「落下の王国」この世にあるこの世のものとも思えない映像に浸れ

2008年10月21日(火) 7時40分
「落下の王国」★★★
リー・ペイス、カティンカ・ウンタール出演
ターセム監督、アメリカ イギリス インド、2006年、118分



映画でしか体験できない時間、
人間の想像と創造の形を
現存する様々な場所に
空想と一緒に連れて行ってくれる。


病室で寝たきりの男は
たまたま迷い込んできた少女に
「お話し」を作って聞かせる、
それは彼のある策略があってのことだったが、
映画の本筋よりは、やはり
目で見せてくれる世界遺産や自然の造形には
目を見張る。

この目で全部を見るのはムリなのだろうな、
でも出来るだけたくさん見たいものだ、
ほとんどのものは
機能性なんか無視した
奇妙なものが多いし、
美しさも、基準を大きく逸脱した
「ありえない」美しさなのだ。

ピラミッドを前にして、
ただただその大きさに驚き、
人間の力の可能性を感じたように、
タージマハルの白い輝きを目にすると、
それまでベナレスなどで見て来た
およそ美しいものとは対極の現実を
ひととき忘れる楽園のように感じるのだ。

そしてその他の何処にあるとも分からない
建造物や風景には
それぞれの物語があるのだろう。

映画は贅沢な時間体験だ、
ストーリーは陳腐と言って良いほどだけど、
映像は素晴らしいし
映画でなくては出来ないダイナミックさを
画面で見せつける。

この映像体験は
なんとも贅沢な時間だった。

★100点満点で70点

soramove
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人間は想像で色々な疑似体験が出来るが、
自分の目で実際に見たい、
実際にその場に立ちたいという
なんとも仕方ない気持ちをもつ生き物なのだ。

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