その後も普通に笑っていた

2005年12月19日(月) 18時54分
その長い長い髪を
切ると言っていたので
もったいないよ、と
するりと撫でた

腕をいきなりつかんで
もう少し太ったら
エッチしてやってもいいよ
だなんて

お前の顔見たら殴りたくなる
殴らせて
そしてほっぺたをぺちとされる

触るんじゃなくて持たれると
気持ちごと持ってかれるみたいになる

あんたと結婚してもいいかもしれん
って
何回も聞いた
絶対私と結婚する気のない人

あのセックスの最中の
理由のわからない涙は
どうして出たんだろう

車を降りるときに
寝転がっている彼にキスをした
もうちょっと一緒にいたいと
少しだけ思った

不意打ちのキスだった
何事もなかったかのように
振舞いたかったけれど
視線が上がらなかった

何もしないから
ちょっと休もうよとか言うバカがたくさん

うるさくない程度のいびき

セックスの最中に
俺のこと好き?って聞くのは
反則
嫌いじゃないけど、なんて
答えられないし

嘘、じゃなかったの?

結婚したなんて教えてくれなかった
子供を抱いたまま気まずそうに私と目を合わせた

私とやったことを
どう伝えたの
言わなくてもいいことを
どうせ得意げに話したんだろう

そう、そうやってわたしをよんで

より戻さないのと聞くと
無理、とだけ言った

少し、お腹がみえていた

肩を抱き寄せられる

腹筋なぞる

後ろから抱きつきたい衝動
その肩にぎゅっとしたい
その背中にくっつきたい

魚の話を聞いているうちに寝てしまった

確かめるように

その唇

2005年12月19日(月) 4時51分
一年以上前
友達にバンドの練習後の飲みに誘われて
以前好きな人に連れられて
行ったお店だったが
少し苦い気持ちで

そう
あのときの
言うなれば一目惚れ

私はもう一人の初めましての人と話し
友達の彼女だと誤報を流され
なんだなんだと

ただの憧れだと
ずっと思っていた

ここ数ヶ月で
ようやく名前も覚えてもらい
冗談など言える仲になり
それでももう一人の人の方が
仲がよいので
そいつの彼女だなんて
いつもそんなことばかり

だから
私のあごに
伸びてきた指に
わずかな力が加わり
横に向いたとき
その唇が
私の唇に触れる
なんて
よくわからない
感覚だった

私の向こうにいた人には
ばれてないよねなんて
悪びれないあの人は
いつもと同じだった

次に会うときは
いつもと同じ
私は
それぐらいはできる

ただその唇を知ってしまっただけで

理由

2005年12月02日(金) 3時38分
赤い日記
書くことがなくなった
自分でも気付いてなかったが
好きな人がいないと
なんか気が向かない
そういうもんなんだ

ちょっと変えようかな
とか
思ったり

気が向いたら

嫌いになった
わけ
じゃないけど
前みたいに好き
でもない

答えが
ぽつ

出た

私の数年間は
それを導き出すため
だった

かな

なにも否定できない

すべてが真実

届く距離に
あの人が
いない

こと