映画「ツリー・オブ・ライフ」善き人であろうと、もがきながら生きている

2011年08月18日(木) 19時09分
「ツリー・オブ・ライフ」★★★★
ブラッド・ピット、ショーン・ペン、
ジェシカ・チャスティン出演

テレンス・マリック監督
138分、2011年8月12日より公開,
2010,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(原作:原題:THE TREE OF LIFE)







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日本では公開週末ランキング7位初登場


「題名の『Tree of Life』は旧約聖書の
エデンの園の中央に植えられた木で
生命の樹の実を食べると、
神に等しき永遠の命を得るとされるという、
タイトルが示す通り
映画の内容は宗教的で観念的、
ストーリーを追うというより
イメージの世界で遊ぶのが正解か」



ブラッド・ピット、ショーン・ペン出演で
カンヌグランプリと宣伝されているが
メジャーな映画のつもりで行くと
「何だこれ?」とはぐらかされる。


前半は数少ない情報を自分で組み立てようと
努力するがその画像が輪郭を捉えようとすると
宇宙の映像や過去の地球の様子
果てには恐竜まで登場して
簡単に結論を出させてはくれない。



こういう映画だと退屈で眠ってしまいそうだけど
そこがこの映画の不思議なところで
結構緊張して見続けて
眠気は追いやられ
そのうち後半ではブラッド・ピット演じる父親が
音楽家になれなかった自分を
反面教師にするようにと子供に
厳しく接していまうという、
いかにも人間臭い部分を見せて
どこにでもある普遍的な家族の姿を映す。

大人の欺瞞を見破る子供、
懸命に子供の模範になろうとするあまり
かえって溝が出来てしまうような
もどかしさ、
良き人間であろうともがく様子
どれも誰もが経験し
今も持ち続けている心情の一部を表している、
そんなことを考えると胸が苦しくなる。



映画はショーン・ペン演じる今では成功した男が
かつて子供だった頃を振り返って
あの頃「なりたかったもの」に
今の自分は果たしてなれたのだろうかと
その思いが何度も何度も過去をさまようが
その答えは見てる観客一人ひとりが
自分自身の事として考えるべきなのかも。

生まれてから生きている限り
何かを得る事より
失い続けていくのかもしれない

ラストシーンをどう解釈するかだけど
そういった喪失を繰り返しながらも
必ず先達の真の思いに触れる時が来て
そのとき心は暗く沈んだ中からでも
光を見出すのだ。

難解だと簡単に言ってしまえば
容易いがせっかくなので
少し考えるのも良い体験だと感じた。

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soramove
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テレンス・マリックのお仕事
ツリー・オブ・ライフ (2011) 監督/脚本  
アメイジング・グレイス (2006) 製作  
ニュー・ワールド (2005) 監督/脚本  
アンダートウ 決死の逃亡 (2004)<未> 製作  
ベアーズ・キス (2002) 脚本  
至福のとき (2002) 製作総指揮  
シン・レッド・ライン (1998) 監督/脚本  
天国の日々 (1978) 監督/脚本  
地獄の逃避行 (1973)<未> 監督/脚本/製作  



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