』などのレベッカ・ファーガソンらが集結する。待ち受ける衝撃のラストに息をのむ。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:夫トム(ジャスティン・セロー)と離婚し、深い悲しみに沈むレイチェル(エミリー・ブラント)。そんな彼女を慰めるのが、かつてトムと暮らしていた家の近所に住む夫婦の仲むつまじい姿だった。通勤電車の窓から二人を眺めてはトムと過ごした日々を思い出す彼女だったが、その夫婦の妻が不倫にふけっている現場を目撃する。次の日、電車を降りて彼らの様子を確かめようとするが、不意に記憶を失ってしまう。やがて自分の部屋で大けがを負った状態で目を覚ましたレイチェルは、その人妻が死体で発見されたのを知るが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

全員、登場人物がどうしようもないのですが
ストーリーとしては予想以上にぐいぐいと引き込まれ
最後まで退屈せずに観ることが出来ました。
前半はさっぱり訳が分からなず
主人公のレイチェルが離婚した夫の家族にストーキング行為をしていて
レイチェルがアルコール中毒であること
そしてそのレイチェルがただ1つの楽しみとしているのが
電車から見る
1組の夫婦。
その妻の不倫を目撃し殺されてしまうところから
話がサスペンス調にどんどん進むようになります。

鬱蒼とした空の色と
レイチェルを演じるエミリー・ブラントの陰鬱な顔がマッチし
心理を表現しています。

誰かに襲われてしまった時点で
警察に連絡しないの?とか
離婚するにあたり原因がアル中なら
その前にカウンセリングに行かなかったの?とか
色々と突っ込みどころもあるけど

すべての登場人物がろくでなしでなければ
話は成立しなかったというね。

そんな感じです。

映画としては楽しめました。


★★★☆☆(3.5)


スター・トレック BEYOND

2016年11月10日(木) 21時07分
解説:長年人気を誇るシリーズをJ・J・エイブラムスが再構築したシリーズの第3弾で、エンタープライズ号クルーによる宇宙の最果てでの戦いを活写したSFアクション。未知の領域を探索していたクルーが、彼らの存在意義を問う敵の登場により、新たな戦いに導かれる姿が描かれる。J・J・エイブラムスは製作に回り、『ワイルド・スピード』シリーズなどのジャスティン・リンがメガホンを取る。クリス・パイン、ザカリー・クイントや2016年に急逝したアントン・イェルチンらが前2作に引き続き出演している。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:カーク船長(クリス・パイン)率いるエンタープライズ号は、未踏の星に不時着した探査船を捜索していた。すると突然、謎の異星人・クラール(イドリス・エルバ)がエンタープライズ号を襲撃。カークたちは脱出するも、艦は墜落し、クルーは散り散りになってしまう。不時着した見知らぬ惑星で、カークは約100年前に消息を絶ったエディソンが乗艦していたフランクリン号を発見。そこには、あるものが残されていた。

スピード感で一気にきます。
私は2Dだったのですが3Dだったらと思うほどの映像と
迫力。

なんとなく何も残らないような気もしますし
なんだか訳が分からないうちに終わってる感じ。
スポックがいるだけでなんだかスタートレックではあるかな。
スポックがいなかったらどうなんだろう?

でもSFとこの映像、ハリウッド映画らしさで楽しめるかも。
ただ何も残らないけど
なんだかおもしろかった、って感じですかね。

隣のおばちゃんの反応がすごくよくて
外人並みに笑ってくれて
こっちも思わず笑ってしまった。

スタートレックというタイトルを使って
大いにSFをコメディとハリウッド映画に仕立てたのは成功。

カーク船長の髪ふさふさで若さみなぎるエネルギッシュさも良かった。


★★★☆☆(3.0)


永い言い訳

2016年11月09日(水) 21時19分
解説:『ディア・ドクター』などの西川美和が、直木賞候補となった自らの小説を映画化。『おくりびと』などの本木雅弘を主演に迎え、交通事故で妻が他界したものの悲しみを表せない小説家が、同じ事故で命を落とした妻の親友の遺族と交流を深める様子を映す。共演は、『悪人』などの深津絵里とミュージシャン兼俳優の竹原ピストル。繊細で鋭い心理描写に定評のある西川監督によるストーリー展開に注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:人気小説家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)の妻で美容院を経営している夏子(深津絵里)は、バスの事故によりこの世を去ってしまう。しかし夫婦には愛情はなく、幸夫は悲しむことができない。そんなある日、幸夫は夏子の親友で旅行中の事故で共に命を落としたゆき(堀内敬子)の夫・大宮陽一(竹原ピストル)に会う。その後幸夫は、大宮の家に通い、幼い子供たちの面倒を見ることになる。

上映してからすぐに鑑賞したのですがすっかり書き忘れてました。

西田美和監督だったので絶対に見なくては、と思っていました。
この人って女性心理にぐいぐいくるじゃないですか。ラストはいつも残酷だけど。

今回、主人公は同世代の男性。
あらすじどおりの内容ですが
西田美和の最近の作品はセックスシーンがつきものですが
わざわざ必要かな、って感じですね。
黒木華ちゃんもいつものイメージを捨て
裸になってないけど頑張ってます。

ストーリー自体は飽きずに進みます。

私自身は終わってから「男性ってこの作品どう思うの?」とって思い
一緒に行った夫に聞いたら
「だから何?」と。
確かに。
勝手にかっこつけて奥さんにあんなことしてたくせに
死んでから何頑張ってんの?
奥さん、死んじゃったじゃん、って。

生きてるうちに愛していた人に「ありがとう」って言いたいし
気づきたい。

結局は男のエゴだよねーって。
1人だったらそうは思わなくて
それなりに面白かったなあ、なんて思っていたかも。
うまいこと作ってるなあ、と思ったかも。
一緒に亡くなった親友は夫に家族に愛され必要とされていて・・
その対比もうまいなあ、なんて思ったりね。

日本映画やフランス映画のように心理描写がメインの作品は
異性の感想もやっぱり聞きたいですね。

★★★☆☆(3.5)


ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期

2016年11月02日(水) 21時15分
解説:恋に仕事に奮闘するアラサー独身女性の日常を描き大ヒットした『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ第3弾。前作から十数年を経てアラフォーになったヒロインが、既婚者の元恋人と、新たに出会ったIT企業の裕福なイケメン社長との間で揺れ動く。前2作に続きブリジットをレニー・ゼルウィガー、マークをコリン・ファースが演じるほか、テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」シリーズなどのパトリック・デンプシーが新たに登場。1作目を手掛けたシャロン・マグアイア監督がメガホンを取る。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:恋に仕事に奮闘するブリジット(レニー・ゼルウィガー)もアラフォーとなり、テレビ局のやり手プロデューサーとして活躍していた。愛した男ダニエル(ヒュー・グラント)は事故で他界し、いまだに独身の彼女の前に、IT企業のイケメン社長ジャック(パトリック・デンプシー)が現れる。彼との恋が進展していく一方、ほかの女性と結婚したかつての恋人マーク(コリン・ファース)とも再会し、2人の男性の間で揺れ動くブリジットだったが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

他にもこの前に1本見てるんですが
あまりにも久しぶりの「ブリジット・ジョーンズ」にうきうきしてこっちを先に。

もう、ほんとこのノリ大好き!!!

実は、整形しすぎて顔が全然違うことになってしまったレニーゼルウィガーが
気になってまして
きっと顔も変わり切っていて大したことないだろうなあ、と思っていましたが

やっぱりブリジットと共に年をとり同世代になった私は
共感しまくりです。
私は結婚してますが

女性としての立場も変わってくるし30代から40代って本当に
色々あるんですよ。
さすがにレニーゼルウィガーは10キロ太って役に挑みませんでしたが

「あるある」が多すぎて楽しめました。

この手のコメディで笑いのツボがずれちゃってると
辛いんですが
笑いのツボも同じで私は珍しく笑いまくりました。
笑いが止まらないほどではないんですが
笑えましたねー。

そんなこと絶対にない、ありえない、
でもブリジットには幸せになってほしいと思い
年をとった私は

あんなことないだろ、というありえないけど
やっぱり女性の幸せはそこなんだろうかなあ、と考えたり
でもブリジットはやっぱり
あのラストが彼女にとっての本当の幸せだったんだろうな。

心から笑えて ハッピーになれるラブコメは大好き。
40代のラブコメなんて見ていて辛いかと思いきや
もともとイタイ女のブリジットだからこそ良かったのかも。
製作側の勝利ですな。
最初からヒューグランドの葬式だし「ええーー」って感じで
笑えました。これもブラックな感じで私のツボ。

男性はきっとつまらないかもしれないけど・・

私はこのノリ大好きです。


★★★★★


しかし今までコリンファースを1度もかっこいいと思ったことが
ないんですが
このコリンファースはほんとに素敵ーー。
コリンファース自体は好きな俳優だけど好みではなかったのね。

久しぶりに劇場を出た後に
見て良かった!楽しかった!と思えた作品でした。

かなり好みが分かれるところですし
男性は多分、楽しめないかも。
何しろ元美人しか出てないから・・レニーゼルウィガー・・・それにしても
ボトックスを抜いたのかシワっぽさが
年齢以上に深く刻まれた気が・・・

ハドソン川の奇跡

2016年10月09日(日) 11時30分
解説:俳優としても監督としても著名なクリント・イーストウッド監督と、名優トム・ハンクスがタッグを組んだ人間ドラマ。2009年1月15日、突然の全エンジン停止という危機に見舞われながらも、ハドソン川に不時着して乗客全員が生還した航空機事故のてん末に迫る。『サンキュー・スモーキング』などのアーロン・エッカートらが共演。機長の手記を基に描かれる、奇跡の脱出劇の背後に隠された真実に言葉を失う。
シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:2009年1月15日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士サレンバーガー機長(トム・ハンクス)は、いつものように操縦席へ向かう。飛行機は無事に離陸したものの、マンハッタンの上空わずか850メートルという低空地点で急にエンジンが停止してしまう。このまま墜落すれば、乗客はおろか、ニューヨーク市民にも甚大な被害が及ぶ状況で彼が下した決断は、ハドソン川への着水だった。 シネマトゥデイ (外部リンク)

クリント・イーストウッド作品ですので
見ないわけには行きません。

今回のテーマはいつもより弱めに感じました。
実話なので結果がわかっているからかもしれません。

ヒーローになった主人公が
着水する必要はなかったのでは?と査問委員会のようなところで
問われることになり
ヒーローと世間で騒がれてる葛藤や精神状態なんかを
トムハンクスが手堅く演じています。

いつもの強い強いメッセージ性はあまり感じられず
このテーマで良い俳優を使えるのは
やはりクリントイーストウッド監督だからなのでしょう。
トムハンクスが作品を支えてる感もあります。

観客も期待しているところはありますし外れではないけど
なんだかもっと強い何かをイーストウッドに求めてしまってるのかもしれません。

でも退屈はさせないのはさすがのイーストウッド。
そのあたりは100分程度の作品にまとめたところも良かったのかもしれないです。
公聴会あたりはもうちょっと長くても良かったような??
実話なのであんなもんだったのかもしれないですが。


劇場で観て損はないけどイーストウッド作品と期待するとがっかりかも。

★★★☆☆(3.5)