「マリア」信じるものは救われる

2007年12月18日(火) 0時09分
「マリア」★★★
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、オスカー・アイザック主演
キャサリン・ハードウィック 監督、2006年、アメリカ、100分



キリスト信者ではないのに
クリスマスを祝い、
いつもは仏教でもない
ただの「神様」に身勝手な
お願いを重ねている。

旅行に出て、「無宗教」と答えると
心底驚かれるので
「仏教」とか「神道」とか言ってるけど
毎日何かに対して
自己犠牲も含んだお祈りはしてない。

そんな契約を神と結べるほどの
信仰心は無いからだ。

そんな不信心者が
キリスト生誕までの聖母マリアの
物語を見てどうだったかというと。

映画としてひとつの物語として
見たならワリと信じられそうな
説得力をこの映画に感じた

「くじらの島の少女」以来久しぶりに見た
主演のケイシャ・キャッスル=ヒューズは、
今回も普通の人間と違う存在として
描かれているが
随分大人になったけれど、彼女の笑顔は
可憐で無垢な感じ、
貧しい暮らしの中でも
日々の糧に祈りを捧げる姿は神々しい。

実生活でも昨年妊娠が報道されていたので
16歳にして母となったようだ。


しかしこれ程までに誕生を焦がれ、
期待を一身に背負ったキリストの
その後の苦難と
2000年以上経ってもなんら変わらない
>罪深い人間の存在って
どうなんだろうと思わずにいられない


結局人間は変われないのか、
奇跡を見たり、信じる心があっても
相変わらずひとりよがりな
自己中心的な存在だからだ。

映画自体の出来は悪くないけど、
やはりこの奇跡の物語は
不信心者にはにわかに信じられないし、
心からノレないのだ。

でもクリスマスも近い12月に
そのお祝いの意味を考えるには
いいのかなとも思った。

★100点満点で70点★

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何か絶対的に信じられるものを持てたら
人間はもっと強くなれるのだろうか?

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今年初めての雪、明洞(ミョンドン)を歩く

2007年12月17日(月) 0時09分
今年2回目のソウル、
空港を出てバスを待つ間
それ程寒くないのに驚く、
もちろん名古屋よりは寒いけれど。

チョンノのピカデリーで、
新作映画「喧嘩」を見た、
朝は名古屋にいたのに
夕方にはハングルの街で
ソル・ギョングの
迫力の演技を見ている、不思議。

明洞の夕暮れは道の中央に
ズラッと屋台が出る、
外れのあたりには
韓流グッズの店も。

ここではヨン様や
ビョンホン、サンウなどの
カレンダーやマグカップやキーホルダーが
山のように積まれている。

映画館から出ると
雪がパラパラ、心なしか空気もシンと
冷えてきたようだ。

韓国のウォンはこの3年でかなり強くなり
以前は10.000ウォンは1.000円と換算していたが、
最近では10.000ウォンは1.300円くらいで計算している。
「安い、安い」と思っていたが、
いつの間にかかなりお高くなっていた。

今回は空港バスも9.000ウォンになっていた、
ちょっと前は7.000ウォンだったのに、
これは円に対してはすごい値上げだ。

とはいえ、旅行者の些細な事柄はともかく、
韓国で映画を見る楽しみは
観客の反応の良さだ

今回最初に見たソル・ギョングとキム・テヒの映画は
ふたりが派手な喧嘩を何度もするのだけど、
そのときの「おー」とか微妙な驚きの
反応を殆どの人が口に出すものだから
分かりやすく、こちらもハングルなんて全然聞き取れないくせに
一緒になって楽しめる。

ホテルに戻ってバスタブに湯をためて
首まで浸かるのが気持ち良い。

とはいえ、あっという間の週末のソウル。

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よく買い物をしたCDショップが閉店セールをしていて、
新作が全く無く残念、ここで宇多田の新作を1.500円くらいで手に入れたりしたのにな。

寒い時は暖かいもの。サムゲタンを食った。

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「マリと子犬の物語」変わらない毎日に感謝したくなる

2007年12月16日(日) 16時53分
「マリと子犬の物語」★★★
船越英一郎 、 松本明子 、 広田亮平 、 佐々木麻緒 、 徳井優出演
猪股隆一監督、2007年、124分、東宝



2004年に起きた新潟県中越地震の被災地、
山古志村に取り残された犬が
被災から16日後に助けられた実話を基に
作られた映画。

非常にオーソドックスに作ってあり、
家族で見るといいだろうな
日々の何気ない暮らしが一瞬で崩れてしまうことが
実際にありえることや、
人は家族や周囲の人達やこの映画の
犬たちのように、色々なものから
様々な優しさや豊かな心をわけてもらっている。

そんなことが感じられるし、
登場人物は破綻ない演技で安心して見ていられるからだ。
途中ですすり泣く気配が周囲から・・・。

また被災に遭った人達の
非難の仮設住宅が映ると
こんな大変な思いをされてたんだなと
改めて天災の怖さも

さて、ここまでは良いことを書いてきたけれど、
映画としてどうだったかというと
なんてことない出来でした

演技は型どおりで、良い人ばかりが登場し、
殆どの人達は現状に耐えて
文句一つ言わない、
本当にそうかなと思う、きっとなにか不満を
どこかにぶつけたに違いない。

これは子供も含んだ家族全員で見るとして
それなら満点の出来だ、
小学校の授業にでも使うといい、
でも人間ってもっとどうしようもないもので
こんな中にあっても、エゴや嫉妬や
そんなものもあったはず。

そう思うと人間の描き方にどうしても
不満が残った。

しかし自分はこんな大変な目にも遭わず
穏やかに暮らしている、
そして映画を見て、「もうひとつ」なんて
簡単に評価まで、
だからこそ、こんな普通の何気ない時が
ホントに大切なんだなと、それは本当に本当に実感した。

自分の住んでいた家や畑や
毎日通った道が崩れてしまい、
大変な生活を余儀なくされ
それでも人間は心の中に生まれ育った大切な
土地をいつまでも懐かしく思うのだ。

★100点満点で65点

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つい3年前のことなのに記憶はもうそれが
3年前なのか4年前なのか曖昧になっている、
当事者でないことはこういうことなのだ。

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『マリと子犬の物語』クリックすると予告編が見られるよ

読書「私の男」娘と父親の愛の物語

2007年12月13日(木) 0時27分
「私の男」★★★★心から怖いと感じた
桜庭 一樹著、381ページ、1500円



北海道の小さな島、
津波で家族を失った少女は、
親戚の叔父に引き取られ、
二人はそれから彼女の結婚が決まるまで
ずっと一緒に暮らして来た。

私はその少女で、
男は育てて暮れた叔父。
その叔父は当時25歳、少女は12歳だった。

物語は現在からだんだん過去へと
溯っていき、
二人の濃密な関係が
読み進むうちに匂い立つ
感じだ。

久々に割り切れない感情や、
訳の分からない、でもきっと人間は
多かれ少なかれ同じように
持ち合っているのだろう、
その領域に踏み込むかどうかは別にして。

複雑な感情が
時を逆行することで、
読みながら整理されていく。

胸の奥底辺りがザワつく、
こんな主人公と結婚する男も
大変だろうなと思いつつも、
強烈に誰かを好きになる感情をもった人は、
他の人にどんな愛情を注ぐのかも
興味はある。

もちろん当事者にはなりたくない。

読み応えのある本が少なく、
簡単にズンズン読めてしまう軽目のものなら
いくつも平積みされていて、
新刊を読むのに躊躇していたが、
何処かで勧める書評を読んで
ネットでオーダーした。

作者に思い入れもなく、
改めて本を見て、書いたのが男性作家と
初めて認識して、それも軽い驚きだ。

どうも女性の書く
微妙なニュアンスをこの本は全体に
漂わせていると感じていたのに、
読んでいる間中のある種の感情は
結局全然的外れだったのだ。

@ここまでの文章は私が勝手に
作者の名前から「男性」と思って書いたが
「女性ですよ」と指摘を頂き、
女性だったんだね、これで少しスッキリしました。@



私の男というタイトル、
これしかありえなかったか、
読んでいる間中、このタイトルが
ずっと頭から離れなかった。

読後感もスッキリなんてしない、
人に題絶賛で勧めるのもなんだか
気が引ける、
それでも次も読みたい作家を
見つけたなと確信した。

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本が好きで結構読んでるつもりですが
作者が男か女かも知らないで、感想書いてるようでは
まだまだだな。

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★「マリと子犬の物語 」予想外の首位デビュー!最新映画興行ランキング(12/9付)

2007年12月12日(水) 16時29分
最新映画興行ランキング(12/9付)

泣かせる要素たっぷりの邦画が、
予想外の首位発進!

どうしたのか、このチャート、観客は感動や
泣きの映画を求めてるということなのか。

その他は動きの少ないチャートでした。


順位  先週   
 1   - マリと子犬の物語

  見たら必ず泣くとどこかで読んだ、犬と少女が
  主人公の映画がまさかまさかの首位発進!

  予想では30億くらいいきそうな勢いで
  織田裕二が力を入れた時代物よりも
  分かりやすい方を観客は選んでいるのか。



 2   2   恋空

  衰えを知らないチャートアクションを見せて
  まだまだ粘ってる、この力はどこに?

  何故かだんだん見たくなってきてますが、
  なんとか新作を見ることで気持ちを
  逸らしてる状態。

 3   1   ALWAYS 続・三丁目の夕日

  こちらも、このままいくと50億超えか、
  名作とまでは言わないけれど、
  映画が見たいなと感じたら、この映画を
  勧めます。

 4   3  ベオウルフ/呪われし勇者

  これはまだ見てないけれど、近いうちには
  劇場で見るつもり。
  フルCGと聞くとなんか躊躇するのも事実。
  どこまでドラマを見せてくれるのか。

 5   4   椿三十郎

  織田裕二はかなり露出しまくってますが、
  それでも時代劇ということと、
  他に話題の役者も出ていないことから
  なかなかヒットに結びつかないのか。

  見ればしっかり作ってることは感じるはず、
  もう少し多くの人に見てもらいたい。
  昨年の「武士の一分」の半分くらいの成績

  キムタク「ヒーロー」は80億を超えた。

 6   5   バイオハザードIII

この手の映画がこんなに粘ってるのは不思議な気がする。
公開から随分たつが、誰が見てるんだろう?

 7   6   ボーン・アルティメイタム

  この映画もまだチャートにいるのは意外だ。
  もちろん映画の内容はグッドなので
  見れば楽しめるけれど。

 8   7  ミッドナイト イーグル

  丁寧に作った力作ながら、どうももうひとつ
  見たくなる要素が少ないのか。
  見て損した気分にはならないけれど、
  もうひとつ満腹感には遠いか。

 9   8   映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険
10   9   クローズ ZERO

以上、先週末のチャート紹介。
まさかの動物映画が首位、やはり子供と動物は
強いのか。
今週末は「アイ・アム・レジェンド」が公開される。
大作映画が好きなので楽しみだ。

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「恋空」がだんだん日に日に気になっている、
そのうち感想を書いてたりして。

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「スリザー」コメディホラー、他に形容できない

2007年12月11日(火) 0時25分
「スリザー」★★★
ネイサン・フィリオン、エリザベス・バンクス、マイケル・ルーカー主演
ジェームズ・ガン監督、2006年、アメリカ、96分



宇宙からナゾの物体が飛来、
そのなかから出て来た
なめくじオバケは
人の体内に入り、支配し
最後には地球滅亡へと。

よくある設定で、目新しいものなし、
それでもこの手の映画が好きなので
割りと楽しめる。

なめくじオバケが体内に入った人間は
ゾンビのような歩き方で
他の人間を襲うが、
唯一の武器がツバを吐き掛けることで
それに当たると体が溶ける。

このあたりはエイリアンを思わせるが
金属までは溶かせない
中途半端だったりする

笑わせどころじゃなくても
随所に脱力系の笑いがあり
怖さはほとんど無い。

もしこんなことが起こったら
なんて、真剣に考えさせるような
緊迫感や説得力もないため
安心して大袈裟な演技を見ていられる。

今更、なぜこの映画がと
思わずにいられないが
怪物ものが好きなら結構楽しめる

セクシー系の美女が
たいていは生け贄になるが
このあたりのハラハラしない度も
なんだかなーと。

ファンじゃなければ
完全にお金の損という映画
だけど、
社会派の考えさせる映画を見た後だったので
何も考えず、なめくじお化けの活躍を
見るのは悪くない時間。

★100点満点で50点
くだらないけど、まあこんなもんでしょう★

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似た映画は多数あり、「スピーシーズ」あたりの
割りと出来のいい映画より後発ながら
越えることは出来ないようだ

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「いのちの食べ方」御馳走様は言葉だけ?

2007年12月10日(月) 1時09分
「いのちの食べ方」★★★
ニコラウス・ゲイハルター監督、92分
ドキュメンタリー作品、オーストリア、 ドイツ、2005年



鶏のまるごと冷凍になったものを見ると、
思い出す事がある、
小さいころ祖父母の家に遊びに行き、
畑の傍らの小さな小屋で
祖母が鶏を逆さに吊るし、今まさに
首を落とそうとしている場面だ。

その日は祖母に触れられるのを
嫌がったという。

生々しくて今では記憶をかなり自分で修正し
曖昧な部分がおおいけれど、
その夜食べたチキンは
まぎれもなくさっきまで庭を歩き回っていた。

でも生き物を食べるということは
そういうことなのだ


自分たちの口に入るまでは
食品は様々な工程を経ているわけで、
こんなに安く口に入るということは
どこかで相当の効率化が図られている。

冷凍のチキン丸ごとでも600円くらい、
でも自分の手で実際にそこまでやるとして
一時間に何羽処理できるだろう。
そしてこれまでの育成費と自分の時給を
加えたらとても600円では出来ない。

ものの値段はいびつな状態が進んでいる。
100円ショップも便利だけど、
100円で売るためにどこかの経済が歪められてるのだ。


この映画にはナレーションも会話の字幕も
一切なし、ただただ食品加工の現実が映し出される、
ショックは受けない、生き物を食べるということは、
どこかでそれを殺し、加工しやすくしているのだから。


月並みだけれど、何を思ったかと言えば
有り難く食べ、御馳走様と感謝し
食べる分だけ注文し、残さず頂くということか


肉の表示では遠くブラジルから来てるものもある、
それが国産より安いという
どうにもオカシイ常識は
ホントは少し考える必要があるのだろうな。

★100点満点で60点くらいか★

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この映画は予告編がよくできていて、
見終えて、予告でも十分伝わったなと。

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韓国映画先取り情報  キム・テヒ、ハン・イェスル、チョン・ジヒョン 女優編

2007年12月09日(日) 18時30分
韓国映画先取り情報 
 キム・テヒ、ハン・イェスル、チョン・ジヒョン 女優編


「喧嘩」12/13公開
キム・テヒ、ソル・ギョング主演

韓国最高の大学である
ソウル大学出身で顔も完璧に
美しい彼女を初めて見たのは
「天国の階段」でチェ・ジウを
苛め抜く役だったが、
今回演技派のソル・ギョングの
相手役に抜擢、
これは週末見る予定なので楽しみ。


「用意周到ミス・シン」12/19公開
ハン・イェスル、イ・ジョンヒョク、クォン・オジュン主演

華やかな美貌と美しいスタイル、
有名な広告代理店で
働く主人公、果たして彼女が
選ぶ男性が誰なのか。


「スーパーマンだった男」現在撮影中
チョン・ジヒョン、ファン・ジョンミン主演

ドキュメンタリー番組の
プロデューサーの主人公が、
自分を超能力をなくした
スーパーマンだと信じて、
人助けをしている男と
出会い、変化する心を描いた作品。

公開は未定で来年上旬とのこと。

@『スーパーマンだった男』撮影現場の動画はコチラ ← クリックすると動画に飛びます

チョン・ジヒョンはせっかくの人気者なのに
出演作にはいまひとつ恵まれていない、
もっと多くの作品に出て顔を
見せてもらいたいね。

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作品レベルは邦画のほうが断然高いけれど
それでも気になる韓国映画。

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韓国映画先取り情報  イ・ビョンホン、クォン・サンウ、ソン・スンホン 男優編

2007年12月09日(日) 1時59分
韓国映画先取り情報  イ・ビョンホン、クォン・サンウ、ソン・スンホン

「宿命」
クォン・サンウ、ソン・スンホン主演

友達の義理や友情、
裏切りなどを盛り込んだ
ストーリーで、ソン・スンホンと
クォン・サンウは友情を育みながらも、
対立する組職に関わり
葛藤する難しい役どころ。

当初12月公開の予定は、
大幅にずれ込んで、
来年2月頃になりそうだ。

「I come with the rain」
イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネット、木村拓哉出演

「シクロ」のトライ・アン・ユン監督が
国境を越えた俳優を集めて、
イ・ビョンホンは、
香港の暴力団のボス「スドンポ」役、
キムラは、日本人大富豪の息子で、
行方不明の日本人「シタオ」役

どんな映画になるのか楽しみだ。

ラストは韓国のクッダラない映画
正月1/1公開予定
「待ちすぎて狂いそう」
元<god>のデニー・アン、ソン・テヨン、
チャン・グンソク、チャン・ヒジンなどが出演

彼氏の軍入隊で
離れ離れになった4組の
カップルの様々な
恋愛エピソードを描く。
若い男女の気になる本音を代弁する。

たぶんドタバタの
くだらないコメディーだろうけど、
韓国ではこういうのが、
マジメな作品より
受けることが多いので、どうなんだろう。


日本で公開される韓国映画は
多くはなっていると思うが、映画祭とかで
ドバッと公開され、拡大ロードショーは
なかなか難しいようだ。

せめてビッグネームの映画が
作品の内容もすぐれ
ヒットしたら、また状況はよくなるのだろうな。
来年の新作に期待したい。

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来週末のソウルでは
ソル・ギョング、キム・テヒの「喧嘩」、
キム・ヘス、キム・ヨンチャンの「十一番目のお母さん」
あたりを見てくるつもり。

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「マイティ・ハート 愛と絆」世界はいつかひとつになれる

2007年12月08日(土) 13時10分
「マイティ・ハート 愛と絆」★★★
アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン 主演
マイケル・ウィンターボトム 監督、ブラッド・ピット 製作
アメリカ、2007年、108分



世の中の「悪」について
考える。

自分から見たものが
誰でも等しく同じではないことは
様々なことで分かっているつもりだ、
それでもこんな映画を見ると
割り切れない、
分かることが出来ない「正義」があり、
それを自分たちは「悪」と呼ぶのだと

決定的に絶対的に知らされるのだ。

2002年1月、パキスタンのカラチ、
翌日には出国を控えた夫婦が主人公。

夫婦はジャーナリストで
出国最後の取材に夫を送り出す。

渋滞の街、無理やり渡る人々、
物乞いの差し出す細い手、
祈りを捧げる男

カラチの街の様子が目を奪う、
異国という言葉が思い浮かぶ。

喧騒の中、何かが起こりそうな
危ない雰囲気が伝わってくる。

テロリストによって命を奪われたジャーナリストの
真実の物語、
そしてそれは今も変わっていない。

日本人の学生がまだ拉致されて
長く解決されていない、
そんな不条理なことが今も現実に起こっているのだ

分からない、分からない、
映画は速報性はないけれど、
画面から総合的に伝わることは
事実だけじゃ伝わらない、その周囲の様子も
教えてくれる。

どうしたらいいのかとか、
何が出来るのかとか
考えても仕方ないのかなと一瞬思う、
それでもどうにかして理解しあいたいという
気持ちは持ち続けなければならないのだ


世界はたやすく歩けるようになっている、
それでもまだまだ危険なところはたくさんある、
同じ人間なのにとか
そんなことでは理解できない現実が。

映画の出来をどうこう言うよりも、
それでも様々なことを考えさせてくれる映画として
印象に残った。

街はクリスマス、
買い物袋を沢山持った人が通る、
「ねぇ、日本人が今も拉致されているんだよ」
そんなの関係ないとばかりに
明るい雰囲気が押し寄せる。

★100点満点で70点
ブラピとアンジー夫婦は、何を狙って
この映画を作ったのか★


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スミス夫妻で戦いあった二人の合作映画、
知名度が高く、それを利用してもっと刺激的な
ものも見せて欲しい。

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