君のためなら千回でも

2008年02月13日(水) 17時27分
解説: 『チョコレート』『主人公は僕だった』のマーク・フォースター監督が、兄弟のように育った少年2人の心の傷と許しを描くヒューマンドラマ。ソ連とタリバンに翻弄(ほんろう)されるアフガニスタンの過去と現在を見せる、衝撃的な政治ドラマでもある。原作はアメリカで300万部を超えるベストセラーとなった無名の新人カーレド・ホッセイニの小説。逃れられない運命に涙しながらも、深くて強い友情に胸を打たれる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: アミール(ハリド・アブダラ)は兄弟のように育った使用人の息子ハッサン(アーマド・カーン・マーミジャダ)との間にできた溝を埋められぬまま、ソ連侵攻の折にアメリカに亡命した。そのまま時は過ぎ、作家となったアミールの元に、パキスタンにいる知人から1本の電話が入り、故郷に向かうことになる。(シネマトゥデイ)

久しぶりに映画のロールエンドが出ても涙が落ちてしまいました。

ものすごく良い映画だし、平和ボケしている日本人には観るべき作品だと思うけれど、内容はかなりヘビーで、気持ちがタフな状態で観ないとかなり、やられます。

映画ぐらいは、楽しく別の世界でありたい、と考えているのであればこの映画は不向き。
人間の負の部分を徹底的に、これでもかというぐらい画像で見せつけられ、観ていると苦しくてたまらない。
徹底的に、人間の見せたくない嫌な感情を子供というフィルターを通して、さらに残酷な仕上がりをしている。

でも、映画としてはよーくできてるな、と思わざるを得ない。
セリフの使い方、小道具の使い方、長い長い主人公の半世紀?を映画にしているのに、よくまあまとまったなという感じ。

それにしても、ハッサン役の男の子が非常にすばらしくて、もうもう切なくて、最後まで目の中に焼きつく。

★★★★☆


とにかくこれでもか、ってぐらい幼少期のアリとハッサンの関係を残酷なまでによく描き、もうこれで終わりかと思いきや、成長してからのストーリー展開。
アルカイダまで登場して、とことん負の世界まで追い詰めるが、そこで、ハッサンの息子(ソーラブ)を連れ出すにはあんなんで普通に考えたら無理だろ?とつっこみ。
が、もう、あそこまで観客としてはみさせられてるので、ある意味あのぐらいあよかったよなーと。

ソーラブが心を開いていくのが、幼少期に一緒にハッサンと楽しんだ凧あげで、ラストに、「君のためなら千回でも」というセリフに涙が止まらなかった。

どうまとめてよいやらわからないけど、久しぶりに映画館のロールエンドまで立ちあがることができなかった。
苦しい映画だが、その中に一縷の光が見えるラストに安堵した涙かな。
  • URL:https://yaplog.jp/sutahomovie/archive/282
コメント
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。