「パラドックス13」大作映画として実現して欲しい

2009年04月28日(火) 7時43分
「パラドックス13」★★★☆
東野圭吾著、474ページ、1.785円





「予測されていたのは、
13時13分からの13秒間、
地球は“P‐13現象”に襲われるということだけ、
その13秒後の世界の物語」



ー 運命の13秒。人々はどこへ消えたのか? ー

地下鉄の往復と、
映画を待つ僅かの時間、
しまいには久し振りに家で本だけを
真剣に読む時間まで作って
あっと言う間に読破した。

微妙な心の動きや、
鬱だったり人とうまく接することができない等々、
そんな小説が多い中
全くの想像の世界で
読みながら常に自分だったらと考えながら
終わりの見えない主人達の
陥った極限状態を頭の中で描いた。



これを映像に出来たらなと思いながら
東京の街が廃墟になる様子や
地震、水に飲み込まれる人々など
映像的にわくわくするようなシーンが
たくさんあり、ただ安っぽい出来上がりだと
残念なことになるので
是非大作として映像化して欲しい。

10人弱の行動を共にする人々を
描いているため、どうしても定型的に感じる
部分もあるが、なにより読ませてしまう
スピード感は文句なしだった。

ただ極限状態を描いてる場面で
誰もが思ったとおりの行動をとるので
人間ってもっと訳のわからない存在じゃなのかなと
突っ込みを入れたくなる所も


しかし作品の価値を下げてしまうほどじゃなく、
長編の本を持つときの喜び、
本のラストをめくる名残惜しいような
あの切ない気持ち
本好きで良かった!

本好き心を満足はさせてくれたが、
内容的にはもう少しということで評価点は
少し厳しいです。

★100点満点で70点

soramove
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本屋で平積みの新刊をただ眺めるだけで
作家の想像の世界に期待で嬉しくなる、

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