人生に乾杯!

2009年07月26日(日) 12時09分
解説: 幸せをつかみ取るために強盗となった老人とその妻の逃避行を描き、本国ハンガリーで熱い支持を集めたハートウォーミング・ストーリー。年金だけでは暮らしていけず、借金取りに追われる毎日となった老夫婦が、高齢者に冷たい世間に怒りを覚えて次々と強盗を重ねていく。出演は『反恋愛主義』のユーディト・シェルら。ハンガリーの現状に疑問を投げかけ、解決すべき社会問題を浮き彫りにしながら、心温まる展開で魅せる珠玉の一作。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 運命的な出会いを経て結婚し、今や81歳となったエミル(エミル・ケレシュ)と70歳のヘディ(テリ・フェルディ)の老夫婦。恋に落ちていた頃のことなどすっかり忘れた二人は、年金だけでは暮らしていけず、借金取りに追われる毎日の中、出会いのきっかけだった思い出のダイヤのイヤリングも借金のカタに取られてしまう。(シネマトゥデイ)


やっと観に行くことができました。
当日はほぼ満席状態。

映画自体は、評判通りとても良かった。

映画っぽすぎる設定なのについつい引き込まれて、ハンガリーの老後も日本と変わらないぐらい大変で、しかもこのおじいちゃんが共産主義の時代にも生きていたことなんかもうまく取り入れています。
共産主義の方が、むしろ良かったんじゃないか?
そんな嫌みまで入っているのです。

警察の間抜けっぷりは笑えますが、ここでは、刑事の若い壊れそうなカップルが登場し、この老夫婦を追跡し、関わっていくことで本当の「夫婦」や「愛」を再確認するという設定もあったりします。

そもそも別れる理由が相手の男が、ストリッパーを呼んで、職場の男たちとはしゃいだ、みたいな理由だったと思うんですが、それがどうしても彼女は許せなかった。
関わる中で、老夫人に「旦那さんが娼婦の方を買ったんですよ」と話した時、70歳のへディが「そんなことどうでもいいわ」とさらっといいのけてしまったところに、何か感じで、気づいたんでしょうね。
生きていくのに、そんな些細なことどうでもいいんだ、っていうことに。
もっと生きていくには大切なものがあるんだ、ってことに。


地味な作品ですが、テーマは深く、それでいてメッセージ性も高い。


ラストもなんとなくそうなるかな、と思っていたけれど、すごく好きなラストでした。


評判が良いのか上映されている劇場が拡大されているようです。
是非、観てください。おすすめです。


★★★★★
  • URL:https://yaplog.jp/sutahomovie/archive/443
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