書籍「ラジオ・キラー」何もかも無くした時、男は大きな賭けに出た

2010年03月03日(水) 22時35分
書籍「ラジオ・キラー」★★★☆
セバスチャン・フィツェック著 赤根洋子訳、
柏書房、 2008-1-10発行



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「前作「治療島」が面白かったので
遅ればせながら2作目も読んだ、
目新しさはないが、文章が巧みで
次の展開が気になり一気読み、
常に映像になったらどんなだろうと
意識しながら読んだ」



ラジオ局を占拠した犯人の要求は、
すでに死んだ恋人を連れて来い、というもの、
そんなの無理だろ!と誰も考えるが

そんな中、人質の一人が殺されてしまう。

事件を担当した刑事が
事故で死亡した犯人の恋人の事を調べると
どうやら生きているらしいと分かってくる、
何故こんなことになったのか、
そして交渉人に選らばれたイーラは
知られたくない自分の子供の自殺についてまで
全国放送のラジオを通じて
話さざるをえなくなる。

事件に関わる人それぞれの
様々な事情をうまく取り込んで
それが一層事件に緊迫感と興味を与える、

事件そのものは一見それ程珍しいものじゃないが、
巧いなぁと思いながら読み進めた。

この小説の根底には
心理学者の仕掛けた事件と言う
もうひとつの側面があり、

こんなふうに人の行動は分かってしまうものかなと
思いつつ、自分はそう簡単じゃないぞと
言いたい気分、
でも割と分かりやすいのかも。

こんなにたくさんの本が日々出版され
出会う本は僅かだ、
もっともっと読みたい、
次の新作も必ず読もう。

★100点満点で75点


soramove
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なかなか心底面白いと思えるものは少ない。

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