書籍「僕が殺した人と僕を殺した人/ 東山 彰良 (著)」共感はできないが、どこか懐かしいのは何故

2017年06月19日(月) 14時05分
書籍「僕が殺した人と僕を殺した人 / 東山 彰良 (著)」★★★★☆
出版社: 文藝春秋 (2017/5/11)
355ページ、1.728円

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「台湾。13歳だった。
夏休みが終わるほんの2日前、
ぼくたちの人生は
ここから大きく狂いはじめたんだ。
2015年冬、アメリカで連続殺人鬼
「サックマン」が逮捕された。
デトロイトの荒んだ街並みを見つめながら、
「わたし」は、台湾で過ごした
少年時代を想い出していく。
三十年前、わたしはサックマンを知っていた――。
1984年夏、台北で、兄をなくしたばかりのユン
、牛肉麺屋のアガンと弟のダーダー、
喧嘩っ早くて正義感の強いジェイは
友情を育んでいた。
四人の少年たちは、
ある計画を実行することに決めた……。
サックマンとは誰なのか?
その謎をめぐる青春ミステリー。」

(出版社HPより)

13歳の頃の台湾での日々と、
30年後のデトロイト、
意味深なタイトル、
色々想像しながら読んだ、
1980年代の台湾を知らないが、
知らないことで
自分なりの舞台を
映像に描きながら一気に読んだ。



子供時代から中学生という
多感な時期のきらめきを
たっぷりのリアルな描写で描きながら
読んでるこちらは
ちょっと眩しいような
懐かしさを感じる
不思議な体験ができる。



家族という、子供には
なにも変えられないものに属し、
そのなかで他者と比べたり
色んな事を学びながら
諦めたり、強く望んだり
それらすべてが、
過ぎ去れば懐かしい。



30年後の連続殺人鬼という
設定にはスゴク驚いたし
唐突な感じもする

でも人間何がきっかけで
どうなるかなんて予測不可能で
大袈裟に言えば
誰にも起こりうるし
その脆い綱渡りを
誰もがどこかの時期に
あぶなっかしく歩いているのかも。


これが日本を舞台に置き換えたら
こんな風に共感できただろうか?

台湾というイメージはできても
それほどリアルには感じられない
場所が舞台だからこそ成立したのかもしれない。

読み物としてスゴク面白かった、
何もないところから
この作品を作り出す才能、
もっと別の作品も読みたくなった。

できれば彼ら3人が
台湾でそのまま大きくなった
別の物語も読みたい。

★100点満点で90点

soramove

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