人生の特等席

2012年12月02日(日) 21時11分
解説: 『ミリオンダラー・ベイビー』『硫黄島からの手紙』など俳優、監督として活躍しているクリント・イーストウッドが、およそ4年ぶりに主演を務めた感動作。17年間イーストウッドからじかに映画制作を学んだロバート・ロレンツが監督を務め、疎遠だった父娘が仕事を通して絆を取り戻していく様子を描き出す。まな娘を演じるのは『ザ・ファイター』のエイミー・アダムス。不器用な父親と、長い間そんな彼を遠くに感じていた娘がたどる再生のドラマが胸を揺さぶる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: ガス(クリント・イーストウッド)は長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向ける。窮地に陥った父親に救いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった。

人生って厳しい。
観ながらそんなことを思った。

私も親が年老いて
自分で思うようにいろいろなことができなくなり
援助をしなくてはいけない世代。
他人ごとには思えなかったかな。

娘のミッキーは自分の仕事を休んでまで
老いていく父に同行し
結局仕事で得ようとしたものが得れないもどかしさなんかも
すごくわかる。

ここでは娘のミッキーが主人公になるのかも。
彼女の人生がまさにいろいろ動きかけてる時に
自分の父親が心配になってきて。

そしてこの作品のテーマは
老いゆく親ではなく
昔からぎくしゃくしていた父と娘の関係。

結局、いろんなことがうまくいかなくなってしまい
観ているこっちも
なんだか残念な気持ちになるけど

実際、現実はこんなところ。
自分の親は見捨てられない、だから仕事を捨てて・・
永遠のテーマのような気がする。

ラストの何分かは
むしろ観てる側のフラストレーションを一気に払拭するような
映画ちっくなラストへ向かい・・

ありえないけど
あのぐらいありえないほうが
映画だからいいのかな。

映画の中ぐらい現実とは違った良い展開が嬉しいものね。


★★★★☆

ただちょっとあのジャスティン・ティンバーレイクはラストに何?って。
あんなに切れちゃったのに
許しちゃいますか・・ね?
まあハッピーエンドが一番ってことで。

007 スカイフォール

2012年12月01日(土) 20時55分
解説: 007のコードネームを持つイギリスの敏腕諜報(ちょうほう)員、ジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイ・アクションのシリーズ第23弾。上司Mとの信頼が揺らぐ事態が発生する中、世界的ネットワークを誇る悪の犯罪組織とボンドが壮絶な戦いを繰り広げる。『007/カジノ・ロワイヤル』からボンドを演じるダニエル・クレイグが続投。監督に『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス、共演には『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、『シンドラーのリスト』のレイフ・ファインズら、そうそうたるメンバーが結集。イスタンブールをはじめ世界各地でロケが行われた美しい映像も見もの。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: MI6のエージェントのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATOの諜報(ちょうほう)部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。上司のM(ジュディ・デンチ)からは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と共に、敵を追跡するボンドだったが……。


客層はかなり高め。
隣の席は子供3人の親子連れだったんですが。

テーマは世代交代?
最初からもう世代交代臭はぷんぷんで。

まあ、ダニエルも44歳。
さすがにアクションもちと辛い感じ?
でもきっとこの客層からしても
作品の中で古き良き時代のクラシカルカーも出てきて
なんだか懐かしいような・・。
そしてあのテーマが流れると妙にわくわくしちゃう。

冒頭からアクションは炸裂し
そしてお金のかかりっぷりに当たり前だけど
すんごい!
ワーゲンを潰しちゃったりさ
列車が突っ込んじゃったり。

そこそこ007らしい楽しみ方もできるし
現代のITを駆使したスパイの時代に
対して古き良き時代のスパイ。

何もかも古いものが悪いわけではないよね。
むしろ良いこともある。

ハビエル・バルデム、悪役だけど
この人が出るとなんか締まるというか。
これで違う人が悪役だとまたちょっと違った
つまらん映画に仕上がってた気がするんだよね。

今回は完全なハッピーエンドというわけではないけど
普通に楽しめる007.


★★★★☆


ダニエル・クレイグと英国女王がオリンピックで共演したのは
記憶に新しいけれど

すっかりダニエルはジェイムスボンドになってしまった。

けど彼のすごいところって
それに染まらず
多くの役をこなしてしまうところ。
これが今までの俳優さんとちょっと違うところかな。

とある俳優がジェイムス・ボンドをやってしまうと
イメージが固定されてしまうということで
断ったなんてエピソードもあるけど

ダニエルは見事にそれを克服。

そして全く以前はかっこいいと思わなかったけど
年のせいか
自分の恋愛対象年齢の男の鍛え上げた体にうっとり
しちゃうおばちゃんなのでした。
ダニエルはスポーツクラブでトレーナーに鍛えられた
感じの体よねーとか言っちゃうけど
均整取れてて素敵です。

ロックアウト

2012年11月24日(土) 9時12分
解説: 『レオン』などのメガホンを取り、数々の名作に携わってきたリュック・ベッソンが製作を務めるSF。囚人たちの暴動が発生した宇宙刑務所を舞台に、彼らの人質となった大統領の娘を救い出す指令に挑む元CIAエージェントの活躍を、息詰まるタッチで追う。ガイ・ピアースが不敵かつ屈強な主人公を演じ、激しい戦闘に立ち向かう男を熱演。『96時間』のマギー・グレイスが共演し、彼と共闘する大統領の娘を好演している。メガホンを取るのは、短編やテレビシリーズで活躍してきたステファン・サン・レジェとジェームズ・マザー。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 冷凍睡眠による囚人管理や徹底した防衛システムの完備で、脱獄成功率0パーセントを誇る宇宙刑務所MS-1。その視察に大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)が訪れた最中、500人もの囚人が一斉に覚醒して所内を制圧した上に、彼女を人質にして籠城。機密漏えいの罪を着せられ、囚人としてMS-1への収監が決定していた元CIAエージェントのスノー(ガイ・ピアース)は、大統領からエミリー救出の指令を下される。頑として指令を突っぱねるスノーだが、MS-1に彼の無実を証明することができる元仲間がいることを知り……。


イーストウッドと迷いましたが
上映時間の短さでこっちに。
なんとなく映画って気分ではなかったんだけど
レディースディだったので。

上映時間が96分と短くて良かった感じ。
展開がどんどん進むし
よくあるCIAものではあるし
オチもやっぱりそうだよねーって感じではあるけど
かるーく観れるのがいいかな。

リュックベンソンの疾走感はそこそこ伝わってきます。
そしてそこそこの映画の中での
無駄なストレスもあって
駄作というほどでもなく

CIAネタでそろそろ宇宙が出てきても良いころかなってところだったし
宇宙での刑務所で人体実験が行われてるかもという切り口も
なかなか。
盛大な設定の割にはわりとあっけなく・・

そしてヒロインの大統領の娘が最後まで
可愛いと思えないのよね。
なんだろう。性格の設定がいまいちだったのかな。

上映時間も短いし
飽きさせないので
話題の作品が満員で観れないなんて場合には
これを観ても「悪くなかった」とおもえる感じでしょうか。


★★★☆☆

ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋

2012年11月12日(月) 19時13分
解説: ミュージシャンや女優として多方面で活躍するマドンナが監督を務めた壮大なラブロマンス。結婚生活に悩む現代女性と、かつて英国王に王位を捨てさせた悪女として非難を浴びたアメリカ人ウォリス・シンプソンの姿を通して愛の本質を浮き彫りにする。悩める人妻を『エンジェル ウォーズ』のアビー・コーニッシュが演じ、世紀のヒロインを『わたしを離さないで』のアンドレア・ライズブローが熱演。豪華な衣装や宝石に彩られた魅力的な物語におぼれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 1998年、ウォリー(アビー・コーニッシュ)は著名な分析医の夫(リチャード・コイル)と結婚し、ニューヨークで何不自由ない生活を送っていた。だが、多忙な夫はなかなか家に寄り付かず、子どもを欲しがる彼女との溝は深まるばかりだった。ある日、ウォリーは以前務めていた職場で開かれるウィンザー公爵夫妻の遺品オークションに足を運ぶ。
シネマトゥデイ


最初のうちは「え?なにこれ?」という感じ。
英国王との恋愛の映画のはずで
そこに現代が入り込むすきなんでないでしょ、と
予告を観て思っていたのに

いやいやこれは
現代女性の「結婚」、「恋愛」、「女性」としての悩みを一身に
主人公が体現し、
理想の結婚ってなんだろう、恋愛って、女って仕事って
そんなことを日々、悶々としながら生活している
主人公ウォーリーが
結婚前に働いていたサザビーズのオークション会場で
ウォリスとエドワードについて歴史を
辿りながら
物語をつづっていくという作品。

心理描写もウォリスと主人公ウォリーを重ね合わせながら
進行し
時に現代にウォリーの想像の中にウォリスが登場し
彼女がくじけそうになったとき
叱咤激励してしまう
あえないけど映画ならありえるし
このあたりもぐっと女性の心理をわしづかみでございます。

もうとにかく女性の心理を嫌というほどみせつけられて
これって女性監督だよね、絶対そう、と思っていたら

天下の マドンナ さまでした。恐れ入りました。

この人、映画監督と結婚してただけはあるし
それ以外にも才に恵まれている人なんだよなあと実感。
そして以前結婚していた
Gリッチ監督は爵位の持ち主で
マドンナはどんなに地位や名誉、お金があっても
爵位だけは買えないもんねーなんて意地悪なゴシップ雑誌が
まあくどくど言ってましたが

こんな映画を作っちゃったあたりが
Gリッチと結婚していた時から
誰かにこんな恋愛があるから、と励まされ
いつか映画にしたいと描いていたんじゃないかなあと思ったり。

作りやストーリー、心理描写も抜群にすごいですが
ウォリーの服も素敵!!
ドレスにさりげなく
宝石のリボンを首の中心につけたり

真白すぎる肌に真っ赤な口紅だったり、

とにかくいちいちセンスが良いわけです。

それと対比して現代の主人公ウォリーは常に服は真っ黒。
そうなの。
人生、現在、真っ黒だからというところなのでしょうか。
ラストには白っぽい服になってるところにも着目。

マドンナ様、ほんとにあっぱれ。

ただ物足りないのは・・
ここまできめ細かく作ってるなら

やはりなぜエドワードがウォリーに恋に落ちたのか・・。
ウォリーが強く魅力がある女性はわかるけど
王位を捨ててまで
彼女にひかれたのはなんだったのか。

それをマドンナ流に表現してほしかったなあ・・。
でも現代の女性のちっぽけな悩みより
彼女が地位や名誉の変わりに捨てたたくさんのもの、
上っ面の幸せだけじゃないってこと。

恋愛よりも恋愛に走った二人のその後の心理に
スポットを当てたのも新しい視点だったのかも。
真正面だったらきっと普通?だったのか?
映画のきれいごとでおわったのか?も?


というわけで個人的には
なぜひかれたのか・・というところが足りないーーので

-0.5★


★★★★☆(4.5)

チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜

2012年11月11日(日) 20時46分
解説: 漫画家のマルジャン・サトラピが、自伝的漫画を映画化した『ペルセポリス』に続いて自身の作品をヴァンサン・パロノーと共同で映画化したラブ・ストーリー。大事なバイオリンを失い死ぬことを決めた天才音楽家が最期の8日間に振り返った人生を、現実と空想を交えながら美しくファンタジックにつづっていく。『潜水服は蝶の夢を見る』のマチュー・アマルリックが音楽家を演じ、『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニらが共演。『ペルセポリス』とも違う独創的なスタイルやマチューらの演技に魅了させられる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 愛用のバイオリンを壊された音楽家ナセル・アリ(マチュー・アマルリック)は、代わりのバイオリンを探したが見つからず、とうとう死ぬことにした。ベッドに横たわったナセル・アリは人生を追想する。修行の日々から人気者だった時代、大好きなソフィア・ローレンとチキンのプラム煮、そして成就しなかった恋。数々の思い出がナセル・アリの脳裏によみがえる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

うーん・・なかなか感想が難しい作品です。

主人公、かなり勝手気ままな人間で(作品の中でも
子供のころの話で出てますが)
芸術家ってこんなもんなのかなあと思いつつ
ストーリーは絵画を観てるような美しさもあり、
ドラマっぽい普通な感じもあり、

子供が大人になってからなんかも
劇中で前後して
それもなかなか面白い作り方だな、と思いながら鑑賞しました。

前半はなんとなくもったりしてて
疲れてきてしまい
8日間なので
「1日目」とか「2日目」とか出てくるのですが
早く「8日目」にならないかと
思ってしまったほど。

ただ後半の恋愛のくだりは
大雑把に流れてるけど
なんとなく切ない気持ちにそこそこなったかな。

ちょっと変わったバイオリニストが
勝手に死ぬことを決め
8日間、人生を振り返る、という簡単に言うと
そんな作品。

ハリウッド映画ではこんな作品、ありえない。
でもフランス映画というとちょっと違うような
でもそうなのかも、って思えるような・・。

好みが分かれそうだけど
私は言っておきながら

前半は退屈に思い、
後半になりそこそこ
人生の終わりに近づいたせいかクライマックスで
ベタな設定ながら
少しだけ感動したかな。


★★★☆☆


のぼうの城

2012年11月10日(土) 20時45分
解説: 戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。『ゼロの焦点』の犬童一心と『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の樋口真嗣が異色のダブル監督に挑み、第29回城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を映像化。“のぼう様”と呼ばれたヒロイックな主人公を野村萬斎が熱演するほか、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴らが城を守る侍大将を演じる。底知れぬ人気で人心を掌握した主人公の魅力や、豊臣・石田軍による水攻めシーンなど、見どころ満載の歴史大作だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった。その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。


予告を観たときはかなりそそられたんですけどね。
いきなり冒頭からからスポンサー名、BYTV局に完全に萎えた私。
これは私の個人的な感情ですのであしからず。

ううーん・・

原作は読んでません。
ただ言えることはとにかく野村萬斎あってのこの「のぼうの城」であるということ。
この人以外にこの主役を演じることができません。

何しろあの船の上の田楽は野村萬斎以外がやったら
なんだか引き締まらないだろうし
白けてしまうんだろうなと思います。

ただただこのキャラクターが非常に際立っていて
人をひきつけるカリスマ性だとかそのあたりも兼ね備えていて
どうにもこうにも百姓も敵も味方もすべて虜にしてしまうという
人間らしさや
おお、かしこいんだなーという発言や行動が少なすぎて

やはり田楽のあのシーンで
野村萬斎しかできないよ、と思うしかなかったような・・。

俳優も皆、素晴らしい役者ばかり。
ちょっとどうでもよい笑いを入れるところが
私は疲れた。
ぐっさんが出てたからかもしれないけど
じつはぐっさんの演技がなんだか一番疲れちゃって。
物まねしてるっぽくて観ててうんざりした。

野村萬斎の田楽、演技を観るつもりでいけば
かなり楽しめると思います。

ストーリーもそこそこ進むし、
お金もかかってる感じ?頑張れ、TBS!


★★★☆☆

黄金を抱いて翔べ

2012年11月09日(金) 20時32分
解説: 日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸が実写化したクライム・ムービー。万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写する。『悪人』の妻夫木聡、『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の浅野忠信、『BECK』の桐谷健太、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行、東方神起のチャンミンなど、豪華な顔ぶれが結集。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写も必見。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 裏社会の住人相手の調達屋として生きる幸田(妻夫木聡)は、大学の同級生だった北川(浅野忠信)からある計画を持ち掛けられる。それは大阪市の銀行が誇る、コンピュータを駆使した完璧な防犯システムが施された金庫から240億円相当の金塊を強奪するというものだった。システムエンジニアの野田(桐谷健太)、北川の弟・春樹(溝端淳平)、爆破のプロでスパイでもあるモモ(チャンミン)、元エレベーター技師のジイちゃん(西田敏行)というメンバーで金庫に挑む幸田たちだったが、彼らの意外な過去や裏切りが浮上し……。

別にチャン・ミンのファンではありませんが
興味惹かれて行ってきました。

でもチャンミンかっこいいですねー笑
単純だけどファンが多いのも納得。
日本の俳優とちょっと違うかっこよさなんですよ。
これって言い表せない。

さてこちらの作品。

思ったより悪くなかったかなあ。
原作を読んでないので
映画だけで観ることができたのでよかった感じ。

ただキャラクターが一人一人良い俳優さんだし、
かつキャラクターがたってるのに
時間の都合上仕方ないよね、あまり一人一人の人間ドラマが
紹介しきれてないところが残念。
そのわりには行間が長い感じも否めない。
なんでかなあ。

多分、この原作ってキャラクターが
銀行強盗をするってのがキモなんだろうけど
どっちつかずで終わっちゃった感じもするのよね。

北朝鮮とかそのあたりの問題も
なんとなくぼんやりしちゃって。
人間ドラマにするところを
一人か二人にキャラクターを絞るともっと良いものになっちゃんじゃないかと。

原作はきっと面白いと思います。
そして妻夫木くんが悪人以来、優男役から
優男(なんだろうとおもう。ほんとに優しくて見たまんまの人と思うよ)のくせに
逞しい男をやるようになって
ちょっと違和感だけど
やっぱり私はどうも華奢な男が好きみたい。

・・・と好みの男性をクローズして観るのも
女性だったら楽しめる要素の1つでもあるんじゃないかな。

それにしても
この舞台挨拶、すごかったんでしょ?

日本の俳優、歌手を凌駕するチャンミン。
その人気もわかってしまったようなそんな気になる作品でした。

原作読もうっと。



★★★☆☆(3.5)

リンカーン/秘密の書

2012年11月02日(金) 21時25分
解説: ジョニー・デップとのタッグでおなじみのティム・バートンが製作を務め、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフがメガホンを取ったアクション。第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンがヴァンパイアを退治するハンターだったという奇想天外な設定のもと、人類の存亡を懸けたバトルが壮大なスケールで展開する。『父親たちの星条旗』などのベンジャミン・ウォーカーが、知られざる秘密と使命を抱えたリンカーンを快演。銃を仕込んだ特製おのを振り回し、アクロバティックなアクションを次々と見せてくれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 母親が人々を襲うヴァンパイア集団に殺されたことを知ったエイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は、リベンジを果たそうとおのを駆使した戦闘術をマスターしていく。やがて、黒人奴隷の売買によって食料となる人間をヴァンパイアたちが確保し、それを悪用して政治家が富を得ている事実を知る。個人の力だけでは彼らに太刀打ちできないと感じたリンカーンは、政治の道へと進んで大統領に。昼は大統領として責務を果たし、夜はハンターとしてヴァンパイアを倒していくが……。
シネマトゥデイ

うーんと。
わりと観たいと思っていたんですがね・・。
冒頭からなんだか

おや?これ?何?失敗?な空気で
ゾンビ映画というかそんな雰囲気もあり
リンカーンとなぜヴァンパイアが一緒になったかもよくわからないし
その意味もなく

予告にスピルバーグの真摯な作品の「リンカーン」の映画の宣伝も
入ったりしてて
なんだかなあ、という映画でした。

もしかしたら初めて?

退席しようかなと思うほど前半の1時間は意味もない感じで
無理やりリンカーンにしてなければ
それほど帰りたいとも思わなかったんじゃないかな。

この時代の馬だとか斧だとか銃だとか
そのあたりをアクションとCGで表現したかったのかな。

まあそこそこのアクションと迫力があるし
ゾンビ映画っぽいドキドキッとしたところもあるし

ターゲットによってはうけるのか?

私はだめだった。

スピルバーグの「リンカーン」が早く観たいわ。



★★☆☆☆

希望の国

2012年10月25日(木) 22時16分
解説: 『愛のむきだし』『ヒミズ』など衝撃的な作品を次々と世に送り出す園子温監督が、大地震の被害を受けた家族の姿を描くヒューマン・ドラマ。震災の影響で散り散りになりながらも、6人の男女が貫いたそれぞれの愛をつづる。老夫婦をベテランの夏八木勲と大谷直子が演じるほか、『ヒミズ』の村上淳、『冷たい熱帯魚』のでんでんや神楽坂恵などこれまでの園監督の作品でも印象的な演技を披露した俳優陣が出演する。今までの作品で園監督が描いてきたテーマとは異なる、悲しくも美しい愛の物語に期待が高まる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 泰彦(夏八木勲)と妻(大谷直子)は酪農を営みながら、息子夫婦(村上淳、神楽坂恵)と一緒に慎ましくも満たされた暮らしをしていた。そんなある日、大地震が村を襲う。泰彦の家は避難区域に指定されたが、長く住んだ家を離れることができない。葛藤(かっとう)の日々を送る中、息子の妻いずみの妊娠が発覚。二人は子どもを守るためにあることを決意する。
シネマトゥデイ(外部リンク)

「ヒミズ」から原発に真向作品を放つ園監督。
私の好きな監督の一人です。

原発と言ってる割には
誰も本気でこの問題を取扱い
映画、ドラマとして出してる人は園監督以外私の知る限り
いない。
いたとしても大きな影響力を持った一監督が発信してるという点からすると
いない。

そしてこの作品の出るタイミングも絶妙だ。

まさしく私も1年半たち
すっかり過去のことと思いすごそうと忘れようとしていた
311の地震と津波、そして原発事故。

地震のシーンの時、停電の時
あの日の地震を思い出し
あのときは必死だったからよくわからないけど
思い出してぞっとした。

被災地から原発から近い地域は
体育館の中、勝手に数字で仕切られた原発地域の中、
妊婦も痴呆の老人も
ペットも牛もいたし
平和に暮らしていたんだ。

すっかり風化しそうになってるけど・・
目に見えないから忘れてしまうけど・・

事故の1か月後には洗濯物を外にほし、
窓を開け放ち
マスクもはずして歩いていた。

この作品を観た福島の人が・・なんでレビューを読むと
なんだか自分のたかがこんな映画でわかったふりをするなと
叱責を受けそうだが

それでも風化してしまいそうな自分に
そしてわかりえない傷口、破綻した何かを
園監督は急いでタイミングをみつくろって
世に出したんじゃないかなあ。

もっともっともっと実際に多くの語りつくせない
切ない人生やドラマがあって
映画の2時間で語ってほしくない人もたくさんいるだろうけど・・

私は自分に喝を入れなくてはという意味でも
観てよかったと思う。


★★★☆(3.5)


そしてあの宇宙服の妊婦は園監督らしい
いきすぎた表現でいい。


アウトレイジ ビヨンド

2012年10月24日(水) 19時38分
解説: 世界中から熱い注目を浴びる北野武監督が、巨大暴力団組織の内部抗争をバイオレンス描写たっぷりに描いた『アウトレイジ』の続編。前作で死んだはずの元山王会大友組組長・大友がまさかの復活を果たし、関東と関西の二大暴力団の抗争に組織壊滅を図る警察の思惑が絡み合い、その渦中に大友が巻き込まれていく。前作から続投するビートたけし、三浦友和、加瀬亮、小日向文世らをはじめ、新たに登場する西田敏行、高橋克典、新井浩文、塩見三省、中尾彬らの悪人ぶりが見もの。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 5年前、ヤクザ界での生き残りを懸け壮絶な権力闘争に明け暮れた暴力団「山王会」は関東の頂点を極め、政界にまで勢力を広げていた。彼らの壊滅を目指す刑事の片岡(小日向文世)は、関西最大の「花菱会」と対立させるべく策略を練る。そんな中、遺恨のある木村(中野英雄)に刺されて獄中で死んだはずの大友(ビートたけし)が生きていたという事実が持ち上がる。その後、出所した大友だったが……。

前作は暴力シーンが多く
観るに堪えかねるシーンが多い・・なんて
聞いていたので
観てません。
痛そうでしょ、なんか。

今回はそんな意味では痛さはなくて
あっという間に時間がたった感じ。

女性でも耐えられます。

そしてやはりたけしってすごい。

やくざ映画って日本では過去のように浮かぶけど
実際は今だって
やくざは存在するし
それも形を変えつつも
やはり守らなければいけない
やくざの道理や仁義、そんなものも残っている。

このストーリーの中には
そんな昔気質のやくざと
現在、形を変えたやくざ、

そして群れをなすやくざと
一匹オオカミのやくざ、

さらにやくざを潰したい刑事。

そんな人間関係の心理が入交じり
たけし流の
表現でがんがんいきます。

全員悪人なんだけど今回、中野英雄の木村が
子分に対しての愛情というかそのあたりも出てて
そんな人間味もあったりしてね。

ラストは一匹になった大友(たけし)が単独で
恨みをはらすけれど
それも筋が通ってるところがよい。
新しいやくざに対しては
ちょっとだけ痛めつけ方も違ってところも計算してる?

普通の世界じゃそんなことはないけれど
やくざの世界だし
映画の世界だし

筋が通ってない奴はどんどんやっちまってほしい。
そんな気になった。
だからといって大友のやってること、
刑事のやってることは正しいかな?というと
やっぱり全員悪人。

誰にも情がわかないキャラクターもうまいな。



★★★★☆