潜水服は蝶の夢を見る

2008年02月21日(木) 20時10分
解説: ファッション誌「エル」の編集長として活躍する人生から一転、脳梗塞(こうそく)で左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男の実話を映画化。原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー自身が20万回のまばたきでつづった自伝小説。『夜になるまえに』のジュリアン・シュナーベルが監督を務めている。主人公を演じるのは『ミュンヘン』のマチュー・アマルリック。シリアスな展開の中に温かいユーモアが味わえる一方、独特の映像美も堪能できる感動の実話だ。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 昏睡(こんすい)状態から目覚めたものの、左目のまぶた以外を動かすことができないエル誌編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することができない彼に、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)はまばたきでコミュニケーションを取る方法を教える。(シネマトゥデイ)

同じ映画館で同じ日に公開されたエリザベスゴールデンエイジよりも明らかに人が多かったこの作品。
私も最近のアカデミー賞は信用ならない、とか裏を感じるとかさんざん言ってますが、やっぱ”本年度、アカデミー賞・・”というふれこみについつい足を運んでしまいました。
多分、アカデミー賞、のふれこみがなかったら、宣伝だけでは、観に行かなかったとおもいます。
内容は、もうご存じのとおりですが、宣伝を観る限りだと、楽観視できなくて暗くずっしりとした作品に思えるしね。

冒頭からいきなり、数々の受賞した賞を画面一面に表示したときにはドン引きしましたけど。
別にそんなの観る人が評価するだけであって、家に帰って、良い映画だったら、HPなんかみてあーそうなんだ、って思うし。どんだけ自信があるんだって。笑

さて映画ですが、私のイメージしていた映画とはかなり違ったように思います。

ちなみに私はELLE(ジャポンですが)、毎月、買ってます。

★★★☆☆
映画のテーマとしては非常に重く、最後まで観れる自信なし、ぐらいの作品に思っていたけど、いざふたを開けてみると、なんだか明るい気持ちになってきます。
なんだろ悲惨な状況において、いかにこのストーリーをスタイリッシュにつくっているかというのがわかります。
このストーリーの肝はやっぱり、「もう死にたい」という気持ちから「自分を憐れむのをやめた」という気持ちの移り変わりであり、「自分を憐れむのをやめた」、そして自分が選んだのはこの生き方だ、というところ。

それにしても、ELLEの編集長っていうだけあって、イメージがすごいし、それを小説を瞬きで書く。
イメージを言葉にすることは、脳の中で巡っていることをまとめるには最高に良い道具だけれど、そこで小説を書くまでやってしまうのは、やはり超人だよな〜と。
あの状況下において、やはり常に違う発想ととまらないほど湧きでるイマジネーションやとまらない数々の言葉。

この作品で、特に気に入ったところといえば、画像の撮り方。
ものすごくおしゃれな感じがしました。
なんだろ、構図というか。
ここの人物の大きさと小ささと景色と、アップな写し方と・・。
なんだかとってもおしゃれだな〜って。

それから、ここでもバルザックとモンテクリスト伯。
バルザック人気だ。私、途中で1冊目を断念してそれ以来手をつけてないので、バルザック読まなきゃ。
  • URL:https://yaplog.jp/sutahomovie/archive/286
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