「殺しの儀式」サスペンス好きならとりあえず読みたい

2009年04月04日(土) 11時21分
「殺しの儀式」★★★★
ヴァル・マクダーミド著




「イギリス中部の大都市で起こった
男性ばかりを狙った連続殺人事件、
女性警部補と心理分析官が
事件の核心に迫る、
ハラハラドキドキ感は維持しつつ
心理分析という側面に新しい発見あり」



初めて知った著者だけれど、
本の最後にはこの本が1997年発刊され
2008年に10刷されていたことを知った、
展開にもたついたところが無いので
事件の核心に迫るあたりは
ページをめくるのがもどかしいほどだった。


海外の翻訳本は訳者の力量によるところも
大きいと思うが、
翻訳本にありがちな、
普通は使わない言い回しや、
その国独自の決まり文句のようなものを
たぶんちゃんと置き換えてくれているのだろう、
読みやすいのも魅力のひとつだった。

こういうサスペンスモノは
犯罪者の心理に深く切り込み
自分たちをある程度は納得させてくれないと
本に入り込めないが
捜査する警察官に分かりやすく説明する
ストーリーがそのまま
読者への解説になっている点も

分かりやすいところだった。

毎日のように殺人事件や
そのほか重大な事件が次々と起こっている、
あまりに衝撃的な事件でさえ
時やその後の大きな事件の発生で
忘れ去られていく。

それでも同じ人間が起こす様々な事件が
どうして起こってしまい、
どうしたら少なくなるような社会になれるのかと
本を読んだ後少し考えた。


著者の本はいくつかすでに発行されているので
次も読んでみたい。


この本は旅行中に読み終え、
ホテルに置いて来た、
次に誰かがこの本を時間つぶしでも
読んでくれたらなんだか嬉しい。

★100点満点で80点

soramove
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