サヨナライツカ

2009年12月26日(土) 9時27分
解説: 愛されることがすべてと思っていた女性が、運命的な出会いを経て、愛することが本当の愛だと気付くラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』イ・ジェハン監督がメガホンを取り、監督から熱烈なラブコールを受けた中山美穂が、『東京日和』以来12年ぶりの映画主演作で愛に生きる強く純真な女性を熱演。原作は中山の夫・辻仁成。バンコクで始まった恋が東京、ニューヨークと場所を移し、25年の時を超えて愛へと変わる過程が切ない。
シネマトゥデイ(外部リンク)


あらすじ: 1975年、バンコクの高級ホテルに暮らしている沓子(中山美穂)は、お金に不自由なく、男性から愛される満された日々を送っていた。ある日、沓子はバンコクに赴任してきたエリートビジネスマンの豊(西島秀俊)と出会い、二人はたちまち惹(ひ)かれ合うが、実は豊には東京に残してきた光子(石田ゆり子)という婚約者がいた。


お友達に誘われて試写会で一足早く鑑賞させていただきました。
中山美穂主演復帰作、そしてご主人の辻仁成が原作です。

ミポりんがこの作品が好きで選んだのか
ご主人の辻さんがこの作品を選んだのか・・。

辻さんの作品は読んだことがほとんどないので
比較しようもないのだけれど

この作品は、
中山美穂復帰の体当たり演技つき、大人になったミポりんを
観てね、の大掛かりなPVと言ったところでした。

大胆なシーンも多かったのですが、
もちろん
ミポりん様は脱ぐことはありません。笑

この作品で脱いだら話題性も違っただろうし、
並々ならぬミポりんの作品への思いも
伝わったのかもわかりませんが

話の中のミステリアスな女性に
ミポりんが写らないのです。
もっと日本人っぽくてむしろ無名な女優さんで
妙に魅かれるような
人が演じた方が
この作品はもっと良くなったのかも。

西島さんもかなりハードなシーンにのぞんでましたし、
彼のファンであれば観る価値はありそうです。


もちろんミポりんファンは欠かせない復帰作ですが、
西島さんに対しても
「わりと好き」
ぐらいの私にとって、
そして中山美穂に特別魅力を感じたことがない私にとっては
長い長い134分でした。

ということで
映画という1つの作品というよりも
中山美穂のPVということで
ファンのみが鑑賞すればよい作品かな。

THE 4TH KIND フォース・カインド

2009年12月18日(金) 18時00分
解説: 行方不明者が多発するアラスカ州ノームを舞台に、原因不明の現象の究明に迫る衝撃的な実録スリラー。2000年に起こった凄惨な出来事の渦中にいた心理学者が録画した記録映像の一部を本編に用い、『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチがナビゲーターと、心理学者を演じる再現映像で世にも恐ろしい異変を描く。犠牲となった人たちの混乱と悲痛な叫び声、さらには現実のものとは思えないショック映像に息をのむ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: アラスカ州ノーム。何者かに夫を殺害された心理学者のタイラー博士(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、夫の遺志を継ぐべくこの町特有の原因不明の不眠に苦しむ住民たちのカウンセリングに当たる。患者たちが一様に同じ症例を訴えることを不審に感じた彼女だったが、ある患者が謎の言語を発するとともに妻子を殺して自殺してしまい……。


珍しい手法ですね。
実際の映像(というかこれもフェイクという人もいるし
私もフェイクだと思ってたりする)と
並べて映画が流れる。

実際の映像とミラ・ジョヴォヴィッチがあまりにも
容姿が違うのですが
あまりの違いが「映画」ということと「現実」という溝を
さらに深め
似てないからこそ映画では映画として観ることができます。

この2つを並べて作ることで
信じる人も信じざるを得ないことになります。

もしかしたら本当にあったのかもしれない、
存在するのかもしれない、と。

手法は斬新だけど、
うーん・・。
それだけで作品としてはそれ以上でも以下でもなく。
一体そこで何が解決し、
何を考えることができたのか。

あなたは信じますか。

信じませんか。

それだけの作品のような気がしました。


前半は睡魔に襲われました・・。
上映時間があのぐらいでよかったな。

実際にあった話、というのがメインなので
ストーリー性を求めるのはまちがってるのかもしれませんが
だったら作品と2つ同時進行する必要もないわけで。

ドキュメンタリーとして成立できなかったのか。
この手法でやりたかったのか。

★★☆☆(2.5)

ジュリー&ジュリア

2009年12月16日(水) 20時22分
解説: 映画『奥さまは魔女』のノーラ・エフロン監督による、すべての女性たちにオススメの応援歌。1961年に出版され、アメリカの食卓にフランス料理の大旋風を巻き起こした料理本の著者と、その本を手に幸せをつかもうとする現代女性の2つの物語を紡ぐ。魅力的な主人公を演じるのは、『マンマ・ミーア!』のメリル・ストリープと、『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス。試行錯誤の末に女性として、そして人間として光り輝く彼女たちが勇気をくれる。
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あらすじ: 1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫の転勤でパリにやって来る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになる。その50年後、ジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。


メリルのオーバー目の演技が少々気になりましたが楽しく鑑賞できました。
上映して間もないとはいえ
劇場内は女性客で満席でした。

この作品はほんわかとしている雰囲気が
伝わってきて
なぜだか優しい気持ちになれる映画なのです。

現代と過去をジュリアとジュリーとで
交互に展開します。

二人の共通点は、
料理が好きで、旦那さんがとても優しい!
これが癒し映画ともとれるようなほんわかした
雰囲気にしてくれるのはこの影響が大きい。

女性の夢を夫が
陰で支えてくれていて
くじけたら励まし、何かあれば手伝って・・。
(夫も「料理」であるからこそ協力してる部分も
あるでしょうね。
家に帰ればおいしいものがあるという喜びは
素晴らしいもの!)

それなりに笑えて楽しめて
おいしいものを観ることができ、
私は、帰宅後、かなり腕をふるって
料理してしまいました。

NYタイムスが取材に来るほど人気のブロガーになった
ジュリアであれば
誹謗中傷コメントや辛かったことは
もっとたくさんあったに違いない。
夫とのけんかや上司に「俺を出すな」と言われたことなど
かいつまんではあるけれど
実際はもっとあっただろうな、と思う。
特に家族はともかく同僚や上司に
ブログが知られているのはやりにくかったことも
多かったのではないかな。

他に、アメリカのブログはどんな形式になっているか知らないけれど、
料理ブログなのに写真もないのかな、とか、
目標設定して何かをやるブログもあるのかな、
とか・・


ブログをやっているのであれば
他の視点でも楽しめると思います。

パートナーと観行くなら、先日の
「パブリック・・」より
こっちの方がおすすめ。
帰宅後、パートナーにおいしい料理をふるまっても良し、
おいしいディナーを食べに行っても良し。


★★★★☆

パブリック・エネミーズ

2009年12月14日(月) 17時53分
解説: 大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。無法者として生きる男とFBIの攻防を軸に、運命の恋人との純粋な愛もスクリーンに焼き付ける。主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップ。その恋人に『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー賞に輝いたマリオン・コティヤール。美男美女による愛の逸話と、手に汗握るアクションが同時に楽しめる。
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あらすじ: 1933年、大恐慌時代のアメリカで、ジョン(ジョニー・デップ)は紳士的な態度と鮮やかな手腕の銀行強盗として注目を集めていた。ある日、彼はクラブのクローク係として働く美しいビリー(マリオン・コティヤール)に目を奪われる。二人はダンスを楽しみ、共に食事を堪能するが、いつの間にかビリーは彼の前から姿を消す。


久しぶりにプログラムを買ってしまいました。
随分と映画を観てると思うのだけど
プログラムを買うことって滅多にない。

今回のこの作品は、期待していたのです。

私、ほんとにほんとに
誰が有名人で好き?
って聞かれたら、ジョニー・デップ以外思い当たらないぐらい好き。
(つうか好みのタイプということです。
女目線で。
役者として誰が好き?とか言うとまた別だけど。)

なーんて今まで言ったことがなかったけど、
ジョニー・デップが引き受ける役って
いつもひと癖ある役が多く、

女性がうっとりするような役柄はほとんどないのです。

若いころはあるけど今のJD!
大人のJDがほしいの!

というわけで今回、キャッチフレーズの「ハートも盗む」とか
思いっきり、JDを馬鹿にしていると思ったけど、
率直な表現だと思いなおしました。

もうね、
ファンはたまりません。

物語の前半は、ビリーをくどくところまで
終始、うっとりですよ。
ラブシーンまであるんだから!!
なんて久しぶりなのーーー。

「かっこええええ」以外の言葉が見つからない。


これはそのための映画、作品であると思ったけれど
ストーリーもそれなりにしっかりできていて
先日観た、「ジャックメスリーヌ」も同じようなパブリックえネミーズだけれど
「ジャックメスリーヌ」はわりと
伝記に忠実になっていてドキュメンタリータッチな仕上がりだった。

けどこのジョンデリンジャーは
実在する人物という伝記というのを忘れて
物語として映画として楽しめます。

監督のマイケル・マンらしくこだわりも多く、
同じ場所で撮影したシーンもあったらしいですね。

前半は、Jデップの男前ぶりにうっとり。
後半は、メルヴィンとの追跡劇とアクションにはらはらドキドキ。

今回は、もちろんJデップ抜きでは語れないけど、
マリオン・コテヤールもやっぱりうまい。
もうちょっと彼女を観たかったと思いました。
(取調室でのマリオン・コテヤールはすごい。)

そしていつも結局主役なのに脇役に食われちゃう
クリスチャンベイルも今回は主役ではないので
しっかりその役を抑えていた感じ。

Jデップにそれほどの思いがなければ
冷静な評価ができると思うけれど、

私は、作品もそこそこ楽しめたし、
他の役者も良かった。

そして久しぶりのJデップの魅力にやられてしまったのでした。

時間があればあと数回行きたいーー。


★★★★★


もっともっとかっこいい役をやってくれればいいのに。
次回作(Dr.パルナサスの鏡)もまあまあ良さそうだけど、
アリス・・もあの有様だしな。
もちろん観に行くけど。


風が強く吹いている

2009年12月13日(日) 14時28分
解説: 直木賞作家・三浦しをんの同名小説を映画化した青春ストーリー。箱根駅伝出場を目指す大学陸上競技部員10人の奮闘を描く。監督は『次郎長三国志』などの脚本家であり、本作が監督デビューとなる大森寿美男。致命的な故障からはい上がる元エリートランナーを『ROOKIES -卒業-』の小出恵介、孤高の天才走者を『バッテリー』の林遣都が演じる。胸に迫る熱い青春模様と、箱根駅伝を忠実に再現したリアルなレースシーンが見どころ。
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あらすじ: 高校時代に天才ランナーと呼ばれながらも、事件を起こして陸上から遠ざかっていたカケル(林遣都)。ひざの故障で陸上の道をあきらめた元エリートランナーにして、寛政大学陸上競技部のリーダーでもあるハイジ(小出恵介)は、そんなカケルを陸上競技部にスカウトし、ひそかに抱き続けていた箱根駅伝出場の夢を実現させようとする。


友達に試写会を誘われていたのですが
日程が合わず行けなかった作品。
試写会に行けたかもしれないのに
お金を出していく・・という気になれなくて笑

評判が良いにも関わらず
ぎりぎりまで観に行きませんでした。

この作品もぼちぼち終わりに近づいてきたようなので
急いで行ってきました。

ただ最初、観ようか観まいかと考えたとき
最近よくある
若い男性俳優のアイドル映画のイメージしかなく、
女性アイドルの映画はもちろん興味がわかないけど
男性に関しても同じで・・。

そんな理由もためらう理由にありました。

と前置きが相変わらず長いですが、
感想を・・。


スポーツ青春映画、最高!!という感想になりました。

今まで全く
箱根駅伝に興味がなかったのですが、
これを機に来年の正月は早々から
箱根駅伝のチャンネルに回すぞ!と思った次第。

マラソンって個人競技のようなイメージがあるけれど
駅伝だけはマラソンでありながら
タスキをつなぎ、
区間ごとにあるそれぞれの走りの個性や性格
などで分け、
箱根駅伝に出るまでのドラマが
実は
箱根駅伝なんかよりもっと熱くて、
だから思わず手に汗握って正月にみてしまう人が多いんだなと思いました。

ドラマもしっかりできていて、
いきなり入ってきた天才ランナーと他の部員との葛藤や
自分自身との葛藤、
家族との関係、そして友情・・。

いわゆる昔のスポ根のように
意地の悪い誰かが邪魔をする、といった
おきまりもなく、
ライバルなのに、スポーツマンらしい清々しさがあり
見ていて
やっぱ体育会系好きだ、と思いました。


★★★☆(3.5)


男性アイドル映画の人気がなんとなくわかりました。

美しい男の子がですねー、汗水たらして
マラソンしてる姿。

実に美しいのです。

特にこの中の誰が好みとかそんなのはなかったけど、
なんとなく生きる活力をもらえたような・・。やっぱこう考えるようになったらやばい。笑

ただ前半のくだらないセリフ回しが、
ここで西田敏行が言ったら
笑えたのに・・と思えてきました。

やはり笑わすところで笑わせられるまでの演技には
今回、ここでの出演者はまだまだでした。

しかし、林遣都くんは楽しみですね。
きれいな走りにうっとりしました。

カールじいさんの空飛ぶ家

2009年12月12日(土) 14時00分
解説: 『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務める3Dアニメ。冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。カールじいさんの声を『アパッチ砦・ブロンクス』のエドワード・アズナーが、カールの相棒となる少年ラッセルの声を新人のジョーダン・ナガイが担当する。ピクサー初となる3Dデジタルでの作品に期待が高まる。
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あらすじ: いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。


3D初体験です。
「クリスマスキャロル」など3Dで観なくてあまり感動がなかったため
今回は思い切って3Dで鑑賞しました。

なんとごく最近、
3Dは+300円で観れるようになったようで嬉しい限りです。

ただメガネっこの私は少しかけにくく
3D用のメガネを指で押さえながらとなりました。
通常映画は、メガネにしてるのですが
3Dのみコンタクトにしようかと思いました。

3Dとしての感想ですが、

ほんとに3D。笑

立体的で動きや形がそのまま目の中に入ります。
アニメーションなのに微細なしぐさや動きも伝わりやすい。

驚きました。

風船が宣伝などにも使われてますが、
多くの色を使って風船と空。
空中を飛んでるような錯覚。
映画でこんなことが味わえるようになるなんてすごい。

さて肝心の作品の感想ですが、
なかなかおもしろかった!

実に老人とはビジュアル的に弱いけれど
まずこの風船に引かれて観ただけとはいえ
冒険ものとしてはなかなか。

子供・動物、と他の登場人物は
ピクサーとしてはよくあるパターン。
別にここで子供が出てくる必要もなかった気がするし
犬が登場する必要も
犬が話す必要もない気がしたけど

そこはピクサー様。

子供がそれなりに楽しめる設定にするために
入れてくれてる的な印象です。

前半は夫婦の出会いから別れまでを
ごくごく普通に描いていて、
後半からは旅立つ老人カールの話。

結構、ありえないような展開とまとまったラストの
無理矢理感も否めないけれど
ピクサーだからこれで良い、こうじゃなきゃ、
と思えてきてしまうのでした。

家族で楽しめる作品。
大人も十分、いけます。


★★★☆(3.5)

戦場でワルツを

2009年12月05日(土) 9時21分
解説: 元兵士のアリ・フォルマン監督が、自身の経験を基に製作した自伝的なドキュメンタリー・アニメーション。1982年にレバノンで起こったパレスチナ難民大虐殺についての友人たちの証言から、戦争がもたらす心の闇を暴き出し、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞などで国際的にも賞賛された。フォルマン監督独特の斬新な手法やビジュアルも必見。兵士の心理状態が時にシュールに、時にミステリアスに描かれながらも、現代の戦争への風刺の効いた問題作だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 2006年冬、友人のボアズがアリに対して、毎夜みる悪夢に悩まされていると打ち明けた。ボアズは、それがレバノン侵攻の後遺症だという。しかし、アリの記憶からは、レバノンでの出来事が抜け落ちていた。記憶から失われた過去を取り戻すために、アリは世界中に散らばる戦友たちに会いにいく。


ここの写真にもあるとおりこの作品は、この画像、というかアニメーションで作られています。
冒頭から詩的に始まります。
26頭の犬に追いかけられる夢をみて・・。

その夢を友人アリに話すとアリはあることがフラッシュバックされ、
自分も悪夢にうなされるようになります。
その悪夢が一瞬の出来事だが
大虐殺があった日を思い出させます。

しかしアリは自分の記憶の中に
大虐殺の記憶はないため
友人一人一人に、(夢の中に登場していた友人など)
その日の夜の話を聞くために
世界へ会いに行く・・。

という話です。
ドキュメンタリータッチでインタビュー形式に作られている作品です。
いまどきこんなアニメーションありえるのか
というような
なんとも中途半端なアニメ。

CGを使ったリアリティよりも落ちるし、
でも昔見た子供向けのアニメのような
漫画っぽさもない
何とも妙な作風。

数分でこのアニメが出始めた瞬間に
退出された人もいました。

話はドキュメンタリータッチに出来上がっているのですが、
これアニメーションだからこそできる
ぎりぎりのカットが多くあり、
この中途半端なアニメーションだからこそ
心に残る傷跡の表現があります。

アニメーションでなければあまりにも残虐すぎて
辛すぎます。
しかも1982年なんて、私もしっかり生きている時代。

ラストの突然のリアルの映像と合致した瞬間、
「現実」を受け入れることができるというなんとも計算高く
作られている作品。

この世界はアニメじゃない。

リアルに起きた、そして今も続いている出来事だ。


うまい訴え方をしているし、
私の心にも深く刻まれました。


★★★☆☆

戦争映画は多く存在しますが、
今なお続くこの世界を
もっと映画という媒介を通して
伝えてほしいと思います。

理想の彼氏

2009年12月02日(水) 20時28分
解説: 離婚して引っ越してきたばかりの40歳シングルマザーと、24歳の青年が惹(ひ)かれ合うロマンチック・コメディー。監督は、人気女優ジュリアン・ムーアの夫としても知られるバート・フレインドリッチ。主人公の男女を『幸せのレシピ』のキャサリン・ゼタ=ジョーンズと『ナショナル・トレジャー』シリーズのジャスティン・バーサが演じている。人生を再生させ始めるセクシーなアラフォー女性と、人生に戸惑うバツイチ青年の恋の行方に注目だ。
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あらすじ: 夫が長年にわたって浮気をしていたと知り、荷物をまとめてニューヨークにやって来たサンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。スポーツ・ジャーナリストになる夢を再び追うことにした彼女は、引っ越し先のアパートの下にあるカフェで働く青年アラム(ジャスティン・バーサ)と知り合い、ひょんなことからベビーシッターを頼むことに。


大好きジャンルラブコメだったので行きました。
最近は、40代になろうがラブコメができちゃう時代になったんですね。
嬉しい限り。
何歳になっても笑って泣けてほっこりできるラブコメを作っていただきたいもの。

この作品ですが、
なんとなく、前半はSATCっぽさを映画の中に
入れたかった感があって
SATCファンとしては引きました。

あんなにニューヨーカーは下ネタばっかりなんですか。
子供もあの年齢でセックスについて知ってるんですか。

SATCはそれぞれのキャラクターが
下ネタ言っても良いキャラクターに
ドラマ内で仕立ててるから良いわけで。
それが突然映画で出てきて友人が、
「やる」とか「やらない」とかそんなの引きます。

子供にセックスしてるところ見せるのもNYでは普通なんですかね?
よくわかりませんでした。

これラブコメ、ということなんですが、

コメディなのに私の笑いのツボに入らなくて、
ここきっと笑うところなんだろうな、
ってところでも笑えなかった

アラムの父親がボケ役みたいなところでしたが
これもなんだか空回り。

現実離れしていて映画の中でHAPPYでいれるから
ラブコメが好きなわけですが、

キャサリンゼタジョーンズの容姿に恵まれた学歴、
あっという間に上場企業に就職でき、
年下の好みの男性をナニーにして、
恋愛もしちゃって、
共感できる部分がなかったなー。

でも映画だもんね。
そうだよね。


★★☆☆(2.5)


ネタばれになりそうなので追記しておきます。


キャサリンゼタジョーンズ、
アップで髪の生え際が出てきたんだけど、
白髪が混じってたーー。
あれってわざとかな?

にしてもヒアロ入れすぎの顔はぱんぱんじゃねぇか、と
思ったのは私だけだろうか。

さすがにあの人の奥さんだけある。

ウェイヴ

2009年11月30日(月) 18時29分
解説: 独裁政治を学ぶ体験授業をきっかけに洗脳されていく高校生たちの姿を描き、ドイツで大ヒットを記録した心理スリラー。アメリカで起こった実話をドイツの高校に置き換え、『エリート養成機関 ナポラ』のデニス・ガンゼルがメガホンを取った。主演には『エーミールと探偵たち』などに出演するドイツの俳優ユルゲン・フォーゲル。単純な興味や好奇心、ゲーム感覚から、あっという間に集団狂気に変化していく様子は、実話ならではのリアルさを帯び、身の毛もよだつほどのラストも衝撃的だ。
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あらすじ: 自由な雰囲気で生徒に慕われるベンガー(ユルゲン・フォーゲル)は、校長の要請で独裁制の授業を担当することに。あまりやる気のない生徒に、「発言するときは挙手して立つ」など独裁制の実験を取り入れようと提案。しかし、ベンガーの予想を超え、独裁制に魅了された生徒たちは、学校外でも過激な活動をするようになり……。


ドイツの作品ということに驚きました。
ドイツでは、誤った歴史があったことや
その時代のことをあまり多く
ドイツ人から語られることがないと
印象を受けていたから。

「ナチ」とか「第三世界」という表現をしていました。
これも印象的でした。

いろいろと考えさせられることが多く、
高校生という純粋な状態でこのような取り組みを行ったからこそ
この結果になったのか・・。

そんなことはないでしょう。

「目標がない」「皆、平等だ」・・など、
決して独裁政治、ということが
すべて「NO」ではないことも描かれています。

実践で、
手応え、生きる喜びまで感じてしまうと
人間はいきつくところまでいってしまう。

周りなど気にする必要などない。
皆、この独裁者のいる世界は独裁者以外、平等なのだから。

今の世界、もっと小さい範囲で日本にしても
これだけ混迷した世の中で
「平等」で独裁者の言うことだけが正しいと信じれる世界が
あるとしたら、
すぐにこのような世界ができあがってしまうのではないかと
いう危惧もあります。


冒頭からベンガーが
パンクロックを聞いて始まるあたり
うまいな、と思います。

彼はパンクMusicが好きだし、
そしてパンクが込めるメッセージにも
共感していて、
「アナーキー」だと言ってる。

この状態を止めるには
予想通りのラストだったけど、
作品としては最初から最後まで
引き込まれ
考えさせられました。

そして、皆、いろんな意見を持ってていいんだ、
悪口を叩かれたって、
引け目を感じることがあったって。

そんなことを考えた。


★★★★☆

2012

2009年11月27日(金) 19時46分
説: マヤ暦による2012年終末説を題材に、『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』のローランド・エメリッヒが手掛けるディザスター・ムービー。地球滅亡を目の前になすすべもない人々が、巨大な自然災害から必死に逃げまどう姿を描く。偶然にも地球の危機を知ってしまうリムジン運転手に『ハイ・フィデリティ』のジョン・キューザックがふんし、大事な家族を守るために奔走する。大地震、火山噴火、津波など最新CG技術による迫力ある映像に注目。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、子どもたちとの旅行を楽しんでいた。ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、地球が滅亡に向かっていることを知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始め……。

この手の映画ってCGだけ力が入っていて映画の中身は、
うーん・・というものが多かったので
多くの人の評判を聞いてから
行くことに決めてました。
上映時間も長いしね。

観た、ということは評判が良かったからなのですが、
私もなかなか良かったと思います。

とにかくCGで作る
大地震、火山噴火、津波・・。
迫力満点なうえに、登場人物を絡ませた
スリルもあり見応えさらにアップ。

これ大きいスクリーンで迫力を味わうことが大前提の映画なので、
DVD、借りればいいや、ってなると
評価は変わると思います。

これ大きなスクリーンで
音響も良い映画館で観るのをおすすめします。


天災なので、
これを「おもしろい」というのは不謹慎かもしれないけど、
迫力に圧倒され、
それなりのスリルと展開の速さが良かった。

ハリウッド映画らしいエンターテイメント型の作品なので
映画に娯楽性を求める、
ということであればぴったりの作品なのではないでしょうか。

上映時間も長いけれど、
映画っぽい映画。


★★★★☆


最近の日本の気候も荒れていると思いませんか。
この時期なのに
あったかいし、雨も多い。

こんなことが本当に起こってしまうのではないか
と、
真剣に考えてしまいました。