『八日目の蝉』

October 21 [Fri], 2011, 18:15
優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。

八日目の蝉


今日まで母親だと思っていた人が、自分を誘拐した犯人だった。
1985年に起こったある誘拐事件。

不実な男を愛し、子を宿すが、母となることが叶わない絶望の中で
男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去る女、野々宮希和子
その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた女、秋山恵理菜

実の両親の元に戻っても、「ふつう」の生活は望めず
心を閉ざしたまま21歳になった恵理菜は、ある日、自分が妊娠していることに気づく。
相手は、希和子と同じ、家庭を持つ男だった。

過去と向き合うために、かつて母と慕った希和子と暮らしていた
小豆島へと向かった恵理菜がそこで見つけたある真実。
そして恵理菜の下した決断とは・・・?



トーキョー女子映画部の『泣ける映画研究会』にて鑑賞してました。

角田光代さん原作で、檀れいさん主演(希和子役)で
NHKでも放送されていた話題作です。
映画版では永作博美さんが希和子役、井上真央ちゃんが恵理菜(=薫)役です。

授かった子を堕ろせと言われ、そのせいで妊娠できない体になってしまった希和子。
生まれたばかりの娘を誘拐され、
戻ってきた娘との接し方がわからずヒステリックになってしまった実母。
世間から好奇の目にさらされ、
実の親との関係もぎくしゃくし誰にもなじめないまま生きてきた恵理菜。
うるっときたぐらいで、あまり泣けませんでした。
複雑な想いが渦巻いて、誰にも感情移入できなかったのが原因だと思います。

3人とも可哀想な女性だったけど、一番悲惨なのは恵理菜の実母かな、と思いました。
自分が産んだ娘なのに、懐かれず、ぎくしゃくしたままの関係なんて
・・・あんまりじゃないですか。
小さいうちは四六時中一緒にいてあげてこれでもか!
ってぐらい愛情を注いであげないといけないんでしょうかね。
私はまだ子供を産んでませんが、もし子供を産んだとしても、
仕事はずっと続けていきたいので、子供が1歳になって育児休業を終えたら、
保育園に預けて職場復帰したいと思っているんですよ。
(その為の法整備だってされているし、正直今の時代共働きじゃなきゃ生活キツイんじゃないかな・・・)
それではダメなんですかねぇ。。。この映画を観て、複雑な気持ちになりました

でも結局、一番悪いのは恵理菜の父や不倫相手だよねってことで一致団結。
愛人を妊娠させておいて、しかも今の関係を続けたいから堕ろせとか・・・
ハァァァ?!なに言っちゃってんだよこのアホ男!って話ですよ

それはさておき、この作品の魅力のひとつであろう、小豆島の景色
とても美しくて、一度行ってみたくなりました

来週10月28日にDVD、BDが出ますよ〜




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