「デイブレイカー」永遠の命と引き換えに何を失うのか

2010年12月05日(日) 22時06分
「デイブレイカー」★★★☆
イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、イザベル・ルーカス、サム・ニール出演
ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ監督、98分、2010年11月27日公開、
2009,オーストラリア、アメリカ,ブロードメディア・スタジオ
(原作:原題:DAYBREAKERS)




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東京国際映画祭で鑑賞

「2019年世界は永遠の命を持つ
バンパイアによって支配されていた、
生き延びるために人間の血が必要で
絶滅種の人間とヴァンパイアの血みどろの
戦いが始まった」



ヴァンパイアものが好きなので
この映画はコンセプトも面白くて
単純に楽しめた、
太陽に弱い事や人の生き血を求めることなど
しっかり基本を抑えつつも
製作者が自由に遊んだという感じ、
それが単純に楽しめた理由だろう。



人間の生き血に代わる代用血液を研究する
主人公のエドワード・ダルトン(イーサン・ホーク)は
生きている人間を狩る非情を疎み
研究を重ねるがうまくいかない、
そんな時、人間のグループを助けたことから
人間と行動をともにし、
ついにはヴァンパイアへの反撃に加わることになる。

ヴァンパイアから人間に戻った男の話を
忠実になぞって太陽に体を一旦焼かれてから
水に浸かる荒療治で
ヴァンパイアだった主人公は人間に戻る、
痛みを潜り抜けることで
真の人間になるって
なんだか啓示的めいていて
やはり現状から脱するには
人には体や心の痛みが必要らしい。



ヴァンパイアになると永遠の命が与えられると
多くの人間が自ら積極的にウイルスに感染し
ヴァンパイアとなった近未来、
多くの人が血に飢えてしまった、
笑えない未来だ、
よくそんなこと考え付くよなと思いつつも
人間の生への渇望ともいえる
本能についても考えた。



人間らしくというが
いったい何が「らしい」のか
それは人それぞれと言いながらも
誰もが長寿を願い
その為に汲々として
時には自らを厳しく節制しているなんて
聞くと本末転倒な気さえするのだ。



大作じゃないが
暗いトーンで貫いた
無駄のない緊張感ある作品を楽しんだ。

★100点満点で75点



soramove
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イーサン・ホークの見た目でヴァンパイアと分かるメイクと動作には驚く。

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