「ラースとその彼女」自分と他人は違うのだということ

2009年01月04日(日) 12時09分
「ラースとその彼女」★★★☆
ライアン・ゴズリング、ビアンカ(人形)、エミリー・モーティマー 、
ポール・シュナイダー 、ケリ・ガーナー 出演
クレイグ・ギレスピー監督、2007年、アメリカ、106分



「この映画が1000人も入る
大劇場で満員というのは
ちょっと気持ち悪い、
映画が見る人を選ぶこともあるから。」



独りぼっちを心配されて来た男が
新しい友人だよと紹介したのは
精巧に作られた等身大のリアルドールだった。

静かな動揺の波が彼の周囲を襲うが、
暫くすると町のみんなは
人形である彼女を受け入れ
奇妙な生活が始まる。

ありえない、ありえない、ありえない

でも傷つきやすい人の心を
こんなに簡単に視覚的見せてくれたことって
あっただろうか、

人形に向かって話す主人公を
それ程変わり者と思えないのだ。

人と自分は違う、
そんな当たり前の事を
分かっていながら、ついつい
自分のモノサシで他者を区別することがある、

物分かりの良い振りをしながらも
そんなの相手にはバレバレなのだ。

この映画はそんな
分かっていながら、時に同じ轍を踏む自分の
心を軽くしかし常に刺激し続ける。

何かをする時
自分はワリと自分にも厳しい、
だからかオレは他人にも厳しいようだ、
そんなことを望んでもない人には
ホント苦痛だろうな、
でもそのもうちょっと向こうに
それを乗り越えた人が感じる事が出来る
達成感があることを知っているから。

それでもと思う、
自分と他人は違うのだという
当たり前のことを
やはり常に忘れてはいけないのだろう。

映画はラストで分かりやすい解決策を
提示してほっとさせる。

★100点満点で75点

soramove
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