「武士の家計簿 」加賀藩のお武家さまの借金返済計画

2010年12月10日(金) 7時54分
「武士の家計簿 」★★★☆
堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、中村雅俊 出演
森田芳光 監督、129分、2010年12月4日公開、
2010,日本,アスミックエース、松竹
(原作:原題:武士の家計簿)




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「加賀百万石のお武家様の話となれば
剣術や武士としての生活の様々な
エピソードと思いきや、
一室に集まった50人くらいの侍が
ソロバンをパチパチ、
質素で実直な侍とその家族の物語」



ラストに代々加賀藩の財政に携ってきた猪山家の
現代の「家計簿」にあたる
夥しい数の帳簿が写しだされる、
これは現在も残る本物だ、
御算用者(会計処理の専門家)という
刀を算盤に置き換えて生計を立てていた武士の
日常を淡々と描いた
まさにホームドラマだった。


黒船来航の前後あたり
武家よりも商人の方が裕福な世の中、
収入の倍を超える借金の完済を目指し
家財を売り、生計を切り詰め
借金まみれで首が回らなくなるとこより
落ちぶれたと噂されても
堅実な生活を目指した

およそ映画になるような派手は全くない
そんな猪山家の日常は
今の生活や考え方と変わることなく
毎日の大切さがじんわり心に染みた。



現在日本の借金は一人当たり600万円あまり、
金利しか払えず、借金はさらに増えるばかり
倹約を謳いながらも
実際の改革は見えてこない。


猪山家のような大胆な改革は
国家という大規模な組織では
そう簡単にはいかないことは分かるが
今年も収入の倍の予算で行われていることを考えると
この国の借金完済は遠そうだ。

昔、日本人はこんなふうに
倹約し仕事を大切にし
なにより家族を守ることを常に考え
ひっそりと生きていたようだ

自分達は身の丈を知らず
夢のようなことばかりに想いを馳せ
その実、足元は揺らいでいるのかもしれない。

夢は大切だ、
それが無くては生活に色は無い、
けれどこんなとこにも幸せはあるよと
地味にこの映画は教えてくれる、

なんだかTVドラマのノリで
特別じゃないけど、
そこにある「生活」を見せてくれた。
映画としてどうかなとも思うが
見てる間はギュッと詰まったエピソードで
時間はあっという間、
気軽に楽しめる映画だった。

★100点満点で70点


soramove
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堺雅人、仲間由紀恵が主演とくれば、こんなものでしょう。
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