「ランボー 最後の戦場」さらば怒りの戦士よ

2008年05月28日(水) 0時09分
「ランボー 最後の戦場」★★★★
シルベスター・スタローン主演
シルベスター・スタローン監督、2008年、アメリカ、90分



ベトナム戦争帰りの軍人が
武器を手に取って立ち上がるには、
それ相応の理由が必要だ。

となるとアメリカ国内では
その相手が見つからない、
どこにその敵はいるのだと探してみると
アジアの訳の分からない国だったらいいだろうと
言ったか言わないか、
今回はミャンマーで大暴れだ。

「ランボー2」は名作だった、
繰り広げられるアクションには
驚きもあったように思う。

今回はラストと決めたからか
思いを残さないように、
そんな決意がこの映画に見える、
今度のランボーはスプラッタームビーに
片足以上踏み込んでどこかB級のノリだ。


スクリーンでは一瞬のうちに場面が転換し
変化するから分かりにくいが、
レンタルされてじっくり見たら、
かなり凄惨な映像のオンパレードと言える。

発射された弾丸によって顔は半分に吹っ飛び、
内蔵が流れ落ちる、
そういう状況が全く躊躇無く描かれているのも怖い。

正統派ハリウッド映画好きには
この映画は勧められない、
ロッキーシリーズをかなり完成度高く締めくくった
スタローンは、対照的にこちらランボーを
人間の狂気の中に放り込む、
人間性を失った怪物が飛び散る人間だったものの中で
歓喜の歌を歌い上げてる。
ひどく血なまぐさく、そしてあるイミ
静寂の世界で醜悪な美しい幕引きだ。


こんなところへ行き着いたら
もう故郷へ戻ろうと穏やかな日々は望めないだろう。

たぶん牧歌的なのんびりとした田舎の古い家で
毎夜悪夢にうなされ続けるに違いない。
それがランボーの運命、
そしてそれは、戦争でこの現状を変えようと思う
人間の形をした悪魔たちの運命でもあるのだ。

★ 100点満点で75点

soramove
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ベトナム戦争も遠くなり、そろそろ戦う理由を見つけるのも
困難な時代、次のランボーは?

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