書籍「コンビニ人間/村田 沙耶香(著) 」芥川賞最新作、読んでみた

2016年08月07日(日) 20時10分
書籍「コンビニ人間/村田 沙耶香(著) 」★★★☆
村田 沙耶香(著)
新潮社 (2016/4/28)
319ページ、1.836円

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第155回芥川賞受賞作品


「36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、
コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、
夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と
「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
ある日、婚活目的の新入り男性、
白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
恥ずかしいと突きつけられるが…。
「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う衝撃作。」

(Bookデータ HPより)


芥川賞と直木賞受賞作は
少なくとも読もうと思っているので
今回も予約していた本が届いたので
早速読んでみた。


コンビニのバイトは
世の中のバイトの象徴的なもの、
コンビニ店員になりたいと
目指す人はいないだろうが
コンビニを利用しない人は少ない。

こんなに身近で便利なのに
そこでバイトと考えると
やはり一生の仕事というより
バイトそのものって感じ。


しかしこの本の主人公は
ついには「コンビニの一部に
その歯車になりたい」と言い放つ。

そのために体調を整え
コンビニの仕事に備えるのだ。

コンビニの様々な音や
人々の行動、
マニュアル化された接客

そういったことは
新鮮味は無かった
日々自分も触れていて
敏感にはならなくても
書かれた事の多くは知っている。


だから選考委員が
「鮮烈」とか「新鮮」とか
そういう帯のコピーを読むと
大作家になると
コンビニもよく知らないんだろうなと。


主人公の心理描写で
ちょっとずれたというか
いびつな部分が垣間見え
そのあたりにザワザワするが

だからと言って
これが傑作かと考えると
それほどとは感じられなかった。

ただ小説世界は独特で
他の作品も読んでみたいと思った。


★100点満点で75点

soramove
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