書籍「1Q84 BOOK3」終わりにさせるための解説本だった

2010年04月30日(金) 0時48分
「1Q84 BOOK3」★★★★
村上春樹著、新潮社、2010/4/16初版
602ページ、1995円




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「発売初日の深夜、書店に出来た行列、
新作ゲームの発売じゃあるまいし、
村上春樹の読者層がこんな熱狂を持っているのを
TVのこちら側から不思議な気持ちで見つめた、
それはねじれたもう一つの世界のようだった」



村上春樹ファンとしては
こんな解説本みたいなのは
蛇足というか、なんだか釈然としないのだけれど、

でも春樹さんの新作が読めるだけでも
まあ、幸せといえばそうなわけで。

3人の「その時」が交互に書かれて、
二人がすれ違い、
その前後を別の人の行動で知る、
そしてラストに向けて
これまでの訳の分からないものに
一応の説明を加えてくれるが、
読み終え得ても結局何だったんだろうという
そんな気持ちは、自分の頭から少し離れたあたりに
ポッと浮かんでいるようだ。



久し振りに、読書の時間を作り
無音の中で本と向き合った、
推理小説のノリで次がどうなるか
もどかしいような気持ちで読み進んだ。

そして思う、
何がどうなったか、
あれが何を意味してるか
そんなことを誰かと話したくない、
そんなことに全部納得なんかしなくても
この読んでいる途中の不確かな気分や
読み終えて尚、残るもやもやとした気持ち
それも含めてこの本なのだと。


「どんな本だった?」と聞かれたら
自分で読むしかないとしか答えられない、
でもこの本を読む為に費やした時間は
心楽しく、
本を読むという行為を
ただただ楽しませてくれた、
だから人にも勧めたい気分だ、
ただ勧められなくてもこんなに
沢山の人が読んでいる、
でも皆、ポカーンとした「何だこれ」という
気持ちを抱えてると思うと
なんだかすごく楽しい。

謎の教団や殺し屋や
『空気さなぎ』や『リトルピープル』さえも
その存在が誰かにとって、どんな関係にあるのかも
全部説明はしていない、
その不親切さがファンは好きなのだけれど、
初めて読んだ人はどう思うのか。

これでまたしばらく、春樹さんの新作は読めない、
ネット書店に本を注文した、
この連休にもいくつか読みたい本がある、
もっと素直に反応出来る本がとりあえず読みたい。

★100点満点で80点


soramove
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話題の「光媒の花」や「天地明察」、「エコー・パーク 」などのミステリーももうすぐ届く。


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映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編 」自分自身を表現する喜びが溢れてる

2010年04月28日(水) 22時09分
「のだめカンタービレ 最終楽章 後編 」★★★★
上野樹里、玉木宏、瑛太、小出恵介、ウェンツ瑛士、ベッキー主演
武内英樹監督、123分 、
2010年4月17日公開、2010,日本,東宝
(原題:のだめカンタービレ 最終楽章 後編 )




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楽しみにしていた映画をやっと見た、
実は今、何かを楽しむような気分じゃない、
今この時も病室で病と闘っている友だちがいる、
そして本日、6か月の研修を終えた生徒達の終了式だった、
毎日のように顔を合わせていた人達とも
もう「おはよう」と挨拶することもないのだ。

まだ自分の中でも整理がついてないが
それでも自分の毎日は同じ様に続いていくのだ。
さて、映画、映画。


「TVドラマはくっだらないマンガ的要素満載で
面白いけど、どうってことないって感じてた、
映画はそのくだらなくも愛おしい部分を保ちつつ
パリの壮麗な建物や時代を感じるコンサートホール等
映画的な広がりを見せてくれている」



音楽が楽しくて楽しくて
それだけで良かった、
でもお互いに知らず知らず高めあい、
千秋(玉木宏)は指揮者としての道を歩き始め、
のだめ(上野樹里)は課題をこなしつつも
漠然とした将来に不安を覚えていた。

その不安を眉間に皺を寄せて
堅苦しく見せるわけでなく
映画的な華やかな舞台で
夢のような時間を見せてくれる、
知らない楽曲を簡単に解説してくれるので
知った気になるのも良い仕掛けだ。


自分たちの毎日について考えてみた、
ここまで到達出来たら
輝かしい場所が約束されていたら
誰だってその高さまで昇ることに
懸命になるだろう、
でもその高みはどのくらいなのか
誰にも分からないし、
きっと人それぞれで誰かと比べることも無意味だ。


そんなことは分かっていながら
それでも人と比べている自分に気がつく、
映画の中で、のだめは幼稚園で
子供たちを相手に楽しく暮らすのが
一番じゃないかと、
そんなことを思わせるようなシーンが出てくる、
でも演奏し人を喜ばせる瞬間を知った彼女は
また次のステージへと上っていく。

自分はちゃんと人と向き合っているかなと考える、
毎日の繰り返しに、時に力を抜いて
「こんなものさ」と思ってはいないか、
でもそんなことをしたら相手にはすぐに分かってしまうだろう、
そして何より自分自身がそんな時間を過ごしたくないと
まだちゃんと思っているということを
時々は確かめたい。


好きなものに夢中になる喜び、
この映画はそんな単純な事を
改めて感じさせてくれる、

そしてやりたいことを無理に押し殺して
何を代わりに手にしたいのだろう、
それが難しいなら、できるように自分を高めたいね。

映画はハッピーエンドで
良い気分で映画館を出た。


こんなふうにささやかな達成感を
日々感じられたら嬉しいだろう、
今日という一日に出来ることは少ない、
けれどこの一日がなければ
明日は来ない。

今日、終了式を迎えた私のクラスの人たちが
この6カ月で得たものが、
これからの大切な瞬間に少しでも力となりますように、
そして病室で頑張ってる友人と
また、くっだらない話を時間を忘れて出来ますように!

★100点満点で80点

soramove
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前作の感想はコチラ
「のだめカンタービレ 最終楽章 前編 」クラッシック音楽が好きな気になる不思議な映画 ← ココ


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映画「タイタンの戦い」神と人間がもっと身近だった遠い遠いいつかのお話

2010年04月27日(火) 21時26分
「タイタンの戦い」★★★☆
サム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、主演
ルイ・レテリエ監督、106分 、
2010年4月23日公開、2009,アメリカ,ワーナー・ブラザース
(原題:CLASH OF THE TITANS )




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「サム・ワーシントンを初めて見たのは
ターミネーター4で胸から下が無かったショット、
そしてアバターでは車椅子で仮想肉体で活躍、
今度はゼウスと人間の半分神という
変わった役ばかりこなしながら
それでも確実にステップアップして今後も楽しみ、
そんなリアルタイムで階段を上っていくスターを
一緒に見るのもたのしいもの」



神話が身近だった昔々、
神々の王ゼウスの息子のペルセウスが、
世界滅亡の危機を救うため冥界の王ハデスに戦いを挑み、
神の世界に背を向けて
人間として生きていくまでを描いた。

もちろん細かいストーリーより、
ハリウッド大作の大きなバジェットの
重層的な造りものの世界を楽しむのが
正しい見方、3Dを選んだ。



その目を見ると石に変わってしまうという、
メドゥーサとの戦いは
奥まった場所から手前まで
3D映像の特質をうまく使って
見るものを楽しませてくれている。

神が今よりもっと身近だった頃、
人間はとかく力を持つと自分が一番と思いがち、
そんなおごった心を戒めるように
時折天変地異を起こして
人智の及ばない不可侵なものは
絶対的にあるのだということを思い起こさせるのだ。

見終えて「ちゃんちゃん」という感じで
後には何も残らないような映画だけど、
見てる間は3Dを含め充分楽しめる
劇場の大画面で見るべき映画。



ギリシャへ行った時、アクロポリスの丘の
パルテノン神殿を見た時、
まさに神話の時代の古代の遺跡と感じた、
文化の土台の違いを肌で感じると
もっと他の様々なものを見たいと願うのだ。

だから自分としては絵空事と感じる
この映画も、
もっと身近に感じる人達も居るのだろうな。

★100点満点で70点


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サム・ワーシントンの現代劇を次は見たい。

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映画「スナイパー」自分を過信することなかれ

2010年04月26日(月) 0時09分
「スナイパー」★★★
リッチー・レン、エディソン・チャン、ホアン・シャオミン主演
ダンテ・ラム監督、109分、
2010年4月17日公開、2009,香港,インターフィルム、フリーマン・オフィス
(原題:スナイパー )




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「500メートル先の的も正確に射抜ける、
優秀なスナイパーは
自らの力を過信して
人質を誤射してしまい、
そのことが彼の人生を狂わせたが
精神を病んだ彼は
かつてのライバルへの復習に立ち上がる」



ストーリーはほころびがいっぱいで、
完成度は低い、

しかしそこは香港映画
細かい事を気にしてたら楽しめない、
ワンショット、ワンショットのこだわりや
役者をいかにカッコ良く見せるか
そんな映像を楽しむのがいい。

時にはポーズだけの
意味のないショットもあるが、
斬新なアイデアというより
突飛な発送は面白い。



人は自分の力に自信がつくと
なかなか他人の言葉を受け入れられなくなる、
誰かに注意されることも少なくなると、
自分の王国を守りに入るのだ。

あれほど向上したいと
鍛錬した日々も
そしてそのとき感じた様々な感情も
うまく自分の経験として取り込めたら素晴らしいが、
過信に繋がったら恐ろしい。

なかなか最近、香港映画自体を
見る機会が少ないが
こうして荒削りだけど作った人たちの
情熱を感じられる映画に
できるだけ触れたいと思った。


客の入りもまあまあ、
もっとディープな香港映画も見たいね。


★100点満点で60点

soramove
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この映画はエディソン・チャンのエロ写真流出騒動で劇場公開されなかった映画、
日本ではひっそりと公開。

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書籍「DINERダイナー」kここは殺し屋たちの食堂

2010年04月24日(土) 9時19分
「DINERダイナー」★★★
平山夢明著、小ポプラ社、2009/10/16初版(2009/11/13第2刷)
470ページ、1500円




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「携帯闇サイトで見つけた
『求む運転手、報酬30万円、軽リスクあり』
全てはここから始まった、
主人公オオバカナコは
およそ普通の生活とはかけ離れた場所に
放り込まれる、そこは殺し屋が集う定食屋だった」



実はホラー映画が好きなので
血がドバーッと出たり、
首がチェーンソーでガリガリと切られたり
追いかけられたり等々
あり得ないギリギリの精神状態に追い込まれる
そんな描写は結構好きだ。


この小説はまさにそんなスプラッタームービーの
原作になりそうな気持ち悪い描写が
どんどん出てくる、かなり変わった小説。



登場する殺し屋は
彼らの主人公の小説が出来るほど
クセがあり外の世界で何をしてるか
気になる存在だ、
でも主人公のオオバカナコは
決して出られそうになり定食屋に拉致され
死の危険を常に感じながらウエイトレスをしている。

こんな設定にリアルは無い。


だからこの470ページを読ませるには
当然ながら「次はどうなんるんだろう」という
シンプルなこちらの欲求に
絶えず答えてくれなくてはならず、
この本はその期待には答えてくれている。


作者自身もきっと楽しんで書いたのだろうな、
想像させるというより
自分たちはここで繰り広げられる凄惨な事柄を
イメージすることは出来ても
人間はそこまではしないだろうという
安心感を持ちながら想像するのだ、
そのバランスが心地いい。

よくこんなこと考えるよな、
そう思いながら3日余りで読んだ、

実は「独白するユニバーサル横メルカトル」という
この作者の出世作は1年くらい前に購入しているが
まだ手をつけていない、
この後読もうと思う。

普通の小説が好きな人には決して勧めない。


★100点満点で75点

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最近は日本の作家の本もよく読むようになった。


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映画「アリス・イン・ワンダーランド」甘くないワンダーランドにアリスが再び転がり落ちた

2010年04月23日(金) 0時09分
「アリス・イン・ワンダーランド」★★★★
ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ主演
ティム・バートン 監督、109分、
2010年4月17日公開、2009,アメリカ,ディズニー
(原題:Alice in Wonderland )





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『不思議の国のアリス』の続編をティム・バートンが
こんな楽しい映画にした。

「ジョニー・デップとは本作で7度目、
CMではジョニーが主演のように思えるが
やはりあくまでアリス(ミア・ワシコウスカ)が主役、
彼女をティム・バートン夫人の
赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)がいじり倒す」



アリスがウサギを追って穴に転がり落ちると、
そこはまさに不思議の国だった、
大人子供のような双子や言葉を話す動物達、
ワンダーランドといえば、もっと華やかで
楽しそうだが、ここは赤の女王が恐怖政治を敷く世界。

とはいえ、赤の女王も顔が極端にでかくて
怖さはあまり感じない、
ブタの腹の上に足を乗せて悦に入っている様は
笑ってしまう。


ストーリーは妙に凝ってしまったため
分かりにくいが、そんなことどうでもいい、
この、おとぎの世界こそ映画じゃなくては
実現できないからだ。
全部作りこんだ、この素晴らしくも
あり得ない世界で大スターのジョニー・デップが
およそスターらしくない扮装で動き回る。


出てくるクリーチャーのほとんど全てが
可愛くもなければ、
見たら思わず笑えるってわけでもない、
おとぎの国もティム・バートンが作れば
ダークな世界観となっている。


これって子供はどう感じるんだろう、
ただ自分は結構楽しめた、
ここまで作りこんで、
そしてクオリティの高い映像なら満足だ。
ただし3Dで見ると、前売りを買っていても
700円プラスで2.000円となり
これからどんどん3Dが作られるなら
今回程度の飛び出しなら2Dで充分だ。

まあ、「アバター」が良すぎたから
もう目が肥えてしまっているからね。

映画は一応ラストに運命は自分で選ぶという
教訓じみたものも盛り込んで
ディズニーらしさも感じるが、
家族で楽しめる娯楽作という訳でもない、
この映画が全米では3億ドルを超えるヒットと
一体どんな世代が中心なんだろうか
ちょっと気になった映画だった。


★100点満点で75点


soramove
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帽子屋のジョニー・デップが赤の女王の頭に次々と乗せる
新作帽子には笑った。

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映画「息もできない」圧倒的な暴力でも打ち破れないもの

2010年04月22日(木) 0時09分
「息もできない」★★★★★満点
ヤン・イクチュン、キム・コッビ、イ・ファン 主演
ヤン・イクチュン 監督、130分 、
2010年3月20日公開、2008,韓国,ビターズ・エンド
(原題:Breathless/똥파리クソ蠅 )




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「予告編を見たときから期待していた作品、
映画の帰りに前売り券を買って楽しみにしていた、
これが初監督、初主演というヤン・イクチュンの
活きの良い映画は期待通りの出来だった」


「お前は殴られてばかりでいいのかよ」

きっと主人公サンフン(ヤン・イクチュン)も
かつては殴られて、底辺を這いつくばって来たのだろう、
そして今は殴る立場になって
友人の下で借金の取り立てで暮らしている。

圧倒的な暴力、
そこには感情は見られない、
その無表情が余計と怖い、
でも殴りながら瞳の奥が泣いている、
それは深読みのしすぎか。

ここには仕立てのいいスーツのイケメンも
長いストレートヘアーの美人女優も登場しない。

狭い路地の奥の奥、
ドアを開けたら生活の全てが見渡せる狭い部屋、
その場所から出ていくことでしか、
新しい生活は望めそうにないのに、
家族にしがみつくような暮らし、
流れが止まったどぶ川のような閉塞感が、
絶望という言葉の本当の意味を呈示する。



暴力描写が多い割に、直接殴るシーンは少ない、
ほとんどは殴る側を写して
見る者の想像で、惨いシーンを作り出している。





ラストは予想がついたけれど、
その予想の通りにならないようにと願った、
けれど殴るものはいつか殴られる
それは仕方ないこと。

まさに息もつけないほど、濃密な時間、
久々の韓国映画の傑作を見た。


自分たちは日々ここに描かれたような
暴力から出来るだけ遠くにいられるように
気をつけて暮らしている、
けれど心の中には出口の見えない
暗い感情が少しづつ積み重なっている。
そしてそれを殴ることで爆発出来ないから
何かをすり減らしているのだ。

ラストの血だらけの主人公の顔のアップ、
むごたらしいけれど、ゾッとするほど美しかった。

これがオレの生き様だと笑っているようだった。


★100点満点で満点!★


soramove
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どこにも共感できないのに、何故こんなにも惹かれるのだろう。
韓国での観客動員数は約14万人余り、
ヒットには至らなかった、
ただ評価は高かったので次作に期待。

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映画「ダーリンは外国人」スター井上真央の映画、でもかなり良い出来

2010年04月21日(水) 0時09分
「ダーリンは外国人」★★★
井上真央、ジョナサン・シェア主演
宇恵和昭監督、100分 、
2010年4月10日公開、2010,日本,東宝
(原題:ダーリンは外国人)




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「イラストレーター・さおり(井上真央)と、
“漢字”の美しさに一目惚れして来日したアメリカ人
トニー(ジョナサン・シェア)は付き合うようになった。
文化の違いを軽く笑い飛ばす映画」



とにかく製作者は井上真央を主役で
映画を作りたかったのだろう、
大きなスクリーンのアップによく映える笑顔、
怒った顔や悲しい表情、
とにかく100分の井上真央のプロモーション映画。

笑わせてくれるし、
ラストあたりちょっとホロリとするし
悪くはないけど、TVドラマで充分の内容だった、
ただ空いた時間を過ごしに劇場で見るくらいの
軽いノリなら充分楽しめる。

感情のすれ違いを
何でも文化の違いだとか
外国人だからというのはいかにも短絡的、
もっと人間的な結びつきを信じて
二人は付き合って居るハズだから。

勝負作っていう作品ではないが、
こういう作品をもっと量産して
映画を身近にするのも映画産業にとって良いことかも、
劇場でお金払っても見たいスターが
ほとんど居ないことが不幸なことだ。

自分のようにほぼTVドラマを見る気軽さで
劇場に通う人間は別として

多くの人はかなり期待して劇場を訪れるハズ、
その意味でこの映画はただのスター映画という
お気楽な作りではなく
ワリと良質なラブコメとなっている。


原作の漫画は好評らしい、
そういうベースのある良い作品を選んだ、
井上真央のスタッフの勝利か。


★100点満点で65点


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母親役の大竹しのぶは役者だと改めて感じた、さすが。

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映画「クロッシング」この現実の前に何を語れるか

2010年04月20日(火) 0時09分
「クロッシング」★★★☆
チャ・インピョ、シン・ミョンチョル、ソ・ヨンファ、チョン・インギ主演
キム・テギュン監督、107分 、
2010年4月17日公開、2008,韓国,太秦
(原題:CROSSING )




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第81回アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品に選ばれた。


「この映画が韓国で公開されていた頃、
丁度ソウルへ行っていて、見ようと思った上映回が
満席で見られなかった、その映画をやっと日本で。
名古屋はシネマスコーレという小さな劇場で上映中、
50席に補助イスまで出た盛況で関係者じゃないけど
嬉しかった、映画は喜べるような内容じゃなかったけれど」



2007年、北朝鮮。
中国国境に近い炭鉱の村で妻と11歳の息子ジュ二と
貧しいながらも幸せに暮らしていたヨンスは、
妻の肺結核が発覚し、中国への出稼ぎを決心する。

この舞台設定が10年、20年前ではなく
2007年ということに心底驚く、
ここまで酷くはないかもしれないが、
近い状況はあるのだろう。
戦後の掘っ立て小屋レベルの家が並んでいる、
闇市や子供の浮浪者など
いびつな社会が浮き彫りにされる。


脱北者という言葉は
拉致問題あたりから自分は認識した、

韓国では今日的な問題なのだろう、
同じ民族が川を境に
これほど違うのは、どういうことだろう。
何が良いとか悪いとかそんなことよりも
ただただ人間の幸せについて考えてしまう。

そして残された子供の苦行が始まる、
本当に最近の設定なのかと
何度も思った、この同じ空の下で。

最後まで救いようのない映画だった、
希望の見えるラストにすることは出来なかったのだろう、
その現実をしっかり伝える映画の力を感じた、

ただし人間としてはやるせなく、
悲しい気持ちしか感じなかった。

自分たちは政治に無関心だ、
何か起これば政治家が悪いと口にはするが、
だからと言って人任せで
自分が積極的に関わろうとはしない、

でも政治が違うだけで、こんなに変わるんだと
改めて肌で感じて
無関心ではいられないなと思った、
懸命に生きている人が報われない世の中は
間違っているからだ。

でもラストには救いが欲しかったな、
そんな甘くないと言われようと
映画くらいには僅かな希望を見せて欲しかった。

★100点満点で75点


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チャ・インピョは最近は難民問題や飢餓などに関心があると新聞に出ていた。

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書籍「1Q84/BOOK3」到着、今読んでます!

2010年04月19日(月) 0時09分
書籍「1Q84/BOOK3」到着、今読んでます!
村上春樹著、602ページ、1.995円




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3冊目にして初めて気がついたけど
これが10月ー12月ということ。

「1Q84」今夜空には二つの月が見える ← 2009年06月24日(水)の記事へジャンプ!

現在251ページまで、二人は出会えるのか
気になる。



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4−6、7-9、10-12って、1-3は、無いのかな。

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