映画「北京の自転車」17歳の少年二人の住む北京

2010年11月29日(月) 19時09分
「北京の自転車」★★★★☆
ツイ・リン、リー・ピン、ジョウ・シュン、リー・シュアン 出演
ワン・シャオシュアイ 監督、113分 、2010年7月24日より順次公開、
2000年,中国、台湾,ワコー、グアパ・グアポ
(原題・作:十七歳的単車/Beijing Bicycle )





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この中国映画は2000年製作で
国内では当局によって上映が禁止されているらしい、
観終わってどこがそんなにダメなのか考えたが
政治批判めいたものは無かったが
10年前の中国の若者世代の実態に
好ましからぬものを感じたのかもしれない。
「中国映画の全貌2010」特集上映の1本。



舞台は、オリンピック開催地として、
大規模な再開発が始まる直前の北京。

北京に出稼ぎに来た17歳の少年グイ(ツイ・リン)は、
念願の自転車宅配便の職を得る。
歩合制で懸命に働き最新の自転車を
自分のものにしたが、直後自転車を盗まれてしまう。

そしてもうひとり、
父がなかなか買ってくれない自転車を
中古で買ったのが、17歳の高校生ジェン(リー・ピン)、
その自転車はグイが盗まれたものだった、

取られた自転車を探し、やっと見つけて
取り戻されそうになると
車体を抱えて大声で無くグイ、
彼の背景には、いくつもの大きなビルがそびえて
個人の変わらぬ貧しい暮らしと
加速する経済成長のアンバランスが
鮮やかに対比される。



けれど貧しいとはいっても
僅かなお金を懸命に稼ぎ
この場所を基盤に頑張ろうという
希望を持つグイの心に貧しさはない。



グイに比べると盗まれた自転車を中古で買った
ジェンは自分勝手でいかにもひ弱だ、
同じ17歳でも二人は全く違う現実を生きている、
きっと北京や上海から遠く離れた地域と
都会は全く違う生活かあるだろう、
格差なんてきっと半端じゃなくありそうだ。

自分達は繁栄を享受し
何でも手に入れられる状況を幸せの尺度にしているが
本当の幸せな生活は何かと
考えさせられる

お金さえあれば手に入るものが
それ程欲しくも無いものを
実は手にしているなんてことにもなりかねない。

失ったら立ち直れないほど
大切なものなんてどれだけあるだろう。

今もグイは自転車で宅配をしているだろうか、
もしかしたら自分で事業を起こしているかもしれない、
そんな働く喜びを見せてくれた。

ハリウッド大作に比べたら
大画面でみる映画としてエンタメ性は弱いが
これぞまさしく映画、
久々に映画を見るという喜びに浸った、
そこには人々の暮らしが確かに描かれていた。


★100点満点で90点



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主演の少年達も20代後半となっているだろう
何か新作で顔を見たい。

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映画「100歳の少年と12通の手紙」クリスマスのほろ苦いおとぎ話

2010年11月26日(金) 21時05分
「100歳の少年と12通の手紙」★★★☆
ミシェル・ラロック、アミール、マックス・フォン・シドー、アミラ・カサール 出演
エリック=エマニュエル・シュミット 監督、105分 、2010年11月6日公開、
2008,フランス,クロックワークス、アルバトロス・フィルム
(原題・作:OSCAR AND THE LADY IN PINK)





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「主人公の10歳の少年オスカーは
偶然自分の余命を知る、
壊れ物に触るように接する周囲に戸惑い、
そんな時に出会った、あけすけにものを言う
ピンクのスーツの女性に惹かれ
院長にただ一つの願いとして
そのピンクスーツの宅配ピザ屋の女主人ローズに
毎日会いにきてもらうようにしてもらう」



クリスマスも近い頃といえば
クリスチャンでも無い日本でも
街は華やかになり気分が高揚するが
映画の舞台は病院の小児病棟、
主人公の余命はごくわずか、
湿っぽくなりがちなテーマだけれど
オスカーのくるくる変わる表情と
全てを楽しもうとする前向きな姿勢に
笑ってしまうシーンも多い。



彼とローズは1日を10年間と考え
日々を過ごすことにし、
毎日神様に宛て手紙を書くことを約束した。
ローズは一日の終わりにその手紙を
風船に付けて空に放つ、
神様に届くように。


オスカーの持つスノーボールの中には
プロレスのリングがあり
ローズがレスラーとして
これまでの対戦相手や試合内容を
大袈裟に作り話を語るのを
オスカーは楽しみにしていた。

それがあまりにバカバカしい作り話で
それ程楽しめないが
近くに座っていた子供がゲラゲラ笑っていたので
これは子供としては楽しいんだろうな。

荒涼とした風景と
一本のまっすぐな道を走るピンクの車、
降りてくるのはピザをかかえたピンクスーツの女

映画を見てるうちにそれが普通に思えてくる
この映画の素敵なマジックを楽しむ、
自分たちはとかく現実的な手触りを追い求める
けれどこんな映像の魔法も
心地良いことも知っている。


★100点満点で75点


soramove
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この作品はオスカー役の少年の配役に尽きる、
彼のキラキラと輝く瞳に誰もが希望を見るはず。

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映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」大人の世界の入り口には死の影が・・・

2010年11月23日(火) 19時09分
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」★★★☆
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン 出演
デイビッド・イェーツ 監督、146分 、2010年11月19日公開、 2010,アメリカ,ワーナー
(原題・作:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART I)





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名古屋109シネマズのIMAX設備で鑑賞

「大ヒットシリーズも遂に完結(の一歩手前)、
これまでの作品を全部見てるので
最後まで付き合います、
大バジェットで映画を見るという気分にさせてくれる
大人になってしまった実際の俳優たちを
なんとか子供に押し込めて
このままラストまで夢を見させてくれれば満足」



ダンブルドア校長の遺してくれた
手がかりをたよりに、
最強の敵ヴォルデモートの
魂が納められているという“分霊箱”を求めて
ハリー、ロン、ハーマイオニーが旅に出る。

学んだばかりの魔法を
ノー天気に使っては遊んでいた日々は遠く、
主人公達の周囲には死の影がつきまとう、
それは大人になりかけの頃
人の生きるということや、
死んでしまうということを
なんとはなしに考え始める頃とダブっている。



新たな出会いや裏切りなどを経験し
ハリーは伝説の魔法使いへと成長するのだろう、
今回はその完結の序章


全部見てるのに、何が起こってるのか
いまひとつ理解出来ないから
この作品だけを見ても
全体像を把握することは不可能、
せめて前作は復習するべき、
それでもきっと原作から外したくないことが
多すぎて、詰め込み過ぎで
肝心の主人公達の心情が描けていないのは
残念だ。



今回の舞台はホグワーツ魔法学校から離れ
謎の“分霊箱”を見つけては破壊するのがメイン、
何だか「リング」を探して、捨てる旅とダブリますが
学校から外の世界を見ることは
すなわち大人になるということ、

彼らの困難を思えば
魔法使いじゃない自分たちの現実は
まだ容易いといえるかもしれない。

次の完結編がどうなるのか、
このまま“分霊箱”探し、そして破壊を繰り返してたら
終わりが来ないので
次は「死の秘宝」が具体的に描かれるのだろう、
18歳くらいで、こうも「死」に取りつかれたような
描き方はどうかとも思うが
ハリーの両親の死と今後の彼の栄光を考えると
まずは通らないとならない狭き門なのか。



すぐに次が見たい、
「ミレニアム」のように同時公開にしてもらいたかった。
完成度の高い作品だけど、
ストーリー的には中途半端、
これは2部構成なので仕方ないが、
最初の頃のワクワク感、
溌剌とした新鮮さはない。



ラストには長編小説を読み終える時のような
胸に迫る切ない感じと安堵と
ないまぜになった感想を期待したいね。


★100点満点で75点

これまでの記事
★「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」★★★☆2005年11月30日(水)

★「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」2007年07月26日(木)

★「ハリー・ポッターと謎のプリンス 」★★★☆2009年07月30日(木)

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ワトソンは18歳の誕生日に、両親から銀行口座1050万ポンド(約21億円)がプレゼントされたそうだ。

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東京国際映画祭「わたしを離さないで」

2010年11月22日(月) 0時09分
「わたしを離さないで 」★★★☆
キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ 、シャーロット・ランプリング 出演
マーク・ロマネク 監督、105分 、 2010年 イギリス=アメリカ、 配給:[20世紀フォックス映画]
(原作:カズオ・イシグロ/Never Let Me Go )





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東京国際映画祭・コンペティション出品作品
スクリーン7の大劇場が満席だった。


「田園地帯にたたずむ寄宿舎で
キャシー、ルース、トミーの3人は、
小さい頃からずっと一緒だった。
18歳となった3人は農場で共同生活を始める、
やがて恋人同士となったルースとトミーを、
複雑な思いで見つめるキャシー。
そして3人に別れの時が訪れる。」



ストーリーは衝撃作ともいえるが、
SFでこんな未来を他の作品で見たこともある、
けれどこの作品で泣けるのは
3人の関係だ

幼いころから一緒に過ごし
同じ時を共有してきた、
そして訪れる「運命」。

こんなことあり得ないと思いつつも
しっかりた演出と丁寧な3人を中心とした
心の動きを描いて
リアルというより、詩的で
やはり物語の中に入り込んで
切ない気持ちになるのだ。



何かを象徴とさせるような
風景を長回しで写したり
そこに自分達は様々なことを心の中で
考えたり、解釈したりする、
劇的な演出が少なく、
ともすると盛り上がりに欠けるように感じるが
これは後からしみじみ心に迫る映画だ。

見ごたえのある映画だった

では面白かったかというと
実は退屈な感じが長く
エンタメとしてもうひとつ、
ラスト付近で主人公の青年が
とうとう感情を爆発させ
空を見上げて叫ぶシーンは忘れられない。



★100点満点で70点★

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来年公開が決定している。
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映画「ゴースト もういちど抱きしめたい 」泣くほどの感動はないが、しっとり良い出来

2010年11月20日(土) 15時08分
「ゴースト もういちど抱きしめたい 」★★★
松嶋菜々子、ソン・スンホン、樹木希林、鈴木砂羽出演
大谷太郎監督、116分、 2010年11月13日公開、2010,日本,パラマウント ピクチャーズ ジャパン、松竹
(原題/作:ゴ−スト)





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「1990年に公開され、大ヒットを記録した
『ゴースト/ニューヨークの幻』のリメイク。
設定を逆にし、妻である星野七海(松嶋菜々子)が
ゴーストとなって愛する夫のもとに留まる、
有名な元ネタに挑んだある意味、野心作だが
これはこれでしっかり作られた作品」



陶芸家をめざす韓国人青年の
キム・ジュノ(ソン・スンホン)と結婚したばかりの
七海はバイク事故で死んでしまうが
魂は天国へ行かず夫のもとに留まる、
それは夫に危険が迫っていたからだったのかもしれない。

事故後、死んでしまった自分の姿を見るシーンは
衝撃的だ、

もしかしたら本当にこんな瞬間があるのかな、
だとしたら皆そこで自分の寿命を悟るのか
その後は光に包まれて天国へ行くか、
それとも暗い地中へ引きずり込まれるか・・・。

キリスト教的な見方からそんな描写があるが、
自分達日本人って
その辺、常識的にどう感じてるんだろう、
あまり死後の事を考えたり
話題にすることも少ないが
死後の世界や再生についても
子供のころから耳にしてる国とは
このあたりの捕えたかは違うようだ。

ただ映画では別に違和感なくそれを受け入れらるのは
それが分かりやすいからだろう、

病院で出会う子供のゴーストが
大人っぽい表情を見せた後で
母親に会いたいと子供に戻るシーンなんか
おとぎ話に現実味を与えている。

彼女を亡くしたジュノが無気力で
時折泣きだすすぐそばで見つめて
彼女はこれで満足だったんじゃないかな、

誰かたったひとりで良い、
自分の不在を嘆いてくれる人がいることを
確かめられたから。

そしてサブタイトルの「もう一度抱きしめたい」は
ゴーストとなって魂だけの七海が
霊媒師の体に入り込むことで
ジュノは抱きしめることが出来るが
ラストには納得の
お互いを抱きしめるシーンも用意されている、
叶わないことだからこそ
愛しく感動できるのだろう、

ことさら悲しさを強調したり
押しつけがましくないから
割とサラッとした出来上がり、
でもこのくらいでいいだろう。

このシーン!ってところでの
平井堅の歌は一回で充分だった。

★100点満点で70点


soramove
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『ゴースト/ニューヨークの幻』主演のパトリック・ウェイン・スウェイジは
昨年2009年9月14日に膵臓癌で死去、57歳だった。

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書籍「昔日の客」なんてこと無い日常がこんなに愛しい

2010年11月19日(金) 0時09分
「昔日の客」★★★★★しみじみ良い本
関口 良雄 (著),、夏葉社 、2010/10/1版
( 226ページ , ¥ 2,310 )


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「本が好きなので本屋で過ごす時間は
気分転換にもなるし
何もしてないのに豊かな気分になる、
ただ最近はネットで本を買うことが多いので
装丁や帯で本を買うことは無くなった、
新刊や好きな作家の本は手軽に家に届く、
便利だけど、それだけでいいのかと
この本を読んでふと思うのだ」



「昔日の客」は東京大森の古本屋の
店主関口良雄氏による遺稿集の復刻版。
高値で取引されていたものが
定価で買えるのも嬉しい、
ちょっと高いなと思いつつも注文し
届いてさっそく読み始めた。

古本屋というと薄暗く、
古本の匂いが浮かぶが、
この古本屋「山王書房」は
この本を読むとどうやら
廉価な本を売ると言うより
全集や珍しい初版本、サイン本なども扱う
今でいうマニアックな古本屋のようだ。



でもこの店は小説家にも愛され
そのエピソードは微笑ましく
そしてちょっとホロリとさせられる。

ただ本を売るだけでなく
自分が肩入れした作家の文学目録を作るあたり
作家に愛された所以のよう。


探していた本を店で見つける喜びは理解できる、
自分もかつては古本ならぬ
映画のチラシを集めていたので
その手の店へ出向いて
財布と相談しつつ、
探していたチラシを見つけた時の喜びったら
後で何でこんなに使ってしまったのかと
後悔したことも何度もあったから。

けれどこと本に関しては
今ではネットの普及で
ここでしかない出会いってのは
無くなりつつある。

だからってここに書かれた文章が
古き良き時代を懐かしむものかと言えば
古本を介して人と人が触れ合うと言う
時代を超えたものが書かれていて

たった一冊の本
けれど大切な本との出会い、
探している本は今のところないけれど
何か良い本ないかと
書店へ行ってみようかなと思った。

金に困って本を売るようなことは
経験してないけれど
手放した本を嘆く書き込みや
安い本をさらに値切る話など
本にまつわる話を朴訥な感じの
店主の書き方がまた深い味わいとなって
胸に迫ってくるのだ、
本当に本を愛してる文章を楽しんだ時間。



★100点満点で100点


soramove
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沢木耕太郎も三島由紀夫も訪れたという書店。

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映画「超強台風 」安い出来だけど愛しくなる

2010年11月17日(水) 23時11分
「超強台風 」★★でも評価は別
ウー・ガン、ソン・シャオイン、リウ・シャオウェイ出演
フォン・シャオニン監督、94分、 2010年9月25日より順次公開、2008,中国,ブロードメディア・スタジオ 
(原題:超強台風)




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「第21回東京国際映画祭の
コンペティション部門に選出されてらとは・・・、
真面目に映画を見る人や
評価する人が見たら“失笑”の数々は想像できる、
でもなんか憎めない作品、
この真面目度には参った」



この映画が今の日本で製作されたら
怒りで最後まで見てられないだろう、

でも最初からこの映画は中国初のパニック映画と
理解してから見たので
超大型の台風襲来で押し寄せる高波や
流される漁船や車が
これがCGじゃなくて小型模型で
一瞬で安い作り物と分かっても怒りは無い、
それよりよくここまで根気よく頑張ったなと
なんだかねぎらいの言葉をかけたいくらい。



これが学生や有志の映画好きが高じて
手作りの映画が出来たとしたら
すごく嬉しいだろう
そのノリで見ていると
何とも愛すべき映画に見えてくるから不思議。

特に大勢の市民の中で常に先頭に立つ
市長の奮闘は台風なんかに負けない気迫で
こんな政治家、志を持った人なら
ちょっと恥ずかしいけれど
でも信頼は出来るなと

ひとり空回りのような行動も
これがハリウッド映画なら許せないが
なんか優しい目で見ることができる。


ただし台風の物凄さを表現するため
延々と見せられるCGなしの
ミニチュアセットは
いくらなんでもキツイ、
特に誰かに感情移入出来るような
ドラマってものも特にないので
感情が盛り上がるところが無いのは致命的。



とにかく突っ込みどころ満載で
これは劇場でというより
レンタルで充分、
時々止めて細部を検証してみたい。

この映画、本国中国ではどんな評価なんだろうと
検索すると10月24日(金)に公開ということ、
どんな反応かも気になるところです


★100点満点で40点


soramove
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本日、ピカデリー会員デーで1.000円だったからまだいいけど
1.800円出すと相当イタイ。

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書籍「往復書簡」そろそろこの書き方止めませんか?

2010年11月16日(火) 22時58分
「往復書簡」★★★平凡な出来
湊 かなえ(著),、幻冬舎、2010/9/21/1版
( 265ページ , ¥ 1,470 )

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「書簡形式の連作ミステリ。
同じ事柄を別の人が語ると
全く違う真実が見えてくる、
そんな今までの書き方を踏襲しつつ
今度はそれを手紙のやり取りで実現、
成功しているかどうかは微妙、
そろそろこの書き方卒業したら・・・」


卒業して10年、
心に引っかかっていたある事故について
久し振りに放送部の同級生と
地元の結婚式で出会ったのを機に、
その事故の真実をはっきりさせようと
手紙を送り、
それぞれの視点で事故を語っていく。


携帯でメールの時代、
手紙は自分の考えをちょっと冷静に
見つめることができる、

書き終えてもう一度読み返して
自分の本当に言いたいことが伝わるだろうかと
再度考えたりもするから。

そのあたりにこの「書簡」という手法を
今回使ったヒントがるのかもしれないが
どうにもまだるっこしい、
電話ひとつできないのかなぁと
かつては親友と言っていた人達にさえ。



その他の短編もミステリータッチで
過去の事柄をもう一度確かめたい、
それも言葉じゃなく
手紙で、というもの、
「告白」が素晴らしく鮮烈だっただけに
その後だんだんその感動が薄れていくのは否めない

残念だ、
けれど今度こそと期待させてくれる「何か」は
まだ持っているので次に期待しよう。

★100点満点で55点



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映画化された「告白」は鮮烈だった、だから期待してしまうのは仕方ない。

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映画「ぼくのエリ 200歳の少女 」北欧発のヴァンパイア映画はちょっとテイストがちょっと違う

2010年11月14日(日) 14時51分
「ぼくのエリ 200歳の少女 」★★★☆
カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナル出演
トーマス・アルフレッドソン監督、115分、 2010年7月10日より順次公開、2008,スウェーデン,ショウゲート
(原題:LET THE RIGHT ONE IN)




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「世界のどこでも“いじめ”は存在し
特に被害者の人格形成に重要な影響を与えそうだ、
この映画の主人公もいじめられっ子の12歳の少年オスカー。
彼の願いはひとつ「友達が欲しい」
そんな時隣の家に同い年の少女エリが越してきた」



孤独な時間にひとり遊ぶオスカーは
エリがやってきた頃から多発する
不可解な失踪や殺人をエリと結びつけ、
彼女がヴァンパイアだと突き止める。

孤独な二つの魂は惹かれ合い
秘密を共有し、かつてなかった暖かな感情を
お互いに持ち合うことになるが

少女の行動をおかしいと感じた男に見つけられ
エリは街を去る決心をし
二人の恋のようなものも終わる。


この物語は幻想的で
ともすると全部がこのオスカーの
妄想と希望が生み出したもののように思える、

重たい雲に閉ざされた街、
明るい希望が見えず
空想で遊ぶくらいしか残されていないから。


そして再びオスカーが
いじめっ子達に襲われた時
恐ろしい事件が起こる、
そのことで二人は共に生きることを
確認するが、
これは「トワイライト」でも言えることだが、
年をとらないヴァンパイアと人間では
僅かの間に様々な問題が出てくるんだろう、
ただそんな未来よりも
淋しかった日常の変化こそが
オスカーが熱望していたものだから
これはこれでいいのだろう。


よくあるヴァンパイアものとちょっと違うのは
ヴァンパイアが少女であり
何かと絶えず戦うとか
ありがちな設定ではないこと、

やられっぱなしのオスカーが
いじめっ子に立ち向かったことや
ヴァンパイアの少女さえも守ったことは
「スタンドバイミー」のようなある種
成長の物語ともいえる。



数年して続編があるかもしれない、
見たいなと思う。


★100点満点で75点


soramove
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スウェーデン映画といえば『ロッタちゃんはじめてのおつかい』1993年、『キッチン・ストーリー』2003年

この2本くらいしか知らない、どれだけ偏った見方をしているか。

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映画「エクリプス/トワイライト・サーガ 」いよいよヴァンパイアとの恋も完結!

2010年11月11日(木) 21時27分
「エクリプス/トワイライト・サーガ 」★★★★
ロバート・パティンソン、クリステン・スチュアート、
テイラー・ロートナー、ダコタ・ファニング出演
デヴィット・スレイド監督、125分 、 2010年11月6日初公開、2010,アメリカ,角川映画
(原題:THE TWILIGHT SAGA: ECLIPSE )





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「シリーズ第3弾はヴァンパイアとオオカミ人間と
人間の三角関係と予想もできない奇妙な関係、
これは最初から丁寧に見てこないと
ちょっと入り込めない世界、
でもこのあり得ない設定が却って
おとぎ話として切ない切ない、
いよいよ最終決着かと思いきや
これはまだ続編がある予感」



顔が真っ白でヴァンパイアじゃなくても
大丈夫かオマエと心配したくなる
エドワード(ロバート・パティンソン)は
もう自己陶酔の世界、
誰が見たって病気と思うような姿で
ベラに「結婚してくれ」と言い続ける。

かと思えば「君はこのまま人間で居て欲しい」と
矛盾だらけの言葉を言いつつ
オオカミ人間のジェイコブ(テイラー・ロートナー)には、
嫉妬心むき出しと
強いんだか弱っちいのか
そんな理解不能の人物描写も
もう何も言わないんでどんどんやっちゃって、
そんな気分で楽しんだ。


前作が風呂敷を広げすぎたとすれば
今回は三角関係と新たな戦いという
分かりやすい2点豪華主義で

戦いはなんとオオカミ族とヴァンパイアが
強力な敵を前にタッグを組むという
それでオマエ達の整合性は取れるのか!と
言いたくなるが

こちらも戦いに迫力が出て盛り上がったので合格。


ご都合主義的なとってつけたようなシーンに
切なくて泣けるというところまで
感情の盛り上がりは途切れがちだったが
映画的な見せ場はいくつか用意されて
そういう楽しませる要素はツボを心得て
納得のラストとまでは言えないが
まあこんなところだろうか。

不老不死のヴァンパイアの切なさが語られ、
オオカミ人間の歴史や
愛を得られなくても愛し続ける本気等
子供だましの絵空事が
なんだか全部人間世界の
どこかに当てはまるようで

吸血鬼もオオカミ人間も、そして人間も
どれもそれぞれ大変なんだと。

もう一回は見たい作品、
突っ込みどころ満載ながら
どこか心揺さぶられるところのある作品だった。

★100点満点で80点


soramove
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この後この作品で出たスターをどんな映画で見ることになるかも楽しみだ。

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