グリーンブック

2019年03月10日(日) 18時55分
解説:黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが共演。『メリーに首ったけ』などのピーター・ファレリーが監督を務めた。アカデミー賞の前哨戦の一つとされるトロント国際映画祭で、最高賞の観客賞を獲得した。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。 シネマトゥデイ (外部リンク)

これが今年のオスカーか、と思うと物足りなさもある気もしますが
良かったと思います。
主人公が ヴィゴ・モーテンセンとは!!!驚き。
ちょっとセクシーなイケメン役が多かったのに久しぶりに観た彼は
お腹の出た中年男。

ストーリーはあらすじのとおりなのですが
主人公のトニー・リップ。
差別主義者だったトニーリップが一人の人間として友人として
黒人のピアニスト・ドクターを通じて変わっていくロードムービー。

人種差別をもう何度も映画化されてますが
この作品では今までとは少し異なる境遇にある実在した人物ドクターという才能ある黒人のピアニストという
設定。
彼はお金にも才能にも何1つ困ることはありません。肌の色が違うということをのぞいて。
そして彼は家族もなく友達もなく孤独です。

トニー・リップは肌の色こそは白く家族と友達にも恵まれてますが
職もなく学もない男です。

このお互いがどうしても得たいものがどうにもならない境遇の中で
マイナスの部分を補いながら人種差別がもっともある北へ向かう旅をします。

号泣することはないけれど
ちょっとしたことにうるっとくるセリフがあったりします。
一番、涙が出たところは
なんと、NHKに監督のインタビューの中でプレビューされたんですが
あんなに良いシーンばかり出して良かったのか、NHK,という感じでした。

ドクターが言います。
「私を受け入れてくれるのは自分に学があると見せつけるためだけだ」と。

才能がありお金があっても満たされないのは他の黒人とは異なり
才能があってお金があること。それにより彼はより孤独です。
そこで明るく陽気でドクターが持たない家族、友人を持ち
肌の色も白い。そしてダークな世界で生きもがき金のために早食いをときには
してみたりします。

そんな二人が1つになり最強になってくるステップがとても丁寧に作り上げられ
感動だ、これはと言い切れなくても
どちらの人生が幸せなのか、考えさせられる。
人種差別はもちろん歴史認識という意味で大きいですが
本当に大切なものは何か。

そんなことを考えさせられた作品でした。

良作です。

★★★★☆
  • URL:https://yaplog.jp/sutahomovie/archive/1121
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