映画「5%の奇跡〜嘘から始まる素敵な人生」見れば少し元気になれる

2018年01月28日(日) 9時24分
映画「5%の奇跡〜嘘から始まる素敵な人生」★★★★☆
原題:MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN
製作年/国:2017年/独
配給キノフィルムズ=木下グループ
公式サイト 5p-kiseki.com/
時間:111分
公開日:2018年1月13日
監督:マルク・ローテムント

コスティア・ウルマン、ヤコブ・マッチェンツ
アンナ・マリア・ミューエ 出演



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「10代の頃にほぼ全盲となってしまった学生が、
5ツ星ホテルで働く夢を
叶えるために打った“大芝居“を、
実話に基づき映画化した
ハートフルエンタテインメント。
『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』の
マルク・ローテムントが監督を務め、
運命に翻弄されながらも夢を諦めない
青年サリーの姿を、
笑って泣ける人生賛歌として描いている。」

(ぴあHPより)


ミッドランドスクエアシネマから
誕生日の割引メールガ届いた、
誕生月には、1回1,000円で見れるという、
じゃあということで
今年初映画。

10代で突然視力が普通の状態の
5%程度になってしまった主人公、
その障害を知らせた職場からは
すべて断られたため、
その障害を隠して5つ星ホテルの
研修に応募。

難しい課題を友人に助けられながら
こなしていくが
その間には好きな人が現れたり
父が母を捨ててどこかへ行ったりと
まさに波乱万丈の日々。

主人公はガエル・ガルシア・ベルナルに似ている、
笑顔は誰の心も温かくするが
その視線は実は何も見えていない。

時々その笑顔を見ていて
残念な気持ちになる。
でも主人公は、いたって前向きだ。

テンポ良く
難しい課題に果敢に挑戦する姿が
描かれてすぐに映画に入り込める。


視力を失った代わりに
聴覚が鋭くなり
持ち前の暗記の才能と
何よりかなりの努力で
他の研修者たちと
厳しい研修に取り組むが
彼の努力する姿を見てると
もっと頑張らないとなと
自然にこっちも考えてしまう。



出来ることを
色々言い訳して先延ばしにし、
出来なかったことを
何度も正当化しているなぁ、
時は一方通行に
行ったきりで、その後悔のようなものを
すぐに飲み込んでいく。



映画の主人公は障害を受け入れて
友人と商売する道を選ぶが
同じような人が全員
うまくいく訳じゃないだろう。

自分からこれだけ前向きに
努力したのだから
それなりのハッピーを手にしてほしい、

そんなふうに思うのは
周囲にも結構努力する人がいて
何かを犠牲にしながら
くさりもせず頑張っているからだ。

本当は思い描いた通りの成功を
手にする人は少ない、
だから過程が大切だとか声をかけるが
当人は霧のなかを夢中で進んでいる、
眩しいね。



★オススメ度合い★
主人公の笑顔がとにかく良い、
彼の笑顔を見るだけでも
価値がある。

★100点満点で90点

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書籍「友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」/山中 伸弥(著),‎ 平尾 誠二・惠子(著))」生きるということを少し考える

2018年01月23日(火) 18時48分
書籍「友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」/山中 伸弥(著),‎ 平尾 誠二・惠子(著)」★★★★
単行本(ソフトカバー): 218ページ
出版社: 講談社 (2017/10/4)

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「2010年、雑誌の対談で
初めて出会った二人は急速に仲良くなり、
やがて親友と呼べる関係になった。
家族ぐるみで食事を重ねた。
こんな関係がずっと続けばいいーー。
お互い口に出さずともそう思っていた矢先
友・平尾誠二に癌が宣告される。
山中伸弥は医師として
治療法や病院探しに奔走。
体調は一進一退を繰り返すが、
どんなときも平尾は
「先生を信じると決めたんや」と語る。
そして、永遠の別れ。山中は
「助けてあげられなくてごめんなさい」と涙を流した。
大人の男たちの間に生まれた、
知られざる友情の物語。!。」

(出版社HPより)


本は3部構成になっていて、
山中教授の手記、
平尾恵子さんの手記、
そして二人が初めて出会った
対談の全文となっている。

二人は最初の対談で意気投合し
親友のような関係を築いたと
知っていたのでまずは対談から読んだ。


二人の対談は初対面の人同士の
お互いのフィールドについて
軽く触れ、時々の節目に
どんなことをし、感じたか、
言いあったり、聞きあったり
それ程深くは踏み込まない。

でもこの対談で何か感じるものが
あったのだろう、二人は以後、
家族も含めてとても
親密な付き合いを始めたという。

なかなか大人になってから
自分の内面まで晒すような
関係を持つことは難しい、
そういう出会いもあるんだなぁと
羨ましくも思いながら、

そういう懐の深さを平尾という人は
きっと持っていたのだろうな。


対談を読んでいくと、
今は亡き平尾さんの
力強い言葉にしんみりしたり、
お互いの今後のやろうとしている事を知ると
それは叶わなかったなと
残酷な事実をすぐに思い浮かべた。



山中教授という強力な
バックアップを得てしても
ガンには打ち勝てなかった、
それは事実

でも、残された時間をどう生きたか
それを考えると
勇気もわいてくる。

しかし小説のような
「もしかして・・・」という展開は無いので
やはり大きな太陽のような平尾さんの
不在がスゴク大きく感じるのだ。

読みやすいし、感情移入も容易だ
色々考えさせられた、
でもね、と思う
もっともっと深い絶望があったはず
それは描かれていない
だからかな、何か物足りない。


★オススメ度★
物足りないと書いたが
勇気はもらえる、
「友情」という言葉が胸に響く。

★100点満点で80点

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書籍「大家さんと僕/矢部太郎 (著)」売れない芸人の静かな生活

2018年01月18日(木) 7時11分
書籍「大家さんと僕/矢部太郎 (著)」★★★☆
単行本(ソフトカバー): 128ページ
出版社: 新潮社 (2017/10/31)
言語: 日本語

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「1階に大家のおばあさん、
2階にトホホな芸人の僕(カラテカ・矢部太郎)。
一緒に旅行するほど仲良くなった
不思議な「2人暮らし」の日々は、
もはや「家族」! ?

大切な人をもっと大切にしたくなる、
泣き笑い、奇跡の実話漫画!。」

(出版社HPより)


年末の朝日新聞で
この本を知り、すぐに買おうとしたが
売り切れ・・・、年始に入荷したので
すぐに手に入れて読んだ。
とまあ、スゴク読む気満々だんだけど
本書はそれほどというか
全然力の入ってない作品。


でもそれがこの本の良いところ。

実話だから主人公は
あの矢部太郎そのもの、
まさにイメージ通りで
その約束を裏切らない


大家さんはそんな矢部が
芸人であることもよく知らず、
でも時々TVで彼の情けない姿を
見つけては
大変な仕事ですねと。

何気ない会話も
お上品な老婦人と芸人という
二人の間で微妙にズレて
そこが可笑しくもちょっと悲しい。

「電波少年」でブレイクしたにもかかわらず、
その後も低空飛行な印象の
矢部クン自身は、私生活でも
植物のような感じ、
それが大家さんには
心配で堪らないのかも。

スゴク面白くて
次が気になって仕方ない・・・とは
全く思わないけど

こういう本というか漫画を読む
僅かな時間はほっこりして
良い時間が持てそうだ。

★オススメ度★
ベストセラーリストにも顔をだしてて
本人が芸人じゃなく
漫画家でいきたいと言ってるのが
実現するかも、
それを目の当たりに感じられるかもしれない。

★100点満点で70点

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映画「日の名残り」ノーベル文学賞を映画で見る

2018年01月15日(月) 9時07分
映画「日の名残り」★★★★WOWOWで。
原題:THE REMAINS OF THE DAY
製作年/国:1993年/米
時間:134分
ジェームズ・アイヴォリー監督
アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン
ジェームズ・フォックス、クリストファー・リーヴ出演



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「1958年。ダーリントン邸の
老執事スティーブンスのもとに、
以前共に屋敷で働いていた女性
ミス・ケントンから一通の手紙が届く。
懐かしさに駆られる彼の胸に
20年前の思い出が蘇るー。」

(ぴあHPより)


ノーベル文学賞受賞
そういえば映画があったなーと
amazonプライムでは
無料じゃなくレンタル扱いだったので
迷っていたら、
Wowowで放送されたので
録画して正月に見た。


Amazonのプライムは
無料で見られる作品が多いので
レンタルで300円とかなると
迷ってしまう、
便利だけど、なんか割り切れない
おかしな気分。

さて映画、
第二次世界大戦を前後に挟んで
執事スティーブンスの
献身的な働きと
ダーリントン卿の英国貴族
英国紳士たるものというふるまい、
そして屋敷で働く人々や
訪れる貴族や政治家たちが描かれる。

執事としての仕事を
完璧にこなそうとする姿は
なにかにしがみついているようにも感じる、

彼は屋敷の外の世界では
生きていけないのではないか。

それだけ固執し
仕事を全うる姿は
静かで美しい。

しかし波風は立つもので
ミス・ケントンの存在は
彼の心に波紋を広げる、
しかし彼には選択するという事は
考えられない、彼は執事なのだ。


古い価値観にしがみつくように
見える人たちと
容赦なく移っていく社会の変化、
貴族の生活もしかり。

物悲しい感じを受けるが
でもどこか清々しいのは
これほど自分の決めたことに
まっすぐで力を尽くすことは
自分にはできないだろうなという
そんな気持ちがあるからだろう。



アンソニー・ホプキンスの
表情をわずかに変化させるだけの演技は
何かもっと別のものを
見るほうに考えさせる。

本も購入して読む順番待ち状態、
比べてみるのも楽しい。

★オススメ度合い★
英国貴族の大きな屋敷が舞台、
でも波乱万丈ってわけじゃない、
その静かだけど
堅牢な屋敷では守り切れないものを
見たり感じたりできるのでオススメ

★100点満点で80点

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書籍「ブラックボックス(上・下)/マイケル・コナリー (著)」20年前の過去への旅

2018年01月13日(土) 8時32分
書籍「ブラックボックス(上・下)/マイケル・コナリー (著)」★★★★
文庫: 320ページ
出版社: 講談社 (2017/5/16)

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「ロス暴動大混乱の最中に発生し、
まともに捜査ができず心に残っていた
ジャーナリスト殺害事件から20年。
すべての事件には解決につながる
「ブラックボックス」があるという信念のもと、
ロス市警未解決事件班ボッシュは再捜査を開始。
市警上層部の政治的圧力による
監視をくぐり抜け、
単独で事件を追いかける。」

(出版社HPより)


ボッシュも歳を取り
退職のリミットを先送りにしているが
上司からのあからさまな
圧力なでもあり
自分で選んだ仕事は
そう簡単にはさせてもらえない。


組織の中の苦悩みたいなのは
日本もアメリカもそして
小説の中でも同じようなことは
どこでもある。


今回の事件は、いわゆる
コールドケース
で、
20年前のロス暴動の混乱時に
自らかかわったジャーナリストの
殺人事件のわずかな糸口から
何かが掴めそうだと
動き出すが、上からは
他の事件を優先するように
圧力がかかる。

ボッシュならではと思わせる
発想から少しづつ
真実が明らかになり
それが事件の核心に近づく、
なるほどなぁとも思うが
ちょっと出来すぎな気も・・・。


職場での板挟み状態や
これまでの人間関係が
時々顔を出して
長く続いたシリーズならではの
楽しみもある。


でも、どこか物足りない、
20年も前の事件だからか
臨場感というか
今まさに進行中の新鮮さが無く
過去への旅なので
20年分の埃に
このシリーズの持つ
独特のスピード感が失われてしまった。


とはいえ、払ったお金分以上の
お得感はもちろんある、
好きなシリーズなので
期待しすぎなのだ。

★オススメ度★
上下巻に分けるほどの厚みじゃないが
持ち運びには便利、
読み物としては面白いが
やはり過去作品を読まないと
面白さは半減する。

★100点満点で85点

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書籍「星ちりばめたる旗/小手鞠 るい (著)」在米日系人の3代の物語

2018年01月04日(木) 8時53分
書籍「星ちりばめたる旗/小手鞠 るい (著)」★★★★
単行本: 371ページ
出版社: ポプラ社 (2017/9/14)

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「1916年、既にアメリカに暮らす
大原幹三郎のもとへ「写真花嫁」として嫁ぎ、
佳乃は海を渡った。
そこから全ては始まった。
夢が叶うと言われる大地で
日々を積み上げていく一家。
彼らはやがて時代の激流に呑み込まれていく。
日本人というルーツに苦しめられた祖母、
捨てようとした母、
惹かれる「私」―これまでの百年、
そして今のこの世界の物語。」

(出版社HPより)


その昔、日本の農村の次男、三男などが
新天地アメリカで一旗あげようと
苦難の航海の末に
渡米し、そこでは
思い描いていた理想とは
かけ離れた現実と向き合い、
苦労してアメリカに根を張ろうと
懸命に頑張った人たちがいた。


そういうことを知識としては
知っていたが
やはり小説となると
そういった現実を想像しやすくなり
その大変さが迫ってくる。



その後の2世、3世の歩みは
近代の歴史そのもの
特に太平洋戦争当時の
在米日系人も置かれた状況が
小説を通して良くわかった。

良くわかったし、
並々ならない作者のこの
テーマに関する情熱も伝わるが
ここに書かれているのは、
これまでの情報として
まあまあ知っている範囲で
「そんなこともあったのか」という
驚きや発見のようなものは無く、
読み物として面白いが
それ以上の何かは感じなかった。


ある家族を描きながら
それが当時の日系移民や2世の
普遍的な物語まで昇華しきれて
いないからだと感じた。

でも、やはり読み物としては
読みやすいし、
読んでいる時に、時々
作者の情熱の圧みたいなものさえ
感じて、
そういうのって、悪くないなと思った。


★オススメ度★
グダグダした恋愛劇や
内向きな、病んだような生き方、
最近そんなのが多いから
生きることにまっすぐで
直球勝負のこの物語はオススメ

★100点満点で85点

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