「マリと子犬の物語」変わらない毎日に感謝したくなる

2007年12月16日(日) 16時53分
「マリと子犬の物語」★★★
船越英一郎 、 松本明子 、 広田亮平 、 佐々木麻緒 、 徳井優出演
猪股隆一監督、2007年、124分、東宝



2004年に起きた新潟県中越地震の被災地、
山古志村に取り残された犬が
被災から16日後に助けられた実話を基に
作られた映画。

非常にオーソドックスに作ってあり、
家族で見るといいだろうな
日々の何気ない暮らしが一瞬で崩れてしまうことが
実際にありえることや、
人は家族や周囲の人達やこの映画の
犬たちのように、色々なものから
様々な優しさや豊かな心をわけてもらっている。

そんなことが感じられるし、
登場人物は破綻ない演技で安心して見ていられるからだ。
途中ですすり泣く気配が周囲から・・・。

また被災に遭った人達の
非難の仮設住宅が映ると
こんな大変な思いをされてたんだなと
改めて天災の怖さも

さて、ここまでは良いことを書いてきたけれど、
映画としてどうだったかというと
なんてことない出来でした

演技は型どおりで、良い人ばかりが登場し、
殆どの人達は現状に耐えて
文句一つ言わない、
本当にそうかなと思う、きっとなにか不満を
どこかにぶつけたに違いない。

これは子供も含んだ家族全員で見るとして
それなら満点の出来だ、
小学校の授業にでも使うといい、
でも人間ってもっとどうしようもないもので
こんな中にあっても、エゴや嫉妬や
そんなものもあったはず。

そう思うと人間の描き方にどうしても
不満が残った。

しかし自分はこんな大変な目にも遭わず
穏やかに暮らしている、
そして映画を見て、「もうひとつ」なんて
簡単に評価まで、
だからこそ、こんな普通の何気ない時が
ホントに大切なんだなと、それは本当に本当に実感した。

自分の住んでいた家や畑や
毎日通った道が崩れてしまい、
大変な生活を余儀なくされ
それでも人間は心の中に生まれ育った大切な
土地をいつまでも懐かしく思うのだ。

★100点満点で65点

★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン

つい3年前のことなのに記憶はもうそれが
3年前なのか4年前なのか曖昧になっている、
当事者でないことはこういうことなのだ。

★映画ランキングはこちら

画像はコチラ ↓
『マリと子犬の物語』クリックすると予告編が見られるよ
2007年12月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
https://yaplog.jp/sora2001/index1_0.rdf