「オーストラリア」大味な大作、自分大好きレディ大活躍

2009年03月15日(日) 18時34分
「オーストラリア」★★★☆
ニコール・キッドマン 、ヒュー・ジャックマン 主演
バズ・ラーマン 監督、2008年、165分、オーストラリア




「第二次世界大戦直前のオーストラリアに、
イギリス人貴族の主人公がやって来た、
オーストラリアの近代史と恋愛をも描いた
欲張りなところが大味に感じる。」



車の移動でも北部ダーウィンから2日くらいかかる、
辺鄙な土地で夫の意思を継いで
領地と仕事を守り抜く女性の
大河ロマンといった内容。

平気で使用人に指図しながらも、
アボリジニの子供には寛容だったり、
とにかく自分の感情で行動する主人公、
悪い人ではないけど、
だからってどこから見ても平等とも言いがたい。


この映画は「家族の絆」を描きたかったのか、
自分の血を分けた家族というのでなく、
周囲に暮らす人たちと
助け合いながら、なんとかやって
家や家族を守る主人公を見てると、
人間本来の本能を垣間見ることになる。

とにかく自分の両手を広げた範囲の
人達は大切であり、それを脅かすものは
単純に「悪」と割り切れる
鈍感さと強さをどう見るか。

60年位前の近代史に沿いながら
喪失から始まり、子供を守り
仕事を守り恋愛を勝ち取るという
内容的にはありがちなテーマだった。

アボリジニの不思議な感覚や
オーストラリアの壮大な風景は見所、
地平線なんて
なかなか見ることもなく過ごす自分達には、
何処までも赤く染める夕日や
果てしなく続く砂漠の「死」をイメージする景色も
どれもこれも実感したいものだった。

これだけ周囲では様々なことが起こるのに、
ラストのハッピーエンドは
都合が良すぎて感動できない、

もう今更「風と共に去りぬ」でも無いんだから、
そのあたりの出来すぎのストーリーは
何とかならなかったのか。

最近は邦画とミニシアター系映画が多かったので
久々の大作でロケの規模ひとつとっても、
その壮大さが心地良い、
やはり映画はTVでは出来ない
こんな贅沢な映像を見せてくれないと。


★100点満点で70点

soramove
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アボリジニの持つ不思議な力を時々挿入していたが、
もうひとつ描ききれて居なかった。

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