映画「劇場版 SPEC 天」奇抜さを狙っただろうがファン以外には伝わらない

2012年04月30日(月) 10時39分
「劇場版 SPEC 天」★★
戸田恵梨香、加瀬亮、伊藤淳史、栗山千明、
三浦貴大、でんでん、浅野ゆう子、福田沙紀、
神木隆之介、椎名桔平、竜雷太出演

堤幸彦監督、
119分、2012年4月7日公開
2011,日本,東宝
(原題:SPEC〜天)






<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「予告編は面白くて気になったので劇場へ、
TV放送されていたドラマ
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課』を映画化。
TVシリーズは全く見てないので
内輪受けだろうギャグは全く「?」で
シリアスさより小ネタでなんとか笑いをとろうと
2時間かけて不毛なことをやってる気がした」



通常の捜査では解決できない犯罪を担当する
「未詳事件特別対策室係(通称ミショウ)」、
そこに所属する当麻紗綾(戸田恵梨香)と、
瀬文焚流(加瀬亮)の2人が、
特殊能力(SPEC)を持っている犯罪者の
引き起こした事件を捜査するということで
クルーザーから大量のミイラ死体が発見され
その捜査にミショウが当たることになった。


ミイラ死体の訳はすぐに明らかになるが
これがこの映画に入り込めるかどうか決めてる

浅野ゆう子演じるマダム陽は
凍りつかせるスペックの持ち主で
冷気を操る“陽”と、炎を操る“陰”との攻撃で、
フリーズドライの要領で、人間をミイラ化させていたが
この大真面目な大袈裟な演技は
監督の意向だろうが
全然笑えない、というか
アホらしくて笑っちゃう。



この他にも体の形態を自在に操る伊藤淳史は
本人役で登場するが
彼のスペックも奇想天外だけど
こんな出来そこないのスペックは
TVでなら笑えるけど
お金払ってまでわざわざ劇場で見せられても
やはり笑えないし
演じてる役者が可愛そうにさえ思える始末。



こういうノリの作品なのだから
これでいいのだろうが
この作品って方向性を変えれば
結構面白いものになりそうなのに
この笑えないギャグだけは
どうにもダメだった、
そんなことじゃなくふとした動作から
思わず笑っちゃうような
そんな演出だったら・・・・、
でもだめか、そうなるとシリアスな部分の
安っぽさが際立つことになるからな。



とにかくこの程度の作品は
TVのスペシャルくらいで勘弁してもらいたい。
次は見ない。
レンタルで充分。



★100点満点で40点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

堤幸彦監督作品
バカヤロー! 私、怒ってます 第4話「英語がなんだ」(1988年)
HOMELESS(1991年、オノ・ヨーコ主演)
! [ai-ou](1991年)
オオカミが出てきた日(1992年)
中指姫 俺たちゃどうなる?(1993年)
さよならニッポン!(1995年)
金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年)
新生トイレの花子さん(1998年)
ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年)
CHINESE DINNER(2001年)
溺れる魚(2001年)
トリック劇場版(2002年)
トリック劇場版2(2006年)
劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年)
ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY(2002年)
ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY(2004年)
Jam Films「HIJIKI」(2002年)
恋愛寫眞(2003年)
2LDK(2003年)
EGG(2005年)
サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜(2006年)
明日の記憶(2006年)
大帝の剣(2007年)
包帯クラブ(2007年)
自虐の詩(2007年)
銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜(2008年)
20世紀少年3部作
20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり(2008年)
20世紀少年 -第2章- 最後の希望(2009年)
20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗(2009年)
まぼろしの邪馬台国(2008年)
BECK(2010年)
はやぶさ/HAYABUSA(2011年)
平安結祈 heianyuki(2012年)- 本編冒頭で本人も出演し、堂本剛と対談している
劇場版 SPEC〜天〜(2012年)
MY HOUSE(2012年)
エイトレンジャー(2012年)

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか

映画「ジョン・カーター」面白いけど散漫な印象、せっかくの巨大予算に命が吹き込まれていない

2012年04月25日(水) 18時12分
「ジョン・カーター」★★★☆
テイラー・キッチュ、リン・コリンズ、ウィレム・デフォー、
サマンサ・モートン、マーク・ストロング、
キアラン・ハインズ、ドミニク・ウェスト、
ジェームズ・ピュアフォイ、ダリル・サバラ出演

アンドリュー・スタントン監督、
133分、2012年4月13日公開
2012,アメリカ,ディズニー
(原題:John Carter )






<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


初登場5位で浅野君効果の「バトルシップ」(2位)に軍配、
製作費が莫大なだけに、淋しい滑り出しとなった。



「予告でもどんな内容かいまひとつ分からなかった、
火星人の面白い造形を前面にCM作れば
小中学生も取り込めたろうに
彼らは仮面ライダーやコナンを見に行って
こんなきっちり作ってある大作の席が埋まらないとは、
133分と長めだけど、
ふたつに分けても良かったかな、
心理描写以外は結構面白かった!」



愛する妻と娘を失った主人公、
ジョン・カーター(テイラー・キッチュ)は
南北戦争後の1868年、インディアンに追われて洞窟に逃げ込み
あるきっかけで全く別の場所に移動してしまった、
「ここはどこだ?」から始まって
自分が火星に居ることを知り、
その過程で火星で繰り広げられている闘いに巻き込まれていく。



主人公が最初に出会うのは4本の腕を持つサーク族で、
いかにも、な宇宙人の登場で一気に物語は
作り物の世界に突入する、

自分達とは異質な体を持つ主人公を
最初は捕えるが彼らの族長を救うことで
受け入れられる。


その時、主人公の側をくっついて離れない
犬のでっかいのが物凄いスピードで動き
側にいる時は常に主人公の顔を見上げて
見た目は気持ち悪いのに
そのうち可愛く見えてきて、
こんなふうに未知の生きものを
もう少し丁寧に掘り下げてくれればいいのに
他の部分では物語だけがどんんどん進んで
目に見える異質のものを
あまり説明してくれないので
なんだかもったいない。



ジョン・カーターが突然放り込まれた世界でも
覇権を争う闘いがあり
とりあえず善と悪が描かれ
主人公はもちろん善者のヘリウム王国の
王女デジャー・ソリス(リン・コリンズ)と出会い
彼女側を助け
次第に恋に落ちていくわけで
物語の後半では、この恋を成就させ
主人公はこの惑星の留まるのか
それとも地球に戻るのか。



地球で経験したシーンが時折挿入され
果たしてジョン・カーターはどうするんだと
盛り上げようとするが
ここまでの二人の心理状態というか
お互いを好きになる要素が
ドタバタと乱暴に駆け足で描かれるため
二人にとってかけがえのない恋とは
こちらに感じられないのが致命的。



ディズニー作品で子供に多く見てもらおうと
思ったのならうなずけるが
大画面でこそ生かされる
巨大予算を使ったぜいたくな造形で
舞台は素晴らしい
けれどそこに生きる人間というか
生きものというか
彼らの描き方が型どおりで
これじゃあ、大人を納得させるのは難しい。



どこか足したり引いたりしながら
2本に分けて公開すれば
駆け足の部分だけでも救えた気がする
話全体は面白かったが
全体が及第点の平均レベルで
一気に気持ちを燃え上がらせてくれるような
そんなシーンが無かったのが残念。



でも大画面でこそ見るべき映画
見てる間は結構楽しめました。


★100点満点で75点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

最新映画ランキング(4/22付)
@仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
A名探偵コナン 11人目のストライカー
B僕等がいた 後篇
C劇場版 SPEC 天
Dバトルシップ
E映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
Fタイタンの逆襲
GBlack & White ブラック&ホワイト
Hももへの手紙
Iジョン・カーター


★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか

書籍「共喰い/田中慎弥著」著者の純文学の野心が息苦しい

2012年04月23日(月) 19時09分
書籍「共喰い/田中慎弥著」★★★☆
田中慎弥著 ,
集英社、2012/1/27
( 144ページ , 1,470円)



                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい


第146回(平成23年度下半期) 芥川賞受賞


「本の内容より芥川賞受賞のスピーチが
話題として先行したちょっと可愛そうな本、
ネット書店のbk1に予約して
1月には読み終えていた作品、
最近、新刊で短編集が出たのでそちらを読んで
この本をもう一度読み返してみた」



最初にこの本を読んだ時
なんというか昭和の香りというか
まさに「文学」です!って調子の文章が
どうにも鼻について

なんか、作家の生真面目な心意気と
静かな野心みたいなものが
物語のそこここに散りばめられ
その圧倒的な熱量でラストまで引っ張り
最後は川の氾濫ときては、
歌の作り方みたいで
出だしは静かに、良い部分は繰り返し
最後はサビで強烈な印象を残すぞ!
そんな作りに感じてしまった。

中学生くらいだったら
なんかとてつもなく大変な「文学」とやらに
触れてしまったよ、と
感じるかもしれないが

もうそんな読んだままを素直に感じらない
大人にとっては
これはちょっと青臭い感じだった。



大人のちょっと前
一人で生活できるわけでも無く、
どんな状況だろうと同じ場所に留まるしかなく
その閉塞感はこちらも
息苦しくさせる、

汚いもの、見てはいけないものと分かってて
何故か目が離せない事。


まだ何ものでもなく
何になれるかも分からない
そんな瞬間を描いているが
その設定はなんとも古臭く
そして納得させてくれない。


最新刊の短編はもっとヒドイことになっている、
だから再読して
何か見つけることが出来るかと思ったが
昭和63年の17歳の少年の心理を
なぞった気はするが
本質までは見せてくれてない、
どこか作り物の香りが立ち過ぎて
入り込めなかった。


ただし読み物としては面白かった。
それでいいのかな。


★100点満点で70点


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

オリコンの本の総合ランキング(2012年04月15日)
@舟を編む/三浦しをん
ACath Kidston SPECIAL BRITISH ISSUE Spring Summer 2012
Bsyunkonカフェごはん 2/山本ゆり
Cナミヤ雑貨店の奇蹟/東野圭吾
D大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ/中村仁一
E理系の人々 3/よしたに
FDVD付き 樫木裕実カーヴィーダンスで楽やせ!/樫木裕実
G日本人の知らない日本語(3)祝!卒業編/蛇蔵/海野凪子
HANNA SUI SPRING 2012 COLLECTION/宝島社
Iみきママのめちゃうま!おうちごはん/みきママ

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか

映画「青い塩」ありがちな設定だけど希望を見せてくれた

2012年04月22日(日) 19時09分
「青い塩」★★★☆
ソン・ガンホ、シン・セギョン、
チョン・ジョンミョン、イ・ジョンヒョク、
キム・ミンジュン出演

イ・ヒョンスン監督、
122分、2012年3月17日公開
2011,韓国,CJ Entertainment Japan
(原題:BLUE SALT /푸른소금)






<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「人生をやり直すため組織を抜け
母の故郷でレストラン開店を目指して
料理学校へ通う主人公ドゥホン(ソン・ガンホ)と
息の根を止めるまでは安心できないと
送りこまれた殺し屋は
何か事情のありそうな女だった」



韓国映画ではありがちな設定
お互い知りあううちに心を通わせ
料理の腕を見込んで
「一緒に店を始めよう、オレは経営を
オマエは厨房で料理を作ってくれ」
何も知らずにそんなことを言うドゥホンを
命令通り殺せないと
組織を裏切ることになり
二人の戦いが始まった。


二人は見つめ合うが
これは恋じゃない

ドゥホンの視線は父親であり
年の離れた友達を見るようだ、
だからウンジョン(シン・セギョン)も
素直に心を開けたのだろう、
このあたりは名優の域のソン・ガンホのなせる技、
彼女にとっては安心できる場所だった。



ソン・ガンホは韓国映画の幕開け
「シュリ 쉬리 (1999)」ではハン・ソッキュのわき役だったが
最近ではあまり外れの無い作品選びで
見て損しない役を掴んでいる、
キャリアを積むってこういうことだろう
韓国映画界という狭い世界にあって
しっかり色んな面を見せて
楽しませてくれている。



アクションやサスペンス映画の半分以上は
裏社会ものの韓国映画は
その流れからまだ脱却できていない、
やはり作りやすいのだろうが
このままでは観客が見放すことになりかねないから
別の視点も必要だ、
自分がかつてあれだけ
韓国映画にのめり込み
年に3回もソウルへ通った熱が冷めたように
熱はやはり同じものでは続かない。



ラストは予想できたが
少し前だともっと悲惨な結末が多かったことに
比べるとほっとさせてくれる、

甘いかなとも思うけど
懸命に生きている人達に
やはりちゃんとご褒美をくれる社会じゃないとね、

あんな海辺のレストランで
自分達のやりたいことを実現できたら
いいだろうな、
そんなふうに出来そうで出来ないことを
見せてくれなくては。

★100点満点で75点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

ソン・ガンホ出演作品
豚が井戸に落ちた日 돼지가 우물에 빠진 날 (1996)
グリーン・フィッシュ 초록물고기 (1997)
ナンバー・スリー No.3 넘버 3 (1997)
バッドムービー 나쁜 영화 (1997) - 特別出演
クワイエット・ファミリー 조용한 가족 (1998)
シュリ 쉬리 (1999)
反則王 반칙왕 (1999)
JSA 공동경비구역JSA (2000)
復讐者に憐れみを 복수는 나의 것 (2001)
爆裂野球団! YMCA 야구단 (2002)
殺人の追憶 살인의 추억 (2004)
大統領の理髪師 효자동 이발사 (2004)
南極日誌 (2005)
親切なクムジャさん 친절한 금자씨 (2005) - 特別出演
グエムル-漢江の怪物- 괴물 (2006)
優雅な世界 우아한 세계 (2006)
シークレット・サンシャイン 밀양 (2006)
グッド・バッド・ウィアード 좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈 (2008)
渇き 박쥐 (2009)
義兄弟 SECRET REUNION 의형제 (2010)
青い塩 (2012)

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか

映画「バトルシップ」浅野君、ほぼ主役だった!

2012年04月20日(金) 19時09分
映画「バトルシップ」★★★☆
テイラー・キッチュ、浅野忠信、
リアーナ、リーアム・ニーソン出演

ピーター・バーグ監督、
130分、2012年4月13日公開
2012,アメリカ,東宝東和
(原題:Battleship)






<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


ユニバーサル映画100周年を記念して製作された本作。
アメリカ本国より一ヶ月も先に日本で公開されたが、
「名探偵コナン 11人目のストライカー 」に阻まれ2位発進!



「ハワイで世界各国の護衛艦が集まり、
大規模な軍事演習行われるなか、
沖合に正体不明の巨大な物体が現れた。
それは宇宙に向けたメッセージをたどって
地球にやってきたエイリアンの母船だった」



こんな広い宇宙
人間以外の行きものだって存在するだろう


誰だって考えることだ、
そして強大な通信設備でシグナルを送ると
宇宙から編隊を組んだ5つの謎の物体がやってくる、
それは通信設備のあるハワイの海へ落ちて
折しも軍事演習中の駆逐艦と交戦することになる。


地球外生命が人類にとって
友好的かどうか、
これは現実になってみないと分からない、

地球人だって
自分たちより少し劣った宇宙人を見つけたら
果たして友好的な態度を見せるだろうか。


ありそうだけど、ありえないだろ!
そんなB級テイストを匂わせつつ
駆逐艦や戦艦の戦いは
かなりリアルで迫力があり
安い映画と一線を画している

そしてこの映画では準主役として
自衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)が
添えモノじゃなく
後半はほぼ出ずっぱりで
それだけで嬉しくなる

こんな大作映画に普通に出てる事が。


エイリアンの造形は目新しさは無い
知的水準が高く
二足歩行となるとやはり同じ様な形になるのか
プレデターもどきに金属のスーツで覆われているが
グラスの向こうにはなんとも頼りなげな目が見えて
確かに顔は怖いけど
割と簡単にやられちゃうあたり
そのさじ加減って難しいなぁと実感。


あまりに強すぎては
人間が勝てるわけないし
かといって弱いのはおかしいし
圧倒的最新技術を誇りつつも
「戦う」「戦わない」を赤と青の色で判断して
無差別に攻撃するわけでもなく
彼らの狙いが分からないが
とりあえず撃退してメデタシメデタシ


ただし相手は通信を受け取ってやってきたわけで
先陣隊が戻ってこなければ
きっと次はもっと大きな兵力でやってくるだろうし
ホントの危機はこれから・・・ってことだろう、
このままだと完全に地球は乗っ取られるだろうが
そういう問題は無かったように
皆の笑顔で終わると言う
なんともノー天気な映画。


ハリウッド大作にありがちな
見てる間は見どころもたっぷりで楽しめるが
終わってみれば何も残らない映画
でもこれは大画面で見て
日本人俳優の活躍を楽しみたいところだ。



★100点満点で75点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

テイラー・キッチュ出演作品
今年大作が2本公開されるなど、これから期待の俳優
まだ魅力はそんなに感じない
バトルシップ(2012)
ジョン・カーター(2012)
バンバン・クラブ 真実の戦場(2010)
ウルヴァリン:X−MEN ZERO(2009)

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか


映画「僕達急行 A列車で行こう」今年は青森へ行きたい

2012年04月19日(木) 0時09分
「僕達急行 A列車で行こう」★★★
松山ケンイチ、瑛太、松坂慶子、
貫地谷しほり、笹野高史、西岡徳馬、
ピエール瀧、伊武雅刀出演

森田芳光監督、
117分、2012年3月24日公開
日本,東映
(原題:僕達急行 A列車で行こう)






<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


森田芳光監督の遺作となった作品


「鉄道マニアの二人が主人公、
同じマニアでも対象が鉄道というだけで
その興味の対象や楽しみ方は細分化されて
それぞれ面白かった、
単なる移動手段と思ってしまうとそれまでだけど
鉄道をこんな風に楽しめるって
少し羨ましい気もした」



実家が飯田線の沿線なので
鉄道マニアは帰省のときによく見かける
たいていは一人で
時々小ぶりな時刻表を取り出して眺め、
電車が止まるたびに駅名のボードを写真に撮ったりと
ひっそりと自分だけで楽しんでるって印象だ、
だからこの映画で主人公達が
割と積極的に他の人と話しかけたりするのを見ると
そういう人ってたぶん少数派なんだろうなと思った。



でも話しかけて何かしらのアクションが起こらないと
映画は始まらないから
二人は出会って関わり合い
それが仕事にも結びついて
メデタシ、メデタシというお話。


今が旬の二人の俳優を使って
軽めのコメディタッチのドラマとなっていて
見やすいけれど
これならTVドラマでも変わらないなとも感じた、

やはり長い時間をかけて脚本を練って
撮影するのだから
もっとどこか新しい視点が欲しかったな、
毒も何もないさらっとした出来上がりで
「だから、なんなのだ」という
映画をわざわざ劇場まで見に行く
自分達の要求には答えてくれていない



ただし電車に乗って何処かへ行きたいという
そんな気持ちにはさせてくれた、

先日熊本へ行く時使ったFDA航空が
名古屋ー青森間を飛んでいるので
秋くらいまでに青森へ行きたいと思ってるので
その時は電車で青森各地を移動したい
特に海沿いの景色なんかが
車窓から見えたら楽しいだろうな。


電車の名前も有名な駅弁も
そんな鉄道マニアなら知ってる知識は
自分には無いが
それを同じ様に楽しむことはできるからね。



移動だけ考えたら少し遠い距離なら
飛行機が楽だ、
でも時間があって初めての土地なら
各駅停車の旅ってのも楽しい、

海外だけじゃなく
これからは少し日本各地を旅して見ようか
そんな気分にさせてくれた映画だった。


★100点満点で75点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

森田芳光監督作品
ライブイン・茅ヶ崎(1978年)- 監督・脚本
の・ようなもの(1981年)- 監督・脚本
シブがき隊 ボーイズ&ガールズ(1982年)- 監督・脚本
本(マルホン)噂のストリッパー(1982年)- 監督・脚本
ピンクカット 太く愛して長く愛して(1983年)- 監督・脚本[10]
家族ゲーム(1983年)- 監督・脚本
メイン・テーマ(1984年)- 監督・脚本
ときめきに死す(1984年)- 監督・脚本
それから(1985年)
そろばんずく(1986年)- 監督・脚本
悲しい色やねん(1988年)- 監督・脚本
キッチン(1989年)- 監督・脚本
愛と平成の色男(1989年)- 監督・脚本
おいしい結婚(1991年)- 監督・脚本
未来の想い出 Last Christmas(1992年)- 監督・脚本
(ハル)(1996年)- 監督・脚本
失楽園(1997年)
39 刑法第三十九条(1999年)
黒い家(1999年)
模倣犯(2002年)- 監督・脚本
阿修羅のごとく(2003年)
海猫(2004年)
間宮兄弟(2006年)- 監督・脚本
サウスバウンド(2007年)- 監督・脚本
椿三十郎(2007年)
わたし出すわ(2009年)- 監督・脚本
武士の家計簿(2010年)
僕達急行 A列車で行こう(2012年)

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか

映画「タイタニック 3D」この映画は大好きだが3D効果は限定的で残念

2012年04月16日(月) 19時09分
「タイタニック 3D」★★★★
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット出演

ジェームズ・キャメロン監督、
194分、2012年4月7日公開
アメリカ,20世紀フォックス
(原題:TITANIC)






<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


1997年に公開され世界的に大ヒットした作品を
ジェームズ・キャメロン監督の手で3D化。



「劇場でたぶん10回目くらいの鑑賞が
109シネマズのアイマックスで見られた喜び、
普段は避ける劇場中央の席で観たが
3D効果はほとんど感じられなかった、
これなら通常版を見たかった、
メガネを外したり付けたりして観たが
クリアな色で観た方が断然良かった、
3Dの意味ナシ」



この映画は大好きで
旅行先のバンコクでも劇場で観た、
その時はラストあたり会場中が泣いていて
それが泣くとかいうレベルじゃなく
ワンワン泣き叫ぶという感じに近く
こんなに感情移入してくれてるところを
ディカプリオにも感じてもらいたいくらいだった。
名古屋の大劇場・名宝劇場の閉館上映会でも
この映画を観に行った、
やはりこの映画は大画面で見なければ
意味がないからだ。



潜水艦からの映像には
泥に埋もれ、廃屋のような舟の内部が映しだされる
そしてさらにカメラが内部に入っていくと
次第に光が射し、映像はゆっくりと
当時の姿へと変わっていく、
静かにこちらの気分も高揚していく
いよいよ始まる、始まる。



ローズを助けたジャックが夕食に招かれ
一等客専用の食堂で
その日暮らしで心配は無いのかと
同席の好奇心からの質問に答えて、
「とても満足しています。
私は生きていくのに必要な
元気な体と絵を描く道具があるから。
毎朝起きるたび、今日は何が起こるのかと楽しみです。」



堂々としたジャックの答えを
これから一生結婚縛られて行くいく運命の
ローズは言いようのない表情で見つめる。


人々は舟の上で出会い
図らずも運命を共にする
そしてロマンスとスペクタクル
当時の最新CGを使っているとはいえ
奇妙な怪物が出るわけでもなく
想像の範囲でそれがまさにリアルに描かれる、
先日観た「アーティスト」と同様の
語り尽くされた物語に過ぎないが
真正面から描ききり
輝く様な絶頂期の若さを振りまく
二人の主人公の姿を永遠に刻んでいる。



時折3Dメガネを外して
クリアな色を観た
多くのシーンでは全体がぼやけてしまっているが
この3D効果なら
リバイバルで構わないから
通常版のこの作品を大画面で楽しみたいと思った。


DVDでも持っているが
見たことは無い
久し振りに大画面で「タイタニック」を見て
やはり劇場で見ないとと
改めて感じた、
出航する舟の舳先に立ち
「未来はオレのもの」と声を上げる姿
目の前には青い海が永遠に続いている、
その先に何があるか誰にも分からない
だからこそ前を向いて。


★100点満点で80点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←



soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

ジェームズ・キャメロン監督作品
タイタニック 3D (2012) 監督/脚本/製作/編集  
二重被爆〜語り部・山口彊の遺言 (2011) 出演  
サンクタム (2010) 製作総指揮  
アバター<特別編> (2010) 監督/脚本/製作/編集  
アバター (2009) 監督/脚本/製作/編集  
ターミネーター4 (2009) キャラクター創造  
アントラージュ★オレたちのハリウッド (シーズン3) (2006〜2007) ゲスト出演  
アントラージュ★オレたちのハリウッド (シーズン2) (2005) ゲスト出演  
エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ (2005) 監督/撮影/出演/製作  
海底火山の謎 (2003) 製作総指揮  
ジェームズ・キャメロンの タイタニックの秘密 (2003) 監督/出演/製作  
ターミネーター3 (2003) キャラクター創造  
ソラリス (2002) 製作  
ダーク・エンジェルII (2001〜2002) 企画/脚本/製作総指揮  
ダーク・エンジェル (2000〜2001) 企画/脚本/製作総指揮  
ハリウッド・ミューズ (1999) 出演  
タイタニック (1997) 監督/脚本/製作/編集  
ストレンジ・デイズ/1999年12月31日 (1995) 脚本/原案/製作  
トゥルーライズ (1994) 監督/脚本/製作  
ターミネーター2/特別編 (1993)<未> 監督/脚本/製作  
アビス/完全版 (1993) 監督/脚本  
プロローグ・オブ・ターミネーター2 (1991)<未> 出演  
ハートブルー (1991) 製作総指揮  
ターミネーター2 (1991) 監督/脚本/製作  
アビス (1989) 監督/脚本  
エイリアン2/完全版 (1986)<未> 監督/脚本  
エイリアン2 (1986) 監督/脚本  
ランボー/怒りの脱出 (1985) 脚本  
ターミネーター (1984) 監督/脚本  
ギャラクシー・オブ・テラー/恐怖の惑星 (1981)<未> プロダクションデザイン/第2班監督  
殺人魚フライングキラー (1981) 監督


★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか

映画「ドライヴ」寡黙な男の最後の決心、まさにクール!

2012年04月15日(日) 0時09分
「ドライヴ」★★★★
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、
ブライアン・クランストン、
クリスティナ・ヘンドリックス、ロン・パールマン、
オスカー・アイザック、アルバート・ブルックス出演

ニコラス・ウィンディング・レフン監督、
100分、2012年3月31日公開
2011,アメリカ,クロックワークス
(原題:Drive)





<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「予告編がすごくクールな作りで
これは絶対面白いに違いないと
前売券を買って楽しみにしていた作品を観た、
主人公の顔がハードな内容と合わないんじゃないか・・・
そんなふうに思っていたが
これがなかなか、その落差がホント怖くて
キャスティングってとても大切だと考えさせられた」



昼はスタントマン、
夜は犯罪の「逃がし屋」
「5分以内に戻れば必ず逃がしてやる」と
車の運転に才能を持つ主人公(ライアン・ゴズリング)は、
映画の冒頭で強盗をした二人組を
冷静なカーチェイスを乗り切って
逃がすことに成功する、
寡黙で表情ひとつ変えずにスリリングな
場面を乗り切る様はまさにクール!



このシーンが無かったら
甘い顔というより抜けた顔に見えるので
愚鈍にさえ感じてしまう、
そして男は最愛の女と出会ってしまう、
子供を育て、刑務所に居る夫をもつ女と。



彼女はアパートの同じ階に住むアイリーン(キャリー・マリガン)、
彼女は傍から見れば不幸せな状況だけれど
その笑顔は様々な事を感じさせる
なんとも魅力的な女性だ、
何がそうさせるのか
彼女の持つ雰囲気としか分からないが
そんな分析は不要だろう
ただ笑ってくれれば
その場がパッと明るくなるからだ



ドライバーはただ純粋に車の運転を楽しんでいる、
それだけで満足していたのに
彼女のダンナが出所して
彼の仕事を手伝ったことから
泥沼に一気に入り込んでいく。


他に何かやりようが無いのか
そんなことを思いながら
彼にとっては幸せな方向から
どんどん離れていく
彼女と子供の幸せだけを考えての行動

それが見てるこっちに分かるから
その背反するものが
うまくいくといいけどなと祈るだけ。


エレベーターでキスするシーンがあるが
このキスのタイミングと音楽
そして緊迫した状況と最高の瞬間だった

そしてその一瞬の後
なんともむごいシーンへと・・・、
そのあたりは好みが分かれるところだけど
自分は好きだったな
期待通りの映画だった。


★100点満点で80点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

映画「アーティスト」これぞ、映画だ! アカデミー賞独占も納得の作品

2012年04月13日(金) 0時09分
「アーティスト」★★★★★満点!
ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ出演

ミシェル・アザナヴィシウス監督、
101分、2012年4月7日公開
2011,フランス,ギャガ
(原題:The Artist )






<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい

第84回アカデミー賞の作品賞、監督賞、
主演男優賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、衣裳デザイン賞受賞の
この一年の代表作品がいよいよ公開された。



「舞台は1927年から30年台初頭のハリウッド。
サイレント映画界屈指の大スターのジョージ・バレンティンは、
新人女優のペピーを女優へと導いていく。
時はサイレントからトーキーへの移行期にあたり
サイレントに固執するジョージは自ら監督を務めるも
人々の関心は無声映画から声の出る新しい技術へと
移っていくのだった」



白黒&サイレントを劇場で見るのは初めて
昔は大劇場で生演奏が付き
人々は好きなシーンでは拍手し
画面に繰り広げられる映像に
驚き笑い考えさせられ
「映画に行く」ことがハレの出来事だったようだ。


映画の冒頭はたぶん最初の上映会か
今でいう試写会のようだったが
上映終了後の会場中の拍手に気を良くした
主演俳優が舞台に上がって
おどけた様子で挨拶をする、
その時の人々の喜びに満ちた顔が
なんとも羨ましい気さえした。



今では試写会へ行くことは無いが
通常は上映前に「よろしく!」って感じの
熱の入らない挨拶があって
出演者や監督は別の会場へ、
そりゃあそうだろう
上映終了後に舞台に上がれるような自信作って
わずかだからね。


4/11の朝日新聞では映画評論家が
「映画技術の進化では
得たものより、失ったもの方が多い」と
コメントしていたが

無声映画の頃を知らない今の世代は
その頃とは比較は出来ないわけで
マスコミ試写で無料で映画を見ておきながら
そんなくだらないコメントしかできない
批評家がただ昔を懐かしむような
「昔は良かった」「昔は良かった」って
じゃあ古い映画でも見とけよと言いたくなる。


この映画はモノクロの無声映画だけれど
かなり考え尽くされた現代の映画となっている、

リアルには当時を知らない世代も
なんとなく分かっている雰囲気を
うまく映画の中にすくい取って
「そんな感じ」の映像を見せつつも
その映像の中で観客にしっかりと
セリフ以外のストーリーを考えさせてくれる。



ストーリーは単純なメロドラマと言ってもいい、
没落するスターと
駆け上がる新星の輝き
そしてロマンス
それから希望
出演者の顔の表情の豊かさに目を奪われ
声の出ない動く唇は
自分達の言葉が頭の中で喋り出す。



自分達が映画に求めるものは
本来はすごくシンプルなものだったのだ

でもそれだけじゃぁ
今の観客は満足出来ない、
映画「ヒューゴ」を見た時も感じた
ただ映像を見るだけから
観客はもっと見たことのないものを要求し始める。


この作品はCGの代りに
モノクロ無声映画という大胆な仕掛けを用意し
それで全編を乗り切ったことが成功している、

じゃあ次もあるかといえば
次は同じ様なことをしても
心躍る時間は持てないだろう。

自分達は映画館に何を見に行くのだろう


そんなことを考えさせられた
そして映画館の暗闇の中で
映画の魔法をこれからも
何度も何度も見たいと思った、
この映画が多くの賞を獲得したのは
ホント納得できる出来上がりだった。


★100点満点で100点


★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

最新映画ランキング(4/8)

公開最初の週は7位とさびしい登場、
主演に有名俳優がいないことや
アカデミー頼みの宣伝だけじゃぁ
メインの若者層を呼べそうもないか。

@(初)劇場版 SPEC 天
A(@)映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー
B(A)僕等がいた 前篇
C(初)タイタニック(3D版)
D(B)シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
E(D)映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち
F(初)アーティスト
G(F)ウルトラマンサーガ
H(C)長ぐつをはいたネコ
I(E)ライアーゲーム 再生(リボーン)

 

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか

書籍「人質の朗読会/小川 洋子著」もう今はここに居ない人達のお話を読む

2012年04月12日(木) 0時36分
書書籍「人質の朗読会/小川 洋子著」★★★★
小川 洋子著 ,
中央公論新社、2011/02
( 247ページ , 1,470円)



<リンク:【送料無料】 人質の朗読会 / 小川洋子 【単行本】>



                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい


「隔絶された場所から、彼らの声は届いた。
紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で朗読会が始まる。
祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは
人質たちと見張り役の犯人、
そして…しみじみと深く胸を打つ、
小川洋子ならではの小説世界。 」

(「BOOK」データベースより)


小川洋子の小説はすでにひとつの世界を持っている、
読み始めると、しんとした小説世界に
ストンと落ち込み
しばし現実から離れて
まるでその場所にいるように
息をひそめて読み進んで行く。



本書の舞台は地球の裏側
しかも人質に取られた人達が
せっかくの時間なので
ひとりずつ記憶の中の物語を
語り合おうというもので
そんなどこから設定を考えつくのだろうと思いながら
ひとりひとりの物語に
彼らと一緒に耳を澄ませるように
読み進める
頭の中にはその状況がほんやりと浮かぶ。



冒頭に彼ら人質は死んでしまった事実が
知らされるからか
彼らの確実に生きていた時の記憶が
なんとも残酷で無残な気持ちにさせる

彼らはその時確かに生きて
何気ない日常を送っていた
将来自分達は地球の反対側で
ちょっと考えられない状況で
死んでしまうことなんか知らずに。


人は必ず死んでしまう
そのことを考えだしたら何も手につかないが
どうしてだかそんな事実を
じつにうまくやり過ごして
自分達は毎日を平穏に過ごしている
その一分一秒が愛しく感じられる
そんな小説だった、
とても不思議で
だけどとても身近に感じた。



こんなふうに小説はひととき
自分をどこか別の場所に連れ去り
その時間全く異質な世界にひととき遊ぶ
そんな時間をくれる。
本を閉じた時
最後に「何か」一呼吸あるような小説
そんな小説を求めて
本を読み続けるのだろう、
この本にはそんな「何か」が感じられた。



★100点満点で80点


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

オリコンの本の総合ランキング(2012/4/1)
@ナミヤ雑貨店の奇蹟/東野圭吾
A天使たちの課外活動 2 ライジャの靴下/茅田砂胡
B大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ/中村仁一
C日本人の知らない日本語(3)祝!卒業編/蛇蔵/海野凪子
DDVD付き 樫木裕実カーヴィーダンスで楽やせ!/樫木裕実
Eモーターファン別冊・ニューモデル速報 トヨタ86のすべて
F心霊探偵八雲 9 救いの魂/(著)神永学/(イラスト)加藤アカツキ
Gムチャチャ←→あちゃちゅむ しんやまさこのつくる世界 2012 Spring&Summer
H三匹のおっさん ふたたび/有川浩
I前田敦子写真集 『不器用』/中村和孝/小学館

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか
2012年04月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
https://yaplog.jp/sora2001/index1_0.rdf