映画「台北に舞う雪」台北近くの田舎町の風景を楽しむ

2010年03月06日(土) 12時29分
「台北に舞う雪」★★★
チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、モー・ズーイー、ジャネル・ツァイ、テレサ・チー 主演
フォ・ジェンチイ 監督、112分 、 2010年2月20日公開、2009,中国、日本、香港、台湾,ゴー・シネマ
(原題:台北瓢雪/Snowfall in Taipei )



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平渓線の終点の菁桐駅の駅舎は日本統治時代のものが
今もそのまま使われているという、
懐かしい風景に出会える映画だ。


「ランタン祭りで有名な平渓の隣町菁桐(チントン)という
緑豊かな田舎町が舞台、
予告編で主人公モウ(チェン・ボーリン)がチャリで
坂を下っていくシーンを見て
狭い道、吊り橋、濃い緑などが一瞬に過ぎ去り、
これは見たいなと楽しみにしていた作品」



TVで何度かランタン祭りは見た、
台北近くの小さな町の新年に行われる祭りだ、
そこへ行くにはローカル線があり
庶民の生活の場のすぐ横を
ゆっくりと走っていく光景を見て
こんな電車に乗って、
祭りそのものよりその町を見たいなと思っていた。


この映画はクライマックスで
ランタンが空へ昇っていく様子を見せるが
それは背景にすぎない、
声が出なくなり失踪した新人女性歌手と
天涯孤独の素朴な青年がこの町で出会い、
優しい時間が流れていく。


チェン・ボーリン主演というのがあって作られた映画だろう、
純朴でまっすぐ、疑う事を知らない
そんな誰しもそうありたい人間を
そのまま演じている、
これは「猿ロック」の市原隼人にも通じる、
どちらも主演ありきで作られている。

だから映画の出来そのものより
その前に主演がどう活かされているかが
重要なテーマになっていて
その部分では合格なんだろうけど
このままではどちらも今の枠からでられそうにない、
チェン・ボーリン作品もいくつか見たが
たいてい彼はこの映画の主人公と似ている。

そんなことを感じながら
映画を見ていたわけだけど
映画的にはもうひとつ、
誰もが「そんな感じ」の演技をし
もっと人間って複雑だと思うが
ちゃんと心を癒されて元の生活に戻っていく。

ただしこの舞台に魅せられているので
生活のすぐ側を走り抜ける電車や
視線を上げるとむっとするような濃い緑、
狭い道路の両脇の人々の生活の場等々、
実際にこの目で見たい風景を心から楽しんだ。


小さな料理屋が出てくるが
そこで何か食べてみたいな、
自分がその場所を歩いていることを
想像しながら映画を見るという
なかなか出来ない体験が出来たので
その意味では十二分に楽しめた。

映画としては感傷的でありながらも
どこか描き切れていない感じで
物足りなかった。
やはり台湾は暑い、だから雪は降らないのだ。
だからこの映画のラストに降る「雪」は
幻想的なのか笑っちゃうのか微妙だった。

★100点満点で60点


soramove
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チェン・ボーリンって台湾ではきっと大スターなんだろうな。

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