映画「クレイジー・ハート」自分の歌を自分らしく歌え

2010年07月29日(木) 18時09分
「クレイジー・ハート」★★★★
ジェフ・ブリッジス、コリン・ファレル、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル出演
スコット・クーパー監督、111分 、2010年6月12日より順次公開、2009,アメリカ,FOX
(原題:CRAZY HEART)




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「昔のヒット曲で酒場やボーリング場で
ライブを行い、なんとか食いつないでいる
カントリーシンガーが主人公、
いつの間にかアルコール依存症をかかえ、
将来に展望なんてもてない崖っぷちだ、
果たして彼は再起できるのか」



ストーリー的には
ミッキー・ロークを復活させた
レスラー」と似ている、
やはり一発逆転のアメリカンドリームが
みんな好きなのだ。


印象的なシーンがある、
インタビューにきたジャーナリストで
主人公と恋に落ちる女性が
主人公が即興で作った歌を聴いて
「才能があるって残酷すぎる、
いつかあなたが私のベッドで
素敵な歌を作ってくれたことを
私はこのベッドで眠る度に思い出すのよ」

歌を作る才能なんて
それはホント、神様が与えたプレゼントのようなもので
誰でも努力すればなんとかなるってものじゃない、
特にジャーナリストのように
文章を書いたりそのほかにも才能のある人と
出会っていれば
持っている人とそうでない人という
現実を何度かは見ているはずだ。

映画はラストにやはり
夢を見させてくれる、

素晴らしい歌を作り上げ
多くの聴衆に聞いてもらうことができるのだ。

確かにこの映画は
甘いハリウッドものとは違い
恋した相手とはうまくいかず、
出来上がった素晴らしい歌も
自分で歌うことはない、
けれどきっとこの後、主人公は
自分の思い描く良き生き方を
しっかりと歩んで行けそうだと思う。

ラストまで見て
「出来すぎ」と思う人も居るだろう、
人生そうそううまくいかないよと、
でもせっかく見に行った映画で
幸せの予感の微塵もない現実を見せられても
それでは自分たちも良く知っている
映画館の外の世界ということになってしまう。

だからハッピーすぎるのも食傷気味だけど
少しは夢も見させて欲しいのだ、
努力しても何も得られないよと
そんな話をわざわざ見たくはないからね。


努力は報われる
それくらいは信じたい、

じゃなかったら日々の暮らしの積み重ねに
何の意味があるかわからないから。

★100点満点で80点


soramove
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ジェフ・ブリッジスがこれでアカデミー主演男優賞、
最高の演技というより、なりきり賞って感じです。

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映画「インセプション」夢はほとんど覚えていない

2010年07月28日(水) 0時09分
「インセプション」★★★★
レオナルド・ディカプリオ、エレン・ペイジ、渡辺謙、
ジョゼフ・ゴードン・レヴィット、マリオン・コティヤール、
トム・ハーディ、トム・ベレンジャー、キリアン・マーフィ出演
クリストファー・ノーラン監督、116分、2010年7月23日公開、2010,アメリカ,ワーナー
(原題:Inception )




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「夢の中に入り込んで
その人の考えていることを盗み出す、
そんなことが出来たらスゴイだろうな、
そしてそれを映像化したのがこの映画、
映画の可能性を最大限生かした
まさに映画らしい映画、大画面で堪能した」



ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、
人が夢に入っている時に、
そのアイデアを盗み出すという、
犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリスト。
だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、
国際指名手配犯となってしまう。

そして彼の最後のミッションが始まった。

現在と過去、
自分と他人の現実と夢の中、
重層的に重なり合い、
どこから夢でどこからが現実か
映画の登場人物と同じ様に
見ているこちらも混乱する。


たぶん製作者はそういうことを意図し、
出来上がった映像に満足し
混乱する観客の様子を思い浮かべて
それを楽しんでいるかもしれない、
こんな映像体験はめったにできない、
まさに支離滅裂な人間の夢の世界だ。


渡辺謙は、おかしな東洋人の役だったら
嫌だなーと思っていたが、
ディカプリオと堂々渡り合っていて
嬉しくなった、

さらに「500日のサマー」←過去記事へジャンプ
http://yaplog.jp/sora2001/archive/1455
で、気弱い主人公を好演していた
ジョゼフ・ゴードン・レヴィットは髪を撫でつけ
スーツ姿で正確にミッションをこなしていく役を
今回もそつなくこなしていて
意外と芸達者なのかと再認識した。

頭の中で想像することも
時に自分自身でも
説明がつかないようなことを考えもするが
夢となると覚えていないことが多いが
それはきっとちゃんと覚えていられないほど
支離滅裂だからじゃないかと密かに思っている。

そんな部分を映像として見せる
そんな困難な作業をひとつの完成形に見せてくれた
こういう映画を見るから
またまた次の映画に期待してしまうのだ


★100点満点で85点


soramove
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夢を覚えていることは少ないので、できたらどんな夢かディカプリオの助手にでも
探ってもらいたい。
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書籍「プラチナデータ」話題作ながら出来は平凡

2010年07月25日(日) 19時09分
「プラチナデータ」★★★
東野 圭吾著 、講談社、2010年7月1日初版
(431ページ 、1680円)


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「新刊が出ると知って
bk1で予約して待っていた本、
途中までタイトルの意味は全く分からなかったが
その存在理由を知ると
自分たち一般人の知らないところで
国家的なレベルでそういうことってあるのかなと」



犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、
検挙率が飛躍的に上がるなか、
犯行現場に残された僅かな痕跡から
犯人が分かってしまい、
抑止になると同時に
警察の初動捜査が甘くなる事態も発生。

この後、どんな方向に向かうのか
想像しながら読み進めた。


主人公を犯人と示すデータが表れ、
先にその事実を知った主人公はうろたえるが、
なんとか他に先んじて自分でその
理解不能な結果を探っていく。
狭まる捜査網と逃げる主人公、
このあたりはさすがに面白い。


読みながら数年前のトム・クルーズの
「マイノリティ・レポート」を思い出した、
あの映画もそういえば主人公にとって
悪い結果が出てから物語が動き出したっけ。

だからか、この作品は映像にしたら面白いだろうなと思った、
逃げる主人公と追い詰める同僚、
このあたりの心の動きを
両面から丁寧に描いたら
緊迫感のある映画になりそうだ、
ただし、この本自体は読み物として
もうひとつ物足りないと感じた。


主人公達の個性と言うか
描かれ方がありがちで、
主人公にはなんとしても助かって欲しいとか
逆に憎むような対象もなく
表面的に作者の考えたストーリーが
突っ走っていくだけで、
これでは心を動かすところまではいかないのだ。

このタイトルのプラチナデータって
たぶん実際にあるのだろうな、

自分たちの知らないところで
権力を握った人達が、
世の中に動揺を与えないように等々、
適当な理由を付けて存在していそうだ、
事実は小説より奇なり

ただし、官房機密費を高級背広代とかに使ってる
平和な日本では、考えにくいことでもあるけれど。


★100点満点で65点


soramove
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今は「死ねばいいのに」を読み始めた。

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映画「トロッコ」このレールは戦争の時代から平和な現在へ

2010年07月24日(土) 0時20分
「トロッコ」★★★☆
尾野真千子、ブライアン・チャン、ワン・ファン 出演
川口浩史監督、116分、2010年5月22日全国順次公開、2010,日本,ビターズ・エンド
(原題:トロッコ )




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「本好きを自認しながらも
この作品の原作が芥川龍之介の同名小説とは
見終わっても、分からなかった、読んでないし。
映画は声高に伝えることもなく
淡々と進行していくが、
美しい自然と相まって、外の暑さをひと時忘れた」



台湾には二度行ったが
台北ばかりなので
この映画に出てくるような
山間部の風景を見ると
日本の田舎と変わらないなと感じた、
街に溢れる赤い看板も無く、
自分達と同じ様な顔をした人達の
静かな暮らしがここにある。


かつて日本は台湾を統治し
全ての台湾人の名前を日本名に変えさせ
日本語教育をし、
神社を作らせ、お参りをさせたという。
その名残で年齢の高い人達には
今も日本語を話せる人も少なくないようだ。

急死した台湾人の父親の遺灰を届けるため、
日本人の母親と小学生の兄弟3人で、
台湾中南部の小さな村を訪れる。

玄関先で年老いた祖父は
お骨の入った箱を杖で叩いて
「こんな姿になって帰って来て、お前は」と声を荒げる、
親より先に死ぬことは台湾では大罪であり、
こうして怒りを露わにすることが
ひとつの習慣だという、
自分達にも分かりやすい
通じるものがあると感じた。


タイトルのトロッコは
かつて日本へ良い材木を運ぶために
山奥からレールが敷かれ
中には現在でも使われている
そんなトロッコが象徴的に使われている。

日本からやってきた兄弟は
最初はゲームばかりしていたが
暫くすると外へ出て遊ぶようになる、
ほんのわずかの間に
兄は兄として成長したことが
画面から伝わってくる、
丁寧に彼らの表情を追ったことが功を奏している。


何か強烈に伝えようとしていることは無く、
淡々と日々が過ぎていく、
どこにでもありそうな小さな出来事が
家族の心に積み重なり
そうして目に見えない絆が結ばれていくのだろう、
外の暑さをひと時忘れる
そんな爽やかな作品だった。



★100点満点で70点


soramove
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川口浩史監督はこれが初監督作品、台湾を舞台にして苦労も多かったと思うが
かなり良い作品に仕上がったように感じた。

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映画「借りぐらしのアリエッティ」童話の本を開いてみると

2010年07月22日(木) 19時09分
「借りぐらしのアリエッティ」★★★★
志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、三浦友和、樹木希林 声の出演
米林宏昌監督、94分 、2010年7月17日公開、2010,日本,東宝
(原題:原作・床下の小人たち )




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「ジブリ作品は最初から高いハードルが目の前にあり、
見る側もそれ相当の「何か」を求めて劇場へ行く、
いまひとつ、という感想を聞いていたので
それ程期待せずに見たが、
大きな感動みたいなものは無いが、
主人公のアリエッティの凛とした美しさは
それだけで見る価値があった、美しい物語」



美しいと感じたのは、
「滅びの美学」を感じるからか、

それでも実写でないアニメ作品ならではの
特徴的なところを期待してしまう、
この作品も今の技術なら実写は可能だ、
でも空いた時間を埋めつくすようなセリフの洪水も無く、
アリエッティが高い屋根から見た世界や
普通の人間の暮らしへの驚きなど、
常に彼女の視線は、何気ないけれど
見過ごしてしまいがちな小さな発見をいくつか教えてくれている。



彼女が何かを見つめる時の眼差しは
力強く、その姿は美しい。


小人たちは人間の住む家の軒下で暮らし、
日々必要なものをほんの少しずつ借りて過ごしている、
服のボタンや古い切手などが
小さな部屋の壁を飾っていて
凝った内装になっているが、
製作者も楽しんでこれらを作り上げたのだろうな。

「人間に見つかってはいけない」という規則を
アリエッティは破ってしまう、
新しく屋敷にやってきた病弱な少年に見つかってしまったのだ、
少年は強い好奇心で彼女を探すというより
およそ子供らしくない、さりげない接触を試みる。

好奇心旺盛な小人のアリエッティと
どこか生きることを投げているような少年の
わずかな時間の交流、
そして別れ


この後二人はそれぞれどうなるのか分からないが
なんとかやっていくんだろうなと
ほのかに明るい未来も見せてくれた。

アニメの世界を見ながらも
結局自分達は作品のどこかに自分を
もしくは自分の考えを投影する、

普段と違う行動をとれば
今までと違う新しい出会いがある、
そして他人の考えに触れることで
自分の考えが微妙に変わっていくことも
実感として知っている、
この映画は滅びゆく種族を描いているかもしれないが
そんな先のことよりも
今、この現実をいかに過ごすか
たったそんな足元から、きっと全ては始まっている。

忘れられないほどの強烈なキャラはなく、
物語も淡々と進行していくが
それこそ実感としての暮らしがあり、
同じ繰り返しでも決して同じではないのだと
こっそりと(小人らしく)教えてくれる。



★100点満点で80点


soramove
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ジブリ作品では自分が一番好きなのは「千と千尋の神隠し」
そろそろそれを超える感動に出会いたい。

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映画「あの夏の子供たち」子供たちはその後何に希望を見出すのか

2010年07月21日(水) 22時34分
「あの夏の子供たち」★★★
キアラ・カゼッリ、ルイ=ドー・ド・ランクザン、アリス・ド・ランクザン出演
ミア・ハンセン=ラブ監督、96分 、2010年7月10日公開、2009,フランス,クレストインターナショナル
(原題:Le Pere de mes enfants )




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「前半とても幸せな家族の何気ない日常を描き、
中盤で父親が事業の失敗で自殺したことで
かつての陽だまりのような、
かけがえのない幸せが、いかに大切だったのか、
残された家族のその後を描き、
じわじわと見ているこちらも喪失感が伝わった。」



映画の商業的な成功よりも
良い作品を作ることに重点を置くあまり、
不況と重なって多額の借金を残したまま
映画プロデューサーの父親が自殺をしてしまう、
その直前まで家族には危機的状況を知らせず
妻も子供も父の不在の世界で戸惑う。

で、そこから家族はゆっくりと
「再生」していくのだろうけど、
その端緒についたところで映画は終わる、

何だろう、この感じ、
2009年カンヌ国際映画祭《ある視点部門》
審査員特別賞に輝いた本作、
他に見るべき競合作品が無かったのかな。

もうひとつピンとこなかった、
胸に迫るようなエピソードもなく
映画全体としてはテレビドラマでも
ちょっと地味過ぎなテーマで
家族の反応も予想の範囲内、
どこか目新しい何かを求めても得られない、
ただし人間の感情なんて
デジタルの時代だろうと、そう変わらないと言うことか。



自分の父親が10歳前後の年頃で自殺するって
ハードなことだと思う、
自分が父親の年を迎えるのが怖くなったり
容易く自殺と言うどうしようもない解決を
ひとつの選択肢として自覚してしまうだろう、
やはり人間は逃げずに
とことん正面切ってぶつかっていくしかないのだ。


この作品は「フランスシネマ・フェスティバル2010」の1本、
今後この作品を含め短期間に8本が公開される、
何本見られるか分からないが
劇場に行くのが楽しみだ。


★100点満点で60点


soramove
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家族の子供たちがピンクとかの原色の服を全く着ていない、
このあたりから洗練って生まれるのか。

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映画「闇の列車、光の旅」自分が求めるなら何処までも行け!

2010年07月19日(月) 0時43分
「闇の列車、光の旅」★★★★
パウリーナ・ガイタン、エドガー・フロレス出演
キャリー・ジョージ・フクナガ監督、96分 、2010年7月10日公開、2009,アメリカ、メキシコ,日活
(原題:SIN NOMBRE)




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何があるにしろ自分の国を離れ
生きていかないといけないという現実、
よりよい生活を求めるというのは分かるが
本当に生まれ育った場所で生きることは出来ないのか、
そんなことを考えていたら
そういえば自分だって生まれ故郷を離れて
全く別の場所で暮らしているのだけれど」



アメリカを目指し命懸けで旅をする少女サイラ、
彼女は父と叔父とホンジュラスから
列車の屋根で移動し、
国境警備の目を逃れ
ニュージャージーまでの長い長い移動を続ける。

そしてもうひとりメキシコのギャングの一味
カスペルは強盗目的で列車にリーダとともに乗るが、
リーダーがサイラに暴行するのを止めようと
殺してしまい、ギャングから追われることになる。

交わった二人の道、
ギャングの報復の死を覚悟したカスペルは
過酷な状況でも希望を失わないサイラに触れ、
少し向こうの未来を信じて見る気になる、
でもそれは儚い夢だった。


南米の子供を含むギャングの話は
「シティ・オブ・ゴッド 」★★★★←ここをクリック・過去記事へ
「シティ・オブ・メン」★★★★←ここをクリック・過去記事へ
この映画が出来も良く
この映画で描く世界にそれ程驚きは無い、
けれどこの希望の無い若者の世界は
国の政策にかかっていることで
そう簡単に変わることは無いだろう。

そしてもうひとつ、
ホンジュラスからアメリカへの
まさに命懸けの移民という現実も
すぐ近くの国の国力のあまりの違いから起こる、
誰だって自分の考える幸せというものを
求めて生きていくうえで
自分の国を捨てなければならないというのは
いかにも哀しい。


でもこれは世界中で起こってることで
フィリピンは出稼ぎ労働で
かなりの外貨を稼いでいると聞くし、
中国しかり、
もしかしたら日本と言う島国が
本当に世界から孤立しているのかも。

こんなにある意味守られた
無菌状態の平和な現在を
戦争以後の世代の人たちが築き、
その果実を自分達はただむさぼっている、
きっとどこかで自分たちで築くということが
必要になるもかもしれないな。


映画はラストはこうしかないだろうなという
結末が待っている、
その事実を見つつも
映画には描かれなかった
幸せな別の結末を祈った、
人が普通に暮らす自由を思った。

★100点満点で75点


soramove
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体中にタトゥーをするギャングの男たち
何かの象徴なのか。

監督は、2009年にサンダンス映画祭で監督賞を受賞した新鋭、日系4世のキャリー・ジョージ・フクナガ。

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映画「プレデターズ」原点回帰、ジャングルで戦闘開始!

2010年07月17日(土) 12時24分
「プレデターズ」★★★
エイドリアン・ブロディ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン出演
ニムロッド・アーントル監督、107分、2010年7月10日公開、2010,アメリカ,FOX
(原題:PREDATORS)



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「エイドリアン・ブロディが何故こんな
最初からB級と分かるような映画に出たのか、
全米も同時公開で約2530万ドルの興収で初登場3位と、
最近はエイリアンと闘ったりと
キワもの路線だったプレデターを元の路線に戻した、
ジャングルでの見えない敵から逃げ、
最後は立ち向かうという王道で合格点」



シリアスな映画もいい、
ハリウッドの大作も大好きだ、
でもこんなB級路線のくっだらない怪物映画も
これがまた、気になってしかたないのだ。


彼らは突然空からパラシュートで降ってきた、
何故自分達がここに集められたか分からないまま、
未知の敵、プレデターから逃げつつ、
僅かな情報をもとに
次第に何が起こりつつあるか分かってくる、
このあたりをオスカー俳優に演じて欲しかったかもしれないが、
別にエイドリアン・ブロディじゃなくても
せっかくなので新しいアクション俳優を発掘すればいいのに、
そんなことをずっと考えていた。



お互いに少しずつ自らを語ると
何かの理由で集められた
戦闘のエリート集団と分かってくる、
このあたりを言葉で語るだけで
さっさと済ませてしまうが、
本当にそんなに凄いかは
実際の戦闘で見せるべきで

強敵のプレデターの前に
あっけなく死んで行くのを見ると
そりゃあプレデターは見えないし、
赤く光るビームを持ってるしで強いけれど
それにしてもこの戦い方で
ラストまで持つのかと心配になる。

まあラストまでには色々小ネタが用意されていて
マトリックスのローレンス・フィッシュバーンが
木端微塵に吹っ飛ぶところをみると
ますますこの映画の立ち位置が分からなくなる、
それでも全米3位発進となる久々に力の入った
正統派のプレデター映画に納得して集まったんだろうな、
そんな映画の中身とは関係ないこと
あれこれ考えてると107分はあっという間だった。

新しい驚きはないが
期待したプレデター映画としては充分、

結局これくらいしか
奥深さってのは求めても出てこないだろう、
次はまた誰と闘わせるか、
そんな企画を懸命に考えてる気がする。


★100点満点で65点


soramove
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トファー・グレイスはスパイダーマン3(2007)で大役を得たが、いまひとつ伸び悩んでる。



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書籍「猿の詩集(上・下」老猿が見た戦後とは

2010年07月16日(金) 0時09分
「猿の詩集(上・下」★★★★
丸山 健二 著 、講談社、2010年03月10日初版
(344ページ/400ページ 、各2150円)

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「南太平洋の激戦地で、
食糧難から死んだ戦友の腕を食べようとした主人公は
上官に射殺され、何の因果か
日本の故郷で老いた白い猿に魂が乗り移り
故郷の戦後を見つめる、
破天荒な設定ながら
声なき戦死した兵士の目を通して
変わりゆく戦後を描く異色作」



丸山健二という作家が有名な人とも知らなかった、
知ったのは「週刊ブックレビュー」のゲストで登場し、
作品を熱く語ったからだ、
上下巻で4.300円と、いつもの予算オーバーながら
ネット書店で注文し
家で読む本として3週間余りで読んだ。


上下2段にびっしりの文字、
平易な言葉で猿が語っている話し言葉として
句読点が少なく、
ひとつのかたまりのように一気に読ませる。


当初読みにくいかなと思ったが、
慣れてくると段落と段落までを
一気に読むような調子が出て
どんどん読み進めた。

古い言い回しもなく
主人公が感じたままを読んでいくので
文学の香りはあまりしない、
でもそれで良いのだと思う、
戦場で生きるギリギリを体験し
故郷では自分が守ったものを目にして
格調高い文章ってわけにもいかないだろう。

眉間に出来た穴には血が溜まり、
ペンでその血をインクとして
老いた猿となった主人公は
そこで見たままを綴っていくのだ。


そこに住む誰もが旧知の小さな農村、
どんなことも筒抜けで
プライバシーなんて言葉も知らない、
やがて主人公の父親が戦地から戻るが
母親の対応は冷たい、
自分の家にだけ生きて戦地から戻ったことが、
喜ばしいと言えない村の雰囲気と
すっかり気概を失った夫。

そんな様子を物陰から見守る猿、
何かしたくても猿となった身の上
ただ見守るしかできない、
戦争の中にあっても自分の意志さえ
押し殺してバンザイ!と叫ばなければならない日常が
故郷へ戻ってまで
何故か猿に身をやつし
これでは自分が戦地から戻ったことを言えないのだ。

長い長い物語の中心は
猿となった主人公が見たままの
故郷の戦後、

人々は戦争が終わったことを喜ぶというより
すぐにまた生き抜く生活の上の戦いを余儀なくされ
それを声高に誰かを恨むわけでもなく
また毎日を続けていくだけだ。

何か強い主張を感じることはない、
でもどうすることも出来ない現実を
戦後の日本人は生き抜いたのだ、
そしてふと思うのは
そんなにまでして築きあげた日本が
今につながっているということ、
果たして遠い戦場で戻れなかった英霊たちは
今の日本をどう思うだのだろう。


飄々と生きていく白い猿は
今もどこかで長い長い戦後を生きる
この国を見ているのかもしれない。


★100点満点で75点


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夢中で読み終えて今は「プラチナデータ」を読み始めた。

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映画「トイ・ストーリー3」さようなら子供時代のアンディ

2010年07月14日(水) 0時09分
「トイ・ストーリー3 」★★★★☆オススメ
トム・ハンクス、ティム・アレン、唐沢寿明、所ジョージ声の出演
リー・アンクリッチ監督、109分、2010年7月10日公開、2010,アメリカ,ディズニー
(原題:Toy Story 3 )




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「おもちゃで遊んだ記憶があれば、
そのおもちゃがその後どうなったか
誰でもすぐに分かるはず、
今もおもちゃで遊んでるって人はいないだろう、
ごめんね、そんなことをふと考えた」



3D版を見ようと思っていたので
今回は吹き替え版を選んだ、
映像が飛び出す部分に字幕がかかると
楽しめないので今回は正解。

手違いで保育園に送られたアンディのおもちゃ達は
そこでとんでもないサバイバル体験をする、
「アンディの所へ帰ろうよ」そう言うウッディに
「どうせ屋根裏に行くんだよ」
バズや他のおもちゃたちは、保育園で
新しいお友達に遊んでもらおうと意見が別れる。

その後は保育園からの脱出から
危機一髪の大冒険が始まる、
つくりものと分かっていながら
この後どうなるんだと、結構真剣に見詰めた。



アンデイは大学生になり
おもちゃを近所の女の子にあげることにして、
一体一体説明しながらおもちゃを
渡していくが、
箱の底にウッデイを見つけ、
彼だけは大学へ持っていくつもりだったので
女の子にあげるのを躊躇するが
女の子があまりに喜ぶので言いだせない。

後ろ髪を引かれるように
新しい生活へと乗り出すアンディと
その車を見送るおもちゃたち、
何でこんなCGアニメにホロっとしてるんだ、

ホント良質のアニメだ、
「今日はいっぱい遊んでもらえたね」
そんなふうにおもちゃが夜になると喜んでいるとしたら
この映画を見たら子供はおもちゃを大切にするだろうな。

説教くさくなく、でも子供だましってわけでもなく、
こういう良質なアニメを作る良心が
しっかりと映画の現場にもあることに
本当に嬉しい気持ちがした。

@@@
吹き替えだったので、松金よね子の金切り声が
いつまでも耳に残った。
これも楽しい体験だった。

★100点満点で90点


soramove
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製作者達もおもちゃが大好きだったんだろうな、
シリーズも3作ともなれば失速するところを
そんなこと全然無い素晴らしい出来

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