「インビクタス/負けざる者たち」不屈の精神は穏やかで強靭なものだった

2010年02月13日(土) 21時09分
「インビクタス/負けざる者たち」★★★★☆
モーガン・フリーマン、マット・デイモン主演
クリント・イーストウッド 監督、134分、 2010年2月5日公開、2009,アメリカ,ワーナー
(原題:INVICTUS)




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「南アフリカ共和国大統領となった
ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)。
彼が仕掛けた新たな挑戦とは、
国代表のラグビー・チームのキャプテン、
フランソワ・ピエナール(マット・デイモン)に依頼し、
チームを立て直し、95年に自国で開催される
ラグビーワールドカップでの優勝を目指すことだった」



先日wowowで「マンデラの名もなき看守」という映画を見た、
黒人への差別の感情を隠しもしない看守が
次第にマンデラの人柄に心を動かされるというものだった、
その映画ではマンデラが獄中で過ごした27年間のうちの
数年を描いてしたが、それでもその途方もない時間を
感じずには居られなかった。


ただ自分が自分でいるだけで
国家反逆罪で終身刑判決を受けるという
かつての事実がなんともやるせない気分にさせた、
だからか、マンデラにラグビーチーム立て直しを依頼された
フランソワがマンデラがかつて収監されていた
独房の小ささを自分の両腕を広げて確かめた時
胸が締め付けられた。


どうしてこんなに許せるのだろう。

解放され大統領と言う権力の頂点を手に入れた彼が
その力で白人を排斥することなく、
南アフリカというひとつの国の国民であることを
なんとか白人にも黒人にも意識してもらいたいと
ラグビーというスポーツを通して
ひとつの挑戦を行うのだが
「偉人」という言葉をふと思い出した。

そういえば子供の頃、
伝記というジャンルで数々の偉人の生涯を読んだ、
みんな死んだ人たちで後世にその業績を讃えられた話だが
マンデラという人は今も健在で
先日解放20周年を祝ったばかりだ。

映画で見た黒人の住むスラムはまだ存在している、
そうだこの話はまさに現在の出来事、
事実を描いた映画だから
大袈裟でドラマチックな展開はない、

それでもラストのラグビーの
ノーサイドのホイッスルが鳴るまで
息を詰めるようにスクリーンを見つめた。

そしてマンデラという
不屈の精神を持った人が起こした
奇跡を目の当たりにして
彼のような立派なひとでない普通の人でも
「何か」変えられる手助けは出来るのだと感じた。

黒人と白人が拳を上げるのは
お互いを傷つける為でなく
試合で勝った喜びを分かちあうというもの、
ラストの演出まで心憎い。


27年間という想像を絶する年月と
マンデラがその後何をしたかを目にして
断続的に涙腺を刺激する、
心が熱くなる映画となって完成した。

★100点満点で85点

soramove
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79歳という驚異の監督と現代の偉人の物語、
力をもらえた映画だった。


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