「バッテリー」一生懸命と言う言葉をふと思い出す

2009年03月05日(木) 8時00分
「バッテリー」★★★
林遣都 、山田健太 、鎗田晟裕 、蓮佛美沙子
天海祐希 、岸谷五朗 、萩原聖人 出演
滝田洋二郎 監督、2006年、118分




「『おくりびと』で話題の滝田監督が、『おくりびと』の
前に監督した作品。
wowowで録画していたものを、やっと見た。」



あさのあつこのベストセラーの映画化、
本好きと自分で書いていながら
実はこの作品は読んでいない、読もうかなと
思った頃は売れすぎてて、
敬遠していた。


そして映画はどうだったかというと、
孤高の天才中学生ピッチャーが
野球を通して周囲との関係を
よりよく築いていくというものだが、
「孤高の天才ピッチャー」というには
気迫というか、圧倒的な存在感というのは
主演の林遣都からは感じられなかった、

たぶん顔が可愛いすぎなんだ。

それでも良いなと感じた所はたくさんある、
バッテリーを組むキャッチャー役の少年の
なんでも包み込む笑顔と
同級生の飾らない姿、
作り込み過ぎてないところがいいのだ。

映画を見ながら常に原作を意識していた、
本で表現するならどうしただろう等々、
映画のように「見せる」ということと、
小説のように読ませて頭の中で「想像させる」ことには
相当な隔たりはあるが、
その「想像」する部分が小説の魅力だ。

映画はそこをきっちりと見せてくれるわけで、
田舎ののどかな風景とは対照的に、
ひとり誰とも親しく交わろうとせず、
自分の野球を押し通そうとする主人公の
かたくなな心と
カメラが主人公から視線を上げて
真っ青な空や広がる森の緑を写すと
そこにも自分達は語られない「何か」を
読み取ろうとする。


そんなことを意識しないでしながら
映画を見ているわけだけど、
見ている最中に様々なシーンで
そういうった語られない部分が活きてくる。

映画自体はドラマでも語りつくされているような
内容だけれど、
溌剌とした俳優達の放つムードが
のんびりとした田舎の風景とあいまって
心癒される映画となっている。

原作も読んでみよう。

★100点満点で70点★

soramove
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