映画「おみおくりの作法 」物悲しくも温かい物語

2016年03月31日(木) 1時09分
映画「おみおくりの作法」★★★★wowow録画で鑑賞
エディ・マーサン
ジョアンヌ・フロガット
カレン・ドルーリー
アンドリュー・バカン 出演

ウベルト・パゾリーニ  監督、
91分、2015年1月24日(土)公開
2013 イギリス/イタリア
(原題/原作:STILL LIFE)



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「『フル・モンティ』『パルーカヴィル』などを
生み出した名プロデューサー、
ウベルト・パゾリーニが監督を務めた感動のドラマ。
孤独死した人を見送る民生係の主人公が、
最後の仕事で亡き知人の人生を紐解きながら、
自身の新たな一歩を踏み出していく様を描く。
イギリスの実力派俳優エディ・マーサンが、
几帳面で誠実な主人公を情感豊かに演じる。」

ぴあ HPより


孤独死した人を見送る仕事、
日本でも役所の誰かが
やってくれているだろうが、
そういう人を主人公に
映画を作ろうって
そこからすでに変わっている、
どう考えても大ヒットは、しそうにないからね



でもこれが、
なんだか可笑しく
そして哀しく、
この感情が、怒りなのか
諦めなのか
自分でも消化しきれていない。


もう何年も親子関係を
絶っていて、
亡くなったと連絡が来ても
葬儀には出ない人が多いと言う事実、
それは映画の中だけじゃなく
実際にそうなんだろう、
じゃなきゃ、孤独死なんてしない。


ひとりで生きていける時代だ、
社会との関わりも
なるべく少なくしても
自分だけの世界で楽しみ
それで充分とも言える。


そしてその先に
必ず「死」がある、
主人公は大きく感情を揺さぶられない
なるべく感情を抑えているようにも
思えるが、それが始めからなのか
この仕事をするようになってからなのか。



アパートの向かいの部屋の男が
死んだ事から
彼の日常は微妙に変化していく。


彼の努力が報われようとした矢先
彼もまた不慮の事故で
命を落としてしまうんだけど
ラストには、なんともいえない
彼への贈り物が行われる。



それはこの映画を見てる人に
それぞれの形で
考えさせるシーンでもある。



派手な映画じゃないけれど
しみじみ色々考えるきっけを
くれる映画だった。
寂しくて暖かい映画だった。

★100点満点で85点

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書籍「羊と鋼の森)/宮下 奈都 著」何をするかは、生き方そのもの

2016年03月30日(水) 1時09分
書籍「羊と鋼の森)/宮下 奈都 著」★★★★★オススメ
宮下 奈都  著 ,
文藝春秋 (2015/9/11)
243ページ、1.620円

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「ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、
音で表せるようになればいい。
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として
成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、
祝福に満ちた長編小説。」

(Bookデータ HPより)


「才能があるから生きていくんじゃない。
そんなもの、あったって、なくたって、
生きていくんだ。
あるのかないのかわからない、
そんなものにふりまわされるのはごめんだ。
もっと確かなものを、
この手で探り当てていくしかない。(本文より)」


とてもいい気分だ、
素晴らしい本と出合った。
この幸せな時間にホント感謝したい。



誰もが自分の「天職」について
考えることはある、

自分にピッタリで
自分を生かし、そのことで
社会に貢献出来るような
自分にとって定められたような仕事が。


今、関わっている仕事が
ホントに天職なのか
それは実は自分でも分からない。
それでもその時間を自分なりに
有効に生かしていると
確信出来る瞬間があるなら
それは近い存在なのかもしれない。


主人公は運命のような瞬間を体験し
その瞬間が彼の人生の道を
決めた事も実感している、

そして調律師という仕事に
真摯に向き合うが
自分が描く理想と
自分の力量の差に落ち込んだりもする。


そういう光景は
本人はキツイと思うが
読んでいるこちら側は
かつてそういう瞬間があったと
彼を応援したくなる

自分の仕事に満足出来る瞬間なんで
そうそう訪れてはくれない事も
分かっているからだ。


ピアノの調律という仕事は
比べれば裏方で
その仕事が多くの人に評価されることはない
それでもピアノを弾く人が
自分に合った調律がされている事を
分かってくれればそれでいい。


ただ、合っているとか合っていないとか
もっと軽やかにとか
もっと深い音を強調してとか
表現の仕方は色々あっても
感じ方は個々で違っていて
決められた「ただひとつの音」
なんてものは存在しないから
彼の仕事は到達点が見えない。


自分はピアノも弾かないから
本を読んでいてそういうことは
感覚としてしか
想像も出来ないが
その想像の世界を
すっきりとこちらに見せてくれる
この小説の語りや
展開は素晴らしいと感じた。



本を読むと、全く違う場所に
連れて行ってくれる、

それが安定した世界だと
こちらはどっぷり浸かって
想像の世界に足を踏み入れる事が出来る。


読み終えて、ため息をつく、
この素晴らしい世界から
また現実の世界へと
戻る瞬間だ。

とても面白かったので
この作家の本をいくつか読んでみようか。


★100点満点で100点


soramove
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メキシコ旅行記2015/10/5~12 Hフリーダ・カーロの生家を巡る

2016年03月29日(火) 1時09分
メキシコ旅行記2015/10/5~12 Hフリーダ・カーロの生家を巡る
メキシコシティ ホテルから散策
メキシコ国立自治大学やフリーダ・カーロの生家を巡る



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@昨年10月のメキシコ横断旅行記ゆっくり更新中@

メキシコ国立自治大学の
のどかなキャンバスから
地下鉄の駅へ

地球の歩き方の地図だと
この辺なんだけど・・・、
しばらく同じ近辺をウロウロ

通りかかった人に聞くが、
お互いよく分かっていない様子
でも最後は動物的な勘のおかげで
なんとか地下鉄の入口に。

これじゃあ、分かりにくいよ
地球の歩き方の地図!
でも、まあこんなものか。
地下鉄の切符はスムーズに買えた。



地下鉄は日本とは違い
薄暗い

けれど汚いとかそういうことはない、
3駅程で目的の駅に到着、
地上に出ると大きな通りに面し
コヨアカン植物園を
大きく迂回したところに
目的の「フリーダ・カーロ博物館」がある。

かなり暑い
植物園を突き抜けようかとも考えるが
抜け道が無かったら
迷ってしまうかもしれないので
地図で示された通り
植物園の周囲をグルッっと半周して
向こう側へ
そこから博物館へも
似たような通りがいくつもあって
なかなかたどり着けない。


コヨオカン地区は超高級住宅街
目標は青い壁の家、
カフェの斜め向かいに
やっと発見、
5人くらいの観光客が入口で並んでいた。
入場料金は45ペソ(300円くらい)、
カメラ持ち込みの場合は追加のお金が必要。



エントランスの上部に
紙で出来たような人形が
いくつもぶら下がっている、
すでに彼女の世界に入り込んだよう、
極彩色の洪水
強烈な日差しには、何故かしっくり感じる



フリーダ・カーロの生家を夫リベラが
博物館として開放したもので、
中庭があり
小さく区切られた部屋には
当時使っていた様々なものが
展示されている。



彼女の小さなベッドや
実際に使われていた
これも小さなコルセットなど
狭い世界に閉じ込められた中で
彼女の創作の世界は
内面からほとばしるような情熱を
ぶつけたのだろうなと感じた




離れにはグッズコーナーもあり
小さいながらも
彼女の生活の銃よな部分を
見る事が出来る。
ただし絵などの作品は少ないので
こちらは美術館で。


外に出ると
最初は強烈に感じた壁の青い色も
わすかな時間で
印象が変わった気がした


さっき見つけたカフェで一休みしよう。




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書籍「証言拒否 リンカーン弁護士(上下)/マイクル・コナリー 著」またもスリリングな法廷劇

2016年03月27日(日) 1時09分
書籍「証言拒否 リンカーン弁護士(上下)/マイクル・コナリー 著」★★★★
マイクル・コナリー  著 ,
講談社 (2016/2/13)
448/448ページ、各983円

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「ローン未払いを理由に
家を差し押さえられたシングルマザーが、
大手銀行副社長撲殺の容疑で逮捕された。
彼女は仲間を募って銀行の
違法性に抗議するデモを繰り返す有名人。
高級車リンカーンを事務所代わりに金を稼ぐ、
ロスきっての人気弁護士ミッキー・ハラーは
社会的注目を集める容疑者の弁護に乗り出す。」

(Bookデータ HPより)

「リンカーン弁護士」シリーズ最新作、
ものすごく面白いって訳でもないが
読み始めたら止まらなくなり
地下鉄以外にも
空いた時間に読んで
あっという間に上下巻読了。



高級車リンカーンを事務所代わりにしている
風変わりな弁護士が主人公だけど
今回は全米で吹き荒れる
ローン不払いの住居の差し押さえに
絡む殺人事件として
全米の注目を浴びる事件を担当することに。


スタッフも新人の弁護士を雇い
事務所をレンタルするという
普通の弁護士っぽくなってるが
いくつかの場面ではしっかり
リンカーンでのシーンも用意され
そのあたりは押さえるところは
押さえてるが
ストーリーの重要さは特にないかな。


アメリカの法廷ものは
弁護士が花形だ、

裁判にかけられる被告人が
罪を犯しているかどうかより
いかに陪審員に訴えかけ
「合理的な疑い」が無いなら
無罪にすべきと熱弁をふるう。


採用した新人弁護士が、主人公に
「依頼人が無実かどうか、
聞かないのですか?」と
質問すると
「私は依頼人が無実かどうかは
知りたくない、法の下で
誰もが公平な裁判を受けられることを
心がけるだけだ」と言う。

罪を犯したらその罪を償う


そんな当たり前な事より
捜査手法や証拠の扱い方で
有罪無罪が左右されるのは
どうかと思うが
だからこそ、小説が面白いのだから
仕方ない。


主たるストーリー以外にも
私生活がどっぷり入り込み
他のシリーズものの主人公も
チラッと顔をだしたりと
サービスも怠りない。
これもファンには嬉しい。


今回はラストで無力感が漂い
その後でスッキリするという
小説にありがちなどんでん返しもあり
楽しめるが

凄く出来の良い傑作!とまではいかない、
ただ、一定のレベルであることは間違いなく
次の作品も必ず読みたい。


★100点満点で80点


soramove
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映画「鬼はさまよう 」韓国映画のテイストが凝縮された残酷映画

2016年03月26日(土) 19時09分
映画「鬼はさまよう」★★★☆wowow録画で鑑賞
キム・サンギョン「テス 」
キム・ソンギュン「スンヒョン 」
パク・ソンウン「ガンチョン」 出演

ソン・ヨンホ  監督、
103分、
2015 韓国
(原題/原作:The Deal)



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WOWOWの放送が日本初公開。

「ベテラン刑事が偶然逮捕した当て逃げ犯は、
実は連続誘拐事件の犯人だった……。
展開が二転三転していく
社会派クライムサスペンス。」

wowow HPより

韓国映画を情熱を持って
追いかけていた時期があった、
まさに玉石混交の夥しい新作が
韓国でどんどん公開されていて
日本で待っていたんじゃダメダ
そんな気持ちでソウルに行っていたっけ。

そういう頃から比べると
あの情熱が無くなったわけじゃないのに
そこまでする気が起こらないのは
韓国映画の独特のテイストに
慣れたしまったからだろうな。


といううことで
このクドイ、クドイ、しつこい映画は
まさに韓国映画の正統派にふさわしい、
過剰なまでの残酷なシーン、
気味の悪い殺人犯は
もう人間じゃない。

途中で「交換殺人」という
驚くべき展開もあるが
驚くと言うより
「よく考えたなー」と。


ラストはどうするんだ
これで良いのか
こんな終わり方なんだ・・・と
思わせておいて
スカッとしたラスト、
人道的には許されないだろうが
気持ち的には断然許してる。


wowow放送が日本初公開と、
劇場公開は見送られた作品、
以前ならこの程度の作品なら
公開されていたと思うが
状況は厳しいのだろう。

人に「面白いよ」と
勧めるような映画じゃないが
見て損したとは思わない
でも見終えて
次はもっとホワッと癒されるような
優しい映画が断然見たくなるのだ。


★100点満点で75点

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soramove

映画「ナイトクローラー 」過激を求めるのはメディアなのか、大衆か?

2016年03月24日(木) 1時09分
映画「ナイトクローラー 」★★★★DVD鑑賞
ジェイク・ギレンホール、
レネ・ルッソ、ビル・パクストン 出演

ダン・ギルロイ 監督、
92分、2015年8月22日公開
2014,アメリカ,ギャガ
(原題/原作:NIGHTCRAWLER)



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第87回アカデミー賞脚本賞にノミネート

「『ボーン・レガシー』などの脚本を
手掛けてきたダン・ギルロイの初監督作で、
『複製された男』のジェイク・ギレンホールが
主演を務めるクライム・スリラー。
事故現場の生々しい映像を撮影し、
テレビ局に高値で買い取られた主人公が、
さらに刺激的な映像を求めて行動を
エスカレートさせていく姿を描く。」

ぴあHPより

主演のジェイク・ギレンホールは
彼を最初に見た
99年の「遠い空の向こうに」に以来
注目している俳優のひとり

イケメンではないが
その分、色んな役で楽しませてくれている。


今回も彼の顔が映ったとたん
主人公の持つ狂気が見てとれる

貪欲なのし上がりたいという
気持ちをさらけ出しながらも
どこか静かな印象で
彼のトンデモナイ行動との対比が
余計と内に秘めた狂気をあぶり出す。

スゴイ演技。

学歴もコネもなく、
仕事にあぶれたル主人公は
偶然出くわした事故現場で
生々しい映像をテレビ局に売る
パパラッチの姿に刺激され
見よう見まねで始めてみる。

高値で売るには
過激な映像を求められ
事件現場に手を加えるという
禁断の一歩を踏み出してしまう。



より過激な映像を撮影することが
自分を高めてくれる、
高値で売れることは
自分自身もそれなりの人間となる、
そんな錯覚に囚われたように
彼の行動はエスカレートする。


自分達はその行動に
行き過ぎた過剰な正義を見るが
彼を駆り立てているのは
「見たい」という
人間の欲求が
彼と言う人間として具現化した結果

その事を薄々感じながら
「怖いな」と、どこか
少し離れた場所から見てる自分を
意識せざるを得ないのだ。

怖いことだ。

人間の欲望は計り知れない
時々こんなふうに見せられると
ぞっとするけど、
それも一瞬に過ぎない、
そんな狂気をすぐに忘れて
自分以外の誰かを怖いと思うのだ。


怖い映画が見たいならオススメ。

★100点満点で85点

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soramove

映画「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 」いちまでたっても色恋から抜けられない

2016年03月22日(火) 10時58分
映画「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 」★★★☆
ジュディ・デンチ、マギー・スミス、
ビル・ナイ、デヴ・パテル、
リチャード・ギア 出演

ジョン・マッデン 監督、
92分、2016年3月4日公開
2014,イギリス、アメリカ, 20世紀フォックス映画
(原題/原作:THE SECOND BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL)



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「インドのリゾートホテルを訪れた
男女7人の物語を綴ったヒット作
『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。
前作に続きジョン・マッデンが監督を務め、
新しい宿泊客を迎えたマリーゴールド・ホテルで
巻き起こる人間模様をユーモラスに描く。
ジュディ・デンチ、ビル・ナイら
おなじみのメンバーに加え、
新たにリチャード・ギアが参加する。」

ぴあHPより

前作の感想はコチラ↓
映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう 」★★★★
夢と現実は違うけれど、願わないと進まない


前作と主要な登場人物は変わらない、
色んな事情で老後を過ごす人たち、
前作は、何故彼らはここに来たのか、
それぞれの事情を描いて
色々あったけど
まあ、ここで暮らしましょう
というところが描かれた。



このホテルは朝は全員の点呼から始まる、
部屋で夜中に死んでないか
確かめるためだ

そんな幕開け
今回はホテルライフはもう
落ち着いているので
新たなゲストと第二のホテル誕生か!
そんな内容。

文化の違いに驚き
それでも何とか折り合いをつける
人間のたくましさみたいなものが
この映画の面白さの一つだけど
今回は、彼らの恋愛事情が
とても多く描かれ
80近い年齢で、もう色恋は良いだろうと
感じるのは自分が日本人だからか。



なんかもっとあっさり生きてて欲しいのに
どうしても好きだ嫌いが
彼らにはとても重要なことらしく
そのあたりは、なんか素直に楽しめない
もっとサラリと描いて欲しいものだ。


そうは言っても
老後、暑過ぎるのは困るが
景色の良い所で
日がな一日、本を読んだり
のんびり出来たら理想的だろうな

日本では物価が高過ぎて
優雅な老後は望めそうもないから
これから、彼らのような人って
増えるのかもしれない。

今回はピンクシティーと呼ばれる
ジャイプールの観光名所も案内され
ちょっとした旅行気分も。

楽しい時間。
なんかまたあの、濃厚な空間に
短い時間で良いから行ってみたくなった。

映画としては前作の方が良かったな。

★100点満点で80点

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書籍「五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後/三浦 英之 著」かつて18歳は国の行くへを想っていた

2016年03月19日(土) 21時49分
書籍「五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後/三浦 英之 著」★★★★☆
三浦 英之 著 ,
集英社 (2015/12/15)
336ページ、1.620円



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第13回開高健ノンフィクション賞受賞作。


「日中戦争の最中、
旧満州(現・中国東北部)に
存在した最高学府「満州建国大学」。
日本、中国、朝鮮、モンゴル、ロシア──。
「五族協和」の実践をめざし
特殊な教育が施される中、
激しい議論を戦わせる学生たち。
彼らが夢見たものとは何だったのか。
そして、どのような戦後を生き抜いたのか──。
スーパーエリートたちの人生を綴る、
渾身のドキュメント。」

(Bookデータ HPより)


「満州建国大学」という名前すら
この本で初めて知った、

開高健ノンフィクション賞を受賞したと知って
興味を持った、以前、角幡唯介もこの賞を
受賞して、読んだことの無い作家には
手を出しづらいが、こういう賞は
目安になるから意義がある。


著者はこの学校の出身者を探し
インタビューをする、
彼らはすでに80台を超え
早くしなければ、歴史に埋もれてしまう・・・。


当時18歳の日本人が
将来を真剣に考えていた
「この国は何処へいくのか?」

その志の違いに驚くと共に
彼らが今の日本を見たら
どう感じるだろうかと
ふと、思った。


敗戦により、満州建国大学は崩壊し
その後、この大学の出身者は
時代に翻弄され、
生きにくい時代を生き抜いたようだ、
人間の強さと
運命の惨さを感じた。



「何かを成したい」
そんな大それたことを
多くの人はもう望まなくなった、
フツーが良い
そしてその普通さえ
基準はひどく曖昧だ。


戦争という狂気の中
僅かに均衡を保った
希有な場所が満州にあり
奇跡のように若者が自由で
議論を重ねた時間

それらは敗戦で瞬時に失われてしまった、
自分達は教科書ですら
載ることのない、
先人の確かに生きた時代を。


人生は長い、でも一瞬にも思える。
人は死んでも国は残る、
でもその意味が自分には分からない、
ただ、国の行くへを
真剣に考えた若者たちが
多くの人に知られること無く
ひっそりと消えていくのは
とても残念なことだ。


貴重な近代史の1ページを見た。
とても大切な時間だった。


★100点満点で90点

soramove
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映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」売る売らないのドタバタ軽騒動

2016年03月08日(火) 19時29分
映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」★★★☆
モーガン・フリーマン、ダイアン・キートン、
シンシア・ニクソン、クレア・ヴァン・ダー・ブーム 出演

リチャード・ロンクレイン 監督、
92分、2016年1月30日公開
2014,アメリカ,スターサンズ
(原題/原作:5 FLIGHTS UP)



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「ジル・シメントのベストセラー小説を、
モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの
豪華共演で映画化。
住み慣れた我が家を手放し、
エレベーターのある部屋に
引っ越すことを決めた夫婦が、
愛犬の体調不良や近所でのテロ騒動、
不動産相場の大荒れなど
様々なトラブルに巻き込まれる様を描く。」

ぴあHPより


ブルックリンの街を一望できる
アパートメントの最上階、
画家のアレックスと愛妻ルースが
この理想的な我が家に住んで
40年が経った。

しかしエレベーターの無い
このアパートは
彼らが快適に暮らすには
少々無理となり始めたので
彼らはこのアパートを売って
エレベーターのある住居へ
引っ越そうと考え、
売りに出すことを決意した。



40年前、結婚した頃は
黒人と白人の結婚は珍しく
二人はそんな環境の中
ボロボロだったアパートを
二人の使い勝手が良いように
壁を塗ったり
お気に入りの家具を揃えていった、
ふたりの歴史そのものだ。



築80年くらいのエレベーター無しの
物件が1億円を超えると言うのも驚く、
物価が世界一高いとはいえ
犬の手術も100万円!
なんだか違いすぎてる。



そういうのを普通に感じながら
暮らしているのは
どんな感じなんだろう?
だから年を重ねて
大切なものを守っている夫婦の
さりげない日常を扱いながらも
とても普遍的ではないので
共感はできないなぁ。

やはり違いすぎるのだ。

自分だって自宅の3階や屋上へも
行くのが面倒なんだから
70歳過ぎた二人は
そのうちやはりエレベーターのある
アパートへ映る事になるだろう、
そのうち車椅子も必要って考えると
それは仕方ない事。

色々あったけど
とりあえず結論は先延ばしにして
もう少し同じ生活を続けようという
なんとも人騒がせな映画
だけど
大作映画と違って
色々自分と比べたりしながら
ニューヨークの生活事情も
垣間見る事が出来て面白かった。


まさにミニシアター向きの映画

★100点満点で75点

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メキシコ旅行記2015/10/5~12 Gメキシコ国立自治大学他

2016年03月01日(火) 1時09分
メキシコ旅行記2015/10/5~12 Gメキシコ国立自治大学他
メキシコシティ ホテルから散策
メキシコ国立自治大学やフリーダ・カーロの生家を巡る



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3日目は全くのフリーの一日
ということで、ホテルで朝食後
9時前くらいに行動開始、
まずはメトロバスに乗る



ホテルから乗り場までは近い、
小さな道は両脇に
タコス屋さんや雑多な食べ物屋が並び
トルティーヤの独特の香りがする、
遠くからもメトロバスは見えていたので
乗り場には到着したが
切符の買い方が分からない、
オタオタしてると
後ろに人が並んじゃうので
何度か先に譲り
結局駅員さんに聞いてなんとか
カードを手にした。


旅はこんな、切符を買うような些細な事も
結構疲れるものだ。
でもだからこそ、そんな小さな事が
何時までも記憶に残ったりもする。


凄く混んだ車内に
後ろから押しこまれる形で乗車

朝のラッシュに乗り合わせた
コチラが悪い
まさにぎゅうぎゅう詰め
20分らいはその状態だったが
中心からどんどん離れていくので
段々人が少なくなった。

目指す大学は駅と駅の中間あたりだったので
行きすぎて戻る事にして
40分くらいは乗っていたか
やっと最寄り駅に到着。

道路を迂回するための道が
グルグルカーブの変わっていたので
パチリ。
階段じゃなくゆるいループ。



もう既に太陽は高く
すごく暑い

そんな中、15分くらい歩いて到着
世界最大と言われる
壁画に覆われた中央図書館、

遠くからも分かったが
近づくとっさすが大作、
モザイク壁画はアステカ文明や
スペイン植民地時代の圧政
さらに宇宙を表していて圧倒される。



ここの良いところは
大学のキャンパスは
通路と芝生に分かれていて
多くの人が思い思いに
座り込んで何やら話しているので
自分も座って
彼らと同じ風に吹かれながら
大きな壁画やその向こうの
緑の木々をボーッと見た



メトロバスの混雑にはうんざりだが
この景色を見る頃には
そんなことは瞬く間に過去になって
彼らの日常の
自分の非日常を楽しんだ。




さて、次はこれもメキシコで初めての
地下鉄の移動だ、
今度はうまく切符を変えるだろうか。

メキシコの大学生達の
笑い声が暑さを和らげてくれる
自分もたぶん暑さの険しい顔じゃなく
微笑んでいたはずだ。


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