暇な方、どうぞ読んでください

2005年08月13日(土) 15時55分
留学から帰ってはや3週間ちかくすぎてしまいました。
以下、留学を終えての全体的感想&報告です。
普段まともな文章を書きなれていないため、
かえって硬くてへんな文章になってしまいました。
しかもだらだら長いです・・・
ほぼ自己満足です・・・
まあ、自分の中で留学の1年間を整理するための文章なので。

暇なかた、よかったら読んでください。

それから、ここ「super natural」はこの留学のまとめをもって
一応区切りとして終了させていただきます。
いつもへたな文章読んでてくれて人たち、本当にどうもありがとう。

新しいblogはlivedoorで開設しましたのでまたどーぞよろしくです。
http://blog.livedoor.jp/supernatural2/
それでは、自分、留学お疲れ。早く日本に順応しましょう。。。

留学を終えて・・・@

2005年08月13日(土) 15時33分
 まず、留学に行く前に自分が思い描いていた留学というものについて。私の第一の目的はとりあえず韓国語であった。韓国語で聞き、話せるようになりたいということ。それから、「韓国」を知ること。この目標は留学中も常に一貫していたように思う。
もちろん、「語学」をスキルアップさせること自体を目標にしているという状況に対し、多少の疑問が生じた時期があったことは否定できないであろう。「語学」というのは、言語学者でない限り、その学習の目的の先に何か別の目的、目標、作業を達成させるための「手段」となったときにようやく学習する意義が生まれるものだ。このことは、当初より頭ではわかっていたことだが、現地で学習を進めるにつれ、次第に身をもって実感するようになった。「何をどのように語るか」ということである。そしてその問題はまさに自分の日本語能力、ひいては自分自身の内面を見つめなおすきっかけとなったのである。高度な韓国語を使おうと思ったら自分の頭でまず高級な日本語を思い起こす必要があるし、そういう日本語を頭の中から瞬発的に引き出せるようにならねばならない。
そして、自分が日々何を考えているか、自分は何が好きで何に興味があるのかということから、世の中の動きや日々おこるさまざまな事件についてどのくらい知っており、またそれについてどう考えるかといったようなことについて、常にアンテナを張り、語れるようになってこそ、コミュニケーションが豊かになるのだ。

留学を終えて・・・A

2005年08月13日(土) 15時32分
 とはいうものの、韓国人との付き合いをはじめ、映画、報道、ドラマ、料理など、韓国にあるもの、韓国でおこる出来事など韓国に関することは最後まで私の興味をかきたて、ひきつけ、離さなかった。そして、単純に韓国語を学ぶことが楽しかった。よりネイティブに近い表現や語法を会話の中や日々の学習の中で学び、そして実際にそれを使ってみることも楽しかったし、日本語とは違う独特のいいまわしや単語を学ぶことも非常に面白かった。言葉の学習は無尽蔵であり、いくらやってもきりがないという虚無感におそわれることもあったが、それがまた逆に醍醐味でもあり、韓国語への興味と探究心は尽きることがなかった。

学習方法としては、1週間にいくつかのスタディをやっていたことが主であったと思う。スタディとはいってみれば自主勉強会なのだが、韓国では非常に盛んに行われていてスタディと呼ぶ。週数回、友人らと集まって一緒に学習する勉強会のようなものを通じてともに多くのことを学び、また留学という貴重な時間を共有した友人との友情も深まった。一緒に勉強した友人たちは、日本人か、或いは日本語学習者の韓国人なのだが、これからも私が韓国にかかわり続ける限り、彼らはかけがえのない友人であるだろうと思う。

語学上達の近道はやはり、量に触れ、そして書くにしろ話すにしろとにかくどんどん実践することである。私は当初、韓国人の友人たちとよりネイティブに近い会話ができるようになるということに重きをおいていた。だから、上述したように日本語を勉強する韓国人の学生たちと友人として付き合うことが多かったのだが、そうすると少なからずジレンマが生じた。つまり、相手の日本語学習に協力してあげたいという反面、自分も相手に韓国語の練習相手になってもらいたいという気持ちの狭間で葛藤がおこるのである。しかし、自分は1年という限られた時間と、大金をはたいてここまで韓国語を学びにきたのだからという気持ちで多少ずうずうしくなってもいいという気持ちで韓国語で話すことを貫く努力をした。その姿勢が功を奏したのか、普通の会話はすぐにできるようになった。もちろん会話の韓国語も俗語や口語特有の表現もあるし、何より早口で話されると聞き取りがついていかないこともしばしばなので、学習すべきことはこれからもまだまだ山積みである。

留学を終えて・・・B

2005年08月13日(土) 15時32分
 しかしながら、渡韓する前に比べ、留学を終えたあとでは、韓国に対する思いも当然複雑なものになった。

 行く前はただ単純に好きだと思っていた。歴史の問題やそれに続く現在の国家間の問題についてもちろん何もしらなかったわけではなく、一通りのことは知りながらも、「そんなことは個人レベルにおいては関係ない問題だから気にする必要ない」と私の中では大きなウエイトを占めてはいなかった。韓国語専攻でありがなら、この意識の低さは今考えれば恥ずかしいけれど、実際、そういった問題を実際に肌で実感する機会などなかったのだから仕方がなかったともいえる。また、もう一方でこれまでに個人的につきあってきた同世代の韓国人の友人たちは私と同じくらい国家レベルの問題に対して関心が薄かったし、お互い無言のうちに触れないようにしてきていたように思う。
 しかし、私が留学をして半年をすぎたころに、ちょうど島根県の「竹島の日」制定に始まり、「作る会」の教科書検定通過の騒ぎも相次いで起こったために、韓国で反日気運が一気に高揚し、テレビや新聞をはじめ、デモ、市民運動など、生活の中で「反日」を目の当たりにし、正直、面食らった。これまでちらほらとしか見えなかった韓国人たちのもつ日本に対する本音の気持ちを見せ付けられた気がした。最初は戸惑い、自分でどう消化していいのかわからなかった。やはりいくら親しくしていても、溝は深いんだなぁと。しかし、この一連の「反日」ブームとも呼べる社会現象を見たことをきっかけに私も自分なりに勉強し、最終的にはこのような極端で一方的とも言える「反日」現象に、正直憤りを覚えるようになった。韓国は民主国家でありながらもこの点に関しては、昔と変わらず、言論の自由はないのだ。「反日」であることはまず国民の前提であり、それに異議を唱え、批判を加えることは「親日」的行為であり同時に非国民とみなされ、もしも大衆の目に触れれば大々的にバッシングを受け、社会からは追放される。

留学を終えて・・・C

2005年08月13日(土) 15時24分
 日本においても、ある一定の常識的な思想というものが存在する。たとえば、極端な例ではあるが、「戦争反対」。これは、政党、社会的グループなどの枠組みを超えた超常識的な思想である。
 ではもう一歩踏み込んで「イラク自衛隊派遣」はどうだろうか。イラクに自衛隊を送ることはアメリカの武力による力ずくの政策に賛成していることになるからこれはある意味、「戦争反対」という思想と相反することになる。しかし、外交面で考えると、アメリカとの関係を重要視すべきだと考える人は派兵にも賛成するかもしれない。そしてその意見は、社会の中で認められうる立派な一意見といえる。
 つまり、何がいいたいのかというと、韓国では「反日」というのは「戦争反対」というのと同じくらい常識的思想なのだということ。まず「反日」ありきなのである。そしてその枠の中で「でもビジネスパートナーとしてはよい」とか「でも日本の音楽は好き」などというようにまた歴史の問題とは別のアプローチで日本を評価し、好いている人間がいる。しかしこの人たちも歴史を問えばやはり反日であり、そうせざるをえない雰囲気が確かに存在するのだ。
 当初、次々と入ってくる「反日」的ニュースの情報に腹を立てている日本人の自分がおかしいのだろうかと悩んだ。自分は自分も知らないうちに、だんだんと常識的了見から外れた考え方をするようになってしまったのではないかと思った。でも結局私はこの韓国の一方的で極端な報道、社会の雰囲気、教育に憤りを感じているのだということがわかった。
 実際に、何度か韓国の人たちと歴史の問題について話す機会があった。私は、言われるばかりで、ろくに言い返すことができないことがほとんどだった。もちろんそれは、私に彼らを論破するだけの知識も自信もなかったからというのが主たる原因ではあるが、それに加えて、やはり相手が友人であったり、家庭教師の生徒であったりしたため、今後のお互いの関係を考えると言えなかった。その態度が正しかったのかどうか、その答えは今も見つけだせないでいる。
 しかし、今回の竹島に始まる一連の「反日」ムードの高まりを留学中に目の当たりにできたことは私の留学体験において、大きな幸運であったといえよう。これによって私は肌で直接韓国人のもつ本音の一面に触れ、実感し、考える機会となったのだから。

留学を終えて・・・D

2005年08月13日(土) 15時20分
 しかしながら、総体的に見て、韓国留学生活は非常に充実しており、大変楽しいものであった。1年という時間に少しでも韓国人と触れ合い、韓国をもっと知りたいという一心であちこちいろいろなことに手を出した。
 
 大学の授業では主に教養の講義を中心に受講していたのだが、韓国語での講義は語学学校の最上級を修了したあとでもとても難しいものであった。私の大学での専攻は朝鮮半島の歴史であり、また、日韓の近現代史は非常に興味のある分野なので、教養の授業も歴史に関するものをいくつか選択した。専門用語が大変多かったため、聞き取りが非常に難しく、講義に完全についていくことは正直なところかなり困難であった。
 行く前からわかっていたことではあったが、1年間という時間はやはり、語学以外のことにまで手を伸ばすには短すぎる時間であるということを痛感した。

 料理学校は、家庭料理コースに2ヶ月ほど通った。韓国料理に必要な基本材料や調理用法、また韓国語の料理用語や食品名の勉強にもなりとても楽しかった。韓国料理は厳密な材料の指定や、分量の目安もわりと適当なものが多いのでこれからどんどん自分で応用が広がると思う。
 
 そして、韓国で過ごしたこの1年間は、卒業後の自分の進む道を決めるのに決定的な役割を果たしたといえよう。留学に行く前から将来は韓国と日本の架け橋になる交流の一端を担える仕事につきたいと考えていた。そして、1年たった今もその気持ちにかわりはない。むしろ今は確信をもって自分にはこの道しかないと思う。今、日韓の交流はさまざまな方面で非常に活発である。留学中、いろいろな方面において、日韓の間で働く方々に出会う機会に恵まれた。外務省の職員の方、国際交流基金の方、韓国芸能情報の記者・リポーターの方、日本と貿易をする韓国人のサラリーマンの方・・・
 外交面、文化交流面、ビジネス面等々、韓国と日本は今もそしてこれからも切っても切り離せない関係にあるのだということがよくわかった。卒業後の自分の進むべき道に向けて残された時間を有効に使いたい。
2005年08月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新コメント
アイコン画像GTOMR
» 独島写真展@ (2012年05月28日)
アイコン画像あすか
» カンジャンケジャン (2006年05月15日)
アイコン画像KAORI
» カンジャンケジャン (2006年05月13日)
アイコン画像asuka
» カンジャンケジャン (2006年04月12日)
アイコン画像れい
» カンジャンケジャン (2006年04月09日)
アイコン画像Yuudai
» 暇な方、どうぞ読んでください (2006年02月07日)
アイコン画像Han-Song
» 暇な方、どうぞ読んでください (2005年12月12日)
アイコン画像??
» 暇な方、どうぞ読んでください (2005年12月12日)
アイコン画像poli
» 暇な方、どうぞ読んでください (2005年08月17日)
アイコン画像asuka
» 留学を終えて・・・D (2005年08月14日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:supernatural
読者になる
Yapme!一覧
読者になる