映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」今年の代表作は、内容的には華々しさから遠く

2015年04月14日(火) 19時09分
映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」★★★★
マイケル・キートン、ザック・ガリフィアナキス、
エドワード・ノートン、アンドレア・ライズボロー、
エイミー・ライアン出演


アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、
120分、2015年4月10日公開
2014,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:BIRDMAN OR(THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE))



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先日行われた第87回アカデミー賞で
「作品賞」「監督賞」「撮影賞」「脚本賞」の
最多4部門を獲得した、
今回の映画祭の顔。


「『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が、
レイモンド・カーヴァーの短編
『愛について語るときに我々の語ること』をモチーフに
撮り上げたブラック・コメディ。
若くして成功を収め、
今は失意の日々を送る俳優を主人公に、
幻想と現実の狭間を揺らめく悲喜劇が展開する。
全編ワンカットとみまがう
驚異的なカメラワークが圧巻!」

ぴあ映画生活 HPより


バードマンというアクションものの
ヒット映画の主役の男の
再起の物語、
アカデミーの主要賞を獲得した作品なので
楽しみに見た。



映画評なんかでは
全編が1カットのような映像の
表現にも注目が集まってるようだが
自分にはそんなの
何も気にならなかった、
見たいのはドラマだからだ。


ジョン・アービングの作品を
舞台化しようと、脚本を書いて
自分を主役で上演まで
こぎつけたが
主要な役者がケガで降板し
代わりに演技に評価は高いが
型破りな俳優を起用したことから
彼の目論見が狂い始める。


アクション俳優で有名になると
多くが演技派に転向しようと
やっきになる、
気持ちは分かる
売れていても、演技派と比べると
格下な感じがするからだ、
やはり名声があっても
その内容まで気にするものなのだろう。



アービングは例えるなら
日本の村上春樹のように
知名度も高く、人気作家だけど
ちょっと他の作家とは
一線を画しているような存在。
だと思う、違うかもしれないが。


主人公が大切に保管している
作家本人が書いてくれた
激励の言葉は、
彼を励ますが
他人が見たら酔った勢いで書いた
単なるメッセージ。


それでもそんな僅かな言葉を
頼りに、舞台で成功し
もう一度名声を獲得しようとするが
思いつめいているところに
色んな問題が降り掛かって
現実と妄想が交差し始める。



この映画のどこがそれ程
評価されたのだろう、
もしかしたら
酒場で有名な批評家に
辛辣な言葉を投げつけたあたりか、
業界の人なら拍手喝采のシーンかも。


でももうひとつ心に響いて
来なかったな、
業界受けはするかもしれないが
一般人には理解できない。

精神的なもの
その一端はバードマンとなって
彼に囁きかけることで
わかり易かったが
それでももうひとつ
彼の心情に踏み込むところは
物足りなさが残った。



結局は彼の選択が
批評家の評価も高いものとなり
今後彼はもう一度
名声を得るのだろうが
そんな終わりで良いのかな、
まあ、それを望んでいたのだから
これでハッピーエンドってことで。

でも彼のハッピーエンドは
それでは終わらない、
そのあたりは好き嫌いが
分かれるところだけど

結局彼は、演技と言うものに対して
努力したのだろうか?
才能は?

やはり特別な人にしか
分からない部分のようだ。


主演の男優の地でいくような
役と評されているが
結局彼の演技はどうだったのか?
その内容がスキャンダラスだっただけで
本質が分からないままだ。


ただ、アカデミー賞受賞の
高いハードルを越えて見ると
厳しいところも言いたくなるが
結局映画としてどうだったかと言うと
面白かった。


★100点満点で85点

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