映画「アルゴ」真実が伝える本物の緊張感

2012年11月29日(木) 7時11分
映画「アルゴ」★★★★
ベン・アフレック、アラン・アーキン、
ブライアン・クライストン、ジョン・グッドマン出演

ベン・アフレック 監督、
120分、2012年10月26日より全国にて公開
2011,アメリカ,ワーナー・ブラザーズ
(原題/原作:ARGO)





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初登場10位スタート、2週目は
圏外へと淋しい興業成績。
こんな出来の良い作品がもったいない!



「評価の高い映画なので見たいと思いつつ
なかなか機会が無かったが
やっと劇場で見て来た、
緊迫感がずっと続き
ラストの脱出シーンの後は
ほっとしたというか
拍手したいくらいの気分になった」



公開から1月経っているが
2割くらいの入りで
淋しいチャートながら
地道にお客を呼んでいるようだ、
とても面白かったので
もっと多くの人に見てもらいたい作品だ。


実話がベースの映画、1979年11月4日、
イラン革命が激化していたテヘランで、
アメリカ大使館占拠事件が発生。
大使館員が人質となるが、
6人が逃げ出すことに成功し、
カナダ大使の私邸に潜んでいた。

トニー・メンデス(ベン・アフレック)は、
CIAの救出作戦のエキスパート、
6人を脱出させるため
まさにまるで映画の様な
荒唐無稽な作戦を実行する。



ありもしない映画の撮影のロケハンを
イランで行い、隠れている6人を
一気に脱出させるというもので

政府の間でも反対が多かったが
他に有効な代案も無いということで
実行に移されることになる、
こんなことが本当にあったのかと驚きだ。


「猿の惑星(1968)」の特殊メイクでオスカーを取った
ジョン・チェンバースに話を持ちかけ、
映画「アルゴ」の製作発表記者会見を開き
SF映画のロケハンの為イランにトニー・メンデスは
単身乗り込むのだが
「無理だろ」と終始思いながら
イランの街中では外国人は目立ち過ぎ
彼らにはアメリカ人もカナダ人も
とても区別は出来そうもなく
「無理だろ」と何度もつぶやいた。



これは実話の映画化だけれど
映画への愛というか
映画の力を信じる気持が
とても伝わる映画となっている

最後の難関の空港のゲートでも
ニセのSF映画の絵コンテを見せながら
イランでどんなシーンを撮影するのかを
熱心にゲートを守る銃を持った警備員達に
話すわけだけど
彼らだって実はハリウッド映画が好きな
普通の若者に過ぎない
これも事実。


自分達は時々映画の魔術に魅せられる、
現実にはありえない話を見せられながら
でもひととき、その映画の世界で
自由に遊ぶ事が出来る

だからこの映画も信じられる
そんな奇跡みたいな瞬間が
確かにあったのだと。


ラストあたりの緊迫感は凄くて
飛行機が飛び立った時は
映画と分かっていても
本気で感動した
これも映画の魔術、幸せな瞬間だ。


★100点満点で85点

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彼らが現在どうしているのか
エンド・クレジットに本人と役者の写真が並べて表示される。
本人と映画の役者達が似ているのに驚く。

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屋久島到着A 名古屋から屋久島へ 2012年10月 8日(月) 

2012年11月27日(火) 7時02分
屋久島到着A 名古屋から屋久島へ 2012年10月 8日(月) 

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だいぶ時間は経ちましたが
屋久島の色々を時々書いていきます。



屋久島は昨年行く予定だったが、
父親が入院したため1週間前にキャンセルしていた
だから2年越しの屋久島行き、
6月には、屋久島グリーンホテルの宿泊予約をした。
その後は飛行機の予約とレンタカーの手配と
出発の2か月前には完了していた。

当日は朝8時のフライトの為早起きして
セントレアへ、
海外へ行くより不思議な高揚感があった。
セントレアに着いて30分後には飛行機に乗っていた。


10月 8日(月) 
ANA 351  名古屋(中部)(08:05) - 鹿児島(09:25)
JAC3745便  鹿児島 10:55発 → 屋久島 11:30着






ANAとJALの乗り継ぎだけど
待ち時間もそれ程なくてスムーズ。
最近は大阪からは
直行便があると聞いて羨ましくなった。




海のすぐそばの滑走路に無事降り立って、
荷物をピックアップ。
12時少し前にはレンタカーで出発、
20分くらいで宮之浦の街中に到着、
「潮騒」という食事処は昼飯時なので満席
しばらく待ってカウンターで
大海老フライとトビウオの唐揚げ定食を注文。

1.300円から1.500円程度。
満足度は高いけど店のスタッフの対応はそっけなくて
まあ、忙しいから仕方ないけどね。




これから屋久島をグルリと一周する予定。
天気は晴れたり曇ったり、
「この1週間雨らしい雨は降ってないよ」と
レンタカー屋のスタッフは言っていたが
どうやら雨を連れてきてしまったのか。


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映画「のぼうの城」でく“のぼう”に命を懸けられるか?

2012年11月25日(日) 0時09分
映画「のぼうの城」★★★☆
野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、
山口智充、上地雄輔、山田孝之、
平岳大、市村正親、佐藤浩市出演

犬童一心、樋口真嗣 監督、
145分、2012年11月2日より全国にて公開
日本,東宝、アスミック・エース
(原題/原作:のぼうの城)





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初登場首位スタート、2週連続で好調
3週目も3位と30億円が見えて来た



「原作は和田竜のベストセラー
本屋大賞2位という評判の良い作品の映画化、
史実に基づいたということだけど
侍が名前を名乗り合って戦うという
武士が武士として誇りの持てる時代の
最後の煌めきの日々とでも言うか、
ここでも鉄砲が使われ時代の変化を見せる」



戦国末期、武州・忍城。
城主不在の戦の大将は
領民から「のぼう様」と呼ばれる成田長親、
こんな奴に領民、家臣の命を任せていいのか
だけど忍城城下の領民からは特に慕われ
いつしか関白の大軍2万と戦を交えようと
団結していくのだ。


原作ではどうなっているのか分からないが
ヒマがあれば田畑に出て
農民と親しくしていたから
農民も「のぼう様」の為に命を懸ける気になったのか
そのあたりはやや性急で
見てるこちら側には納得できなかったな、
もっとそのあたりを描いてくれないと
こちらも一緒に戦えない。



開城が決まっていたにも関わらず
使者の態度が悪かったのか
“のぼう”は、「一戦を交えよう」と言ってしまう、
このあたりも「何故」かは
こちらを納得させてくれない、
だからここから始まる戦が「?」でしかなく
勿体ないことこの上ない。



その後の戦いの様子や
“のぼう”の破天荒な行動も
勢いがあり面白く見たので
やはりスタートの部分がもうひとつだったな、
それだけなんとか飲み込めば
この映画は結構本気で作っていて
充分楽しめる作品となっている。



野村萬斎のキャラクターに負うところが
とても大きいが
憎めない人物だということは納得出来た、

でもこんな人が殿様だったら
安心して暮らせるかどうかは微妙だ。


絵空事だからやるならこのくらいで丁度いい、
水攻めのCGも荒っぽかったけど
まあ許せる範囲
ハリウッドだと完全にB級作品と烙印を押されるだろう、
主要人物のその後をナレーションが流れるが
実在の人物を僅かな史実を切り取って
こんな映画を作ってしまうのだから
これはやはり映画の醍醐味だ。



楽しめたけど
破綻している部分もあり
ちょっと勿体なかった。

★100点満点で75点


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映画「任侠ヘルパー」描くテーマは興味深い

2012年11月24日(土) 0時09分
「任侠ヘルパー」★★★☆
草g剛、 安田成美、 風間俊介、
夏帆、 杉本哲太、 宇崎竜童、
香川照之、 黒木メイサ、 堺正章出演

西谷弘 監督、
134分、2012年11月17日より全国にて公開
2012,日本,東宝
(原題/原作:任侠ヘルパー)





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初登場4位ちょっと淋しいスタートとなったが
内容が悪くないだけにどこまで伸ばすか。



「TVドラマは見てなかった、
役者としての草g剛が好きじゃないので
見るのをためらったが
テーマに興味があり劇場へ、
ヤクザの心情は分からないが
介護と言う今日的テーマには考えさせられた」



出所後、刑務所で知り合った男に紹介された
地方都市のヤクザに世話になる主人公、
老人相手の闇金と介護ホームの運営で
弱い者たちから金を巻き上げる商売、
それなりの成果をあげるが
介護ホームの入所者達と触れあううちに
ちゃんとした介護ホームを作ろうと立ちあがるが
そんな事を望んでいないヤクザ達によって
ホームは燃やされてしまう。


ヤクザと介護という
およそかけ離れた境遇、

ヤクザの義理人情なんてどうでもいいけど
実際に耳にするヤクザの「介護ビジネス」
そんなものを考えるきっかけにはなった、
「キレイ事言ってても
議員さんにも老人を救えやしないじゃないか!」
その啖呵は事実以外のなにものでもない、
昭和から日本人が目指した
理想の国家がコレなのかと。



「ばあちゃんは、家に居たかったんだよ」
子供の言葉が胸に刺さる

誰だって親は大切だ
出来たら思うように毎日を過ごして欲しい、
でも体は思うようにならなかったり
以前と同じように出来ない事に
混乱したりする、
そんな姿を見つける事は
子供にとっても驚きでもある。


立派な施設は順番待ちの長い列、
小さな民間の施設は比べると見劣りする、
やはり良い設備を望むけれど
きっと箱よりも人的なソフトの方が
重要なんだろうな、
でもそれは目に見えないから厄介だ。



弱気を助け
強きをくじく

映画だからうまくまとめた感はあるが
考えさせられる今日的なテーマもあって
結構興味深い映画だった

でも主役は草gくんじゃない
新しい俳優を発掘して見せてもらいたい。


★100点満点で75点


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映画「もうひとりの息子(フランス映画)」“東京国際映画祭”へ行ってきました、東京 サクラ グランプリ獲得作品

2012年11月22日(木) 0時09分
「もうひとりの息子(フランス映画)」★★★★
エマニュエル・ドゥヴォス、パスカル・エルベ
ジュール・シトリュク、マハディ・ダハビ
アリン・オマリ、カリファ・ナトゥール出演

ロレーヌ・レヴィ監督、
105分 フランス語、ヘブライ語、アラビア語、英語 Color | 2012年 フランス | 
(原題/原作:e Other Son [ Le fils de l'Autre ] )





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第25回東京国際映画祭へ行ってきました。
10/20から28まで開催された恒例の映画祭。
4本目は「コンペティション」部門のフランス映画



イスラエルとパレスチナの問題を背景にした家族ドラマ
『もうひとりの息子』が
東京 サクラ グランプリを獲得



「兵役用健康検査の結果、
両親の実子でないことを知ったイスラエル人の青年。
出生の際の手違いが明らかになり、
やがてイスラエルとパレスチナふたつの家庭の
アイデンティティと信念とが
大きく揺さぶられる事態に発展する。
根深い憎しみからの解放を巡る感動のドラマ。」

(第25回東京国際映画祭HPより抜粋)


今朝の朝日新聞では一面トップが
「ガザ 停戦合意」だったが
朝のTVニュースでは条件が折り合わず
まだまだ空爆が続いていると言っていた。

映画もそのあたりの実情を色濃く映していた。

パレスチナとイスラエルの関係については
詳しい事は何も知らない、
この映画で二つの国の国境というか
検問所を超えると
高い壁が長く続いていて
まさに占領という言葉が現実的に思えた。



偶然の手違いから起こった
パレスチナ人とユダヤ人の赤ん坊の取り違え、
湾岸戦争の混乱の中で起きた悲劇だ。


18年近く経って分かった事実に混乱する家族、
他人の赤ん坊を育て、
その子供が敵対する民族の血を引いているということも
さらに両方の家族の感情を複雑にさせている。



うまく適応し始めるのは
2人の子供たちだ
お互いの家を行き来し、
友人以上の親密さをお互いに感じていく、
地続きでありながら
簡単には行き来出来ない現実も
しっかりと見せてくれる。



そしてうまくいかないのは父親たち
これまでの2つの民族の歴史を
長く肌で感じているから
子供に愛情を持てないというより
ただただ途方に暮れてしまっている。


あの高い壁が取り払われ
民族間の対立が無くなるには
まだまだ時間がかかるだろう、
だけど個人として人間対人間のレベルでは
ぎこちない交流であっても
そこから始めていくことで
理解しあえることもあるのだ。



しかし日本からはあまりに遠く
映画の中の現実さえ遠く感じる。

また今日も空爆は行われるだろう。

★100点満点で80点


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東京国際映画祭HP

ロレーヌ・レヴィ監督

芸術と法律を学ぶかたわら、
1985年に劇団“La Compagnie de l'Entracte”を旗揚げし、
7年に渡り、劇作家と舞台演出家として活躍。
その後、映像作品の脚本を書きはじめ、3
0本ほどのテレビ、映画作品を手掛けてきた。
2004年に自身の脚本による“The First Time I Turned Twenty”にて
監督デビューを果たし、数々の映画賞を受賞した。
07年には“London mon amour”を監督。
本作が3作目にあたる。

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映画「悪の教典」主人公の「狂気」までは届かなかった

2012年11月19日(月) 0時09分
「悪の教典」★★★☆
伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、
林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、
山田孝之、平岳大、吹越満出演

三池崇史 監督、
129分、2012年11月10日より全国にて公開
2012,日本,東宝
(原題/原作:悪の教典 /貴志祐介)




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初登場2位発進、「のぼうの城」のV2を
阻むことは出来なかった。



「原作は文庫が出た時に読んだ、
とんでもない小説だなと思ったが
伊藤英明主演で映画化されると知って
大丈夫かなと思っていた、
映画を見て主演として違和感はないが
訳の分からない存在と言うのを
示すには彼はクリーン過ぎたようだ」



生徒から人気の高い蓮実聖司(伊藤英明)は、
学校で持ちあがっていた携帯による
カンニング対策にも積極的で
同僚からも一目置かれる存在、
しかし彼には裏の顔があり
他者への共感能力を持たないサイコパスだった。


底抜けに明るい顔で
残虐な行為を行う
その点では伊藤英明は適役だった、
「好感が持てる」
まさにそれを体現しているからね。



自分の過去が知られたことで
彼はクラスの全員を殺さなくてはと感じ、
文化祭の前夜にそれを実行する、
笑顔で生徒を皆殺しにする
まさに異常な世界を
美しい音楽でも聞くように
なんのためらいもなく撃って撃って撃ちまくる。



小説で読んだときには気にならなかったが
生徒を校舎の上の階に足止めして
猟銃で順番に撃ち殺すという行為は
映画的には間延びした感じがした、
殺されるのを待ってないで
高校生ならなんとか出来るだろう、
視覚的に逃げ場が多すぎて

このあたりは映像の持つ力だ、
ここで納得させてくれないと
目の前で繰り広げられることが
胸に迫って来ないのだ。


しっかし「海猿」でヒーローを演じておいて
よくこの役を引き受けたなと思った、
まさに対極
イメージさえ壊しかねないというのに
でも役者ってこういう役をやりたいのかも

ただ世の中には常識では測れない
「悪」が存在するんだろうなと
納得は出来なかった

映像的な「狂気」は
目の前で生徒がバンバン殺されていくという
むごたらしい惨殺シーンだけで
そこから発散されるべき狂気は感じなかった。


やはりクリーンな伊藤英明は
訳の分からない絶対的な「悪」を
演じきることは出来なかったようだ、
ただひとつの挑戦であるなら
結構頑張っていたことは確か、
続編もあるようだ
次に期待したい。

★100点満点で75点


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映画「北のカナリアたち」吉永小百合主演映画だからと敬遠することなかれ

2012年11月17日(土) 0時06分
「北のカナリアたち」★★★★
吉永小百合、柴田恭兵、仲村トオル、
森山未來、満島ひかり、勝地涼、
宮崎あおい、小池栄子、松田龍平、
里見浩太朗出演

阪本順治 監督、
130分、2012年11月3日より全国にて公開
2011,日本,東映
(原題/原作:二十年後の宿題 /湊かなえ )





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初登場2位発進、2週目は位とそれほど落ち込みの無い
安定した興行成績を維持している、
20億ラインあたりか。



「寒そうな予告を結構見かけた、
寒いのは苦手だけど
北海道の北の端の島なら行って見たい
単純にそんな考えから映画館へ
主演女優ありきの映画かと思ったら
豪華な俳優陣全員がそれぞれ見せ場のある
結構見ごたえのある映画に仕上がっていた」



島の顔役の娘さんが新しく小さな島の分校に
大学教授の夫とともにやって来た、
6人の子供たちは彼女によって
歌う事の喜びを教えられ
島の風景に子供たちの声が響き渡る
そんな何気ないシーンが
何故かとても印象に残っている



何か特別なことなんていらない
ただ毎日の中で
季節を感じたり
キラキラ光る海が見えたり


映画はひとつの事件で先生が島を去り
20年後に生徒の一人が起こした殺人事件で
また再び島に戻って
かつての生徒と巡り合うのだが
成長した生徒ひとりひとりは
個性的な役者揃いで
彼らの静かな熱演も見事だった



ミステリータッチで過去と現在が描かれるが
事件の真相に迫る事より
現実とは別に
その時、当事者のそれぞれが感じた事は
人それぞれで
決して全員が同じ様に感じたわけじゃなく
小さな島であっても
育った境遇やそれぞれの個性も違って
色んな見方、感じ方があるんだなぁと。



寒いのが苦手なので
暖かくなったら舞台となった島へ
行ってみたいなと思っていたが
雪が横殴りに吹きすさぶ中
雪をかぶった雄大な山が見えると
こんな景色を見られるなら
冬も良いかなと
ストーリーそっちのけであれこれ考えた。



映画の出来は良くって
満足して劇場を後にした。

★100点満点で85点


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映画「黄金を抱いて翔べ」極上のエンタメを楽しめた

2012年11月13日(火) 23時07分
「黄金を抱いて翔べ」★★★★☆
妻夫木聡、 浅野忠信、 桐谷健太、
溝端淳平、 チャンミン(東方神起)、
西田敏行、 青木崇高、 中村ゆり、
田口トモロヲ、 鶴見辰吾出演

井筒和幸 監督、
129分、2012年11月3日より全国にて公開
2012,日本,松竹
(原題/原作:黄金を抱いて翔べ /高村薫 )





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初登場4位発進、2週目は6位と後退、
俳優人、内容から考えるともっと宣伝して
頑張ってもらいたい。



「大阪の銀行地下に眠る180億円分の金塊を
強奪しようと大胆不敵な作戦を実行する男たち、
綿密な計画と大胆な実行力が結実して
スリリングな展開で予想以上に面白かった」



主人公の幸田(妻夫木聡)は、
友人の北川(浅野忠信)から
銀行本店地下に眠る15億円の
金塊強奪計画を持ちかけられる。

生きる意味を見つけられない幸田は
北川の誘いに軽い気持ちで承諾するが
計画を進めていくうちに
様々な障害にあって
実行は不可能かと思われたが
「やるしかない」という崖っぷちの決意で
ついに計画が実行される。

かなり過激な描写もあって
時々「痛い、痛い」と
座席に座りながらその衝撃の
疑似体験をした

幸田は無気力さを漂わせ
計画をもちかけた北川は
途方もない計画を前に達観したかのように
飄々と困難な課題をクリアしていく
この対比が面白かったのかな、
途中からかなり楽しんで見ている自分を感じた。


計画はどんどん進んでいき
予測してなかった事ばかりが勃発し
計画自体がダメになるんじゃないかと
自分も彼らの仲間になったような気分で
成り行きをハラハラしながら見守った、
こういう映画によくある
あり得ないご都合主義的なつなぎも
それ程感じなかったのが
この映画の印象を凄く良くしている。



妻夫木聡はこれまでで一番良かったんじゃないかな、
完全に演技しているんだけど
幸田という人物になりきっていた、
無気力な彼がいつしか「やってやろうじゃんか!」という
心境の変化を迎えて
ラストの空を見上げるまなざしまで
なにかになりたかった男は
確かに何かを掴んだんじゃないだろうか。



宣伝も今ひとつなので
観客の入りはもうひとつ
もっと多くの人にこの傑作を見てもらいたい。

★100点満点で90点


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井筒和幸監督

『ガキ帝国』(1981年・島田紳助・松本竜介・趙方豪)
『ガキ帝国 悪たれ戦争』(1981年・豪田遊[10]=趙方豪・谷山衣枝・清水昭博・北野誠)
『赤い復讐 暴姦』(1982年・沢木美伊子 下元史郎 大杉漣)
『みゆき』(1983年・永瀬正敏 宇沙美ゆかり 三田寛子)
『晴れ、ときどき殺人』(1984年・渡辺典子 太川陽介 松任谷正隆)
『(金)(ビ)の金魂巻』(1985年・九十九一 小林まさひろ 大門正明)
『二代目はクリスチャン』(1985年・志穂美悦子 岩城滉一 柄本明)
『犬死にせしもの』(1986年・真田広之 佐藤浩市 安田成美)
『危ない話 夢幻物語』(第一話「ツタンカーメン王の呪い」、1989年・竹中直人)
『宇宙の法則』(1990年・古尾谷雅人 横山めぐみ 鳥越マリ)
『岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS』(1996年・矢部浩之・岡村隆史(ナインティナイン)、大河内奈々子)
『さすらいのトラブルバスター』(1996年・鹿賀丈史 久本雅美 村田雄浩)
『のど自慢』(1999年・室井滋 尾藤イサオ 小林稔侍)
『ビッグ・ショー! ハワイに唄えば』(1999年・室井滋 尾藤イサオ 竹内結子)
『ゲロッパ! GET UP!』(2003年・西田敏行 常盤貴子 山本太郎)
『パッチギ!』(2005年・塩谷瞬 高岡蒼佑 沢尻エリカ)
『パッチギ! LOVE&PEACE』(2007年・井坂俊哉 中村ゆり 藤井隆)
『TO THE FUTURE』(2008年・光石研)
『ヒーローショー』(2010年)
『黄金を抱いて翔べ』(2012年)

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映画「リンカーン/秘密の書」奇想天外な発想から生まれた秘密のお話

2012年11月10日(土) 9時10分
「リンカーン/秘密の書」★★★3D鑑賞
ベンジャミン・ウォーカー、ドミニク・クーパー、
アンドニー・マッキー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド出演

ティムール・ベクマンベトフ監督、
ティム・バートン製作
105分、2012年11月1日より全国にて公開
2012,アメリカ,20世紀フォックス
(原題/原作:ABRAHAM LINCOLN:VAMPIRE HUNTER )





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全米では6月公開、初登場3位という
少し淋しいスタート、
2週のみトップ10に入り
最終成績も4,000万ドルあたり。



「第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーン、
昼は大統領として国民に尽くし、
夜はヴァンパイアハンターだったのだという
話をきいただけで
バカバカしいって思うが
これは小説や映画だから成立する話、
だったらとことん楽しませてもらおうと劇場へ」



リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は子供の頃、
母親がヴァンパイアに襲われる場面を目撃し
復讐を決意するが
敵のヴァンパイアを研究するうちに
奴隷制度がヴァンパイアをはびこらせる一因と知り
奴隷解放するためには自ら政治の先頭に立たなければと
あれよあれよと言う間に
大統領に登りつめてしまう、
そんなことあり得ないよ
何度も思うが設定自体が奇想天外なんで
こんなものだろうと納得させつつ
展開を見守った。



史実にヴァンパイアハンターをうまくからませて
事実の裏にはこんなこともあったのだと
力技で見せてくれているが
やはり設定があり得ないほどバカバカしいので
映画にどっぷりはまりこむ事は無かったな。



色んな映画のヴァンパイアには
様々な制約があるわけだけど
今回の奴らはもう何でもアリ

昼間だって関係ない
その圧倒的な強さは脅威だったが
圧巻は列車での戦い
リアルさはないけど
よくまあ、こんな戦い方考えたなと
結構楽しめた、

橋が燃え上がり絶対絶命のシーンは
凄いけ凄すぎるし都合が良すぎて
笑っちゃった、
でもハリウッド映画のこのマジメさも好きなところだ。

この映画はコメディなのか
はたまた結構真面目に取り組んだのか
味方で印象は変わるけれど
ヴァンパイものが好きだし
歴史も結構好きなので
期待しなかった分楽しめた。


3Dで見たが2Dで充分。

★100点満点で70点


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ティムール・ベクマンベトフ監督
リンカーン/秘密の書 (2012) 監督/製作  
ダーケストアワー 消滅 (2011) 製作  
アポロ18 (2011) 製作  
9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜 (2009)  製作  
ウォンテッド (2008) 監督  
デイ・ウォッチ (2006) 監督/脚本  
ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR (2004) 監督/脚本


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書籍「燃焼のための習作/堀江 敏幸著」雨が降り続く間の3人のおしゃべりの行方

2012年11月07日(水) 0時09分
書籍「燃焼のための習作」★★★
堀江 敏幸著 ,
講談社、2012/5/24
( 226ページ , 1.575円)






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「8月に読んでからずっと感想を書けなかった、
なんとも捕え所のない小説だった、
流行っていなさそうな探偵事務所が舞台で
事務所の所長と依頼人
そして事務所の助手の3人が
降り続く雨を肴にあれこれ話し
雨がやんだ頃
なんとなく家路に着く様な小説」



探偵事務所と聞けば
なにやら胡散臭い雰囲気を感じるが
この事務所は依頼人が
お茶飲みがてらあれこれ
他愛もない話を延々と続けるような雰囲気、
どこか事件の核心に迫るのかと思うと
助手の郷子さんがクリーニング屋から戻り
また話は振り出しに戻る。



かとおもえば
「折り畳み傘をうまく元のように
畳めない」と手の郷子さんが言えば
その話を引き取りわけでもなく、
枕木所長は「荷物の多い日に限って雨に降られる人と
雨が降る時に限って荷物が多い人」の
運命の違いを話しだす始末。


この話はどこに向かうんだろうと
思いながら読んでいると
何処も行かずに3人の誰かが
また別の方向に話をもっていく、

思えば自分達の日常も似たような事を
繰り返している、
話に決着が付く事はむしろ少数で
ほとんどは話しては放り出され
空中に漂い
その言葉を見上げながら
また新しい話が空中に放たれるみたいに。



自分はこういう小説は苦手だと思っていた、
やはり起承転結
この話はどこに着地するのか

その持って行き方や
その結末に納得出来るか
それが意外であったり
新しい解釈だったりすると
良いものを読んだなと感じるが
この小説はそういう今までの範疇からすると
読みにくい部類だった。


でも実際、読みにくくは無かった
まるで舞台劇のように
そこに展開する3人の話を
楽しんで読み進んで行った、

内容が誰もが感じる様なことだったからかもしれないし、
探偵事務所でありながら
一体この依頼人は
本当に探す気持ちがあるんだろうか?と
脱線しがちなというか
脱線しまくりな状況でも
誰もが結論を急がず
降り続く雨を時折
「振りますなぁ」
「振りますねぇ」と


雨の音を聞きながら
時間つぶししてるだけという
なんとも不思議な時間を体験して
それでもこの依頼人はここに来た甲斐が充分あったと
最後はちょっとした幸せな気分も味わった。


なんとも不思議な小説だったし
不思議な時間の流れた小説だった。



★100点満点で70点

soramove
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