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松本で買ったお菓子たち
2013.09.30 [Mon] 07:00

名城あるところに銘菓あり。
まずは翁堂さんのお菓子。創業1911(明治44)年という老舗です。


レトロなパッケージのミミーサブレはショートブレッド風のあまじょっぱい味があとをひきます…っていうか止まらなくなります。
銀のパッケージはブランデーケーキ。洋酒しっとりだけどそんなにお酒っぽくないので下戸のかたにもおすすめです(笑)。熱海の三木製菓さんといい、練馬のローレライといい、金銀パッケージのお菓子は“昭和リッチ”な期待を裏切りません


洋菓子だけでなく和菓子もあります。「翁最中」は手亡豆(白いんげん)に抹茶を混ぜた餡が入っています。もちろん“顔買い”です(笑)。

ちなみに最終日に「平日なら開いてるはず!」と茶房に行ってみたけどやっぱり閉まってた 一体いつだったら開いているのか…。

翁堂 オフィシャルサイト


お次はさらに古い1897(明治30)年創業の東もん磯村さんの古瓦煎餅。松本ホテル花月の目の前にあります。箱が可愛くて大きいのを購入。


松本城の歴代のお殿様の家紋の焼き印が入った甘いおせんべいです。1パック5枚入りだったのでまんべんなく入ってるのかと思ったけど、なぜか水野氏出現率が高かった(笑)。


と思っていたら、現れたのは松本城! 家紋だけじゃないんだ!! なんだかすっごいレアカードを当てたような気分になっちゃいました。

参考サイト御菓子司 東もん磯村の古瓦煎餅(スイーツお菓子お取り寄せ通販情報)


さて、お次はさらに古い1884(明治17)年からの歴史をもつ開運堂さん。お友達へのおみやげにバラ売りをちょっとずつ詰め合わせたものを、自分用にも買っちゃいました。
「ピケニケ・カステラ」は一切れサイズのキュートなカステラ。ピケニケとはカステラの母国・ポルトガルの言葉で“ピクニック”のことで、手軽にピクニックに持って行けるようにと考えられたものだそう。たまごたっぷりのふんわり生地がとってもおいしい♪

真味糖は鬼胡桃を砂糖や蜂蜜、水飴などで固めた和風タフィー。白いノーマル味と黒砂糖で仕上げた「大島」の2種類があります。お茶席に使われるお菓子だったらしく、知らずにそのまま食べたらかなり甘かった 濃いお抹茶と一緒にいただくとちょうど良いのかもしれません。

開運堂 オフィシャルサイト

最後はさらにさらに古い1672(寛文12)年創業の山屋御飴所さん。松本にはいくつか飴専門店があり、あめ市というお祭りもあるほど。松本の澄んだ空気と乾燥した気候が飴作りに最適で、明治時代には飴の生産高が日本一だったのだそう。へえぇ〜〜〜。


山屋御飴所さんを代表する飴がちょっとずつ入ったミックス小袋を買ってみました。
まずは白玉飴。飴といっても砂糖ではなくお米を煮詰めて糖化させて作っている“米飴”なのです。お米の甘みだけだからとっても優しくてまろやか。オブラートに包まれているのも懐かしいです。
堂々飴は米飴に新鮮なミルクとバターを加えたもの。これ、すんごく美味しい! 優しい優し〜いミルキーといった感じ。


板あめは米飴に落花生を混ぜて薄く伸ばして板状にしたもの。パリパリした食感と落花生の香ばしさがクセになります。やばい、止まらない…。でももともと米だからいいか(いやよくない)。

山屋御飴所 オフィシャルサイト

『秘密のケンミンSHOW』にて紹介されました。開運堂 真味糖(しんみとう

開運堂 真味糖
価格:756円(税込、送料別)

 

三度目の松本城のあとは女鳥羽そば
2013.09.27 [Fri] 07:00


ホテルを出て真っ先に向かったのは、松本城!3年連続の登城です。いいかげん飽きるだろうって思うのですが、全然飽きないんですよねー。


例のごとく急な階段を上って天守閣に到着。前日までの雨が嘘のように晴れ渡り、澄み切った空と青い山々が広がっています。気持ちいいなあ〜。


公園内のお城が一番美しく見える場所に移動。やっぱり松本城には青空がよく似合います。


別の角度からもドーン!(もういいって…)まるで仕込みのように二羽の白鳥がお堀を泳いでいたのには笑っちゃいました。松本の白鳥はなんてサービスが良いんだろう


お城を堪能したあとはお買い物♪ 女鳥羽川沿いの縄手通り商店街はその昔露店が立ち並んでいた庶民的なゾーン。骨董品や、縄手通のシンボルでもあるカエルのグッズも多く見かけました。


川の反対側にある中町商店街は蔵作りの町並みを残した歴史を感じられるゾーン。


お昼はそこからちょっと入ったところにある「ヒカリヤ ヒガシ」に決めていたのに、予約で満席と言われてしまいガッカリすっごくステキな雰囲気だったのにな〜。
もう一軒目を付けていたお店に行くと、こちらはランチ休業の張り紙が。旅にこの展開はつきものだけど、ちょっと凹むなあ。


他に案もなかったので、前日に「もう1枚食べようかどうしようか」悩んでやめたお蕎麦屋さんへ向かいました。女鳥羽川沿いにある「女鳥羽そば」さんです。


なまこ壁の建物が良い雰囲気です。


頼んだのはこちらのオススメ、三重(みかさね)そば。暗くて分かりにくいけど黒、赤、緑の歌舞伎カラーの器に入っています。


一段目が海苔、二段目がとろろ、三段目は抹茶がかかっています。


松本産のそばの実を石臼で毎日挽いて自家製粉したものを手打ちしているそう。ピントがボケちゃってすみません


とろろにはつけ汁に黒ゴマを入れてと勧められました。白ごまを使ったごまだれはよくありますが、黒ごまを薬味に使うのは珍しいですね。


抹茶がかかったお蕎麦というのもユニーク。ちょっとずついろいろ食べたい派にはなかなか楽しめました。こちらのつけ汁はだしが多めで酸味が多く、かえしの甘みが少なめでした。松本のお蕎麦は汁が結構濃い目のところが多いように感じました。


そば湯の固形率が高く、とろっとろ。ごちそうさまでした!


再び町をそぞろ歩き、夕方の特急あずさで帰宅。
松本は私の中で「自分の実家がここだったらいいな」ランキングのベスト1。また絶対行きます!!

女鳥羽そば オフィシャルサイト

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松本ホテル花月の朝食
2013.09.26 [Thu] 07:00

松本に訪れるのは3回目ですが、泊まるのは実は初めて。前から泊まりたかった憧れのホテルがあるのです。


明治29年創業の老舗、松本ホテル花月さん。和洋折衷のクラシックな佇まいと、松本の伝統工芸である松本民芸家具を基調とした落ち着いた雰囲気のホテルです。朝食付きの早割プランで5800円とお値段もリーズナブル。


大浴場があるのもナイスポイント。温泉ではありませんが、平成の名水百選に選ばれたアルプスの雪解け水“深志の水”を使っています。広々とした湯船(結構なあつ湯!)につかり、旅の疲れを癒しました。


松本民芸家具で統一された朝食会場「寿城」はゆったりと食事をすることができます。


朝食は和食と洋食から選べ、私はやっぱり和食 焼き魚、温かい煮物などホッとするメニュー。ごはんは松本産コシヒカリ、味噌汁のお味噌はホテルの自家製。ちなみに洋食のパンはお隣にある老舗「小松パン店」の焼きたてだそうです。


デフォルトの大豆煮、高野豆腐、黒インゲン豆+納豆で豆率高し!


もうひとつ食べたかったのが信州の木曽・奈川地方の郷土料理“とうじそば”。投じ籠と呼ばれる竹製のおたまにひとくち分のお蕎麦を入れ、温かいおつゆにつけて温めて食べるというもの。


こんな風にきのこや根菜が入ったおつゆに入れて温めて食べます。
少々まどろっこしい気もしますが(笑)寒い時期でもおいしく食べようと考えられた食べ方だそう。
朝食ビュッフェでご当地麺を置いてあるホテルもあり、量が多くていつも食べられずにいましたが、これくらいのひとくちサイズのお蕎麦だとオナカにもたれないのでちょうど良かったです。
おいしい朝ご飯を食べたあとはやっとお天気がよくなった秋晴れの外に繰り出すぞー!




 

夜の松本に出かけてみた
2013.09.25 [Wed] 07:00

旅行の晩ごはんでは地元のスーパーで美味しそうなお惣菜を調達してホテルの部屋で食べるのも好きなので、今回もそうしようと思っていたのですが、スーパーやお惣菜を売っているお店を見つけられず…。
前日の長野市で雰囲気良さげな居酒屋や古民家バルを見つけたはいいけれど、一人で入るのにはちょっと勇気がいるなあ…と思っていました。
うーん、それってなんかつまんない!外に出かけたい!!
ということで勇気を奮い立たせて出かけてみました。


訪れたのはアイリッシュパブの「OLD ROCK」。女子独り酒だと居酒屋はハードルが高いけど、英国風パブなら勝手が分かるかな〜と思って(笑)。
奥の隠れ家的スペースに通されてラッキーでした


ブリュードッグパンクIPAという初体験のエールビールとともにいただいたのが、コリアンダーのサラダ。これがめっちゃ美味しかった!細切りのキュウリと一緒にごま油で和えてあるんだけど、コリアンダーとごま油がこんなに合うなんて!


続いては長野が誇る地ビール、よなよなエールのハーフパイントとオリジナル塩山賊焼き。“山賊焼き”とは鶏肉をニンニクや醤油などの入った汁に漬け込み片栗粉をまぶして揚げた松本のご当地グルメで、これをOLD ROCK風に仕上げてあります。外はサックリ、中はジューシィ。けっこう量がありましたが、チキン大好きなのでビールとともに完食しちゃいました


OLD ROCKの名物、くん製玉子はギネスと。あー美味しいなあ。幸せだなあ。
普通のパブメニューだけなのかと思ったけど、安曇野放牧豚のソーセージやハム、信州福味鶏のチキンバスケット、信州和牛ほほ肉のギネス煮込みなど地元の食材を使ったオリジナルメニューが多く、大人数で再度訪れたい場所になりました。

OLD ROCK オフィシャルサイト


なんかすっごく気分が良くなってきたので、調子に乗ってハシゴしちゃいました。OLD ROCKのはす向かいぐらいにある「マツモトばる」へ。


こちらは信州産の食材とワインをウリにした地産地消のワイン食堂。黒板のメニューから井筒ワインのメルローをいただきました。脚のないリーデルのグラスやコルクを半分に切ったフォークレストが洒落てます。
お通しは豚のリエット。おつまみにオリーブを頼んだら山盛りで出てきてちょっと困りました(笑)。


カウンター席の目の前にあった、井筒ワインの「マスカットベリーA」のボトルが気になったので2杯目をオーダー。聞いたことのない品種だと思ったら日本で掛け合わせたブドウだそうで、つい最近国際ブドウ・ワイン機構(OIV)がワイン用ブドウ品種として登録認定したばかりだったのでした。
果実の甘い香りがふわっと立ち上り、渋みもしっかりあります。うわー、これめちゃくちゃ好みだ
フランスのAOCみたいに長野にもNACという長野県原産のワインの品質を保証する制度があり「これもNACなんですよ」と説明してくれた店員さんの顔が誇らしげに見えました。
もっといろいろ食べたり飲んだりしたかったけど、なにせ2軒目(そして5杯目!)なのでこの辺でおいとましました。
どちらも飛び込みだったけど、良いお店に出会えてラッキーでした

マツモトばる オフィシャルサイト

 

 

「珈琲美学アベ」で芸術的なモカクリームオーレ
2013.09.24 [Tue] 07:00

お蕎麦のハシゴをしようとあちこち探しましたが、いまいちグッとくるところがなかったので、お茶モードへシフトチェンジ。
以前“パンダケーキ”を食べた翁堂茶房へ向かったら、定休日…。仕方ないので翌日行こうと思っていた駅前にある喫茶店へと向かいました。


珈琲美学アベ。名前がもうステキすぎる!看板のセニョール、美学を語ってくれているように見えます。


地元のかたに愛されている喫茶店のようで、外の写真を撮っている間にもひっきりなしにお客さんが出入りしていました。


ウインドウのディスプレイもナイス。コーヒーゼリーから煙が出てるのがめっちゃ気になる…。


オーダーしたのはモカクリームオーレ。たっぷりの氷とコーヒー味のアイスが乗った銅のゴブレットの上から、お店の方がコーヒーとミルクが入ったポットを持ち、両手でくるくる回しながら注いでくれます。
うわー、こういう風に供されるとは!先に知っていたら動画で撮りたかったぐらい芸術的で美しかったです
バニラアイスが乗ったクリームオーレ、クリームなしのアイスオーレ、温かいカフェオーレもみんなこのスタイルで出してくれるみたい。
ちなみに気になったコーヒーゼリーはこんな風に見本どおり煙モクモクで出てくることが判明。次は絶対これだなっ!


小物もブレてないですね。こうでなくっちゃ。店内には世界中のコーヒー器具のアンティークが飾られていて、まるで博物館みたいです。


伝票の裏にあった言葉にハートを射抜かれました セニョール・アベの美学、しかと心に刻まれました。


雨が上がってきたので、明治時代に建てられた旧開智学校へと向かいました。なんと昭和38年まで現役で使われてきたんです!




ひとつひとつのしつらえが凝っていて素敵なんです。こんなところで学んでいた子どもたちが羨ましい。


洋風建築だけど風見鶏に付いている方角が漢字なのは明治っぽいですね。


年季の入った木の床がなんだか懐かしい…。私が通っていた北海道の高校もこんな感じだったっけ。さすがに明治時代に開校じゃないけどね(笑)。


色の名前がとても美しい!鮭色なんて文字通りサーモンピンクだし、朽葉色、丁字色…なんて情緒があって日本的なんでしょう。失われつつある美しい日本の文化を再認識しました。

珈琲美学アベ(ホットペッパー)