スプリング・フィーバー

2010年12月13日(月) 20時47分
解説: 『天安門、恋人たち』の上映をきっかけに中国電影局より5年間の映画製作・上映禁止処分を受けた監督ロウ・イエが処分を無視し、ゲリラ的に撮影を敢行したラブストーリー。南京の日常の中で紡がれる普遍的な愛の物語を描き、カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。出演は、『回路』のチン・ハオら。検閲という束縛がないことで自由な映画製作を行えたというロウ・イエ監督が、寡黙ながらも激しい感情をデジタル映像にとらえた静かで穏やかな画面に注目だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 夫ワン・ピン(ウー・ウェイ)の浮気を疑う女性教師リン・シュエ(ジャン・ジャーチー)は、その調査を探偵(チェン・スーチョン)に依頼し、相手がジャン・チェン(チン・ハオ)という青年であることを突き止める。夫婦関係は破たんし、ワンとジャンの関係も冷え込むが、その一方、探偵とジャンは惹(ひ)かれ合い始め……。
シネマトゥデイ(外部リンク)

評価が高かったので行ってきました。
監督が誰かも男同士のセックスシーンが多いなんてことも
知らなかった(笑)

監督は「天安門、恋人たち」のロウ・イエでした。
そしてこちらの作品はハンディカムで撮影したという作品。

あの独特の映像が
いつになっても晴れることのないこの作品の中で
どんよりとして曇っている画像が合っていた。

ただやはり私、あの男同士のリアルなものって
観たことがなかった(笑)
あ、「ブロークバック・マウンテン」があった。(アン・リー監督も
台湾ですよね。やはり中国出身の人は抑圧された
中にいるせいか文化を爆発させてしまう傾向があるのでしょうか。
やややりすぎ感も両氏とも否めません)

当時、「ブローク・・」をみたときは
そういえば男性同士の純愛映画ってなかったよな、なんて
思ったけどそれよりも
こっちの方が「ブローク・・」よりリアルだし、より純粋で、
男性同士のシーンはリアルに描きすぎていて
苦手だったけど自然に観えてきてしまった。

難しいけれど人を思う気持ちは性別を超える・・のかもしれない、

と私は錯覚した。

カラオケのシーンは・・と書いてる人が多いけれど
私は奥さんが
「女と浮気してる方が良かった」というセリフの方がどっしりきた。

私も男と浮気されたらあの奥さんと同じようになってしまうに違いない。
※幸せなお金持ちマダムの夫が
男色だった・・っていうジュリアンムーアの映画もあったけど
それがメインだったような。(「エデンより彼方に 」だと思う)

と、いろんな要素をたくさん孕み
抑圧された文化の中で
これだけきわどい作品とデジタルビデオで撮影しながら
むしろそれが作風と思わせるすごさ。

この映画はどうなってしまうんだろう。
ラストに近づけば近づくほど思った。

どうにもならない。
男は生まれ持った性で愛する性をみつけながら
生きていく。

素朴でありそうな雰囲気を持ちながら
力強く心にどっしりとのしかかるような作品。

是非とも観るべきとはなかなか言い難いが
もしも近くで上映されているなら
男同士のセックスシーンに抵抗がなければ。


★★★★☆


数日してからも心の中になんとなくひっかかって
映像の残像が頭に蘇る。

この作品のすごさを数日後に思い知らされた。
  • URL:https://yaplog.jp/sutahomovie/archive/593
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