ボーダーライン

2016年04月20日(水) 21時20分
解説:アメリカとメキシコの国境で巻き起こる麻薬戦争の闇を、『灼熱の魂』『プリズナーズ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が衝撃的かつリアルに描いたアクション。メキシコ麻薬カルテルを撲滅すべく召集された女性FBI捜査官が、暴力や死と日常が隣り合わせの現実を目の当たりにする姿を映す。主演は、『イントゥ・ザ・ウッズ』などのエミリー・ブラント。ほかにベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンらが出演。ヴィルヌーヴ監督による臨場感たっぷりの演出と、名優たちの緊迫した演技に注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:優秀なFBI捜査官のケイト(エミリー・ブラント)は、メキシコ麻薬カルテルの全滅を目的とした部隊に入り、特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)のもとで極秘任務に就く。ケイトは早速、謎めいたコロンビア人(ベニチオ・デル・トロ)と共に国境付近の捜査を開始。人が次々と亡くなる現実を突きつけられたケイトは……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

前半のあの緊迫感からしたら
後半はどうなのか・・

やはりデルトロがエミリーブラントを完全に食ってしまい
主人公である彼女の存在がかすんでしまってるのが気になります。

そもそも女性である主人公が
なぜこのメキシコ麻薬カルテル捜査に入ることになったのかも
謎すぎる。
そもそも優秀な捜査官でありながら
男性にはとことん腕力では劣るし
精神的にも強いとも言えず
どうみてもダメダメなんですよね。

その反対に安定の南米物、麻薬、といえば ベニチオ・デル・トロ様。
彼の出演した
「SAVEGES」が好きだったので
この「ボーダーライン」も楽しめるかと思いきや

デルトロは相変わらずの南米独特の「悪」っぽさがあり
良いです。

でも主人公が全体の持つイメージの中でも弱すぎる。

そもそもブラをつけない女が
仕事がうまくいかなくてバーで知り合った男と
勢いでそうなりそうになるとは
なんとも間抜けとしか言いようがないですよね。

前面に女が出すぎというのもあります。

多分、エミリーブラントの主役を観るということであれば
ちっとも面白い作品ではなく
突っ込みどころが満載ですが

デル・トロ様のあの強面、あの体格、あの迫力、演技を見るのであれば
楽しめる作品かもしれません。

話は主人公のケイト(エミリーブラント)がなかなか
理解できないように私もついていけないところが多かったかな。

デル・トロの同じく南米、マフィア王「エスコバル」をすっかり見忘れたことを
思い出し
今は悔しい思いでいっぱいです。

作品としては・・・
エミリーブラントに期待していたのでその視点で

★★★☆☆

ルーム

2016年04月13日(水) 20時46分
解説:エマ・ドナヒューの小説「部屋」を、『FRANK −フランク−』などのレニー・アブラハムソン監督が映画化。7年間も密室に監禁された女性が、そこで生まれ育った5歳の息子のため命懸けで脱出に挑み、長い間世間から隔絶されていた彼らが社会に適応していく過程を描く。主演は、『ショート・ターム』などのブリー・ラーソン。生まれて初めて外の世界に触れた息子の戸惑いを、子役のジェイコブ・トレンブレイがみずみずしく演じる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と、母親ジョイ(ブリー・ラーソン)。彼女はオールド・ニック(ショーン・ブリジャース)によって7年間も監禁されており、そこで生まれ育った息子にとっては、小さな部屋こそが世界の全てだった。ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、そして自身の奪われた人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

女性だったら作品を観ながら胸がぎゅっと痛くなる瞬間があると思います。
彼女の痛みは一生わかることはないけれど
もしも自分が彼女の立場だったら、と思うと胸が張り裂けそうになります。

今回、この作品でオスカーを獲ったブリー・ラーソン。
彼女の演技は素晴らしかったですが
ジャックを演じたジェイコブ・トレンブレイ君の
みずみずしい演技が本当に良かった。

前半は「ルーム」の中で生活する親子。
どんな生活をしているのか
そんな様子が描かれていて
なぜ二人がこの状況におかれているのかは
後半の 主人公のセリフからしかはかり知ることはできません。

子供が成長していく過程の中で
主人公が 母として強くなり
ジャックを誘拐犯に触らせない姿などは
動物が子供を守るために威嚇する姿そのもの。

前半は犯人から逃げる瞬間のドキドキがあり、
サスペンス映画よりもドキドキしてしまった。
案外呆気なく警察に保護され母親と対面できたのも驚きましたが

話の軸は次へ移行されるからです。

現実社会で生きていく厳しさが二人には待っていて
マスコミの集中砲火だったり
主人公が精神のバランスを崩して倒れてしまったり・・
そのあたりは子供は柔軟に次の社会に馴染み
すくすくと生活をしていく姿との対比など
非常にうまく作っていると思います。

この二人の背負うものはどうなるのか・・。

好奇の目で一生見られながら生きていかなければならない。
彼らは何も悪いことはしていませんが世間はそうとしか見てくれません。
主人公の父親がどうしても
自分の「孫」を直視することができず
娘を傷つけた証を可愛いと思えない父親の心もまた切なく・・。

本当につらく切なく
二人の今後を憂慮していまいますが

この作品の素晴らしさは
力強く生きていこうと思わせる
ラストなのでしょう。

ルームに行き
ジャックが「縮んだ?」のセリフに
ジャックが日々成長し
そこを必要としなくなっていったこと。

これからの二人に待っているものは多難な日々でしょう。
しかし重たいテーマでありながら
すがすがしい気持ちになれるラストでした。


★★★★☆

日本でもこのような事件が報道されたばかり。
力だけで女性を拉致し
監禁する男など極刑以上。
傷ついた心をどうしてくれる?
女性の心と時間は戻すことができない。
せめてゆっくりと事件に巻き込まれた少女が
カウンセリングを受けながら
社会で普通に生活し、恋愛していける世の中に・・
そう願って止みません。






Re:LIFE〜リライフ〜

2015年12月14日(月) 20時54分
解説:『ラブソングができるまで』のヒュー・グラントとマーク・ローレンス監督が4度目のタッグを組んだ人間ドラマ。田舎の大学でシナリオ講座を受け持つことになった落ち目の脚本家が、映画を愛する生徒たちとの交流を通してやる気を取り戻していくさまを描く。『セッション』で鬼教師を演じオスカーに輝いたJ・K・シモンズが涙もろい学科長という対照的な役柄を好演するほか、作中のキーパーソンとなるシングルマザーにオスカー女優マリサ・トメイがふんする。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キース(ヒュー・グラント)は、破産寸前で妻子にも逃げられる始末。人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。しかし、子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめ真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、鬱屈(うっくつ)したキースの心に変化が生じ……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予告を観たときは「もう絶対絶対はずせない!」と思ってましたが
友人から「普通」と聞いて
やはり普通な評価です。

ヒューグランドは前回、観ていたので
彼の老いっぷりはあまり気になりませんでしたが
ヒューグランドの若かりし頃が
作品の中に登場し、
若い時はやはり美しい青年だったんだなあ・・と思い出させました。

作品自体はあらすじのとおりですが
これと同じように感情がリンクすることは
あまりない人が多いと思います。

オスカーの脚本賞を獲った主人公が
何も仕事がないので
大学の講師の職に就き、(これだってかなり良いと思いませんか?)
つく前から
教師という仕事をバカにし、
最初からバカを投げやりな状態。

そこから学生のやる気と能力向上の楽しさなどを感じ取り
自分の行き場がわかってくる、といった作品。

ありきたりな感じだし
わかりにくい英訳のコメディチックさも
日本人でも笑えるようにできてたのでそこそこに楽しめました。

マリサ・トメイが復学した学生で2児の小学生の子持ち、30代後半か40代前半で出てましたが
まあね、20代前半の学生と一緒に映すと
年齢出ますね・・・仕方ないけど自分もこんなんなんですね・・

学生10名で
顔だけで選んだ学生の設定ですが
能力もある学生もいる設定で
ちょっと??な気もしたけど
丸く最後はまとまり、安心して観れる良作でした。

普通。


★★★☆☆

SAN LAURENT

2015年12月09日(水) 20時48分
解説:世界的な知名度を誇るファッションデザイナー、イヴ・サンローランの栄光と挫折を、1967年からの10年間に焦点を絞って赤裸々に描いたドラマ。多忙を極める一方で重圧や孤独に悩む様子や、アルコールや薬への依存やパートナーとの関係といった衝撃的な出来事までもを映し出す。監督は『メゾン ある娼館の記憶』などのベルトラン・ボネロ。主演を『ハンニバル・ライジング』などのギャスパー・ウリエルが務めるほか、『ある子供』などのジェレミー・レニエなどが共演。ギャスパーによるサンローランの成り切りぶりに注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1967年、フランス・パリ。イヴ・サンローラン(ギャスパー・ウリエル)は斬新なコレクションを次々と発表し多忙を極めるとともに、カルチャーアイコンとしてもその名をとどろかせていた。しかし、サンローランはプレッシャーから次第にアルコールや薬に依存していく。 シネマトゥデイ (外部リンク)

12/4に封切りとなる「SAN LAURENT」の試写会に行ってきました。

サン・ローランを題材にした作品は
近年立て続けに3本作られていますが
本作を入れるとすべて鑑賞済み。

孤高で繊細でもろく
イヴ自身が自分でが作り上げたモンスター:YSLブランドの原点を
忘れずして現在の”SAN LAURENT”の原点あるということを
この作品で改めて感じることができました。
エディ・スリマンのロゴ一新には度肝を抜かれましたが
今はすっかり定着しむしろ人気があがったぐらいだしね。
でもこの作品を観ると
エディ・スリマンがYSLブランドを大切にしているのがすごく伝わってきます。

当時はありえなかった
女性にマスキュリンなスーツをデザインは知るところでもあります。
このときに大好きな女優・ヴァレリア・ブルーニ・テデスキが登場!!
年をとればとるほど素敵になる女優。

孤高の人・・とはイヴが感じているだけで
華やかな世界の陰と
バランスをとるためのダークな世界。
おカールさまの”彼”と同じ”彼”を共有していたのは
以前の映画でも同じくでしたが
この作品では フランス映画らしく
きっとこうなんだろうな、この世界とある意味うんざりするような情景も・・(笑)

しかしなぜか芸術的にも見えるのは

主人公を演じたギャスパー・ウリエルのなりきりすぎている美しさのおかげかもしれないです。
本当に美しすぎます。

ギャスパー・ウリエルの華を添えるのは
ルルを演じるレア・セドゥ。
彼女の活躍はここのところよく見かけますよね。
昨日観たのボンドガールも彼女ですからねー。

またイヴの生涯の友人を演じるモデルのベティも美しくて大満足。

イブと彼の伴侶であるピエールとのコレクション部屋なども
おそらく忠実に映像化していると思うので(多分です)
必見です。

10年分の時間軸がすべて混ぜこぜになり
わかりにくいと思う人もいるかもしれませんが
イヴはその10年間は変わらずあの世界の中で生きていたということ、
10年間の数年を混ぜても
同じ繰り返しだったと監督は言いたかったのかもしれません。
もしかしたらこれこそがイヴが回想したときの
シーンすべてなのかもしれません。
だからこそラストにフランスの名優ヘルムート・バーガーが
当時を偲んでるシーンになるのかもしれません。

画面ショットも
イヴの代表作を思わせるカットで区切られていたり
映画というよりも芸術作品の1つとして鑑賞してほしい、そんな作品に仕上がっていました。

お写真はシネマトゥデイよりおかりしております。

前2作を鑑賞してから
12/4に上映される こちらの SAINT LAURENT を鑑賞するも良し。

前作と対比しながら観るのも面白いかもしれないです。

試写会鑑賞なので評価なしとしておきます。

007 スペクター

2015年12月08日(火) 20時39分
解説:長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たりで演じたアクション大作。前作同様サム・メンデス監督がメガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描く。ボンドガールを『サイの季節』などのモニカ・ベルッチと、『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥというイタリアとフランスを代表する美女が熱演。苦悩するボンドの葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ボンド(ダニエル・クレイグ)は、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。彼はM(レイフ・ファインズ)が止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。死んだ犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

先行で公開されてすぐに鑑賞してました。
ダニエル・クレイグがこの007でジェイムス・ボンドを
日本風にいったら「卒業」宣言をしているこの作品。

はずれなくずんずん進みますが
結局のところ鑑賞してから2週間たち。
心に何か残ってるか、と問われると
何もないのがこの手の作品。

わりとダニエル・クレイグになってから
ダークな印象のボンドというのもあるし
再婚してから一気にセクシーさを増したけど
やはり
女好きには見えないダニエル・グレイク様。

そして前半に登場した
モニカ・ベルッチがやっぱり年取ってたなあ、と思ったり、

今回のボンドガール、レア・セドゥはセクシーで良かったな、とか
有名どころが出ているところは
楽しみの1つともいえるのかもしれないです。

おいしいところとぐんぐん話が進みすぎて
やや混乱しつつも
外れなく
なんとなく満足しちゃう、それが007。

これでダニエル・グレイクの007が見納めかと思うと
一抹の寂しさもありつつも・・
少しダークでイメージの暗いボンドから(ダニエル・グレイクは好きだけどね)
一転して明るく女大好きなボンドを求む私なのでした。

作品自体はアクション映画として普通に楽しめます。


★★★☆☆(3.5)

コードネーム U.N.C.L.E.

2015年11月22日(日) 20時09分
解説:1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、『スナッチ』などのガイ・リッチー監督が新たな視点で映画化。東西冷戦下、CIAとKGBのエージェントが協力し合い世界規模のテロ事件を阻止すべく奮闘する。プレーボーイのソロと堅物クリヤキンという水と油のスパイコンビを、『マン・オブ・スティール』などのヘンリー・カヴィルと、『ローン・レンジャー』などのアーミー・ハマーが熱演。そのほか『アンナ・カレーニナ』などのアリシア・ヴィキャンデル、ヒュー・グラントらが脇を固める。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:東西冷戦の最中の1960年代前半。CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)は核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織を制圧するために、長年の政治的対立を超えて手を組むことに。思考や方法論も真逆の二人は、組織につながる手掛かりである行方をくらました科学者の娘を守り、核兵器の大量生産を阻止すべく奔走する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ガイ・リッチー監督ってことで行ってきました。
ちないにテレビシリーズの「0011 ナポレオン・ソロ」のリメイクということですが
このテレビシリーズも知りませんでした。

コミカルでかっこいい主人公二人のバディムービー。
軽快で笑いもそこそこにあり
ヒロイン役のアリシア・ヴィカンダーもキュートでかわいかったですね。

ガイ・リッチーらしいおしゃれ感、
画面割もあったりして彼ならではのコミカルさと演出は感じられました。

これといったビックネームは
しわがしっかり刻まれたヒューグランド。

多くの口コミでこれ面白かった!というほどの衝撃は
私にはなく
混乱しないスパイもの、今更ながらのソ連、アメリカもの
ガイ・リッチー作品程度なところですかね。
特にスパイものらしいドキドキよりも
バディものとして楽しみ、
ヒロインのアリシア・ヴィカンダーの可愛いさとファッションを楽しめた作品でした。

絶対見なくてはというものではないかな。
悪くはないので時間があれば、。


★★★☆☆

エール!

2015年11月19日(木) 21時14分
:解説歌の才能を認められパリの音楽学校のオーディションを勧められた少女と、聴覚障害のある家族との絆を描いた感動作。最愛の家族を支える役目と自らの夢の間で揺れ動くヒロインを、新人ルアンヌ・エメラが好演し、セザール賞最優秀新人女優賞に輝いた。『プレイヤー』などのエリック・ラルティゴ監督がメガホンを取り、『しあわせの雨傘』などのカリン・ヴィアール、『タンゴ・リブレ 君を想う』などのフランソワ・ダミアンらが共演。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:フランスの片田舎の農家であるベリエ家は、高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外、全員が聴覚障害者。ある日音楽教師トマソン(エリック・エルモスニーノ)に歌の才能を認められ、パリの音楽学校で行われるオーディションを勧められたポーラは喜ぶものの、歌声を聴けない家族から反対される。家族のコミュニケーションに欠かせないポーラは、考えた揚げ句……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予告が良かったので
やっとやっと時間を作って観に行きました。

・・・んが期待が大きすぎたのか
主人公が音楽学校の試験で
家族と選考委員の前で手話を交えて歌うシーンだけには
涙が思わず出てしまいましたが
それ以外は

いろいろなことを欲張りすぎているように思いました。

耳の不自由な家族でただ一人の健常の主人公が
音楽の才能に恵まれ
それを目指すのか
それとも苦労しながらも彼女が青春を謳歌する作品なのか
耳が不自由だけど楽しい家族なのか(実際にブラックコメディが多いですが
コメディタッチで明るいです)
主人公の父親が村長選に出馬し家族で奮闘するのがメインなのか・・

視点が定まらずばらばらになっている印象でした。

ブラックな笑いも私はなんだか入り込めなかったです。

まあ泣いてしまったから・・
悪くなかったんだと思います。
その1点にすべてが集約されていたのかもしれません。

わざわざ見に行く必要もないかもしれません。


★★☆☆(2.5)

ミケランジェロ・プロジェクト

2015年11月08日(日) 21時03分
解説:『オーシャンズ』シリーズなどのジョージ・クルーニーが、製作・監督・脚本・主演をこなした実録サスペンス。第2次世界大戦末期を背景に、ナチスドイツに奪われた美術品を取り戻す命令を下された者たちの姿を活写していく。『ボーン』シリーズなどマット・デイモン、『アビエイター』などのケイト・ブランシェット、『ロスト・イン・トランスレーション』などのビル・マーレイら、実力派スターが共演。彼らが繰り出す重厚で濃密な物語もさることながら、戦下での壮絶な戦闘を描写したアクションも見もの。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーの命を受け、ドイツ軍は侵攻した欧州各国の美術品を略奪。それに強い危機感を抱くハーバード大学付属美術館の館長ストークス(ジョージ・クルーニー)はルーズベルト大統領を説得し、美術品や歴史的建造物を保護する部隊モニュメンツ・メンを結成する。中世美術に精通したグレンジャー(マット・デイモン)や建築家キャンベル(ビル・マーレイ)などのメンバーを集め、ヨーロッパ各地を奔走。だが、劣勢を強いられて自暴自棄になったナチスや、妨害しようとするソ連軍が彼らの前に立ちはだかる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

うちの夫が何度も
「なんか見たことがある、デジャヴやろうか」と
ほざいていたんですが

今、見たら2013年に公開されていたんですね。
日本に来たのが今年ですから
飛行機の中で出張の際、観ていたんでしょう。

なぜこれほど日本に来るのが遅かったのか・・。

理由は簡単。

つまらないです。

主役級の俳優がそろっているし
演技も抜群。

でも主役級だらけということもありますが
誰が主人公なのかいまいちわからない。
目的も
わかっていながらわかりにくく
崇高な仕事の話なのに
苦労も伝わってこない。

同じ方向を向いてるはずのわかりいやすい作品なのに
心に響かない。

何度か時間をみてしまいました。
退出する人、寝てる人が近くにいなかったのが不思議なくらいでした。


★★☆☆☆

アデライン、100年目の恋

2015年10月19日(月) 20時25分
解説:若く美しい29歳のまま100年以上生き続けた孤独な女性が、真実の愛を見いだすまでを描くラブストーリー。主演はテレビドラマ「ゴシップガール」シリーズなどのブレイク・ライヴリー、共演にはハリソン・フォード、『ブラックブック』などのミヒル・ホイスマンらが名を連ねる。メガホンを取るのは、『セレステ∞ジェシー』などのリー・トランド・クリーガー。グッチをはじめ、さまざまな時代のデザインのドレスがスクリーンを華やかに彩る。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:サンフランシスコの市立資料館に勤務する29歳のきれいな女性ジェニー(ブレイク・ライヴリー)は、ある年越しパーティーで出会った青年エリス・ジョーンズ(ミヒル・ホイスマン)と恋に落ちる。彼の両親の結婚記念日に招待されたジェニーが実家を訪ねると、初対面のはずのエリスの父親ウィリアム(ハリソン・フォード)から「アデライン」と呼び掛けられる。それは、ウィリアムが以前真剣に愛した女性の名前で……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ただただ100年も
女性の人生の中で女ざかり、一番良い時代を
ブレイク・ライブラリーのような美女で生きられるなんて
こんな良い人生はないじゃないか!!!!
美人だったら100年生きてたって楽しいよ、って思うんです。

そのことばかり思ってしまい
どうにも彼女の苦悩がイマイチわからない。
なんだって美しいのに
経験値は100歳なんですよ!恋愛だって勉強だって仕事だって
なんだってできるじゃないかあ。

実際はもっとロマンチックで
苦悩や困難もあったはずなんでしょうが

最後の恋に落ちた瞬間の
本気さがあまり感じられなかったこと、

そしてハリソン・フォードのビックネームが出た瞬間に
ああ、もうこれは昔の恋愛相手だよね、とわかっちゃうところとか、
悪くないんだけどイマイチ乗り切らず入り込めませんでした。

作品としては恋愛として
人生として一人の女性として
70歳の娘に見た目が29歳の100歳の母親の
ちんぷんかんなところなんかは
面白かったかな。

ブレイク・ライヴラリーは終始、美しく
でも華奢なので
ほうれい線が今後どうなるのか、とか
首のしわが案外あったりとか
そんなところも美しいだけに気になりました。

こちらも先日の「マイ・インターン」同様、
安心して見れて
HAPPYな気分になれ
そして恋愛ものなので気に入る人は気に入るかもしれないです。

これぐらいHAPPY&ロマンチック作品こそ
感情移入出来たらどんなにか良いのに。
もうちょっとなんですけどね・・

★★★☆☆

岸辺の旅

2015年10月16日(金) 19時02分
解説:『アカルイミライ』がパルムドールにノミネートされた経験もある黒沢清監督が、湯本香樹実が2010年に上梓した小説を映画化。3年間行方をくらましていた夫がふいに帰宅し、離れ離れだった夫婦が空白の時間を取り戻すように旅に出るさまを描く。脚本は『私の男』などで知られる宇治田隆史が黒沢監督と共同で担当。『踊る大捜査線』シリーズなどの深津絵里と、『バトルシップ』、『マイティ・ソー』シリーズなどでハリウッド進出も果たした浅野忠信が夫婦愛を体現する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:3年間行方不明となっていた夫の優介(浅野忠信)がある日ふいに帰ってきて、妻の瑞希(深津絵里)を旅に誘う。それは優介が失踪してから帰宅するまでに関わってきた人々を訪ねる旅で、空白の3年間をたどるように旅を続けるうちに、瑞希は彼への深い愛を再確認していく。やがて優介が突然姿を現した理由、そして彼が瑞希に伝えたかったことが明らかになり……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予告で地元が出ていたので
これは観ねば、と張り切っていきました。

んが、映画全体は
行間が長く
せっかちな私には
もうちょっとこのシーンは短くてもよいのでは?といったところが多く
だらだらと感じました。

同世代の夫婦なので
感じるものは痛いほどわかりますし
夫の死にきれなかった思い、妻が思う愛情も伝わってきます。
これがわかる人であればいいのかな。

夫婦のお互い受け入れられない「死」を夫の人生と
出会った人々の人生・死をめぐりながら
だんだんと妻が「死」というものに
ゆっくりとゆっくりと向かい合っていく、そんな話。

このわびさびと行間がじれったく感じたり
なんとなく死んでるのに
普通に旅行してご飯を食べて
旅先々でなんだか働いていて
このノスタルジックさがどうにも私には向いてないみたいでした。

言いたいことはわかるし、
伝えたいこともわかる。
悪くないけどうーん、ちょっとっていうか退屈に思えました。


★★☆☆☆(2.5)