「エリザベス・ゴールデンエイジ」迫力はあるが、内容薄め

2008年02月28日(木) 19時20分
「エリザベス・ゴールデンエイジ」★★★☆
ケイト・ブランシェット主演
シェカール・カプール 監督、イギリス、フランス、114分



今、何故かつての名作の続編なのか
それは映画を見たら分かるだろうと思って見たが、
その答えは分からなかった。

新大陸発見の頃、
すでに絢爛豪華な文化を持って、
その頂点にいた女王。

全てを手にした彼女が
唯一手にすることが出来なかったのが、
個人としての幸せだった。

気高く、洗練されているハズの
クイーンが家臣の前で弱みを見せることは
あっただろうか、
たぶんそういう人間的な部分があったにしろ、
それを仮面の下に隠して
完全無欠であって欲しかったな


スペインの無敵艦隊との戦いの描写の
ジミさには逆に目を見張った、
クライマックスなのに、盛り上がれないのだ。

それでも、政略結婚や
身分の確固たる違い、
そして宮殿内にいる多くの家臣、
なにもかもが現実離れしていて、
そのあたりは面白かったな。

産業で国を繁栄させることに
すでに行き詰まり、その矛先を
侵略や植民地支配などに向けた
その頃の事情を考えながら、
人間はどうしても自分の取り分を
余計に確保しておかないと安心出来ない生き物なのだと
確認した映画。

主演のケイト・ブランシェットは
圧倒的な存在感ながら、
脚本と演出で陳腐になる寸前くらいだった。

時々年に一本あるかないかくらいで、
なにもかもが完璧な映画に出会うことがある。
でもそれはめったにないと分かっているから、
新しい作品に期待してしまう。

この映画はもっと面白いと思っていたのにな、
ひどいとまでは言わないけど、
絶賛には程遠い出来だった。

★100点満点で60点

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石造りの宮殿のだだっ広い空間を見ながら、
寒かっただろうなーと。

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★寅さん/男はつらいよ★ポスター全48作分160万円で落札 !

2008年02月27日(水) 18時14分
★さすが!寅さん★男はつらいよ★


国税庁のオークションブースで
気になっていたポスターの落札のニュース。

なんと「寅さん」のポスターが160万円だって!

一枚あたり33.000円
これは全部揃っていたプレミアが付いてるだろうけど、
状態の詳しいことがなかなか分かりにくい
ネットオークションでこの高値は凄い。

時分もポスターのコレクターなので
たくさん持ってるが、一枚2.500円くらいが最高、
それ以上のものには手が出ない。
やはりお金があるところには、あるのだ。

寅さんのポスターで状態の良いものも
一枚の単品だと2.000円しないでまだ手に入る、
古いものも含めて一括というのが
魅力的だ。

自分なら全部で5万円と言われても欲しくないが
コレクターは沢山いるだろうから
この金額はそれ程高いというものでも
無いかもしれない。


ついでに最近では
「L change the WorLd 」のチラシで
Lが気持ち(ちょっと)笑ってるヴァージョンは
配布が少ないらしく、オークションで一時
一枚1.000円程度で取引されていた、
今はコレクターに行き渡ったのか500円〜700円程度。



でもね、ポスターならいつでもお金を出さないと
手に入らないけど、チラシだからね、
チラシは公開前には劇場で無料で手に入るけど、
自分も取り逃したチラシはまとめて
東京の業者から買っている。

無料でも欲しければ値が付く、
寅さんのポスターの高値に気をよくして
これからももっと集めたいと気持ちを新たにしたのです。

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以前は東京まで新作チラシを追いかけてましたが、
最近はそれ程でもないです。

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松山ケンイチ(エル)V3達成!最新国内映画興行成績(2/24付)

2008年02月27日(水) 0時29分
気になる?最新国内映画興行成績(2/24付)

今週(先週)   
 1 (1) L change the WorLd



安直なつくりのおいしい作品が首位を堅持、
新作もなく、30億あたりまで行けそう。

「デスノート」ファンからは酷評されてますが、
もともとそれ程高いところを目指したものじゃないので
この程度で合格じゃないかな。

 2 (2) チーム・バチスタの栄光

まさかまさかのヒット、ここまで粘るとは思わなかった、
新作が無いこともあるけれど、
とりあえず見ておくかという感じだろうか。

 3 (5) 陰日向に咲く

こちら先週5位から2ランクアップ、
口コミ評判も上々と聞きますが、
どうなんだろう?
何処で泣く?

 4 (4) 母べえ

こちらも粘り強いですね、
見る予定はありません。

 5 (3) エリザベス:ゴールデン・エイジ

上位で一番お金は使っているし、
演技もなかなか、でも今時じゃないのか
このまま落ちていきそう。

 6 (6) マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

この映画は見るのを迷っているけど、
もうこちらでは一日に2回上映程度に縮小されてる。

 7 (7) アース

この映画も息が長い、
作り物に飽きたら、これは最適か。

 8 (8) アメリカン・ギャングスター

10億はなんとか達成しそう、
今回のチャートの中では一番オススメ

 9 (9) スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

アカデミー主演男優賞を逃したけれど、
あの血まみれのジョニーの顔ってのは
やはり無理だろうな、次に期待

10 (10)  リアル鬼ごっこ

今回のチャート登場映画のうち見ているのは
6作品、どれも結構粘り強い、
そろそろ次の作品が気になる。

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「ライラの冒険」が大人向けの作品であることを
願っています。

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決定!第80回アカデミー賞・wowowで早速チェック!

2008年02月26日(火) 0時09分
部屋に戻って真っ先に
DVDの録画をチェック!

WOWOWの録画を飛ばして、
最優秀主演女優賞あたりから見る。
唯一見ている
「エディット・ピアフ〜愛の賛歌」が受賞、
なんと言っても彼女がノミネーション時に
ピンクのドレスで現れた時、
「誰コレ」って思ったくらい
若くてキレイな人だったんで
演じたという事では文句なし。


作品賞、監督賞とも
「ノーカントリー」関連ということで、
見てもないので何の感想もないが、
原作は読んだことがあり、
そんな作品の質を問うような出来の
ミステリーだったっけ?

なんだか気になったりするのは、
アカデミー賞の力なのだ。


プレゼンターはキラ星のスターが
どんどん出て華やかだけど、
受賞者の多くが無名というか、
まだ実績が無い人が多く、その点では
地味な印象だ。


どんな作品が受賞するんだろうと、
楽しみだけど、ほとんどの作品はまだ
日本では公開さえして無いので、
この温度差は埋まらない。

今日の授賞式より、
過去の感動的な授賞シーンを集めた
昨夜の特別番組の方が
面白かったくらいだ。

あれこれ考えつつも、早送りで見た
一時間と少し、
また気になる映画が増えた、
楽しみに公開を待とう。

主要各賞は以下の通り、
こうみても知らない映画ばかりだ。



作品賞    『ノーカントリー』

監督賞    ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン


主演男優賞 ダニエル・デイ・ルイス「ゼア・ウィルビー・ブラッド」

主演女優賞 リオン・コティヤール「エディット・ピアフ愛の賛歌」

助演男優賞 ハビエル・スウィントン「ノーカントリー」

助演女優賞 ティルダ・スウィントン「フィクサー」

外国映画賞 「ヒトラーの贋札」

長編アニメ賞 「レミーのおいしいレストラン」


★話題だった「つぐない」や「ジュノ」が主要部門から
もれたのも、ぶっちぎりの作品が無かったからか。

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浅野君の「モンゴル」も今回のノミネートで日本公開が決定したようだ。

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「≒草間彌生 わたし大好き 」普通じゃない、ただひとりの人

2008年02月24日(日) 19時33分
「≒草間彌生 わたし大好き 」★★★
草間彌生ドキュメンタリー



先月「ジプシー・キャラバン」を見たとき
予告編で気になった作品を見た。

チラシでも目を止めずにはいられない
ピンクのカツラをつけたオバハンが
鋭い眼力でこちらを見つめてる.



「私を前衛芸術家と呼んで下さい」
「私には才能がある、常にトップを走ってきた」
「私は誰のマネもしない」

常に私は私はと言い続ける、
そこには謙遜とかはない。

50枚の連作を書き上げるまでの過程の
一部を見せてくれる、
時にはカメラに笑いかけ、
時にはカメラがあると集中出来ないと言い、
普通は他者に対して飲み込む言葉を
直接的に言い放つ。

芸術家って何だろう、
何も無いところから、何かを作り出す人を言うのか。

彼女の描く、夥しい水玉や目
奇妙に入り組んだ曲線
どれも好きにはなれない、
でも心のやわらかい部分を刺激する
どちらかというと拒絶反応に近い。

好きか嫌いか
それは受け手の感性だ、
でもそれとは別にここには「何か」
受け手を刺激するものがある、
それは確かだ。

彼女の生き様そのものが
ひとつの作品のようでもある、
こんなふうに激しく生きるのは大変だろうなぁと
凡人の自分は考える。

でもそんな他者の目はどうでもいいだろう、
彼女は自分の中から湧き上がる
創造の産物を形にしないではいられないのだから。

この映画はTVの情熱大陸とかと
似てるけど、感動を盛り上げる演出はない、
ただ我が道を行く彼女のナマの素顔が
時に芸術家であり、時に孤独で心細い様子を
そのまま呈示している。


この映画をみてどうだったかと
描くことは難しい、
あの強烈な眼力の目で見つめる対象が
まだまだ沢山あることが分かった
それは自分のような一般人にも
何か力を与えてくれているのだ。

★100点満点で70点
草間さんへの点★

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ただ映画として見たら40点くらいか

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「L change the WorLd」松山ケンイチの世界を見る

2008年02月22日(金) 0時46分
「L change the WorLd」★★★
松山ケンイチ主演
中田秀夫監督、2008年



大ヒット作、「デス・ノート」から生まれた
もう一つの物語、
こんな安い企画やってるようじゃーなーと、
思いつつも劇場へ。

しかし、
面白かった、これが。

もちろん、「デス・ノート」ファンが期待して
行ったら、安い出来に怒るかもしれないが
無理やり1本作ったにしては、こんなものだろう。


まずは主人公の「L/エル」の断片的な部分を
前2作で知っているから、
新たな彼の行動が面白い。

子供の扱いに不慣れで戸惑う様子や、
ムリして走ったり、背中を真っすぐにして
歩こうとしたり。

しかもその少し前向きな人間的な
部分を見せられた後で思う、
「ああ、エルはもうすぐ死んでしまうのに」
完全に話に乗せられているけれど、
そのウソ臭さも含めて
これこそ作り物の醍醐味、
充分にもしもの世界を楽しんだ。

冷静に考えたらバカバカしいけど、
大真面目にウイルスの恐怖や
大切な人を失った喪失感なんかを見せられると、
役者のなりきりぶりも後押しして
仮想現実を遊ぶことができるのだ。

出来は凄くススメるようなものじゃなく、
悪くない程度、
レンタルまで待っても大丈夫だけど、
この旬の今だからこそ劇場で見なければ。

★100点満点で70点

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タイが撮影場所となった部分は
それでもかなり大掛かりなセットで、結構マジだったのか。

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「サラエボの花」サラエボの美しい空をいつか見たい

2008年02月20日(水) 8時16分
「サラエボの花」★★★
ミリャナ・カラノヴィッチ 、 ルナ・ミヨヴィッチ主演
ヤスミラ・ジュバニッチ 監督。2006年、
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、95分



90年代前半、ユーゴスラヴィアの
解体の中で起きた悲惨な内戦、
同じ国の者同士が殺しあった現実。

映画自体にはかつての戦争自体の話しは
ほとんど出てこないが
子供の遊ぶ隠れ場所が「立ち入り禁止」の
砲撃を受けて無人となった建物だったりする。

父親を戦争で亡くし、
子供の修学旅行の代金の金策に走る母親、
なんとなく自分の居場所を見つけられない娘。

映画館の劇場入り口にユニセフの募金箱が
そこには内戦時の兵士による民間女性への暴行や、
そのことにより生まれた子供がいるという事実の報告と
募金についての呼びかけがある。

そうだ、この映画に出てくる
親に反抗し始めた12歳の何処にでもいるような
普通のかわいい女の子も
戦争の悲劇で生まれた子供なのだ。

この映画ではそんな惨たらしいシーンは登場しない、
あちこちに戦争の傷跡を見せる街中、
人々の心
けれど明日へ向かって懸命に生きようとする
希望のほうが目立つ。

だからこそ、戦争がもたらした
消せない事実が恐ろしく心に湧き上がる。


でも自分はこの映画を見て
人々の希望や肉親への愛情ばかりが
心に響いた、そして忘れてはならないことはあるとしても
そこに何か明るいものを見出したいと思う。

人は変われる
そして希望はある


悪い部分をことさら声高に叫ぶよりも
ぐっと染み込むものがある、
映画の力を感じる、そして
いつかそんなサラエボの空も見たいと思った。

★100点満点で70点くらい★

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映画の出来と映画が語る事柄の意義はまた別物。

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上位2作強し!エリザベスが3位発進!国内映画興行成績(2/17付)

2008年02月19日(火) 8時01分
最新国内映画興行成績(2/17付)

先週  先週   
 1   1  L change the WorLd

劇場はどこも混んでいるようですが、
今週末は監督と松山ケンイチが全国を
縦断して宣伝を行うようで、
かなりの上乗せが期待できそう、
まだ見てないので今週にでも行きたい。

 2   2  チーム・バチスタの栄光

こちら、宣伝がいまひとつじゃないかと感じるけれど
まあまあ健闘してますね。
見に行ってガッカリするような出来ではないので
まだまだいけそう。

 3  初   エリザベス:ゴールデン・エイジ



前作から9年ぶりという作品が3位発進。
アカデミー主演女優賞に再びノミネートと
予告の見事ななりきり振りで、
見る前から内容はある程度保証済み、
これもそのうち行きたい。

 4   3  母べえ

10億を超えて、いちおう目標はクリアしたんじゃないかな。
小百合さん映画は成績はいまひとつというのが
多いけど、この作品はなんとか。

 5   4  陰日向に咲く

ゆっくり後退、感想は概ね好評ですが、
あのありえない設定にみんなは違和感を持たないのかな。
ひとりひとりの役者は納得の演技なので
もう少しなんとかして欲しかった。

 6   初 マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

早く行かないと上映が少なくなりそう。

 7   5  アース

 8   6  アメリカン・ギャングスター

2人のアカデミー俳優が激突、
出来も悪くないのに淋しい興行成績、
このままだと10億はムリそう。

 9   7  スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

この内容で17億あたりの成績は立派、
だた今回映画を見た人が、次のジョニー・デップの新作に
行くのを躊躇しそう、大丈夫か。

10   9  リアル鬼ごっこ


以上、新作は「エリザベス:ゴールデン・エイジ 」が3位に
食い込んだが、上位2作が強いようだ。
10作中4作見てるが、今週は何本見れるかな。

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上位10位に入らなくても、単館で良作の映画が多く、
そういう映画こそ、紹介して多くの人に見てもらいたい。

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「乳と卵」卵を自分にぶつけるには勇気が要る

2008年02月17日(日) 10時29分
「乳と卵」★★★☆138回・芥川賞受賞作品
川上見映子著



芥川賞受賞を知って、2月末に本になるというので、
待ち切れずに文藝春秋を買って読んだ。

またしても会話というか、思ったままを
そのまま文章にしている様な
整然とした文章とは違う書き方、
この書き方が文章から
勢いを立ち上らせているのだ。

一気に読んで思ったのは、
あふれ出るストーリーを
ただがむしゃらに書なぐったのではなく、
しっかりと抑制していること。

どこかで破綻しそうで、
ちゃんとラストで決着をつけている。
こういうのって才能っていうのだろう。


ただし、読んでいる間中に
そして、読み終えて思う、
この人の書いたテーマは好きになれないと。

ここに書かれているいくつかの要素の
どれ一つとして好きになれなかった。


言葉を封印し、筆談する少女、
豊胸手術に取り付かれたような母親、
その2人を迎える東京に住む叔母。

どの人物の心の動きも
自分には少しも訴えるものが無かった、
そんなことどうでもいいよと
感じてしまうのだ。

これは不幸なことだ。

登場人物の誰かのどこかしらに
自分に似た部分や、
よく分かる部分を見つけるとその作品が
ぐっと近づいてくるが、どこにも見つけられず、
では想像の中で新しい発見があったかというと
それも感じることは出来なかった。

新しい才能はここに確かにある、
次の作品にオレの心を突き刺すような
「何か」や「誰か」が現れてくれるのを待ちたい。

★100点満点で評価すると65点くらい★

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作品の出来とその作品が好きかどうかは
別物と改めて痛感した。

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「ラスト、コーション」情熱をもって生きるとは、陳腐なことなのだ。

2008年02月16日(土) 11時09分
「ラスト、コーション」★★★★
トニー・レオン、タン・ウェィ主演
アン・リー監督、アメリカ 中国 、2007年、158分



日本軍占領下の1942年の上海、
大学生だった主人公は、演劇仲間と抗日運動に
加わり、ある男の暗殺計画に強力する。

トニー・レオンに冷酷な役はどうかなと思っていたが、
スクリーンで寡黙な男は
強い意志を持った謎の男だった、演じるとは
こういうことなんだなと納得。

そしてその男を暗殺しようと
自分の体も捧げる抗日のスパイは
新人のタン・ウェィは
堂々とした存在感を見せて強烈な印象を残した。

憎むべき相手に近づいたが故に
愛してしまう主人公

好きだとか愛してるだとかの意思表示は特にされないが、
丁寧に微妙な表情や動作を捉えることで
その感情の揺れを的確にこちら側に
伝えている。

自分ではコントロールできない感情は
誰にでもあるもの、

その断片を疑似体験しながらも
安泰の今の世の中の漠然とした幸せを
ふと感じる。

言葉で簡単に心情を告げてしまうような
薄っぺらな作品が多い中で
何も言わないことで、これほど饒舌な映画は珍しい、
そしてそのことが映画館へ足を運んだことを
嬉しく感じさせてくれるのだ。

日本がかつて中国をも支配しようとしていた時代、
自分たちはその近代史をいつもは
忘れている、でも隣の国と付き合う時
そういった事実も踏まえて挨拶をしあわないといけないのだろう。
もちろん口に出すことはない、
それでも心の中でしっかり認識して
未来を語りたい。

自分の情熱を何に賭けるのか、
その様は傍から見たら陳腐かもしれない
でも光り輝いて見えた。


★100点満点で80点

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ともすると古臭いメロドラマになりそうだけど、
時代考証がしっかりとされた作りこまれた映像は陳腐じゃない

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