書籍「みかづき/森 絵都(著)」永遠に、満ちることないからこそ

2017年03月22日(水) 13時16分
書籍「みかづき/森 絵都(著)★★★★
出版社: 集英社 (2016/9/5)
472ページ、1.998円  

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「「私、学校教育が太陽だとしたら、
塾は月のような存在になると思うんです」
昭和36年。人生を教えることに捧げた、
塾教師たちの物語が始まる。
胸を打つ確かな感動。
著者5年ぶり、渾身の大長編。!」

(出版社HPより)

この作者の本は初めて読んだ。

このところブ厚い本が続くが
これも470ページと
持ち運びにには向かない。

3月18日に読み始めて
本日、23日に読み終えた、
大河ドラマが終わったように
フーッと大きく息を吐く様な感じ。
でも、疲れたんじゃなくて
心地良く、清々しい。



「教育」というものに人生を捧げた
3代記、昭和30年代から
現代まで、ある一家の壮大なドラマだ、
やはりここまで長く描いたからこそ
見えてくるリアルがあると思う、
ただただ作者の力量に唸る。


学校と塾を太陽と月になぞらえ、
塾を運営してきた家族の
彼らの心は常に満月として
満たされることを望みながらも
三日月のまま、

でもその欠けた部分も埋めるべく
長く教育に携わり、努力を続ける、
その途方もない情熱に
所々で胸を突かれる。

ここまでの情熱
自分でも気がつかない
柔らかい信念。

あるといいな
自分にもあると良いな
そんなふうにも。



勉強はやる気がある人に
教えるのはそれ程難しくない、
それより最初からダメだとか
受け付けないような人を
やる気にさせるのが大変なことだ、
でもうまくいけば喜びは大きい、
分かっているけど
時々どこかで手を抜くことが無かったか
自分を振り返ったり。


結局勉強って
自分のすぐに身になる訳じゃなく
それは時にすごく分かりにくく
いつか役立つ事の方が多い、
いや、全く役に立たないことも多いかな、
でもその勉強への姿勢は
他でも必ず役に立つと信じている。



情熱か、
情熱ね
やはり教壇に立つ者には
教える能力はもちろん
情熱がないとだめなんだ。

そんなことをぼんやり考えた。

この作者の他の作品も少しづつ読もう。

★100点満点で90点

soramove
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書籍「スキン・コレクター/ジェフリー ディーヴァー (著)」面白いけど、文庫まで待ってもいいかな。

2017年03月20日(月) 9時35分
書籍「スキン・コレクター/ジェフリー ディーヴァー (著),」★★★★
出版社: 文藝春秋 (2015/10/17)
455ページ、1300円(amazonnで中古購入)

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「科学捜査官リンカーン・ライムは、
犯罪の天才ウォッチメイカーが
獄中で死亡したとの報を受けた。
その直後、新たな難事件がもちこまれる―
腹部に謎めいた文字を彫られた
女性の死体が発見された
。犯人はインクの代わりに
毒物で刺青を刻み、被害者を毒殺したのだ。」

(出版社HPより)


だいぶ前に買って、なかなか手に取らなかったのは
その分厚さ、
で、読み始めたらこれが止まらない、
一気に読んでしまった。

新書の新刊だと2.500円もするので
アマゾンで中古で買った、
このくらいが適当だと感じる。

リンカーンとサックスが登場すると
映画「ボーン・コレクター」の影響で
どうしてもデンゼル・ワシントンと
アンジェリーナ・ジョリーが浮かんでくる、
それほどあの映画の出来が良かったからだけど、
イメージって怖いなとも思う。



今回は連続して襲われた人たちは
刺青が腹部にされていて
しかも毒で彫られているという
聞いたこともない殺害方法、
肌に異常に固執していることから
「スキン・コレクター」と名付けられる。

ベッドや車いすに縛り付けられたリンカーンと
彼の目や耳となるサックスのコンビは
まさにあうんの呼吸で
多くを語らなくても、完璧なチーム。
事件の異常性から犯人の意図を読み解こうと
リンカーンのチームの
粘り強い捜査が始まるが、
わずかな証拠から、いろんな説を組み立てていくのは
さすがと思わせる。


ただそんなふうに地道に積み上げながら
時々重要なことが
あまり説明もないまま解決していくのは
なんかもどかしい。

あとからとってつけたよう説明されるが
どうにも納得できないし、
そう簡単にわかるかな?と疑問も。
まあそのあたりを、さらっと解決するから
最高のチームなんだけど
些細な部分を相当注意深く描写しながら
一方で、割とポーンと飛躍する部分が
もうひとつ引っかかる。


それだけ、全体が面白いし素晴らしので
要求も高くなるのだ。

結局ウォッチメイカーは見事に脱獄し、
そのうち新しい頭脳合戦が読めるだろう。

しかし上下段の450ページ、
終わるのが持ったいない体験、
早く次が読みたい





★100点満点で85点編集の勝利だ!

soramove
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映画「ラ・ラ・ランド」劇場へ楽しい非日常を観に行こう!

2017年03月08日(水) 20時34分
映画「ラ・ラ・ランド」★★★★★満点
セバスチャン: ライアン・ゴズリング
ミア: エマ・ストーン
トレイシー: キャリー・ヘルナンデス
アレクシス: ジェシカ・ローゼンバーグ
ケイトリン: ソノヤ・ミズノ
ローラ: ローズマリー・デウィット
ビル: J・K・シモンズ
グレッグ: フィン・ウィットロック
キース: ジョン・レジェンド出演

デイミアン・チャゼル 監督、
128分、2017年2月24日公開
2016,アメリカ,ギャガ,ポニーキャニオン
(原題/原作:LA LA LAND)



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第89回アカデミー賞
主演女優賞:エマ・ストーン
監督賞;デイミアン・チャゼル



「『セッション』でアカデミー賞3部門に輝いた
デイミアン・チャゼル監督によるミュージカル映画。
『ドライヴ』のライアン・ゴズリングと
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの
エマ・ストーンが共演し、
ロサンゼルスを舞台にジャズピアニストと
女優の恋模様が描かれる。
ムード溢れる音楽とダンスで
描くポップでカラフルなラブ・ストーリーだ。」

ぴあ HPより

アカデミー賞は毎年wowowの放送を
楽しみにして、結果は夜の編集版を観るから
その日は慎重にニュースとかに
触れないようにして、楽しみにしている。

今回の話題はラストのハプニングだろう、
作品賞としてこの「ラ・ラ・ランド」が呼ばれ
3人くらいのスピーチが終わった頃
唐突に「間違いです、作品賞は『ムーンライト』」と。

間違って封筒が渡されたそうなので
仕方ないけど
尻切れトンボのような幕切れ、
昨年末の「紅白歌合戦」みたいな
何で紅組が勝ったの?
思い出した。

さて、映画

しみじみ、やっぱり自分は
映画が好きなんだなと
映画を見てる間中に何度も何度も思った。

冒頭のハイウェイでの歌と踊りのシーン
そしてタイトルの「ラ・ラ・ランド」が
スクリーンに映し出されると
なんか拍手でもしたい気分。



映画の内容とは関係ないが
この監督が脚本も担当して
全編に映画愛が散りばめられていて
リアルを求めると厳しいが
映画の「夢」を見ようとするなら
こんな幸福な時間は無い



ミアは女優を目指してオーディションの日々、
何度も何度も落ちるが
彼女は自ら脚本を書き
ひとり芝居をする。

そしてもうひとり
ジャズクラブを作ることを夢見る
ピアニスト、セバスチャン
彼はミアと出会って
夢を叶えるためにも
意にそわない仕事も引き受けるが
彼女に「それがやりたいことか」と
詰め寄られる。

夢を追って、その間只中には
苦労は苦労じゃない、
でも賞味期限がある
夢を夢として現実と折り合いをつける。



誰もがそんな感情を分かってるから
この映画から溢れるような
情熱を見せられると
なんか切なくなる。
自分はどうだろうと考えずにいられない。



そんなふうに思いながらも
スクリーンでは極彩色の
まさに夢のような世界が展開していく。

でも最後はきっちり
夢はそれを追う者にしか
叶えられないんだとメッセージ。



この映画はハリウッド的なゴージャス感はないが
カラフルで躍動感あふれている、
とても楽しめる映画だ。

良かったな、
もう一回見たいな、

違う結末があれば・・・。

★100点満点で100点

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soramove

映画「ハドソン川の奇跡」実話の映画化のお手本のような映画

2017年03月06日(月) 22時01分
映画「ハドソン川の奇跡」★★★★DVD鑑賞
チェスリー・“サリー”・サレンバーガー: トム・ハンクス
ジェフ・スカイルズ: アーロン・エッカート
ローリー・サレンバーガー: ローラ・リニー出演

クリント・イーストウッド 監督、
96分、2016年9月24日公開
2016,アメリカ,ワーナー・ブラザース映画
(原題/原作:SULLY)



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「マンハッタン上空で起きた
2009年の航空機事故を題材に、
クリント・イーストウッド監督がト
ム・ハンクスを主演に迎えて描くドラマ。
機長の手記を基に、
制御不能となった飛行機を
ハドソン川に不時着させ、
乗客全員の命を救った奇跡の生還劇を描く。
その時一体何が起きていたのか? 
隠された真実のドラマを
イーストウッドならではの視点で紡ぐ。」

ぴあ HPより


映画館で見たいと思っていたが
先日DVDをレンタルして見た。

世界遺産めぐりが好きで
色々訪れているが、
飛行機に乗るのも、ホテルに
泊まるのも好きで、
この映画のような事態には遭遇したくないな。

全員が無事で救出されたという
事実がホント安心してこの映画を
見られる訳だけれど

パイロットの瞬時の判断が
不幸中の大幸いを生んだことは確かだ。


乗客、乗員全員が生存して
パイロットは一躍ヒーローとなるが
事故の検証が進んでいくと
当時の状況を再現した機械の
シュミレーションでは
高い確率で飛行場に引き返すことが出来たと
証明されたから
彼らは犯罪者のレッテルが張られそうになる。


事実を感情を交えずに
静かに静かに積み重ね
描いている映画だ

もちろんラストは見ているこちらも
気分が高まるが
それでも音楽で盛りたてるわけじゃなく
でもその場にいる誰もが
人間の経験や能力に驚き
そして奇跡的な出来事も可能なのだと
信じさせてくれる。

主人公のトム・ハンクスが
何度か見る悪夢、
彼は今後もあの悪夢を見るのだろうか?

パイロットという職業の
物凄い重圧は計り知れないが
この映画の全体的な静けさが
その重みを感じさせる。


クリント・イーストウッドの作品を
あと何作見られるだろうか。

★100点満点で80点

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soramove
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