海難1890

2015年12月25日(金) 16時49分
解説:日本とトルコの長年にわたる友好関係をテーマにしたドラマ。海難事故に遭ったトルコ軍艦エルトゥールル号への日本人による救援と、トルコ人によるイラン・イラク戦争時の在イラン日本人救出という、両国の絆を象徴する二つの出来事を見つめる。監督は『精霊流し』『サクラサク』などの田中光敏。『臨場』シリーズなどの内野聖陽、『許されざる者』などの忽那汐里、『孤高のメス』などの夏川結衣らが出演する。約100年という歴史をまたいだ展開はもちろん、日本とトルコの知られざる物語にも胸を打たれる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1890年、和歌山県串本町沖。後のトルコであるオスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールルが座礁して大破、海に投げ出された乗組員500名以上が暴風雨で命を落とす。そうした過酷な状況下で、元紀州藩士の医師・田村元貞(内野聖陽)やその助手を務めるハル(忽那汐里)ら、地元住民が懸命の救援活動に乗り出す。イラン・イラク戦争中の1985年、日本政府は危機的状況を理由に在イラン日本人の救出を断念。そんな中、トルコ政府は彼らのためにある行動を取る。 シネマトゥデイ (外部リンク)

最初の1時間ぐらいは
とにかく眠かったです。
お金のかかってる作品で船も作ったようですね。
迫力はかなりあるけど
当時の日本とトルコの船員たちの生活などが描かれているのですが
もたついていた感じでした。

この惨劇と
イラン・イラク戦争という1980年代へ。
当時は生きていますが
そのような事件があったことは日本人の多くは知っていたのでしょうか。
日本政府が日本国民を見捨てるようなところもありますし
JALが安全のため飛ばない、
自衛隊は国会が通過しないと飛べない、など
日本でこの事実は多くに知らされてなかったように感じますが
私も若く楽しい盛りだったのでこのようなニュースを知らなかっただけかもしれません。

作品を観ると
なんとも現在の政治・宗教を大雑把ですが揶揄してるところもあります。
そのあたりは興味深かったです。
当時の台風で亡くなった人々を弔うのに宗教を超えた弔いを行い、
また宗教感でラストの日本人を救おうとする気持ちに
トルコ人は切り替わったのではないか、と感じざると得ません。
多くはイスラム教徒ですかね?
となると現在、宗教的には問題視されている事実がありますが
彼らのもともと持つ
イスラームの教えの「先祖代々の・・」と先祖の恩と人の命の尊さを
教えていてこのときこそ、こんなときこそ、を感じました。
これが日本人なら宗教を多く持ってないため
我先にと別の国など押しのけてしまったかもしれない。

また政治に関しては安保に関しても
この監督は賛成なのかもしれないですね。
そうでなければわざわざ「自衛隊が飛べない、国会が通るまで時間がかかかる」などと
わざわざいれないかな、と思います。

お金がかかり
じっくりとしていてせっかちの私には眠さしか
前半はありませんが、
悪人が出てこない。
こんな作品が史実とはいえ本当だったら人間、捨てたもんじゃないよね。

★★★☆☆(3.5)

サンバ

2014年12月26日(金) 21時57分
解説:日本でもヒットを記録したフランス映画『最強のふたり』の監督エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュ、俳優オマール・シーが再びタッグを組んだコメディードラマ。料理人を目指してひたむきに勤務していたにもかかわらず国外退去を命じられた移民の青年が、追い込まれた状況でも周囲の人々を笑わせ、元気にしていくさまを描く。主人公をオマールが、燃え尽き症候群のボランティア女性をシャルロット・ゲンズブールが演じる。個性豊かな登場人物と温かな物語に心をつかまれるとともに、オマールの人懐っこい笑顔に魅了される。

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あらすじ:アフリカからフランスに来て10年になるサンバ(オマール・シー)は、料理人になるべく頑張っていた。ある日、ビザの更新に気が付かなかったことが原因で国外退去命令を受けて拘束されてしまう。サンバのためにやってきた移民協力ボランティアのアリス(シャルロット・ゲンズブール)は、以前燃え尽き症候群によって大企業を辞めたことがあったが、厳しい状況でも明るいサンバに興味を持ち……。

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私、「最強のふたり」は人が言うほど・・だったんので
これもそれほどの期待はなく。

シャルロット・ゲンズブールが観たくて行った感じ。

なんというか
国外退去についてをメインのストーリーにしたいのか
アリス(シャルロット)との恋愛をメインにしたいのか
欲張りし過ぎてどれもぼんやりしてしまった気がします。

移民としての大変な状況にあることではあるのに
それほどの悲壮感もなく
何か事件があるたびにこりゃ大変なことだ、ってな具合になるけど
どうもコメディ要素を入れたいらしく
ここでこのシーンにこのセリフ?みたいのも
日本人の私には笑えなかったこともあり・・。

ラストは無理矢理つないでるところもあり
なぜ国外に出ると決めたのかもわからないし
コックになりたかった、と口に出しては言ってるけど
コックなろうという努力も感じ取れないし

棚ぼたみたいなラストだったしね。

もっと違う形で
移民と燃えつき症候群の女性との恋愛をとりあげられなかったのだろうか・・
そしてなぜあの女性とあんなことになってしまったのか。
それはラストでのシーンにつなげるためだけだったんだけど
理解不能。

ラストはフランス映画らしいハッピーエンドなのかそうでないのか。
フランス映画をハリウッドっぽくまとめようとしてるところが
きっと合わないのかも。


★★★☆☆


シャルロット・ゲンズブール、年とりましたねー・・
整形しないとあの年齢はやはりあのぐらいに見えるんですよね。
仕方ないし
シャルロット・ゲンズブールの整形しないで未だに恋愛映画に出る
清さにいいんだか、悪いんだか。
若いころはめちゃくちゃかわいかったんだけどな。って私は女性ですけど。

ストックホルムでワルツを

2014年12月25日(木) 22時02分
解説:「Walkin' My Baby Back Home」などの名曲で知られるスウェーデン出身の世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの伝記ドラマ。5歳の娘を育てるシングルマザーでありながら、夢を信じてモダンジャズ界の歌姫となるまでを追う。メガホンを取るのは、『白昼夢に抱かれる女』のペール・フリー。実際に歌手として活躍するエッダ・マグナソンがモニカにふんし、女優デビュー作とは思えぬ圧倒的存在感を放つ。レイ・チャールズなど全編に流れるジャズナンバーに加え、1950年代から1960年代のスウェーデンを再現した美術や衣装も魅力。

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あらすじ:スウェーデンの片田舎で、両親と5歳の娘と生活しているモニカ・ゼタールンド(エッダ・マグナソン)。シングルマザーとして育児や家事に励み、電話交換の仕事をこなしながらも、歌手としての成功を夢見てジャズクラブのステージに立っていた。そんな中、彼女の歌を耳にした評論家を通じて、ジャズの聖地ニューヨークで歌を披露するチャンスを得る。だがステージで結果を残すことができず、失意のまま帰国する。それでも夢を諦められないモニカは、英語ではなくスウェーデン語でジャズを歌おうと考え……。

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ずっと観たかった作品だったんだけど
観て良かった!

実在する人物ということですが
ジャズに疎い私はモニカ・ゼタールンドは知らずに鑑賞。

あらすじのとおり
スウェーデンの田舎に住むシングルマザーが
ジャズシンガーとしてスターダムにのし上がるけれど
のし上がるまでの苦悩は
前半の30分ぐらいで
電話交換手をしながら両親に子供の面倒を見てもらい
合間にジャズシンガーとして活動しながら紆余曲折。
なんだかんだ言いつつも
その美しさと才能であっという間にスターになり・・

成功後の
実生活での苦悩がメイン。
売れているのに彼氏とはうまくいかない、父親が認めてくれない・・などなど。
苦悩は観ていて辛くなる映画も多いけれど

主人公のモニカの運の強さと
多少の苦労もさらっと乗り越えちゃってる作りになるので
かなりの苦労がわんさか出てきますが
そのあたりはさらっと乗り越えて・・。

これ時代が時代なだけにドラッグの存在がなく
やはりアルコールがつきまといます。
アルコール依存に近いほどアルコールを飲みまくり
精神のバランスをとりつつ
彼氏の浮気、流産・・本当に好きだった彼が別の女と一緒になったり
認めてもらいたい父からは優しくされなかったり・・・

そんなこんなですが
実にラストはハッピーエンドで終了。

実在の人物なのでその後の人生にもいろいろあったはずだけど
本当にハッピーな気持ちになれて
良かった。
私は父親とのラストの電話では思わず涙がとまりませんでした。
モニカがずっと胸に思っていたどんな人よりも認められたかった人に
認めてもらえた瞬間。

そしてモニカの上昇志向に
ついていけない木のぼりの話も印象的で。
常に上を目指し、他が諦めても自分は絶対頂上から上を見るのが好きだった、
そんなモニカの幼児期の性格が
成功にも反映されているようなうまい作りににんまり。

なんだかんだいっても
ハッピーエンドが気持ちをハッピーにして
ほくほくしながら劇場を出れるのが嬉しい。

ちょっと出来すぎかな・・とは思いつつ
映画だから。
出来すぎは多分、実在の人物だからここまでできすぎでも許せちゃうのかもね。


★★★★☆


しかし何年分のモニカの人生かわかりませんが
子供が5歳のままでした。
5歳児なら確かに抱きしめてもかわいいけれど
10年分なら中学生。
このあたりもうちょっと考えてくれたらもっと年月の重さを感じたんだけどね・・。

1年の間に何もかも起こったしまったかのような錯覚が残念で★-0.5

チェイス!

2014年12月24日(水) 21時55分
解説:『きっと、うまくいく』などのアーミル・カーンを主演に迎え、本国インドでヒットを記録した驚異のアクション。シカゴを舞台に、父親のリベンジを誓う主人公が警察相手に仕掛ける大胆不敵な挑戦と共に、彼を取り巻く人々の人間ドラマも映す。『命ある限り』などのカトリーナ・カイフがヒロインを演じ、セクシーなダンスを披露。スタイリッシュかつ華麗なダンスシーンはもとより、観る者の心を奪う数々のトリックに幻惑される。

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あらすじ:1990年、シカゴで、サーカスに人生をささげてきたサーヒル(アーミル・カーン)の父は、銀行から融資を断られて失意のまま拳銃自殺する。時は流れ、シカゴでは大胆不敵な金庫破りが次々と発生。警察も市民も戦々恐々とする中、黒いバイクに乗った犯人は、曲芸のような走りであっという間に姿を消す。

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インド映画と思えばこの長さも
無駄とも思えるほど多いダンスシーンも納得。
しかし前半のカーチェイス?バイクチェイスは途中、時計を何度もちらり。

「きっとうまくいく」で知った
インドの名優と言われているアミール・カーンが主演です。

彼、演技、非常にうまいですねー。

ここからネタばれになってしまうので
気になる人は読まないでください・・。

一人二役を演じているのですが
正反対の性格を見事に演じていて
同じ顔なのにどちらなのかわかりやすかった。

ストーリーはなんだかよくあるようなないような。
インドのダンスシーンが入り
堂々の155分というね。

もう少し凝縮しても良かった気がします。
アクションシーンもだれてきてしまいまって
うーん・・大画面で観たい作品だけど
別に観なくてもといった内容です。

何しろラストがどうにもできなくてあれですから
がっかりでした。
なんだか155分もひっぱってあのラストなんて
なんだかなあ・・

死に方も自分の親に遺伝してしまうんでしょうか。


★★★☆☆

眠くなることもなく観れましたが
時計は何度もちらり、ちらり。
劇場は人が少なく、1時間で1名退席。
1時間ずっとバイクチェイスでしたからね。
銀行強盗とばらしに行くとか
全くをもって茶番な感じ。

わざとらしさがありつつも
なんとなく楽しめちゃうのがインド映画の良さだったりするんだけど
これはあまり感じなかったかな・・・。

ゴーン・ガール

2014年12月16日(火) 17時02分
解説:結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。アメリカの女性作家ギリアン・フリンのベストセラーをベースに、理想の夫婦が抱える秘密を暴く。監督は、『ソーシャル・ネットワーク』などの鬼才デヴィッド・フィンチャー。主演はオスカー受賞作『アルゴ』など監督業でも活躍するベン・アフレック、妻には『アウトロー』などのロザムンド・パイクがふんする。

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あらすじ:ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。

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これ、原作読んでまして
話の展開なんかもわかっていたので
読んでなければかなり楽しめた気がします。

原作とは変わることなく
うまくデヴィッド・フィンチャー作ってますね。
原作とかけ離れることもあるけど
「ここ重要なのにカットされてる」ということもなく

原作に忠実です。

読んだ時はなんだか夫婦の中にある
わかるようなわからないような。
そんな気持ちが入り混じって、その中に

「エイミーは殺されちゃったの?」「ニックが殺したの?」と

読んでても思いました。
非常にうまいです。

前半のサスペンスではサスペンスでしっかり楽しませつつ
実はこの作品というかストーリーは
「夫婦」とは?「家族」とは?
がテーマなんだろうな、と思います。

クレイジーな女ですが
映画なんかだとあれぐらいやらかさなきゃ面白くないけれど

あそこまでずれてなくとも
少なからず夫婦には持ってる感覚なように思えます。

男性はやはり女性の手の中でくるくると踊らせているのが幸せなのかなと。
その踊りが手の外を出ちゃっうと
歯車が狂い始めたりするんですね。

今回は女性問題がきっかけだけど
お金の問題やその他の問題で歯車が壊れる夫婦もいるだろうし

それをお互い演じ合いながら
関係を保ち合うのが夫婦。

別に本音ではそう思ってなくても
うまくいくなら
他人ですから
バランスを考えてお互い演じ合いながら
「良い妻」「良い夫」を相手にとってどれだけベストなのか。

後半のあまりにも馬鹿にした設定に
本を読んでる時は「しょうもな。」と思いましたが

映画を見ると
「夫婦とは我慢すること、努力すること」。

そんなことを改めてみせられた気がしました。

後半については人により相性はあると思いますが
そこそこに楽しめると思います。

原作を読んでなかったらかなり面白く感じたかも。


★★★★☆


しかしベン・アフレックのあほ面が最高すぎて
彼、この役、はまってました。


マダム・マロリーと魔法のスパイス

2014年12月06日(土) 19時49分
解説:『サイダーハウス・ルール』などの名匠ラッセ・ハルストレムが監督を務め、リチャード・C・モライスの小説を映画化した心温まるヒューマンドラマ。南フランスを舞台に、格式あるフレンチレストランと新勢力のインド料理店のバトルを絶妙なさじ加減で描写する。高慢なフレンチマダムを名女優ヘレン・ミレンが演じ、その宿敵をインドのベテラン俳優オム・プリが好演。食欲をそそる数々の料理はもとより、異文化の共存共栄の物語が共感を呼ぶ。

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あらすじ:インドのムンバイでレストランを営むカダム家の次男として生まれたハッサン(マニシュ・ダヤル)は、名料理人の母から絶対味覚を受け継ぐ。だがある晩、彼らの店は選挙絡みの暴動により全焼し、母親まで失ってしまう。失意の父(オム・プリ)は子供たちを連れてヨーロッパに移住し、南フランスにある自然豊かな山間の小さな町にたどり着く。

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これディズニー作品だったんですね。
妙に納得。

日本でも有名なヘレン・ミレンがいかにも
予告なんかでは
由緒正しき星のあるフレンチレストランの隣に
とんでもないインド料理屋ができて
さあ対決!かと思いきや
(邦題もそうですしね。そのほうが客が入ると思ったのか・・)

実はとても深い深いしみじみとした作品で
多少の山あり谷ありはあるけれど
安心して観れる作品ですね。

料理がおいしそうで・・というのは私の場合、
この作品に関してはあまりなくて

インド天才料理人がだんだんと成功していって
その結果・・という成長物語だったりもするし、
もちろん予告である、
ヘレン・ミラー扮するフレンチレストランのオーナーVSインド料理店もあり
そこで
インド料理人ハッサンと出会いそこで
未亡人で頑張っていた彼女の中に
インド人一家のふれあいやハッサンの才能で徐々に彼女の中で
何かが変わっていく・・なんてことも見所です。

とまあ、書くと見どころたくさんありの作品だけど
安心して観れるし
おいしく美しいものは良いし、
ハッサンが心を寄せる女性が私から見ても
ものすごくかわいい。

いろんな要素がぎゅっと凝縮されつつも
なんだかほのぼのしながら観れるのにそこそこに楽しめる作品でした。


★★★☆(3.5)

フューリー

2014年11月29日(土) 14時04分
解説:ブラッド・ピットと『サボタージュ』などのデヴィッド・エアー監督がタッグを組み、ナチスドイツ相手に戦車で戦いを挑む男たちの姿を描く感動の戦争ドラマ。第2次世界大戦末期、戦車を駆使して敵軍に立ち向かう5人の兵士たちの過酷なバトルを追う。『欲望のバージニア』などのシャイア・ラブーフや、『ウォールフラワー』などのローガン・ラーマンらが共演。アメリカとドイツ双方が誇る戦車の激突はもとより、強い絆で結ばれた男たちのドラマが琴線に触れる。

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あらすじ:1945年4月、ナチスがはびこるドイツに総攻撃を仕掛ける連合軍に、ウォーダディーというニックネームのアメリカ人兵士(ブラッド・ピット)がいた。カリスマ性のあるベテラン兵士である彼は、自らフューリーと名付けたアメリカ製の中戦車シャーマンM4に3人の兵士と一緒に乗っていた。そんなある日、ウォーダディーの部隊に新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が加わることになり……。

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久しぶりの”かっこいい”ブラッド・ピット。
中年のセクシーさと男らしさが楽しめます。
しかしおバカな役のブラピのほうが個人的には好きなんですが。

作品自体は、戦争映画であり
悲惨で事実はこうだったんだろうな・・と思わせるような
むごい死体、殺され方なんかも写されています。
しかしなんというか
ゲームちっくに楽しんでる風にも見れて
危険な気がします。
エンターテイメントに特化しすぎてしまうと
戦争も楽しい?と若い人などはゲーム感覚で見れてしまうところも多いです。

しかしそこには一人のまさに現代人と同じく
戦争に嫌悪し、人を殺すことなどできない私達と変わらず
タイプライターしかできない若い新兵ノーマンにより
戦争に対する平常な物の見方で
安心できることもあります。

ノーマンの目をとおして
戦争のむごさを共有できるけれど
この作品の中で「任務」として人を殺さなければならない
そのあたりの隙間を
うまく観客が共感できるように
作り手のさすがを感じましたね。

同じフューリーの乗組員を始め
少し病んでるようにも見えるけれど
任務を心の中で処理しながら人を殺し、
そして実はダン(ブラピ)は
冷酷で任務のために人を無残に殺すかのように見えて
心の中には
人間のもともと持ってる優しさなんかも持っていたりして
(かっこいい男の役であります)
ノーマンもこのダンにどんどん魅かれていきます。

アメリカ映画だからハッピーエンドを思いつつも
そうでもなく
ラストは壮絶で笑いもない。

数日、フューリーの乗ることで
男の子から男になったノーマンの物語だった・・

作品としては楽しめるかと思います。
女性はブラピの久々のかっこいい彼に
うっとりしてしまうかも。


★★★☆(3.5)

ローマの教室で 〜我らの佳き日々〜

2014年11月26日(水) 20時53分
解説:全く違うタイプの3人の教師がそれぞれに事情を抱えた生徒との交流を通じ、自らの価値観を見つめ直していく学園ドラマ。『もうひとつの世界』『ぼくの瞳の光』などのジュゼッペ・ピッチョーニ監督が、現代イタリアの教育事情をリアルに描き出す。悪戦苦闘する教師たちを、『はじまりは5つ星ホテルから』などのマルゲリータ・ブイ、『あしたのパスタはアルデンテ』などのリッカルド・スカマルチョ、『夜よ、こんにちは』などのロベルト・ヘルリッカが好演する。

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あらすじ:ローマの公立高校の校長ジュリアーナ(マルゲリータ・ブイ)は、親に見捨てられた男子生徒の処遇に頭を悩ませていた。国語の臨時教員ジョヴァンニ(リッカルド・スカマルチョ)は、生徒の意欲を引き出そうと熱心だが、ずる休みを繰り返す女子生徒に苦悩していた。教育に対する情熱が消失してしまった美術史のベテラン教師フィオリート(ロベルト・ヘルリッカ)は、教え子との再会をきっかけに空虚な心に変化を覚える。

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こちらはそれほど期待もせず・・
ポイントがたまったので無料で鑑賞。

思ったよりも楽しめました。
自分のおかれている立場と非常に似てます。
ただ似ていると
「ちょっとそれはないよ」だったり
「そんなことはありえない」というところが1つでも
作品の中にあると一気に気持ちがしらけてしまうのですが

この作品はそんなこともなく
主な登場人物である3名の教師としてのタイプ、感情、生徒への接し方など
わかりやすく
多感な年ごろ、思春期の生徒と向き合う面倒さ、大変さ、苦悩が
わかりやすく描かれていました。

すっかり教員としての情熱を忘れたフィオリートは、
情熱を持って仕事をしていたころの生徒との再会で
教員として、人間として生きる何かを感じたり、

感情を生徒に写さないようにしている校長が
母が失踪し、病気の生徒に親心の感情を初めて見出したり、

情熱を持ちながら赴任した臨時教員は
情熱がからまわりしてしまったり・・

先生だって一生懸命なんです!!
人間だもんね。
もう、本当に怒りたいこともあるし
でもみんなとお友達っぽくわいわいしたいこともある。

教師と生徒というよりも
教師の持つ生徒への接し方のそれぞれ、としたほうがわかりやすいのかもしれません。

そこそこに楽しめました。

1つ気になったのは優等生のルーマニア人。
お父さんをあやまって銃で撃ってしまったけど
これは物語と何か関係あったのかな?最後まで
キーになりそうだった
彼の存在が主人公3人の教師の中ではあいまいに終わってしまいました。


★★★☆(3.5)

天才スピヴェット

2014年11月25日(火) 20時41分
解説:『アメリ』『ロング・エンゲージメント』などのジャン=ピエール・ジュネが、ライフ・ラーセンの小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を実写化したアドベンチャー。発明家を対象とした権威ある学術賞に輝いた10歳の天才少年が、授賞式出席のためにモンタナからワシントンへと向かう中で体験する冒険を映す。『英国王のスピーチ』などのヘレナ・ボナム=カーターをはじめ、ロバート・メイレット、ジュディ・デイヴィスらが出演。主人公である少年の創造力や発想力を具現化した、ジュネ監督ならではのビジュアルにも目を奪われる。

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あらすじ:天才だが、それゆえに周囲との溝を感じる10歳の少年T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)。そんな彼にスミソニアン学術協会から、最も優れた発明家に授けられるベアード賞受賞を知らせる電話が。授賞式に出席するため、彼はたった1人で家のあるモンタナからワシントンへ旅立つことに。さまざまな出来事や人々と出会いながら、カウボーイの父親、昆虫博士の母親、アイドルを目指している姉、事故によってこの世を去った弟へ思いをはせるスピヴェット。やがて彼はワシントンに到着し、授賞式に臨む。

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ジュネ作品の不思議系。
待ちに待ちすぎて期待度が高すぎたのか
肩すかしをくらった気分でした。

ストーリー自体は悪くなく飽きもせず観れますが
焦点がばらばらになりすぎて

T・Sの天才ぶりをメインにしたかったのか
弟が死んでしまいばらばらになってしまった家族の再生が作りたかったのか
T・SのNYまで行く冒険が作りたかったのか・・

これがばらばらになってしまったままで
実際のところはこの3つがうまくまとまるように
作りたかったのだろうけど

ばらばらのくせに
家族全員がそれぞれに持ってる個性が
現代を揶揄しているようなバックグラウンド。
さらにTVにさらされたT・Sをとりまく
マスコミに対する風刺もあったりするけど
やはり詰め込み過ぎて

面白いはずが

「一体これは何が言いたかったの?」で終わってしまった。

ラストはばらばらの家族が
相変わらず個性的ではあるけれど
まとまったところで終了。

めでたし、めでたし、で何が言いたかったの?


★★★☆☆

インターステラー

2014年11月24日(月) 22時44分
解説:『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が放つSFドラマ。食糧不足や環境の変化によって人類滅亡が迫る中、それを回避するミッションに挑む男の姿を見つめていく。主演を務める『ダラス・バイヤーズクラブ』などのマシュー・マコノヒーを筆頭に、『レ・ミゼラブル』などのアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインら演技派スターが結集する。深遠なテーマをはらんだ物語に加え、最先端VFXで壮大かつリアルに創造された宇宙空間の描写にも圧倒される。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

シネマトゥデイ (外部リンク)

3Dか迷いましたが2Dで鑑賞。
美しい宇宙、風景に少し後悔しつつも十分、その情景は楽しめました。

前半は私、まあ眠くてねぇ・・
うつらうつらしてしまいそうになりました。

ちょっとした???もノーラン監督にしては多いし、
なんというか
ノーラン監督らしくない作品と言えば作品なんですよね。

ただ壮大なスケールとハリウッドらしい良いテンポで
話はずんずん進むので
寝そうになりつつも
中盤ぐらいからだんだん目が覚めてきました。

マット・デイモンが脇役で出ていたのにも驚き!
主人公がマット・デイモンにすり替わるんじゃないかと言う気すらしました。

ただ処々、うーーん?え?なんでそうなっちゃうのを
無理矢理相対理論で結んでいるような。

うちの夫はガチガチの理系ですが
そんな彼はものすごく楽しめたようなので
理系視点からしたら悪くなかったみたいですね。

最初のあの長い農園でのくだりやら
主人公のマシューマコノヒーがなぜNASAの基地を発見したがっていたのかとか
そのあたりわけがわからず
NASAの力を持ってするなら
最初から彼の居場所をみつけといて
パイロットに打診するってので良くないか?

そしてあの本棚のくだりから
5次元の世界へいくわけだけど
どうしてそうなったのかも理解に苦しく。

映画だからどうしてそうなの?なんてことをいったら
この作品にはキリがないのか。
ハリウッド映画だからこそもう少しわかりやすくきっちりとを求めちゃったのかもしれない。

といってもやはりこれは家族愛の話。
壮大に描いているけど子孫繁栄、父と子、そんなことがテーマ。

作品自体は??は多くありつつも
アメリカ映画らしい、ハリウッド映画らしい、きっちりとした締めで。

一人で観るより数人で
あれこれ??を追求するのがなかなか面白いのかもしれない。

ただクリスト・ノーランらしい作品ではないかな。


★★★★☆