やがて笑顔で溢れる世界

2013年02月27日(水) 21時56分
やがて笑顔で溢れる世界






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昨日と今日
最近知り合った人の
たぶん1.000枚は下らない数の
旅の写真を見せてもらう機会があった。


彼の写真には現地の子供から
大人まで実に沢山の笑顔があった。



笑顔って実は写真に撮るのは簡単じゃない、
作り笑顔じゃなく
ある程度関係を作った人に見せる
何でもない笑顔は。


彼らは小学校も行かず
親の畑仕事を手伝ったり
服はお世辞にもきれいじゃなく
サンダルさえ履いて無かったり
でも満面の笑顔を彼のカメラに向けている。


何かに恥ずかしいことなんて
本当は無いのだ、
自分達はすぐに誰かと比べる事で
優越感や恥ずかしい気持ちを
瞬時に嗅ぎ取り
最初から疑うことから始めている

彼らの笑顔を見ていると
だから、眩しい



自分もかつてはあんな写真を撮りたいと
願っていた
いやその頃は
そんなこと考えていなかったかな
自然と出来たことだった。



今はどうだろう
人と密接に触れ合う旅をしていない、
ホテルや食事や移動手段に
心を配るあまり
快適さを何かと交換してしまったようだ。


夥しい数の写真には
地元の人たちの間で
ずっと前からそうしてたような
彼の笑顔があった
そしてそのそばには
普段着の現地の人の笑顔があった。



人との出会いは不思議だね
最近はあまり心を動かされることはないなと
思っていたけど
僅かな時間を過ごしてだけで
なんだかこっちの気持ちも
暖かくなったようだよ。

そして自分も
旅の途中で自分らしい
旅の写真が撮れそうな気持になった。
もちろん写真を撮る為じゃなく
旅そのもののスタイルとして。

そんな出会いに喜ぶと共に
もう教室では顔を合わせない
皆さんの活躍を祈ります。
やがて笑顔で溢れるように。



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soramove

決定!第85回アカデミー賞 WOWOWで鑑賞

2013年02月26日(火) 7時52分
決定!第85回アカデミー賞 WOWOWで鑑賞


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午後9時から放送の編集版を
WOWOWで見た、3時間にまとめたものだけど
次々と登場するスターに驚き
軽妙な司会の進行で
楽しく見た。


セス・マクファーレンが司会で
ウケてもウケなくても
次々とギャグを繰り出して
この人誰?と思っていたら
プレゼンターに「テッド」のキャスト
着ぐるみのテッドとマーク・ウォルバーグが登場し
テッドの声優が彼だったのかと
やっと判明、
結構きわどいセリフの連発だった。

作品賞
『アルゴ』
グラント・ヘスロヴ、ベン・アフレック、ジョージ・クルーニー


最後の発表だったが、
なんとなく雰囲気が「アルゴ」っぽかったので
驚きは無かった。
でもプレゼンターとしてジャック・ニコルソンが登場し
彼がさらに紹介したのは
ホワイトハウスから中継のオバマ夫人で、
彼女が結果を読みあげると言う
豪華な演出があった。


7部門にノミネートされ
ついに最高賞を射止めた。
監督でもありプロデューサーのひとりの
ベン・アフレックは早口で感謝を述べながらも
1997年にデイモンと共同で脚本を執筆した
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で
アカデミー脚本賞を獲得して以来の受賞で
15年と言う長いキャリアの中の
浮き沈みを思わせる言葉もあり
ラストは感極まった
感動のスピーチだった。



監督賞
アン・リー
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』


2度目の受賞で少し余裕も感じられたアン・リー 。
11部門にノミネートされ
最高の4部門を受賞した。

それ程の最高の傑作とは感じなかったが
それでも3Dの新たな方向を示した作品で
視覚効果も含めて、
映画が複合的な芸術だと改めて実感。



主演男優賞
ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』

最多の3回目の受賞、
プレゼンターがメリル・ストリープで
彼女と絡んだジョークも余裕を感じた。
映画はまだ見てないので楽しみだ。


主演女優賞
ジェニファー・ローレンス 『世界にひとつのプレイブック』

「ウィンターズ・ボーン」という地味な作品で
アカデミー賞にノミネートされ
演技派の道を進んでるかと思いきや
「ハンガーゲーム」なんていう
とんでもない映画にも出演
この映画は見てないが、今後も楽しみな女優。

座席から壇上に登る時
大袈裟すぎるするドレスの裾を踏んで
転んでしまったが
それをすぐにスピーチに入れる当たりはさすが。


助演男優賞
クリストフ・ヴァルツ 『ジャンゴ 繋がれざる者』

タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」で
同じ助演男優賞を獲得しているので
今回で2回目
スピーチも堅い感じだった。


助演女優賞
アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』



8部門でノミネートされていた「レ・ミレラブル」も
助演女優賞、録音賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞と
主要賞は彼女だけ、ちょっと淋しい結果。


彼女は顔が整い過ぎてて役の選択が狭くて
難しいと思っていたが
この映画では彼女の別の面を見た。

ただし壇上でのパフォーマンスは圧巻だった。
主要な出演者が勢ぞろいして
映画の中の歌を歌って
最高に贅沢なステージだった。
彼らの本物の才能を見た感じだ。


脚本賞
『ジャンゴ 繋がれざる者』 クエンティン・タランティーノ

相変わらず喋りまくって
テンションが高くて浮いていたな。


外国語映画賞
『愛、アムール』(オーストリア)

5部門にノミネートされていたが
本来の外国映画賞はしっかり獲得。
なんか凄く良い映画の予感、
是非見たい。


歌曲賞
「スカイフォール」(『007 スカイフォール』)
アデル、ポール・エプワース

受賞前にアデルがステージで生歌を披露、
相変わらずの横幅が貫禄アリ、
黒い服でも隠しきれてない、
バッチリメイクで表情が分からない、
でも歌は凄い・・・と
今回体調が悪かったのか
声量がなくて、高音も冴えない
どうしたのかな。

それに比べると「007」50周年記念のコーナーで
華やかに登場したシャーリー・バッシーは
76歳にして「ゴールド・フィンガー」を
迫力たっぷりで披露
これぞショービズで生きる歌手という貫禄だった。

とにかくキラ星の大スターがどんどん登場し
すごく楽しい授賞式だった。

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映画「ダイ・ハード/ラスト・デイ」今度はロシアで息子と大暴れ

2013年02月22日(金) 7時47分
映画「ダイ・ハード/ラスト・デイ」★★★☆
ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー出演

ジョン・ムーア監督、
98分、2013年2月14日より全国公開
2012,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:A GOOD DAY TO DIE HARD )




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世界33か国で初登場1位を獲得、
週末成績だけで全世界で1億ドルに迫るメガヒットを記録


「アメリカ国内を移動しつつ
テロと戦っていたマクレーンが
今度はロシアに渡って
またしてもどっちがテロ犯人か分から無いほど
破壊の限りを尽くす
観終わって何も残らないが
こんなものでしょうか」



全世界で大ヒットとCMでもやってるが
実際は全米では3.300万ドルで
このヒットシリーズとしては淋しい出足、
内容もそれに比例するように
前作と比べると
見どころはモスクワでの撮影ということくらい。



モスクワで事件を起こした
息子ジャック(ジェイ・コートニー)の
身柄を引き受けに行ったマクレーンが
今度はアメリカから飛び出して
ロシアで大暴れすることになる。

世界一ついてない男は
息子とは音信不通状態、
過去に何があったのか分からないが
父親がこんなに偉大だと
やはりやりにくいのだろうなぁ、

それくらいの理解度でもこの映画は大丈夫
次第に事件に巻き込まれ・・・
というか自分から飛び込んでいくわけだけど
最後にはチェルノブイリに舞台を移す。


「核」というものを
発電など平和的利用なら
夢の発明だと自分達は信じていたが
現在の福島を見ると
このやっかいなモノに
今はただ見守るしかない。


映画の中には放射能除去装置が登場する
もうね、映画とは全く関係なく
この装置が本当にあれば、と
ただただ思った。

でも本当はそんなもの使わないことが
一番良いのだと
それは常識的なことじゃなく
自分達の傍らで真実として存在している。

最後には水のたまったプールにダイブする二人
「大丈夫なのか!」と
映画の内容より
知ってしまった真実から
怖さが立ちあがってくる。



映画とは関係ない所で
心底ヒヤリと怖い思いをした、
アクション映画は、頭をからっぽにして
ただ楽しみたいのに
なかなかそうはさせてくれないのだ。

映画の出来は及第点、
「すごく面白い!」までは届かなかった。



★100点満点で75点


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soramove

映画「7日間の恋人」バブル真っただ中のヘンテコ映画

2013年02月20日(水) 8時07分
映画「7日間の恋人」★★☆
クォン・サンウ、セシリア・チャン、
アンジェラ・チャン、ジン・ボーラン、
ジン・チェン、ディン・チュンチェン出演

プーン・ユンリョン監督、
87分、2012年12月15日より全国公開
2012,香港、中国,ブロード・メディア・スタジオ
(原題/原作:影子愛人/SHADOWS OF LOVE )





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「最近は公開が少ない韓国映画
出来るだけ見たいと劇場へ、
ちょっと笑っちゃうくらいの
ヘンテコ映画でした」



大手企業KNCの社長であるクォンは、
我儘な婚約者がふいに行方をくらましてしまい、
彼女を探しつつも
重要なパーティまでには
なんとしても彼女に戻ってもらおうと
途方に暮れていた。

そんなとき婚約者とウリふたつの
花屋で働く娘サムを偶然見つけ
婚約者になりすましてもらえないかと懇願する。

このバカバカしいほどの
あり得ない設定
しかも香港が舞台の映画なので
クォン・サンウは中国語を吹き替え
その違和感は最初の30分くらいは
気になって仕方なかった。



高級車、お城の様な家
若くして大企業のトップという
バブリーな設定は
コメディでさえ受け入れられない、
クォン・サンウを見たいファンくらいしか
この映画を気に入る人はいないだろうな。



香港映画といえば
あり得ない設定を強引な展開で
なんとか成立させる様なところがあるが
今時、それだけじゃやはりキツイ。
クォン・サンウとセシリア・チャンという
豪華共演でこんな残念な映画では
映画ファンとしては寂しい限りだ。



★100点満点で55点


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映画「ゴーストライダー2」ガイコツの頭が燃えてるよ

2013年02月18日(月) 10時46分
映画「ゴーストライダー2」★★☆
ニコラス・ケイジ、キアラン・ハインズ、
ビオランテ・プラシド、ジョニー・ホイットワース、
クリストファー・ランバート出演

マーク・ネヴァルダイン、ブライアン・テイラー監督、
95分、2013年2月8日より全国公開
2012,アメリカ,松竹
(原題/原作:GHOST RIDER: SPIRIT OF VENGEANCE)




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「あのゴーストライダーが帰って来た!
またしてもニコラス・ケイジだ、
たぶん面白くないんだろうなーと思いつつ
丁度時間が合ったので劇場へ、
この調子だとまだまだ続編が作れそう
嫌な予感はします」


「ゴーストライダー」ここまでいくと映画じゃない2007年03月07日(水)
↑(過去の記事にジャンプします)

この過去記事でも書いたが
主演をもっと売り出し中の若手に替えればいい、
原作もこんなもっさいおっさんが
主人公なんだろうか?



全米首位を獲得した前作から
今回は3位発進と微妙、
だから宣伝もほとんどされていない。


悪魔との契約で自ら
内なる悪、ゴーストライダーを
自分の中に抱える事になり
そのことで苦しんでいた主人公に
ある運命を背負った子供を助けるという
依頼が舞い込む。

この仕事を成し遂げれば
彼の呪いは解けるというのだが、
そんな都合よくいくのかと見ていると
さすが映画、ちゃんと彼は人間に戻るが
最強の悪魔と戦うため
またしてもゴーストライダーに戻る・・・。



勝手にやってくれ!ってところだが
これが映画館の大画面だと
結構楽しめるから不思議だ。

ゴーストライダーになった主人公は
ガイコツで顔のあたりがメラメラと燃えてるし
もうニコラス・ケイジじゃなくなってる、
そんなバカバカしい部分も楽しめそうなら
この映画、レンタル待つより
劇場で見た方が楽しめる。

でも1.800円なら見たら損するか。

★100点満点で60点


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soramove

書籍「abさんご/黒田夏子著」この作品をダメと言うと「分からない奴だ」と言われそう

2013年02月17日(日) 19時09分
書籍「abさんご/黒田夏子著」★★
黒田夏子著 ,
文藝春秋、2012/1/20
(128ページ , 1.260 円)



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>*

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第148回(平成24年度上半期) 芥川賞受賞


「aというがっこうとb というがっこうのどちらにいくの
かと,会うおとなたちのくちぐちにきいた百にちほどが
あったが,きかれた小児はちょうどその町を離れていくと
ころだったから,a にもb にもついにむえんだった.その,
まよわれることのなかった道の枝を,半せいきしてゆめの
中で示されなおした者は,見あげたことのなかったてん
じょう,ふんだことのなかったゆか,出あわなかった小児
たちのかおのないかおを見さだめようとして,すこしあせ
り,それからとてもくつろいだ.そこからぜんぶをやりな
おせるとかんじることのこのうえない軽さのうちへ,どち
らでもないべつの町の初等教育からたどりはじめた長い日
月のはてにたゆたい目ざめた者に,みゃくらくもなくあふ
れよせる野生の小禽たちのよびかわしがある.」


こんな文章がずっと続いて非常に読みづらい、
2,3行続けて読むと
字面としては読めても
一体何が書いてあったか
頭の中でうまくまとまらない

もちろん2,3行の中に何かあるとも思えないが
それでも普段だったら
前からの続きで何かしらのイメージは
頭の中で形となるのに
この文章は同じ個所を戻って
再び読みなおしてもそれでも
「何が書いてあるんだ?」って状態。

「どんなつまらない映画も
途中で席を立たない
見始めたDVDは最後まで見る」
と、決めていて
それを本にも当てはめているので
最後までは読もうと頑張った。

何だろう
面白くなかった。

長い文章を書きあげ
そこからそぎ落とせるだけ落として
残ったかけらを
ひらがな多用の文章にして
それを横書きにしてみましたって感じ。


久々に修行の様な読書体験、
だから前から開く普通の書き方の
「毬」「タミエの花」「虹」が
あまりに普通で
なんだかスッキリしない。

「abさんご」は、だから著者としても
実験してみたものなのか、
それとも本当にこれまでの作家人生で
これが書きたかったのか。



自分は時々「この小説は読み継がれるか」
そんなふうに考えながら本を読む、
果たしてこの本はどうだろう、
自分はもう二度と読み返さない、
「芥川賞受賞」という輝かしい看板で
しばらく記憶されるだろうけど
「残る」作品かどうか・・・。

でも芥川賞っぽいといえば
それはピッタリくるものがあるな。
しかし面白くは無かった。


★100点満点で40点

soramove
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映画「きいろいゾウ」どこかにあるような、でもどこにもない空間

2013年02月16日(土) 15時05分
映画「きいろいゾウ」★★★☆
宮崎あおい、向井理、柄本明、
松原智恵子、リリー・フランキー、
濱田龍臣、本田望結出演

廣木隆一監督、
130分、2013年2月2日より全国公開
2012,日本,ショウゲート
(原題/原作:きいろいゾウ/西加奈子 著)





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「ほんわかしたムードの予告編から
想像した通りの映画だった、
原作が有名らしいが読んだことは無い、
庭の草花が急に話し始めた時は驚いたが
そういう映画なんだと思うと
一層ファンタジー色が
主演の二人と相まって
独特の雰囲気を持った映画になった」



お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う夫婦
軽トラックのナンバープレートが「三重」とあった、
古い農家の大きな家で
ゆったり、のんびり
まさにファンタジーの世界で暮らしてる。


この非現実感を受け入れられたら
この映画は9割がた楽しめそう、

「そんなことないだろ!」と
何度も突っ込みを入れたくなるが
それを宮崎あおいの存在感が
なんともうまく包みこんでいて
日本のどこかでこんな生活をしている人が
いるかもしれないと思わせてくれる。



犬、ヤギそして庭の草花も喋り出し
彼女は大きなソテツの木に寄りかかって
声は大杉蓮のソテツと語りあう
ちょっとしたすれ違いはあっても
穏やかな毎日を過ごすが
「ムコさん」に差出人の無い手紙が来た頃から
「ツマ」は壊れ出してしまう。

何か守りたいものがあるなら
そのことだけに心を砕いて
あとはもうどうなってもいい、くらいの
決意が無くては
何も守れはしないのだろう。



何気ない毎日
でも奇跡の様な日々


感謝しつつも
その繰り返しに
自分達は時々うっかり
壊してしまいそうになる



ふたりのゆったりとした雰囲気
視界一杯の田舎の風景
人の生活の気配が分かる
そんな穏やかな映画を見つつ
色々と考えてしまうわけです。

レンタルでも良いけど
この映画の持つ独特の雰囲気は
映画館で味わうと違うはず。

★100点満点で70点


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soramove

書籍「何者/朝井 リョウ著」就職活動間只中!彼らのその次が読みたい

2013年02月13日(水) 6時51分
書籍「何者/朝井 リョウ著」★★★☆
朝井 リョウ著 ,
新潮社、2012/11/30
(286ページ , 1.575 円)


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第148回(平成24年度上半期) 直木賞受賞


「平成生まれで初受賞と話題だ、
就職活動中の大学生の生の声から
彼らの抱える時代の割り切れないムードを
読みやすい文体で
軽妙に読ませてくれる、
読後感は爽やかとはいかないが
そのスッキリしない部分が
現代の空気感なのかもしれない」



大学の友人、同居人、
友達の友達、
恋心を抱えつつ
その気持ちさえ伝えられない・・・、
まさに青春真っ盛り、
でも全体に明るさよりも
停滞感というか閉塞感の方が勝っている。



就職氷河期という言葉は
もう長く使われている
氷河期の中でも最悪だったり
まだましだったり
そんな単純に「夢や希望」なんて言ってられない
拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良
彼らの感情が微妙に重なり合って
ラストに痛い痛い結末が用意されている。


人は誰かに認められたい
けれどそれをストレートに言うのは
恥ずかしいことなので
遠まわしに
そしてなるべく分かりにくく
空気を読めというかのように
ツイッターやフェイスブックなんかで
発信しながら
それでも深くお互いに踏みこむことはしない。



この本でも核心の周囲を
近づいたり遠ざかったりしながら
自分のなりたいものを
それでも探している男女が描かれている。
なんだかまだるっこしいぞ、
何か違うって感じる、

でも多くの人がそう思いながら
「そういうものだ」と
どこかで分かってしまった様な顔をしているのか。

直木賞にふさわしい作品か、
それは分からない、
直木賞自体が分からないものだから、
でも何か時代のムードは感じる、
次も読んで見たいと。



★100点満点で75点

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映画「アウトロー 」トムの演じるダークヒーロー

2013年02月11日(月) 10時41分
映画「アウトロー 」★★★☆
トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、
ロバート・デュバル出演

クリストファー・マッカリー監督、
130分、2013年2月1日より全国公開
2012,アメリカ,パラマウントピクチャーズ ジャパン
(原題/原作:JACK REACHER)





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「トムの新作のいつもの派手なCMは見かけなかったが
公開から1週間の劇場は
開映ギリギリに行くと
前の方しか空いてない盛況ぶり
迷ったらビッグネームの映画なら
そんなに外すこともないからか、
映画自体も楽しめる作りになっていた」



元軍のエリート捜査官
ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)
除隊して現在は軍の年金で暮らしている、
まだ若いのに・・・と
急に現実比較してしまう、
それでも大丈夫なくらいの
年金が支払われているとしたら
アメリカ政府の懐も結構キビしいだろうな、と。


川沿いの歩道を歩く人達を狙った
無差別殺人が起こり
コインパーキングに入れたコインの指紋から
犯人はあっさりと捕まるが
この事件を担当する弁護士と
犯人を葬りに来たジャック・リーチャーは
この事件を別の視点で見て
単純な無差別殺人ではないと
犯行の真の動機を一緒に調べ始める。



脚本が良く出来ているので
何気ない会話も遊びがあって楽しめる

ハードな部分とちょっとした息抜き
そして激しいアクションと
エンタメの様々な要素を
バランス良く配して
その中心にトム・クルーズを据えると
さあ面白い映画の出来上がり!



これはきっとシリーズ化されるだろうから
この一本と言う感じじゃなく
「こんな事件も解決しました」
そんなふうな仕上がりになっている、
大作と言っても驚く様な派手な演出は無い、
でも観客を楽しませる要素は抜かりない。


だから何を見ようかなと迷ったら
トム・クルーズのようなビッグネームの映画は
それ程外さないという点から正しい、
でも巧く作っているけど
傑作映画を見た時のように
「なんか凄いものを見たぞ」という
あの高揚感は感じられなかった。


続きがあるならそれも見たい。


★100点満点で70点


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映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう 」夢と現実は違うけれど、願わないと進まない

2013年02月09日(土) 8時22分
映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう 」★★★★オススメ
ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、
デヴ・パテル、トム・ウィルキンソン、
マギー・スミス出演

ジョン・マッデン監督、
124分、2013年2月1日より全国公開
2011,イギリス、アメリカ、アラブ首長国連邦,20世紀フォックス
(原題/原作:THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL)





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「劇場で予告を見てから
楽しみにしていた映画、
世に言う人生も終わりに近づいた世代が
自分らしく生きようと選んだのが
ネットで見つけたインドの豪華ホテル、
果たして彼らに何が待っているのか」



ネットや雑誌で見る画像や写真
そして魅力的なキャプションは
頭の中のイメージを膨らませてくれるが
実際に行ってみると
ほとんどの場合30%オフって感じ、
悪くすると「全然違う」ってことも。



色んな事情で集まった男女6人、
たどり着いたのは
まだ改装中のボロホテル、
彼らの驚いた顔は
見てるこっちとしては予定通り
さてこの後どんなことが起こるか。



見て感じたのは
どんな状況でも楽しもうと
気持ちを切り替えられるかが
鍵のようだ

分かっていてもなかなか出来ない、
でもそういう心持で
色んなことに対処するかどうかで
もっと快適に過ごせるヒントにはなる。


ジュディ・デンチ演じる未亡人は
しばし結婚生活を嘆くが
インドに来てからは気持ちをパッと切り替え
初めての仕事もゲットする。

かくして彼らは凄いカルチャー・ショックの後
どんなふうに過ごしていくのか・・・、
映画は優しいエンディングとなるが
現実はもっと厳しいだろうなと
誰もが思うはず
でもこれで良かったと思う

どこかに希望がなければ
そんなの新聞やTVのニュースで見られるからね。


続編も作られるようだ、
「スラム・ドッグ・ミリオネア」で
生真面目な青年を演じていたデヴ・パテルも
胡散臭くも情熱を持った青年を演じて
彼らの「その後」も見たいと思った。


煮詰まったらインドへ行け!
って言ったか言わないか知らないが
日本の日常を吹っ飛ばす強烈なものは
確かにあるな。


★100点満点で80点



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soramove
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