さよならの向こうがわ 

May 30 [Sun], 2010, 22:35

なんやかんやで、約半年ぶりの更新になってしまいました。

さぼってた間、本当に色々ありました。



まず第一に、結婚しました!!!!

独身時代と比べてみると、生活スタイルはあまり変わらないんですが、

毎日がぐっと明るくなりました。ちょっとしたことでワクワクして、それと同時に

くだらないことでイライラして。なんていうか、毎日みている景色が色濃くなった感じです。

CMでもありましたが、妻は僕の太陽です なんちゃって。



2つめ、関フィルのトロンボーン奏者、石川義治さんが亡くなりました。

彼が病に倒れて、皆すぐお見舞いにいったそうです。

僕は、間に合いませんでした。お見舞いの時間帯を知らせるメールを勘違いしてしまい、

勇んで駆けつけた時には、彼はもう逝ってしまった後でした。


「ええがな、見舞いなんて。きていらんわ、それより麻雀いつする?」

そういう人でした。僕がどうしようもなくダメな時、みんなが気をつかって

くれていても、「空気」なんて読まずに、ダイレクトに励ましてくれたのは石川さんでした。

「そら誰かて大舞台なら緊張するがな、それでええんや。すけ、ブラボー。」


知り合って短い間ではあったけど、ぼくは石川さんが大好きでした。

さよならの向こう側にいる彼と、いつまでも友達でいたいと思います。




最近、家庭菜園を始めました

プチトマトとししとうを育ててるんですが、これが可愛いくてしょうがない!!

風が吹いては支柱をつくり、寒波がきては部屋にいれてやり、

そして今日ようやくトマトにひとつめの実がなりました。

実も小さいし、きっとそんなに美味しくないけれど、それでも僕が一生懸命育てたってだけで

なんだか嬉しくて、いとおしい。スーパーに売られている野菜にさえ、それらを育てた人達の

想いがつまっているようにみえます。

まるっきり自己満足ですが、趣味らしい趣味がなかった僕としては楽しいかぎりです。


来月の関西フィルの定期は、伊福部昭のVn協奏曲第2番を僕のソロで弾きます。

何かと比べてどうこうではなく、今、ここで、最高の音楽をしたいと思います。

古巣でブル7 

November 25 [Wed], 2009, 20:19



先週は初のPAC定期にお呼ばれでした。

下野竜也さん指揮、ブルックナーの七番とグラズノフのVnコンチェルト、

ソリストはニコラ・ベネデッティさん。



1時間を超えるシンフォニーでしたが、演奏する側も

聴き手も、良い緊張感がキープされた好演だったと思います。

やはりパックは今も世界一フレッシュでインターナショナル、かつ

アカデミックなオーケストラ。3日連続で同じプログラムをやれば

いやでも身体が憶えます。どこが自分のウィークポイントなのかも。。。

季節風 

November 06 [Fri], 2009, 22:22
毎朝、肌寒い季節になってきましたねぇ

個人的にはこれくらい、キリっと冷えた感じが心地よいです。


今日は明日の和歌山と、10日の公演のダブルリハーサルでした。

先日のいずみ公演でのボレロに引き続いてのスペインもの、明日はR=コルサコフの

スペイン奇想曲です。照りつける太陽、吹きすさぶ風、今の日本の気候とは

正反対の性格の曲。ギンギラギンに弾きたいとおもいます


演奏家のヘリテージ 

October 07 [Wed], 2009, 23:31

今日は兵庫芸文センター小ホールで、イダ・ヘンデルさんの

リサイタルを聴きにいきました。

10年以上前にLAでマスタークラスを受けて以来の彼女は、

僕が想像していた以上に小さく、可愛いおばあさんになっていました。

そんな彼女の演奏は、10年前とちっとも変わらず・・・いやもっともっと、

バイオリンという楽器を弾く喜びと、生命力に満ち溢れていました。

白鳥湖のロシアンダンスを独奏にアレンジされたものをアンコールとして

演奏されましたが、彼女の尽きない探究心と音楽に対する愛情が

ストレートに伝わってきて、音楽家として本当に心が揺さぶられたコンサートでした。


僕らのロードショー 

August 09 [Sun], 2009, 1:26

PAC POPS!!でお声がかかり、

昨日今日と久しぶりにPACに帰りました

指揮はPAC POPSではおなじみのピーター・ロバートさんですが、

じつは以前関フィルでも一度共演しているんですね。

是非もう一度、うちで彼の選曲でやってみたいなーーーと思いました


いや〜映画音楽って、ほんっとにいいもんですね

その映画を観た事ない方にとっては「なんじゃこら」でも、

その映画の1シーン、1セリフでも知っている人間にとっては

たまらない魅力と心地よさがあるんだと思います。


僕が初めて映画館で映画を観たのは、その当時流行りまくっていた

「バックドラフト」でした。中学2年生だった僕は、恋心を抱いていた彼女を

生まれてはじめてのデートに誘ってはみたものの、映画自体はそっちのけで

「この映画が終わったらどうしたらええんやろ」と、そればっかり考えてました。

結局、帰りのバスがきて、「面白かったねぇ」とかなんとかいって、

ドキドキしつつも平静を装って、「ほなまた明日、学校で。」 「うん、今日はありがと。」

・・・思い出すのも恥ずかしいような、青春の1ページでした



ソリストはアレンジャー兼ジャズピアニストの狭間美帆さん、新進気鋭の22歳!!

彼女の素晴らしさは、言葉ではうまくいえないんですが、

「気張らないかっこよさ」がありました。ううっ、やっぱりうまく表現できない。。。

オケのコンマスとソリストっていう立場上で、制約があったからなんでしょうか。

次はもっと、寄り添った感じのセッションができたらな〜とおもいました。決して変な意味じゃなく


コミュニティVol.42 

June 11 [Thu], 2009, 23:53
今日は関西フィルの練習場のある、弁天町のオークホールで

コミュニティコンサートでした


第1部では、ゲオルギ・バブアジさんの指揮でモーツァルトの

ディヴェルティメントK.137と、ブリテンのシンプル・シンフォニーを

演奏しました。ゴギさん、本当にブラボォーーーでした

関フィルのストリングスの良さを見事にひきだして、ブリテンは特に

良いアンサンブルになったと思います。


第2部はわれらが首席指揮者、藤岡幸夫氏によるハイドンの交響曲第97番。

彼の魅力については、あえてここで言わずとも皆さんご存知でしょう

パパ・ハイドンの独特のユーモアが、藤岡さんのタクトによって爽やかによみがえる。

純粋で力強く、愛にあふれた熱演でした


PIZZA 

June 10 [Wed], 2009, 23:27
ピザって美味しいですね アメリカ学生時代に食べた、パパ・ジョーンズ。 フランスにいた頃によく食べた、アラビック家族経営な街角のピザ屋。 イタリアにいったことはないけれど、もし行くなら 本場のマルゲリータが食べたてみたいなぁ。 とかいいながらも、僕のお気に入りのトッピングは ベーコンとパイナップル。そうです、ハワイアンピザです。 カレーに入ってるレーズンは大ッッッ嫌い、キレイによけて食べます。 酢豚に入ってるパイナップルは、もはや存在すら疑問。 ウサギのお肉とオレンジの甘みが最高に「あう」のは知ってます。 それと同じことなのかもしれませんが、肉だんごのとなりに パイナップルがいることがもう許せない でもハワイアンピザならいいのです。 同じアマカラなら同じじゃん。でも、僕にとってはちょっと違うのです。あれ?でもよく考えたらベーコンは豚肉か。 なぁ〜んでかっ?自分でもよくわかりません。ハワイアンピザとチキンヌードルスープ、最高のコンビネーションです。 音楽と全然関係あれへんがな。。。 おすすめなピザの具、コメントして下さいな。 カレーピザのレーズンのせ、なんてのはやめてね。

おうちに帰ろ。 

June 07 [Sun], 2009, 23:13


今日は生野マインホールで本番でした。

去年も来させてもらいましたが、あいかわらず生野の皆さんは

お元気でした


バス停で、長話に興じるおばあちゃん達。

そのおばあちゃん達に、「乗るのか乗らんのか」と目で合図する

車掌さん。おばあちゃんたちもいつものことなのか、

「あぃあぃ」と手で合図。そしてバスは何事もなかったかのように

ぶぅーーーーん、と次の停留所に向けて発車。

誰の地元にもある、何気ない風景。いい時間が過ぎていきます。




前半のソリストは錦織健さん。彼の歌声はなんというか、

「元気をだせ、人生は素晴らしいんだ」と励まされるような、

生命に満ち溢れる音楽でした。

ご自身、当日は体調がイマイチだとこぼしておられましたが、

僕にとっては最高のパフォーマンスでした

きっと、僕にはわからないところで苦労されているのでしょう。



後半はドヴォルザークの新世界より。

2楽章のイングリッシュホルンの、日本人にはどこか懐かしい響きが

会場にしみわたりました。



演奏しながら、思い出していたことがあります。



先日の、ママと赤ちゃんのためのコンサート会場での1コマです。


僕が仕事を終え、帰ろうとしてエレベータにのった時のこと。

たまたま乗り合わせたお母さんが、僕に気付いて挨拶をして下さいました。

こちらもあわてて会釈。するとお母さんはベビーカーの赤ちゃんに向けて一言、


「楽しかったね。おうち、帰ろっか。」


ぼくも、おうちにかえろう。そんな気持ちになりました。


バイオリズム 

April 10 [Fri], 2009, 2:23

今夜はいずみホールでコンサートでした。

指揮は我等関フィルが敬愛する、常任指揮者の飯守泰次郎先生。

そしてピアノにはウィーンのマエストロ、イェルク・デームス氏を迎えて

ベートーヴェンの継承と題し、前半にベートーヴェンのPf協、

後半にブラームスの交響曲第1番を演奏しました。


前回、ピアニズムなどと大それたタイトルをつけてしまった後に

今回デームス氏と共演させて頂いて、自分はホントにまだまだ

何もわかってないんだなーと痛感致しました!

素直に言います、今一番好きな曲はベートーヴェンの皇帝になりました

それくらい、素敵なベートーヴェンでした。いつか、近いうちに必ず、

彼とソナタが弾いてみたい!!!ヴァイオリン弾きとしてそう思わずには

いられませんでした。


後半のブラームスは、はっきりいって好演だったと思います

「コンマスならそう言わないと〜」とかではなく、今夜のステージには、

何か温かい空気が満ち溢れていました。実際に暑かったのも若干ありますがw

オケ全体もすごく集中して、いいパフォーマンスをキープできたと思います。

僕の課題としては、なるべく平常心で演奏すること、そしてなにより

ステージマナーです。拍手が鳴り止まない中、自分の判断でオケを立たせたまま

マエストロを待ったり、挙句はステマネの合図を待たずに、自分だけさっさと

ひっこんでしまいました。これはよくない、今夜の会場の雰囲気は、もっと

長く余韻を楽しんでもよかったはずでした。今朝はステマネの中野さんと

彼の奥様にすごく世話になったのに、、、

失敗は成功の素、味の素はレストランの味と申します。

明日のホルン5重奏にむけて身体を休ませねば。。。これにてどろん


1ぽちり

ピアニズム 

March 28 [Sat], 2009, 23:48
ご無沙汰してました、今年初のブログ更新です〜

今日は京都コンサートホール大ホールで、新進気鋭の山本貴志さんをソリストに迎え、

僕の今一番好きなコンチェルト、ラフマニノフのピアコン2番を共演してきました


数年前に先輩から薦められて聴いたCDが、抜群に気に入ってよく聴くように

なったんですが。いや〜心地良かったです!!やっぱり個人的に好きな曲って、

演奏してる側も最大限に愉しめるからいいですね

「どこが愉しいの?」って聞かれると返答に困るのですが、

僕が共演していて一番いいなぁと思うのは、やっぱり終楽章の

第2主題です。この辺にラフマニノフの愛がみえるというか、

ちょっと照れくさいくらいの直接的な旋律がぐっときますよね。

たぐりよせては離れていく、よせてはかえす、愛の波状攻撃やぁ〜

素人くさいコメントでごめんなさい、良いものは良いってことで


さて来月の僕の出番です。

4月9日 いずみホールシリーズ「ベートーヴェンの継承」

4月10日 野田篁一と仲間たちVol.2 〜ホルンでクインテット〜

4月12日 「ヴィルティオーゾの復権Vol.10」@いずみホール

4月19日 ベートーヴェン歓喜の歌「第九」@茨木市市民会館

4月29日 第210回定期演奏会「音の魔術師、降臨」


ついでにぽちりこ↓

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プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:すけゆき
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:1977年9月16日
  • アイコン画像 現住所:兵庫県
  • アイコン画像 趣味:
    ・音楽-ラテンなノリが好き。
読者になる
 
1977年生まれ。
4歳より天理教音楽研究会弦楽教室にて東儀祐二、五十嵐由紀子の両氏に師事。

1993年 関西フィルハーモニーとサンサーンスのヴァイオリン協奏曲を競演。

1993〜1997年 倉敷音楽祭にオーケストラのメンバーとして参加。

1998年 第67回日本音楽コンクール(毎日新聞社、NHK共催)ヴァイオリン部門第3位入賞。

1999年 米国テキサス州ダラスのSMUにてエドワード・シュミーダー氏に師事。
同年 第68回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位入賞。松下賞、レウカディア賞、鷲見賞を受賞。 

2001年 フランスへ留学。パリコンセルバトワールでボリス・ギャリツキー氏に師事。

2003年 ラジオフランスフィルハーモニックオーケストラにて2ndViolin主席奏者を勤める。
2005年 兵庫県芸術文化センター付属オーケストラ(略称HPAC)にフォアシュピーラーとして入団。
2008年 関西フィルハーモニー管弦楽団にソロコンサートマスターとして就任。

これまでに東京交響楽団、京都市交響楽団、関西フィル等のオーケストラとベートベン、シベリウス、プロコフィエフ、チャイコフスキー等の協奏曲を競演。

関西ハウスシーンのカリスマ的存在であるDJ Yokuが率いるバンドオーケストラ、「A Hundred Birds」に所属。
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